海外のゲーム情報メディア『Nintendo Everything』にて、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)への参入を明らかにしている海外デベロッパ『Zen Studios』のコメントが掲載されています。

元の記事はこちら:http://nintendoeverything.com/trio-of-devs-share-preliminary-switch-thoughts-power-nvidia-development-what-excited-for/

パワーに注目するのは当然だが、ゲームの種類は幅広く多様だ

記事によると、海外のデベロッパであるZen Studiosに対し、イギリスでゲーム情報雑誌を出版するGamesTMがインタビューをしており、ニンテンドースイッチについても触れられているようです。

インタビュー記事のニンテンドースイッチに関する部分を抜粋すると、

現時点では、ニンテンドースイッチは、コンソールを新しい馬力や技術にシステムを引き上げるものではないようです。むしろ、任天堂はこのデバイスを外出先でも持ち運びできるホームコンソールとして位置づけ、中断することなくゲームを続けられるようにしています。

(中略)

開発者がコンソールのためのより多くのパワーに注目するのは自然なことですが、決して任天堂の優先事項ではないようです。
私の場合、パワーの議論は、ゲームを複数のプラットフォームに持ち込むのを容易にするために、他のコンソールと同等に近づくことに依存しています。
パワーに大きな違いがあるときは、(移植は)より困難な仕事であり、リスクと報酬の方程式は変化します。

スイッチは確かに強力です。特にモバイルプラットフォームに使用されている方にとっては強力ですが、しかしトリプルA開発に使用されていた人にとっては十分強力ではありません。
だが最近では、ゲームの種類が幅広く多様なため、すべての開発者にとってより多くのチャンスがあります。

※機械翻訳がベースなので一部読みにくいかもしれません…

以前よりニンテンドースイッチは他の据置ハードに比べてパワーが劣っているとは言われていますが、任天堂はかつてよりスペックを最優先にはしておらず、その理由として本体の性能を引き上げるとソフトもそれに合わせる必要があり、ソフト開発の費用や期間が膨大になってしまう為と言われています。
(実際大作タイトルはとても重要ですが、すべてがFF15やトリコのような開発になってしまうと困るという事ですね。)

Zen Studiosは本体のパワーについて、開発したゲームのマルチプラットフォーム化や移植を容易にする為のものであるとしており、他のハードとパワーが大きく違うと移植やマルチ展開には手間がかかり、リスクが高まるとしています。

しかし、Zen Studiosはニンテンドースイッチは十分にパワーを持っていると前提にした上で、AAAタイトルの開発に使用するには(他ハードと比べて)十分パワフルではないが、モバイルゲームの開発に使用している方にとっては非常にパワフルであると答えており、現代ではすべてのゲームがリアリティを求めているのではなく、様々なジャンル、テイスト、コンセプトとゲームも多様化しているので多くの開発者にチャンスがあるとの事です。

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本体のスペックに関しては私も前にちょっと書いたのですが、私もSwitchがPS4やXbox Oneの後追いのようにスペックを求めなくても良いと思っているんですよね。
確かにPS4やXbox OneでリリースされるソフトがSwitchでもリリースされるかは大きな注目を集めていますが、正直私はそこまで重要ではないとも思っています。いやある程度は重要ですけど。

なぜなら、PS4やXbox Oneとマルチでソフトがリリースされる事になっても、他のハードと同じソフトしか出ないのであれば、すでにPS4を持っている人にはSwitchを買う意味があんまりないんですよね。
私もいや別にPS4でやれば良いし、と思います(´・ω・`)

ニンテンドースイッチはパワフルさではなく、携帯できるという手軽さを他の据置ハードに比べて重視しています。
これが他の据置ハードとは差別化されたソフトのリリースに繋がるのではないかと思っていまして、Zen Studiosのインタビューに近い考えかもしれません。

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現在ゲームは記事の通りとても多様化されていて、フォールアウトやバイオハザードのようなスリルあるリアリティを求めたゲームから、たまごっちやすみっこぐらしのような子供でも遊べる可愛らしいゲームまで様々です。

多様化したゲームはすべてが据置ハードに向いている訳ではなく、今でも例えば逆転裁判や牧場物語など、携帯ハードでの展開を主にしているシリーズも数多く存在します。

もしSwitchが完全な据置ハードでその後携帯ハードの開発が滞ってしまえば、それまで携帯ハードで展開されていた逆転裁判や牧場物語はスマートフォンアプリへと移動していくかもしれません。
しかし、それは多くのユーザーや、もしかしたら開発者側にとっても望まない結果になってしまいます。

そういう意味では、私は今まで携帯ハードで展開していたシリーズが1つ先のステップに進むために、Switchは最適なハードだと思っています。
携帯機で培ったノウハウを活かしながら、据置ハードへの第1歩を歩むきっかけになり得るんじゃないでしょうか。

と、まぁ大層な事を書いたのですが、もう1つ私がSwitchに期待している事がありまして、それは過去に据置ハードで展開していたゲームの据置へのカムバックです。
先ほどから牧場物語を例に挙げていますが、牧場物語も昔はPS2やGC、Wiiでリリースされていたんですよね。

その後は携帯ハードとの相性の良さからDSやPSPなどで展開していましたが、逆に据置ハードでのリリースはめっきり無くなってしまいました。
もしこのSwitchに牧場物語が登場すれば、携帯性が活きたデザインでありながら数年ぶりに据置で楽しめるのでは!?と、私は楽しみにしていたりします。
(GCの牧場物語 ワンダフルライフが好きだったんだ…)

この例は他のタイトルにも当てはまり、例えば『ファイアーエムブレム』、『ドラゴンクエストモンスターズ』、『不思議なダンジョンシリーズ』、『喧嘩番長』などなど、Switchで開発されれば久しぶりにテレビの大画面で楽しむことも出来るんだけどなー…、なんて期待をしています。

当然他の据置ハードでリリースされても良いのですが、純粋な据置である他のハードに出すには、上記のタイトルはポータブル性を備えたSwitchと比べるとハードルが高いんじゃないかな、とも思うのですがいかがでしょうか?

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