【感想 / レビュー】スイッチ版『無双OROCHI3』は手元でも夢の一騎当千が楽しめる

どうもみう太です(ΦωΦ)

気が付けばもう2018年も10月で、だんだん年末年始に向けたゲームの発表が増えてきました。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)も『ポケットモンスター』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』を筆頭に今後のスケジュールが楽しみですが、サードパーティからのタイトルも徐々に充実していて、PS4やPCとのマルチプラットフォームもあってユーザーの選択肢が増えているのが嬉しいところです。

ニンテンドースイッチで一騎当千

コーエーテクモゲームスは2018年9月27日に『無双OROCHI3』を発売しましたが、こちらもニンテンドースイッチ版とPS4版が同時発売され、10月16日にはsteamでも販売が予定されています。

『真・三國無双』と『戦国無双』の世界を融合させた『無双OROCHI』シリーズの最新作で、170人に及ぶ過去最大のプレイアブルキャラクターが用意されており、まさにこれまでの集大成ともいえるような作品になっています。

これまでは日本と中国の神話や伝説を織り交ぜた世界で、すべての破壊を求める魔王『遠呂智』の撃破を目指すストーリーが主でしたが、本作は『ゼウス』を筆頭としたオリュンポスの神々も登場し、より混迷とした世界を舞台に一騎当千を楽しむことが出来ます。

私もニンテンドースイッチ版を購入し少しずつ遊んでいるので、まだ15時間ほど(ストーリーでは3章半ばまで)しかプレイしていませんが、今回は簡単にレビュー記事を書いてみようと思います(ΦωΦ)!

過去作を遊んだ人にも遊んでない人にも

まず『無双OROCHI3』の最大の魅力と言えば、先ほども少し触れましたが170人もの膨大なプレイアブルキャラクターの数で、これは『世界一操作できるキャラクターの多いハック&スラッシュゲーム』としてギネスにも認定されたそうです。

『真・三國無双7』から83人、『戦国無双4』から56人の武将が参戦しているだけでなく、『無双OROCHI』のオリジナルキャラクターとして『妲己』や『源義経』、『孫悟空』、『卑弥呼』等も登場しており、更に『ゼウス』『アテナ』『ペルセウス』『アレス』『オーディン』といったオリュンポスの5人の神も追加され、ここまでくると歴史や神話のオールスターゲームと言えるかもしれません。

最初は徳川家康から命を受けて出陣していた『井伊直政』『井伊直虎』『本田忠勝』の3人しか操作できませんが、霧に包まれて謎の世界に巻き込まれた後は続々と他のキャラクターも登場し、1つのステージをクリアするだけで平均3人~5人のプレイアブルキャラクターが解放されていきます。

OROCHIシリーズは戦闘前に操作するキャラクターを3人選択して、戦闘中に好きなタイミングでキャラクターを切り替える事が出来ますが、それでも170人のキャラクターを遊びつくすにはかなりのやり応えがありそうです。

本作はこれだけのキャラクターが操作できますが、実は完全新規のキャラクターは神々の5人と、遠呂智の部下の1人『蛟』の計6人しかいません。

しかし、過去の無双の作品をすべて網羅しているプレイヤーはそこまで多くないと思いますので、例えば『ナンバリングは遊んだけど猛将伝は遊んでいない』『無双OROCHI2は遊んだけどアルティメットは未プレイ』というような人でも、『無双OROCHI3』であればこれまでの(ほぼ)すべてのキャラクターを体験する事が出来るのは魅力的だと思います。

アクションに関しても『真・三國無双』の武将は怯まずに攻撃できる2種類の『EX攻撃』、『戦国無双』の武将は高速で移動しながら攻撃する『神速アクション』が搭載されており、これまでの『無双OROCHI』以上に爽快感のある戦いが出来るようになっています。

また、OROCHIシリーズのオリジナルキャラクターである『女媧』などは、初出がPS2時代のキャラクターなのでこれまで少し使いにくい印象がありましたが、本作ではモーション自体は過去作と同じなものの、攻撃にエフェクトなどが追加されて強化されており、十分他の武将とも遜色ないアクションを繰り出すことが出来ます。

ただし、これまでのすべてのキャラクターを完全に網羅しているわけではなく、例えば前作までに登場していた『NINJA GAIDEN』の『リュウ・ハヤブサ』や、『DEAD OR ALIVE』の『かすみ』といったゲストキャラクターは本作に登場しません。

