スイッチの目標は『多種多様』?任天堂がお色気やバイオレンスなゲームを希望

Wall Street Journalの記事によると、任天堂はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の為に、様々なメーカーにソフトの開発を促しているようです。

元の記事はこちら(有料記事だけど)

ファミリー向けのイメージを覆す?

記事によると任天堂は現在、お色気や暴力をテーマにしたゲームを開発するメーカーに対し、ニンテンドースイッチでソフトをリリースするように促しているとの事です。

これは、任天堂のプラットフォームが適しているのはファミリー層のみ、というイメージを払拭する為と見られており、実際にいくつかの成果が出ているようにも思えます。

お色気や暴力をテーマにしたゲームは元々任天堂でも出てはいましたが、どうしてもコアなゲームはPSやXboxの方が存在感が強く、『閃乱カグラ』や『バイオハザード リベレーションズ』などは3DSから始まったにも関わらず、続編は別のプラットフォームへと移行してしまいました。

(現在はどちらもスイッチで発売予定)

任天堂もこれまで『ゲーム人口の拡大』をテーマに、『マリオ』や『ポケモン』といったメジャーなタイトルだけでなく、『脳トレ』や『ニンテンドッグス』など新しいブームを生み出してきました。

しかし、Wiiではコアゲーマーを意識した『パンドラの塔』や『ラストストーリー』、『斬撃のレギンレイヴ』など大人向けのタイトルもリリースし、いずれもゲームとして高い評価を得ましたが、Wii自体がコアゲーマーよりファミリー層にヒットしていたプラットフォームだったので、そこまで大きなインパクトは残りませんでした。

(ラストストーリーとかめっちゃ面白かったけどね!)

Wii U時代にもコアゲーマーを意識して各デベロッパに呼びかけ、『アサシンクリード』や『マスエフェクト』、『NINJA GAIDEN』などをロンチタイトルとして揃えましたが、任天堂自身はファミリー層に向けたソフトの開発を継続しており、そちらの方が強く前面に出ていた事もあって、なかなかコアゲーマーには浸透しなかったかもしれません。

ファミリー層のイメージが強かった任天堂ですが、ニンテンドースイッチに関しては初報PVから演出を変え、子供がほとんど登場せず、大人がゲームを楽しむ様子が強くピックアップされていました。

また、初報で公開されたタイトルも大人に人気の高い『ゼルダの伝説』の他、『スカイリム』や『NBA 2K』などが取り上げられ、これまでの任天堂とは大きくイメージの異なったPVとなっています。

それとは別だけど、スーパーボウル用に作られたPVもめっちゃかっこいいよね…(´・ω・)

 

WSJは様々なメーカーに『お色気』や『暴力』のゲームを促していると報じていますが、その効果なのか実際に『Fate/EXTELLA』や『よるのないくに2』など、これまでの任天堂プラットフォームには珍しいお色気タイプのゲームがリリースされ、今後も『ぎゃる がん』や『蒼の彼方のフォーリズム』などが予定されています。

バイオレンスなゲームに関しても『PAYDAY2』や『進撃の巨人2』の他、『DOOM』や『ウルフェンシュタイン2』といった海外のメガパブリッシャー『ベセスダ』のタイトルが用意されており、これも『Wii』や『Wii U』では考えられなかったラインナップになっています。

ベセスダは『スカイリム』のリリースに当たって、任天堂と数多くの対話を交わしてきたとコメントしました。

任天堂は大手メーカーに対してだけでなく、インディーズのデベロッパーとも定期的に連絡を取っており、『GoNNER』などの開発者も『技術的な問題の手助けをしてもらった』と、精力的にタイトルリリースのサポートをしているようです。

その為、任天堂は現在も多くのメーカーと対話を行っており、これまでになかなか無かったジャンルのゲームの拡大を目指しているのかもしれません。

これまでのゲームの売上を見ると、ニンテンドースイッチはやはり任天堂製のゲームが中心によく売れ、『よるのないくに2』などの大人向けタイトルは少し鈍い印象もあります。

しかし、今後発売が予定されているサードパーティ製のタイトルは『信長の野望』や『バイオハザード』、『進撃の巨人』、『PAYDAY2』、『シュタインズゲート』などが並び、明確なファミリー向けのタイトルは『ご当地鉄道』と『すみっコぐらし』、『モノポリー』辺りしか見当たりません。

 

元ファミ通の編集長である浜村弘一氏は、ニンテンドースイッチの弱点に『サードパーティの少なさ』を挙げていますが、様子見をしていたメーカーがここ数ヶ月で一斉に開発に乗り出し、2019年にはソフトが揃うだろうとコメントしています。

WiiやWii Uで上手く行かなかったように、固定されたイメージの払拭は一朝一夕で叶うものではありませんが、長い目で見て2年後、3年後にはこれまで以上に多種多様なライブラリになっているかもしれませんね(´・ω・)

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2件のフィードバック

  1. NS より:

    Wii Uが特に頑な過ぎたイメージ。ファミリーなゲームは多かったけど、意外性の高いゲームはファミリー・大人向け含め非常に少なく、「店に並んでいるソフトラインナップを見て楽しむ」という事が出来ませんでしたからね。Miiverseを辞めてはじけ飛んだ印象です。閉鎖的SNSでしたからね。5年もそういう中で過ごして来たせいでVCやDL専用タイトルはしばらくあんま入れたくないです。
    PS4のゲームについては、Wii U時代はポップなLEGOのゲームはWii Uでも出ましたが、大人向けは一切出なかった印象でした。しかしスイッチは違い、色々出てますね。特にぎゃる☆がんに驚きました(笑)ゲーム中に「下着のアイテム」「セクシーな衣装」「踏み付け攻撃」といった演出が混まれてるだけに。アトリエについては過去に携帯専用ハードでリリースされましたが、いずれも初代の主人公らが登場する、子供向け的イメージだった頃の物や、アーランドもポップにデフォルメされた物になっていただけに、美少女調の絵柄の物がそのまま出る事には少々驚きました。今後が楽しみです。勿論、ファミリーゲームも。

    • 管理人のみう太 より:

      かなりSwitchは多様化が進んでいる感じがしますよね(´・ω・)
      ぎゃるがんに関しては開発側も『任天堂から肯定的な意見が貰えるとは思ってなかった』とコメントしているので、かなり色々なジャンルに広げようとしているみたいです。

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