任天堂が『ダックハント』の商標を再登録、長い月日を経て復活したタイトル6選

海外ゲーム情報サイトによると、Nintendo of Europeにて『ダックハント』の商標が改めて登録されており注目を集めています。

世界売上げ本数第5位の光線銃ゲーム

『ダックハント』とは1984年に任天堂が発売したファミコン用ソフトで、ジャンルはガンシューティングゲームとなっています。

元々は任天堂の発売したおもちゃ『光線銃カスタムシリーズ』の1つで、プロジェクタで投影したカモを光線銃で撃ち落とす、というものでしたが、あまりに高価だったため遊びやすいようにファミコン向けに作り直された経緯があります。

 

当時は光線銃型コントローラー『ガン』が無いと遊べませんでしたが、今ではWiiリモコンがあればバーチャルコンソールで遊ぶ事も出来ます。
光線銃の見た目はスプラトゥーンの『N-ZAP』で知っている人も多いかもしれませんねw

ダックハントは海外版ファミコン『NES』とセットで販売されていた事もあり、ゲームの売上本数も世界5位と海外では特に知名度の高いタイトルです。

日本ではそこまで注目を集めていませんでしたが、近年では『メイドインワリオ』シリーズでプチゲームの題材に使用されたり、何より『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U』への参戦で知名度が一気に高まりました。

今回ヨーロッパにて改めてダックハントの商標が登録され、今後新たな動きがあるのではないかと注目を集めているようです。

もちろん商標が登録されただけで何か新しいものが出るという根拠にはなりませんが、スマブラで知名度が高まった今でこそNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)などに向けてタイトルが開発される可能性はあるかもしれません。

もし新たなタイトルが開発されていれば、1984年以降ダックハントシリーズは発売されていないので、なんと34年ぶりの開発となります。

そこで今回は、かつて発売されたタイトルの中でも長年の時を経て復活したタイトルをいくつか紹介してみようと思います(´・ω・`)!

新・光神話 パルテナの鏡

『光神話 パルテナの鏡』は1986年に任天堂から発売された、ファミコンのディスクシステム向けタイトルの1つです。

ジャンルは横スクロールアクションですが、ひたすら上を目指して登り続けたり、敵キャラクター1人1人に個性が付けられていたりとアクションゲームとしての新しさもありました。

 

音楽なども評価が高く日本でも100万本以上を売り上げたのですが、海外ではそれ以上に人気があり、海外限定でゲームボーイに続編『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』が発売されています。
日本では発売されませんでしたが、調べたら3DSならバーチャルコンソールで遊べるみたいですよ(´・∀・`)

しかし、その後も続編を要望する意見は多かったのですが、長年に渡り新作の発表はありませんでした。

ファミコン版から20年以上が経ち、多くのユーザーが『パルテナの鏡』という作品を忘れかけた頃に突如『大乱闘スマッシュブラザーズX』にパルテナの鏡の『ピット』の参戦が発表されました。
これにより古株のユーザーはもちろん、若い世代にも『パルテナの鏡』と言うタイトルが認識されるようになります。

そして知名度の向上と海外からの要望の多さも後押しをし、2012年3月、日本では約25年の時を経てパルテナの鏡の新作『新・光神話 パルテナの鏡』が発売されました。

ジャンルはアクションシューティングとなり、ファミコンの頃とは大幅にゲーム性も変わりましたが、3Dを活かした爽快感のあるアクションや、シリアスな展開と思いきやコメディタッチな作風などがウケ、全世界で100万本以上を売り上げました。

PUNCH-OUT!!

『パンチアウト!!』は1983年にアーケードにて稼働開始、1987年にはファミコン版として『マイクタイソン・パンチアウト!!』がリリースされたボクシングゲームです。

主人公である『リトル・マック』を操作し、個性的なボクサーを倒しながらチャンピョンを目指すのが目的となります。

 

細かい売り上げなどは分かりませんが、海外向けにデザインされたキャラクターは実際に海外で高い人気を獲得し、その後スーパーファミコンで発売された『スーパーパンチアウト!!』なども各国で発売されています。

しかし自由度の高いボクシングゲームが数多く出てきたからか1998年のスーパーパンチアウト!!以降は新作の発表もなく、バーチャルコンソールや『どうぶつの森』のファミコンなどでしか登場しませんでした。

