カプコンの『リュウ』という主人公はストリートファイターだけではなかった

どうもみう太です(ΦωΦ)

先日高校時代の同級生の家に遊びに行ったのですが、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)はもちろん、思いのほか『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』も2人プレイが盛り上がり、懐かしのゲームで対戦や協力プレイをしてきました。

中でもやはり『ストリートファイター2』は鉄板で、1対1で対戦するだけでなく、交代しながらアーケードモードを進めていくのもなかなか面白い遊び方でした。

カプコンの『リュウ』は1人じゃない

私はフェイロンやブランカをよく使っていたのですが、アーケードモードにおいて初心者の壁になるのが、『ストリートファイター』シリーズ通して主人公を務める『リュウ』ではないかと思います。

バランスの取れた隙のない攻撃だけでなく、『波動拳』による飛び道具や、『昇竜拳』による対空攻撃も持ち合わせており、離れても近づいても戦えるオールマイティな実力は、ゲスト参戦している『大乱闘スマッシュブラザーズ』でも十分に発揮されています。

そんなカプコンの代表的なキャラクターである『リュウ』ですが、実は主人公の名前が『リュウ』のカプコンのゲームは他にも複数存在していて、それだけ大切にされていた名前のようです。

今回はそんなカプコンの『リュウ』について、年代別に紹介しようと思います!

剣と盾を極めた『闘いの挽歌』のリュウ

カプコンにおける『初代リュウ』と言われているのが、1986年にアーケードで稼働したアクションゲーム『闘いの挽歌』の主人公になります。

ゲームの内容はシンプルな横スクロールアクションで、当時としてはキャラクターのグラフィックが大きく描かれており、見栄えの良いゲームだと高い評価を得ていたそうです。

本作の主人公『リュウ』は『すべての武術を習得している』という設定ですが、ゲーム内では剣と盾を装備していて、剣王の率いる悪の軍団から平和を取り戻すべく立ち向かう物語になっています。

盾による防御でほとんどの攻撃は受け止める事が出来ますが、一部の攻撃は防ぎきれずに盾と剣が弾き飛ばされてしまい、その際は一時的にパンチとキックで戦う事になってしまいますが、特定のポイントまで進めば武器は取り返す事も可能です。

当時のゲームの中でも高い完成度を誇っていますが、難易度はかの『魔界村』に並ぶほど非常に高く、盾で攻撃を防げる事を差し引いても一筋縄ではクリアできないストイックさがあり、当時のレビューでも好みのハッキリと分かれるゲームだと言われていますが、地味ながらもやり応えがあり、『ハマる人はとことんハマる』と一部のコアなゲーマーには好評だったようです。

『闘いの挽歌』は続編も発売されておらず、この『リュウ』が他の作品に登場した事は今のところありませんが、2005年にPS2で発売された『NAMCO × CAPCOM』では『シルフィー』が『闘いの挽歌』のキャラクターの名前を冠した技を使用しています。

故郷の平和取り戻すため戦う『必殺無頼拳』のリュウ

『闘いの挽歌』のリリースからおよそ1年後、見降ろし型のアクションゲーム『必殺無頼拳(ぶらいけん)』がアーケードで稼働を始めますが、この作品の主人公も『リュウ』という名前が付けられています。

本作におけるリュウはさすらいの旅人でしたが、故郷である『パラダイス・シティ』がゲシタ一味に支配されてしまい、街に平和を取り戻すため故郷に戻りゲシタ一味と戦いを繰り広げます。

当時は横スクロールのアクションゲームが主流となっていましたが、上から見降ろした視点の『必殺無頼拳』は新しいジャンルを模索した意欲作であり、2013年配信のアーケードゲームを復刻した『カプコン アーケードキャビネット』でも本作が収録されています。

主人公はパンチとキック、ボタンの同時押しで繰り出す『回し蹴り』が基本のアクションになっていますが、他にも投げナイフやヌンチャク、手榴弾なども扱う事が可能であり、武術に秀でているというよりは『喧嘩が強い』というキャラクターになっているようです。

当時のアーケードゲームとしては普通かもしれませんが、難易度はかなり高く、強力な攻撃を放ってくるボスはもちろん、ステージが進めば進むほど大量に出てくるザコ敵をいかに処理できるかが大きな攻略のカギになっています。

しかし、各ステージに待ち受けるボスはパターンを掴めばノーミスでも倒せるようになっているので、繰り返し遊んで攻略法を確立していく楽しみはアーケードならではかもしれません。

『闘いの挽歌』と同じように『必殺無頼拳』も続編は開発されておらず、遊んだ事のない方が多いかもしれませんが、後の『ストリートファイター』に登場する『ダン』は空手をベースにした『喧嘩殺法・無頼拳』を挌闘スタイルにしているので、今でもその流派は語り継がれているようです。