また、戦国無双も『戦国無双4-Ⅱ』までの収録であり、『戦国無双~真田丸~』に登場した『茶々』や『真田昌幸』なども登場しない点には注意です。

更に少し踏み込んだ話ではありますが、例えば『三國無双7』では『劉禅』という武将は細剣を武器にしていましたが、後にDLCで『龍床几』というベンチのような武器が配信され、『三國無双7 エンパイアーズ』ではこの龍床几が劉禅の得意武器となっていました。

その為、無双OROCHI3でも劉禅は龍床几を扱う武将であり、細剣モーションの武将は使う事が出来なくなっていますので、この辺りは人によっては少しガッカリするポイントかもしれません。

戦況を有利にする『神術』

本作には新たに『神術』というアクションが追加されていて、これは『アルテミスの弓』や『レーヴァテイン』といった神器で特別な攻撃ができるものです。

神器はすべての武将が何か1つを必ず装備していて、Rボタンを押しながら他のボタンを押すことで様々な攻撃を繰り出すことが出来ます。

RボタンとYボタンを同時に押すことで『通常神術』が発動し、これはあまり攻撃力は大きくありませんが、例えば周りの敵を集めて打ち上げたり、自分自身が攻撃しながら長距離を移動したり、正面に位置する敵を凍り付かせたり…、上手に活用する事で戦局を有利に導けるアクションになっています。

RボタンとXボタンを同時に押すと『チャージ神術』となり、無双ゲージとは別の『神術ゲージ』をすべて消費しますが、こちらは広範囲に大ダメージを与えるものが多く、密集する雑兵や体力の多い武将にも有効な攻撃手段です。

神術のアクションは攻撃のコンボ数が300、1000を超えてから放つと威力がアップするので、通常攻撃と通常神術を組み合わせてヒット数を稼ぎ、一定数を超えたらチャージ神術で一気に薙ぎ払う…という風にする事でより爽快感あるバトルを楽しめます。

そして最大の見どころがRボタンとAボタンを同時に押すと発動する『固有神術』で、これは神器を利用して武将ごとに異なった必殺技を放つことが出来ます。

無双ゲージと神術ゲージの両方を消費しますが、その威力と攻撃範囲はいずれも魅力的で、強敵との戦いにもかなり役立ちます。

更にこの固有神術は武将によってかなり個性的な攻撃になっていて、例えば『今川義元』はケルベロスという球状の神器を蹴鞠のように蹴り飛ばしたり、『張飛』は神々の飲み物であるネクタルを酒のように飲み干してパワーアップしたり、『法正』はグリンブルスティという黄金に輝くイノシシを布で闘牛士のように操ったり…、キャラクターの強みや特徴を上手く表した攻撃は一見の価値があります。

神術による攻撃は一般的な敵兵や武将にも有効ですが、『カオスオリジン』や『サイクロプス』といった魔物型の敵には通常攻撃がほとんど効かないので、より神術を活用した立ち回りが大切になってきます。

神術のアクションは慣れると楽しいのですが、代わりに原作でRボタンに割り当てられていた『真・三國無双』の『ヴァリアブル攻撃』と、『戦国無双』の『特殊技』は本作で繰り出すことが出来ません。

ヴァリアブル攻撃は武器を切り替えるためのアクションだったので今回はあまり必要ありませんが、戦国無双の特殊技は有用だったものも多く、特に『織田信長』や『上杉謙信』などは自身を強化する技が使えなかったり、『石田三成』や『濃姫』などは罠を設置する技が使えなかったりと、武将の個性を際立たせていただけにこれは少し残念なところです。

ストーリーと成長のちょうど良いバランス

本作はこれまでの無双OROCHIシリーズと同じように、融合してしまった世界で三國無双の武将と戦国無双の武将が協力するのですが、今までの遠呂智を筆頭とした妖魔軍団ではなく、この世界を作り出したオリュンポスの神々との戦いに焦点が当たっています。

(まだ途中だから分からないですけど、終盤は遠呂智との戦いがメインになるのでしょうか?)

