IGN JAPANが無双スターズをレビュー、アクションは〇だがストーリーが△

日本のゲーム情報メディア『IGN JAPAN』が、コーエーテクモゲームスのリリースした『無双スターズ』についてレビュー記事を掲載しています。

元の記事はこちら:http://jp.ign.com/musou-stars/12716/review/

お祭りゲームでオリジナルキャラ中心のストーリー

無双スターズとはコーエーテクモの様々なキャラクターが1つの世界に集結し、お馴染みの無双で爽快なアクションを楽しむことが出来るゲームとなっています。

無双スターズのストーリーは半獣半人の『環』『刹那』『志貴』といったオリジナルキャラクターに各世界の英雄が召喚され、親族同士の三つ巴の戦いをコーエーテクモの代表的なキャラクターが手助けをしていく事になります。

IGNではこのオリジナルキャラクターが中心のストーリーはプレイヤーがどのような選択をするか、どのミッションを選んで進めていくかで結末が変わる点が楽しめたとした一方で、オリジナルキャラクターが話の中心であるが故に、折角召喚されたコーエーテクモのキャラクターがあまりストーリーに絡まなかったり、もう少しお祭りらしく各作品のキャラクターを活かしたストーリーであって欲しかったと述べています。

物語自体に面白味があったかというと答えはNOである。その原因はほぼオリジナルキャラクターだけで物語の主軸が展開しているという点にあるだろう。自分が操作しているキャラクターが全く絡まないイベントが当たり前のように発生することからもそれが分かる。そして、数多くの作品からキャラクターが参戦しているにも関わらず、物語を二転三転させるようなジョーカー的存在が不在というのも大きい。

中略

いくつかのバッドエンドルートでは意外性のある展開や結末も待っているが、メインルートの面白味が欠けるのは致命的だ。

折角色々な作品のキャラクターが参戦しているのに、絶対悪のようなポジションのキャラクターがいないのもストーリーが軽くなっている原因だと挙げていますね。

言われてみればお祭りの雰囲気を重視する為か、あの暴君である呂布でさえ『英雄』の1人として数えられているんですよね。
もちろんシリアスな扱いにしないからこそ『ゲームセンターで台パンをしながら忍者龍剣伝を遊ぶ呂布』や、『お風呂をタオル1枚で満喫する呂布』を見る事が出来るのですが、もし呂布が英雄を召喚する際に一緒に召喚され、各地を荒らしまわりオリジナルキャラクターを脅かす存在になった…、みたいな感じなら確かにもっと重みのあるストーリーにはなったかもしれません。

…でもそれはどっちかと言えば無双Orochiの役割なんだよなぁ。
実は昔にも無双Orochiにロロナやトトリと言ったアトリエのキャラクターを出すという企画はあったのですが、シリアスな世界観にどうしても合わずに参戦を断念したという過去があります。
なので無双スターズのような明るいテーマでなければ、アトリエのキャラクターなどを出す事は難しいという事情もあるのでしょうね(´・ω・)

無双以外の作品ファンでも楽しめるアクション

無双スターズは従来の三國無双、戦国無双とは全く違うジャンルの『アトリエ』や『遥かなる時空の中で』といったゲームからのキャラクターが参戦しています。
その為、今まで無双は遊んだ事はないけど、好きなシリーズのキャラクターが出ているからやってみようかな…、という方も少なくないかと思います。

そういった無双初心者でも、簡単な操作で強力な技が繰り出せるように設計されており十分に楽しむことが出来るようになっています。
何気に従来の無双キャラクターである趙雲や王元姫と言ったキャラもモーションが一部強化されていたりするんですよね。

□ボタンと△ボタンの組み合わせで誰もが派手なアクションを繰り出せる手軽さはアクションゲーム随一だろう。そして本作では前述したように、アクション要素のない作品からもキャラクターが参戦している。該当作品のファンが普段アクションゲームを好んで遊ばない可能性を考えればこの選択は正解だ。それら作品から選出された「ソフィー」や「有馬一」といったキャラクターたちはモーション速度や攻撃範囲において高い性能を持っており、アクションゲーム初心者でも楽しく操作可能な出来になっている。ただキャラクターを登場させるだけでなく、アクションに慣れていないユーザーが楽しめる配慮をしているのは評価すべき点だろう。

更に『討鬼伝』や『NINJA GAIDEN』といったアクションゲームのキャラクターは、原作を忠実に再現しながらも無双に合わせてブラッシュアップされており、非常に使っていて楽しいと答えています。

しかしその一方、『仁王』のウィリアムは原作の再現に力を入れるあまり、無双のシステムとは少しマッチしていないと感じたり、武器を持たない『DEAD OR ALIVE』のキャラクターは素手の分リーチが短く、他のキャラと比べて爽快感が薄れているとも指摘しています。

リーチの短さに関しては他の無双シリーズでは『攻撃範囲拡大』や『攻撃速度上昇』のようなスキルで改善する事が出来たのですが、今作ではそのようなスキルもなく、他の無双よりやり込み要素がボリュームダウンしている点が従来の無双ファンには物足りないかもしれません。

新しいシステムは光るものが、続編にも期待できる

無双スターズは従来の無双シリーズとは違うシステムがいくつも用意されており、中でも代表的なものは『無双フィーバー』と『ヒーロースキル』が挙げられます。

特に無双フィーバーは見ていて面白いんですよ。
このゲームは自分で操作するキャラクター以外に、サポートキャラを4人まで選ぶ事が出来ます。
無双フィーバーを発動すると、まるでパチンコの確変みたいな演出でサポートキャラが応援をしてくれるんですよねw
本来のキャラクターのイメージを損なうという意見もあるのですが、思いがけないキャラクターの一面を見る事も出来るので楽しいですよ。

「無双フィーバー」や「ヒーロースキル」といった本作オリジナルの戦闘システムはなかなか面白い。前者は発動後の制限時間の中でより多く敵を倒すモードだが、そのビジュアルはまるでアイドルのコンサートのようで、好みは別れるだろうが実にお祭りゲーらしい要素だ。後者はメンバーの組み合せで「合体スキル」の発動も可能なので、それを狙って構成を考えるのも楽しみのひとつだろう。

無双スターズで新たに導入されたシステムには一部煩わしい部分もあるとしながらも、コンセプトや新システムには光るものがあるとしており、より完成度を高めた次回作にも期待したいと締めくくっています。

…確かに無双シリーズって、奇数はハズレで偶数はアタリというジンクスが囁かれているんですよねw
(三國無双7やゼルダ無双など奇数策でも評価の高い作品はありますけどね!)

無双スターズは続編の制作も視野に入れて開発が始まったと過去のインタビューで語られていますので、1作目で上がった不満点をブラッシュアップしパワーアップした続編がいつか発表されるのかもしれませんね。

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1件の返信

  1. 匿名 より:

    いっそ清々しいほど売れなかった。というのが印象
    やはりオールスターにあたっては、スマブラのように作風に寄せやすいか、
    寄せたデザインへの変更は必須だろうが、あまりに違いすぎていた感じか、三国無双は好きだがアンジェリークはちょっと・
    みたいな反応もあるあたりが、おおむねどのキャラも好意的に見られるメーカーとのキャラの差を感じた

    昔、コナミとハドソン(ついでにタカラ)が出してたお祭りソフトに近いものを感じる
    (あまりにキャラがバラバラすぎてゲームに統一感がない

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