現在開発中の対戦格闘ゲーム『Blade Strangers』にて、まさかの『海原川瀬』や『洞窟物語』のキャラクターが参戦し話題を集めています。
これは意外な参戦ですが、探してみると他にも思いがけないキャラクターが参戦している事があるらしく…、それを少しまとめてみようと思います(´・∀・)!
Wii Fit トレーナー(大乱闘スマッシュブラザーズ)
これは話題になりましたし有名ですよね!
Wii Fit トレーナーとは任天堂の開発したタイトル『Wii Fit』シリーズの案内役で、お兄さんとお姉さんがいます。
Wii Fitではヨガや筋トレを実演しながら教えてくれたり、一緒に運動してくれたり、的確なアドバイスをしてくれたりとプレイヤーのサポートをしっかりとしてくれます。
そんなトレーナーの鑑であるWii Fit トレーナーですが、2013年のE3にて突如『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U』への参戦が発表されました。
もちろん元々対戦格闘ゲームに登場するようなキャラクターではありませんでしたが、圧倒的な体幹バランスと、神秘的なヨガパワー(?)で他のファイターにも引けを取らない強さを見せつけました。
モーションの多くは実際のヨガのポーズや筋トレの動作に基づいており、普段のトレーナーとしての仕事を十分に活かした動作となっています。
成歩堂龍一(ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3)
CAPCOMの開発する『逆転裁判』シリーズの主人公、『なるほどくん』こと『成歩堂龍一』は『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』に参戦しています。
職業が弁護士なのでもちろん対戦格闘ゲームに出るキャラクターではないのですが、MARVELとCAPCOMのお祭りゲームである『MARVEL VS. CAPCOM』にて格闘ゲームデビューとなりました。
防御に適した『探偵モード』、バランスの良い『法廷モード』、大逆転が狙えるほど強化される『逆転モード』の3つのモードを使い分ける事ができ、マヨイちゃんに攻撃をさせたり、サイバンチョを呼び出したりと原作のオマージュもふんだんに含まれています。
しかしなるほどくん自身は格闘に精通している訳ではないので、攻撃のリーチが短かったり技の発生が遅かったりなど…、使いこなすにはある程度のテクニックが必要なキャラクターとなっています。
しかしまさか本人もスパイダーマンやアイアンマンと共演する事になるとは思っていなかったのではなかろうか…(; ・`д・´)
メガマン(STREET FIGHTER × 鉄拳)
CAPCOMの『ストリートファイター』と、バンダイナムコの『鉄拳』のキャラクターが一堂に会した対戦格闘ゲーム、『STREET FIGHTER × 鉄拳』のゲストキャラクターとして『メガマン』が参戦しています。
『メガマン』とはロックマンの海外タイトルで、ロックマンであれば『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『MARVEL VS. CAPCOM』などにも参戦しています。
しかし本作の参戦キャラクターは『ロックマン』ではなく、あくまで『メガマン』であり、海外パッケージのデザインに準拠されています。
なんだこのオッサン!?
日本のロックマンと言えば丸みがあって可愛らしいフォルムですが、海外では幼く華奢な子供がヒーローと言うイメージが無い為、それなりに歳を取った、パワードスーツを着たナイスガイが主人公となっています。
(ゲームの内容は日本と同じ)
因みに頭の黄色いでっぱりが中央から少しズレているように見えますが、これは実際にズレています(´・ω・)
というのも海外で発売された『メガマン』のパッケージのデッサンが少し狂っており、そのズレたままのデッサンが公式に反映された結果のようです。
それズレたままで良かったんか…(´・Д・)
Rio(無双スターズ)
無双は対戦格闘ゲームではないんだが…w
しかしあまりに異色なんで紹介してみようかと(´・ω・`)
Rio(リオ)とは『スーパーブラックジャック』をはじめとしたパチスロ機の主人公で、テクモ(現コーエーテクモゲームス)とのコラボレーションで生み出されたキャラクターです。
その後はRioシリーズのパチスロ機だけでなく、ドラマCD、アニメ化などのメディアミックス展開もしています。
カジノのディーラーである彼女はもちろん誰かと戦うなんて事は無かったのですが、コーエーテクモゲームスのお祭りゲームである『無双スターズ』にてプレイアブルキャラクターとして参戦しました。
男1人に勝てるだけでも大したものですが、無双スターズでは武士も魔物も関係なく数十人単位で吹き飛ばすほどの実力を見せています。
戦闘スタイルとしてはトランプや蹴りによる近接戦から、サイコロ、スロット、ルーレットなどのディーラーらしい道具を用いて敵を蹴散らしています。
スロットが揃ったからってなんで敵が吹っ飛ぶかは秘密だ!