ところがパンチアウトもパルテナの鏡と同じように、『大乱闘スマッシュブラザーズX』にてアシストフィギュアとして参戦が決定し、若い世代にも知名度が高まります。

そしてスーパーパンチアウトから11年、Wiiにて初代パンチアウトをリメイクした新作『PUNCH-OUT!!』が発売されました。

システムはファミコンの頃と同じようでありながら、Wiiのモーションセンサーを活用した新しいものにリメイクされています。

このWii版パンチアウトの影響もあってかリトル・マックは『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U』ではプレイアブルキャラクターになり、Wii UでもWii版『PUNCH-OUT!!』をダウンロード出来るようになるなど、近年になって知名度を更に高めています。

高速カードバトル カードヒーロー

『カードヒーロー』は2000年にインテリジェントシステムズが開発したトレーディングカードゲームで、ゲームボーイカラーにて発売されました。

『マジック・ザ・ギャザリング』に近いタイプのカードゲームですが、オリジナルなルールで1作目にも関わらず非常に良くまとまっており、役割の無い所謂『死にカード』がほとんど無い事から高い評価を得ていました。

 

戦略的なカードゲームと言う事で人気はあったのですが、当時メガヒットをしていた『ポケットモンスター』の陰に隠れてしまった事、当時『遊戯王』や『マジック・ザ・ギャザリング』などのカードゲームがすでにブームになっていた事から、残念ながら知る人ぞ知る名作と言うポジションになってしまいました。

元々続編を作る予定もなかったのでこれ以降新作の発表は長らくなかったのですが、7年後の2007年にDSにてリメイク作『高速カードバトル カードヒーロー』が発売されました。

前作GBC版のルールをブラッシュアップし、正統進化を遂げた完成度の高い作品なのですが、こちらも今一つ陰に隠れた印象が拭えずに隠れた名作、と言った評価になっているようです(´・ω・`)

…長年の時を経て復活したゲームとして書いたんですが、むしろもうDS版から10年経ってるんですね(´・ω・`)
紹介するゲームのチョイスを間違えただろうか…。

みんなでスペランカー

『スペランカー』は1985年にアイレムが発売したファミコンのアクションゲームで、洞窟の中に落ちている鍵やアイテムを駆使して最深部を目指します。

虚弱とも言えるほどの主人公の弱さが話題になり、何かにつけてすぐ死んでしまう事から『元祖クソゲー』と言うポジションを獲得していますが、実際は主人公が弱くとも難易度は決して理不尽ではなく、ちゃんとアクションに慣れて頭を使えばクリアできる難易度になっています。

 

その2年後に同じくファミコンにて続編の『スペランカー2 勇者への挑戦』がリリースされています。
しかし前作の特徴であった虚弱さは主人公になく、ライフ制なので結構タフであったり、攻撃も一定のものを無限に繰り出せる一般的なアクションゲームになっている為、前作とはまったく別ものとなっています。

その為遊びやすいアクションゲームとはなっていますが、前作に比べて大幅に丸くなってしまった所為か話題にあまりならず、初代スペランカーに比べると知名度はかなり低いかもしれません。
私も詳しくは知らないしな(´・ω・)

そんなスペランカー2が発売されてから22年の時を経て、2009年3月、PS3に新作『みんなでスペランカー』がスクウェア・エニックスから発売されました。

ゲームの内容は初代スペランカーをベースにしており、当時の虚弱さや独特な操作性も敢えて再現されています。
原作との違いは6人までのオンラインマルチプレイであり、仲間と協力して最深部を目指す事が出来る…と思いきや、誰かのトロッコ操作でみんなまとめて死んだり、誰かの爆弾に巻き込まれて死んだり…、非常にカオスな連帯責任ゲームとなっています。

因みに2015年にはPS4 / PS Vita向けに『みんなでスペランカーZ』、2017年にはニンテンドースイッチ向けに『みんなでワイワイ!スペランカー』が発売されており、こちらも近年になって知名度をまた高めています。

いっきおんらいん

『いっき』はサンソフトが1985年に発売したファミコンのアクションゲームで、高い年貢に腸が煮えくり返った農民1人、もしくは2人で悪代官に一揆を起こすゲームです。

鎌を投げて敵を倒しながら小判を集めるのですが、一揆に対する斬新な解釈などが独り歩きし、ストーリーもクソもないクソゲーと言う扱いを受けています。

しかしこちらもスペランカーと同じように、実際は遊べないと言う程ひどいものでは無く、特に2人の協力プレイではなかなか盛り上がるゲームになっています。

 

クソゲーと言う印象が付いてはいますが売上げ自体は非常に好調で、100万近い本数を売り上げています。
それだけの売上げを叩き出した『いっき』ですが、その後続編の話などは一切なく、伝説的なソフトとなっていました。

そんな『伝説のクソゲー』を現代によみがえらせるプロジェクトとして、およそ25年の時を経ていっきの新作『いっきおんらいん』が2009年にPS3にて発売されました。

(伝説のクソゲー、と公式サイトにも書いてあるから仕方ない(´・ω・`))