今や格闘ゲームを代表する『ストリートファイター』のリュウ

そしてカプコンの『3代目リュウ』に当たるのが、今や格闘ゲームの代表的なキャラクターとなり、『大乱闘スマッシュブラザーズ』にも参戦を果たした『ストリートファイター』のリュウになります。

今でこそ知らない人のいない『ストリートファイター』ですが、その始まりは1987年に稼働したアーケードゲームであり、当時はリュウの『波動拳』を3発当てれば勝負が付くほど大味な調整だった事もあってか、さほどのヒットには結び付きませんでした。

しかし、コマンドによって様々な必殺技が繰り出せる格闘ゲームはその時点で他になく、大味な調整だからこそ一瞬たりとも気の抜けない緊張感も持ち合わせており、局地的に対戦も盛り上がりを見せていたそうです。

シリーズを重ねるにつれてリュウの設定もしっかりとしてきましたが、当時はキャラクターに対する設定があまり固まっておらず、髪の毛を赤く染めていたり、空手を格闘スタイルのベースにしている事が語られなかったりと、現在とは異なる部分も数多く見られました。

それでも『波動拳』『昇竜拳』『竜巻旋風脚』の3つの技はすでに備えているので、古い作品からどのように進化してきたのか見比べるのもなかなか面白いかと思います。

また、初代ストリートファイターには『ケン』や『サガット』といったお馴染みのキャラクターもいるのですが、近年のシリーズに登場した『バーディ』や『元』といったキャラクターも実は本作が初出で、大幅にブラッシュアップされながらも受け継がれているものが数多く見られます。

『闘いの挽歌』や『必殺無頼拳』のリュウはシンプルな動きしか出来ませんでしたが、ストリートファイターはこの豊富なアクションがあったからこそ後の作品にも繋がったのかもしれません。

カプコンの王道RPG『ブレス オブ ファイア』のリュウ

カプコンの『リュウ』の中でも1番新しいのが、4代目に当たる『ブレス オブ ファイア』のリュウになります。

『ブレス オブ ファイア』はカプコンが1993年にスーパーファミコンで発売したRPGで、コンシューマーでは『ブレス オブ ファイア5』までシリーズが続いており、作品によって舞台や時代は違うものの、主人公の名前はいずれも『リュウ』で統一されています。

(ゼルダの伝説のリンクに近しいと考えると分かりやすいかも…?)

初代ブレス オブ ファイアでは、かつて邪悪な女神『メリア』の力を巡って『白竜族』と『黒竜族』が激しく争っていましたが、白竜族の中から女神メリアに立ち向かう勇者が現れ、7人の仲間と6つの鍵を用いてメリアの封印に成功しました。

そして竜族も戦争を引き起こした過ちを悔やみ、その強大な力を封印するのですが、それから数千年という長い月日を経て、黒竜族が世界を征服するために女神メリアの復活を画策し、手始めに邪魔になる白竜族を始末しようと村に侵攻を始めます。

主人公であるリュウの姉『セイラ』は石化の魔法をあえて村人にかけ、村人は死んだという事にして黒竜族に1人戦いを挑みますが、力及ばず黒竜族に連れ去られてしまい、石化から回復したリュウが姉を探すため旅に出る、というストーリーになっています。

これまでの作品のリュウは武術に秀でている印象が強かったですが、本作のリュウは『竜族の末裔』などファンタジーな要素が色濃く、戦闘スタイルも素手ではなく剣やブーメランといった武器を用いた戦い方をしています。

また、アーケードの作品ではなく、家庭でじっくり遊ぶRPGとして開発されたので設定も作り込まれており、その世界観から今もなお新作の開発が待ち焦がれている作品の1つではないかと思います。

一堂に会するのも面白いかも

という訳で、カプコンのリュウと言えばストリートファイターが真っ先に思い浮かびますが、実は4代に渡って『リュウ』という名前は大切に使われていたという話でした(ΦωΦ)

『ブレス オブ ファイア』は2016年にスマートフォン向けアプリがリリースされましたが、(色々あって)現在は残念ながらサービスも終了してしまったので、やはり実質的にはストリートファイターのリュウしか見かける機会がほとんどないかもしれません。

しかし、『無頼拳』のように現在まで受け継がれている要素もあり、もし何かの機会があれば各作品の『リュウ』が一堂に集うのも面白そうな気がします。

例えば近年でも『CAPCOM VS』シリーズでは『ファイナルファイト』のハガーや、『私立ジャスティス学園』のバツなど、近年新作がリリースされていない作品からキャラクターが参戦する事もあるので、思わぬところでまた見かける事があれば良いなぁと思います。

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