これだけのキャラクターの数になると1話ごとに新しい武将が登場するくらいなのですが、逆に『次は誰が仲間になるんだろう?』というワクワク感が生まれており、よりスケールの大きさを感じる事が出来ます。

しかし、逆にすべての武将にスポットを当てる事は難しく、『井伊直虎』や『織田信長』といった武将がストーリーに大きく関わってくる一方、『宮本武蔵』や『毛利元就』などはサイドストーリーで仲間になる扱いであり、本筋のストーリーに一切登場しない武将がいるのも仕方ないのかもしれません。

ゲームの難易度は各話ごとに『やさしい』『普通』『難しい』『修羅』から選択可能で、繰り返して遊んで武将のレベルアップもいくらでも出来るので、難しすぎて詰むという事はありません。

ただ、今作は意外と敵の攻撃力が高めに設定されているのか、推奨されるレベル以下で挑むと思わぬ大ダメージを受けてしまう事もあるので、3人の武将を切り替えて回復しながら立ち回らなければピンチに陥る事もままあります。

また、新しく加入した仲間をすぐに使いたくなりますが、どの武将であっても最初はレベル1で仲間に加入するので、いきなり難易度の高いステージに連れて行くのはかなり厳しいものがあります。

シリーズでは恒例ですが、今回も自由に仲間に振り分けられる『ストック経験値』がステージクリア後に貰えるので、新しい仲間は事前にこのストック経験値を利用してレベルを上げると良いかもしれません。

スイッチのパフォーマンスでも十分楽しめる

PS4版とニンテンドースイッチ版の両方が発売されている中で、ある意味もっとも気になるのがハード毎のパフォーマンスかもしれません。

ニンテンドースイッチは携帯できるほど小型な分、どうしてもPS4より純粋なスペックで劣ってしまうので、画面がスローモーションになる『処理落ち』や、周りの敵が見えなくなってしまう『ステルス』を不安に思う人もいると思います。

しかし、私がプレイした範囲では処理落ちもステルスも基本的にそこまで気にならず、例えドックから切り離した携帯モードであっても快適に遊ぶ事が出来ています。

ニンテンドースイッチは少なくともPS3よりは高いスペックを保持しているので、PS3時代の無双に不満がなかったのであれば、ニンテンドースイッチ版の『無双OROCHI3』にもほとんど不満は生まれないと思います。

ただし、PS4版と直接的に比べれば違いはあり、1画面に表示される敵兵の多さや、モーションの滑らかさにおいてはPS4の方が1歩秀でているので、基本的にテレビに繋いで遊ぶというのであればPS4版の方が向いているかもしれません。

ニンテンドースイッチ版のメリットは何といっても携帯モードで遊べることにあるので、『PS4のスペックでテレビで思う存分暴れたい!』か『PS3以上の性能をベッドで横になりながら遊びたい』か、個人のプレイスタイルに合わせてハードを選択すると良さそうです。

様子見していた方もぜひ

PS4版に比べてニンテンドースイッチ版は、携帯モードでも快適に遊べるか不安で様子見をしていた方も多いのではないかと思いますが、普通に遊ぶ分にはまったく困らないので、悩んでいた方も改めて検討してみてはいかがでしょうか(ΦωΦ)?

神術によるアクションも加わって攻撃の幅が広がり、様々なコンボが繋げられるようになったので、無双としてもかなり完成度の高い本作になっていると思います。

人によっては『好きな武将がなかなか仲間にならない…』といった事もあるかもしれませんが、逆に今まであまり使ったことのない武将を使ってみたり、クロスオーバーな組み合わせでチームを組んでみると新しい発見もありそうです。

今後はDLCの配信なども予定されておりボリュームは十分ですが…、今のところ1つだけ改善して欲しい点を挙げるなら、個人的にはギャラリーモードの充実…だったりします。

ギャラリーでは仲間になった武将のモデルを見る事が出来るのですが、モデルは基本の立ちポーズから変更する事が出来ず、カメラも横にしか回転しませんし、ズームも任意ではなく上半身がズームになるだけなど、自由度がほとんどありません。

これでは女性武将を自由に見る事が出来ない…なんて邪な考えもない訳ではありませんが、単純に無双のアクションは見ているだけで格好いいので、ギャラリーでモーションの再生と停止くらいはあって欲しかったと思います。

コーエーテクモゲームスは近年では『真・三國無双8』や『信長の野望・大志』において、かなり大掛かりな無料アップデートを継続的に配信していたので、予定があるかは分かりませんが、『無双OROCHI3』もより快適なアップデートを期待したいところです。

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