『クソゲーの復活』と言う意味で先ほどの『スペランカー』と一緒に語られる事が多いですが、スペランカーと違う点は、スペランカーは敢えて原作の難しさや理不尽さを残していますが、いっきは原作の遊びにくさや不便さを解消し、しっかりと遊びやすいゲームとして復活している点になります。

また原作ではひたすら小判を集めてステージクリア、と言う流れでしたが、本作では『米俵を指定の場所まで運ぶ』や『一定数の敵を倒す』など別のクリア条件も定められており、遊びに幅が出ています。

現在では600円でダウンロード出来るようなので、気になる方は調べてみて下さいね(´・∀・`)

ヴァリスX(クロス)

問題作来たな(´・ω・)

『夢幻戦士ヴァリス』は日本テレネットがファミコンやメガドライブなどに向けて発売したアクションゲームで、ヴァリスの戦士として目覚めた女子高生『麻生優子』を操作して魔王ログレスの打破を目指します。

女子高生がビキニアーマーで戦うというインパクトがありながらアクションゲームとしてもバランスが取れており、『ギャルゲーの始祖』として人気を博しました。

当初はPC88、X1、MSXに向けてリリースされていましたが、その人気からPC98版、FM77AV版、ファミコン版、メガドライブ版が後に発売され、日本テレネットの代表作となりました。

1989年に続編の『ヴァリス2』、1990年に『ヴァリス3』、1991年に『ヴァリス4』とシリーズを展開していましたが、開発を担当していた『ウルフチーム』の代表が社員との確執で退社した事が影響したのか、ヴァリス4以降に新作の発表はされていませんでした。

その後日本テレネットは経営難に陥り、ヴァリスのIPを『イーアンツ』に売却しました。
IPを買い取ったイーアンツが2006年、15年ぶりに新たに開発した新作が『ヴァリスX』となります。

…おいどういう事だ(´・ω・`)
※こちらで加工をしないとヤバいくらいな事にはなっています

かつてアクションゲームとして人気を博したヴァリスは、他社にIPを譲渡した結果、エロゲーとして開発される事になってしまいました。

確かに女子高生にビキニアーマーと言うビジュアルではありましたが、元々のゲームの内容は硬派なもので、本来のファンだけでなく当時のキャラクターをデザインしたスタッフや、漫画版の作者まで激怒させる事となり、不買運動にまで発展してしまったそうです。

いくら経営難に陥ったからと言ってかつてのゲームキャラクターをアダルトゲームに使用されるというのは非常に珍しいケースで、様々な議論を呼んだとか呼んでないとか…。

その後日本テレネットは2007年に倒産、過去に開発した『アークス』や『魔法の少女シルキーリップ』も他社に譲渡され、現在はどちらもアダルトゲーム化しているようです。

無情だ…(´・Д・`)

復活して欲しいタイトルはいくらでもある

と言う訳で、ダックハントをきっかけに『長い年月をかけて復活したタイトル』を紹介してみました(´・∀・)
他にも『罪と罰』や『忍者龍剣伝』、『ブラスターマスターゼロ』とかも取り上げたかったんですが、記事が思ったより長くなったので…、この辺にしておきますw

近年では『ウルトラストリートファイター2』や『ソニックマニア』と言ったタイトルも発表されており、最新のゲームだけでなく『古き良きゲーム』にもスポットが当たっているように感じます。

『パルテナの鏡』や『スペランカー』のように、何かの拍子に昔遊んでいたゲームが蘇る事がこれからももしかしたらあるかもしれません。
もし『あのゲームが復活して欲しいなー』なんてタイトルがあれば、コメントに書いて頂くと私が『なるほどな~』と思います(´・∀・`)

因みに私は比較的新しいものですが、『グローランサー』や『幻想水滸伝』、『バテン・カイトス』などの復活を願っています(´・ω・)

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4件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    自主規制w
    パルテナのHD版出してくれないかな…

    • 管理人のみう太 より:

      自主規制もやむを得ないのだ(; ・`д・´)
      パルテナ、3DSの昔のキャンペーンで貰ったんですけどまだ遊んでないんですよー、Switchに向けてまた何か出ても良さそうですよね(´・ω・)

  2. 匿名 より:

    motherシリーズは難しいかもしれんがファミコンウォーズは復活して欲しい

    • 管理人のみう太 より:

      『ファミコンウォーズは作りたいがキャラが立たなくて難しい』みたいな記事を最近読んだな…(´・ω・)
      でも忘れられている訳じゃなくて作りたいって意思があるなら、いつかふいに復活するかも…?

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