ダース・ベイダー(ソウルキャリバーIV)
『ダース・ベイダー』と言えば『スターウォーズ』の代表的なキャラクターですね!
ダース・ベイダーは本編でもライトセイバーを振るうので戦闘シーンに違和感はないのですが、映画と関係のないゲームに単身ゲストキャラクターとして参戦するのは非常に珍しいかと思います。
原作さながらの圧倒的なパワーで…と思いきや、案外モーションが遅く、ごり押しのできない堅実なプレイが必要となるキャラクターです。
大物ゲストキャラクターでもあまり強めに設定されてはいないのね…w
ソウルキャリバーの世界とスターウォーズの世界とは接点がありませんが、異なる銀河系の力である『ソウルエッジ』と『ソウルキャリバー』を手に入れようと来訪する…、と言うストーリーになっています。
因みにダース・ベイダーが使えるのはPS3版で、Xbox 360版では同じくスターウォーズの『ヨーダ』が参戦しています。
別ハードのゲストキャラクターはDLCとして購入が出来たのですが、2016年10月にDLCの販売は終了してしまったようです。
その為スターウォーズのキャラクターが使いたい場合は、ダース・ベイダーとヨーダ、それぞれ対応したプラットフォームのものを買う必要があるので気を付けて下さいね。
憲磨呂(MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER)
『憲麿呂(のりまろ)』はCAPCOMの代表作『ストリートファイター』と、アメリカの人気コミック『MARVEL』のコラボレーションした対戦格闘ゲーム、『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』に参戦したキャラクターです。
この憲麿呂はストリートファイターのキャラクターでもなく、MARVELのキャラクターでもなく、日本のお笑いコンビ『とんねるず』の木梨憲武さんがデザインしたオリジナルキャラクターです。
顔は老けていますが学生で、学生服と肩から掛けたカバンが特徴的ですね。
このキャラクターはとんねるずの冠番組である『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の企画から生まれた異色のキャラクターとなっています。
今では絶対こんな企画実現しないよなぁ…(; ・`д・´)
攻撃方法としてはカバンから物を投げたり、ゴムパッチンで攻撃したりとネタ色が強いですが、性能としては決して弱いキャラクターではなく、使い込めばしっかりと戦える性能だったりします。
日本では番組の人気もあり面白がるユーザーも多かったのですが、海外ではMARVEL側が『こんなふざけたキャラクターにMARVELのヒーローが負けるのは納得がいかない』と怒り削除され、日本でしか使う事の出来ないある意味幻のキャラクターとなっています。
まぁ仕方ないとは思う…(´・ω・)
他にも意外なゲストキャラクターはたくさん
と言う訳で現在開発中の『Blade Strangers』に関連付けて、意外なキャラクターの参戦する格闘ゲームを紹介してみました。
他にもスマブラには『ダックハント』や『むらびと』と言った格闘ゲームと関わりのなかったキャラ、PSでリリースされた『エアガイツ』には『ファイナルファンタジー』のキャラなどなど…、まだまだ調べれば面白い参戦キャラクターが出てきそうです。
個人的には『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』の『リカちゃん』や、『悪魔城ドラキュラ』を格闘ゲームにした『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』なんかも取り上げたかったのですが、遊んだ事が無いし資料不足なので断念しました…(´・ω・`)
海原川瀬や洞窟物語の参戦が決定した『Blade Strangers』、今後もっと意外なキャラクターが登場するのかにも注目ですね(´・∀・)!
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