こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント)
マリオの宿敵であるクッパ軍団といえば、クリボーやノコノコをはじめ、今や数えきれないほどの団員がいます。ブンブンやカメックといった強力な幹部も多く、これまで何度もマリオたちを苦しめてきました。
近年はコミカルに描かれることも増えたクッパですが、RPG作品などを見ると、配下たちの忠誠心は確かなもので、クッパのカリスマ性の高さがよく分かります。
かつては左右に歩くだけだったクリボーも、今では「パタクリボー」や「ネコクリボー」など、さまざまな亜種が登場しています。マリオに対抗するため、軍団も着実に進化を続けているようで、今後も油断できない存在になりそうです。
死してなおマリオに挑むクッパ軍団
そんなクッパ軍団の中には、肉体を失ってもなおマリオに立ち向かってくるキャラクターもいます。特に、恥ずかしがり屋のオバケ『テレサ』や、ノコノコが骨になった姿の『カロン』は、今やパーティ系のゲームでもおなじみの存在です。
スーパーマリオシリーズでは、基本的にキャラクターが「死ぬ」という描写はされていません。しかし、マリオに倒された恨みからか、ゴーストやアンデッドとしてよみがえるケースはたびたび見られました。

ゴーストとなったクッパ軍団は、生身の体ではないため、踏みつけなどの物理攻撃が効きにくいのが特徴です。むしろ、コウラやマントなど特別な攻撃手段がなければ倒せなかったり、生前よりも厄介な敵になることも少なくありません。
調べてみると、死してなおマリオに向かってくるクッパ軍団の配下は意外にもたくさんいるようです。今回は、そんな「クッパ軍団の死後の姿」について、いくつか紹介してみたいと思います!
ホネになっても蘇る、執念深いクッパ軍団
クッパ軍団は「カメ一族」を中心に、裏切り者のキノコ一族である「クリボー」や、海の見張り役「ゲッソー」など、幅広い種族で構成されています。中には死後も骨(ホネ)となって蘇った、スケルトン系の敵キャラクターも存在していて、肉体を失っても動き続ける執念深さが印象的です。
クッパ軍団を代表するホネのカメ一族『カロン』

カメ一族の「死後の姿」代表格といえば、真っ先に思い浮かぶのはカロンです。ノコノコが骨だけになった姿で、1988年の『スーパーマリオブラザーズ3』に初登場しました。
当時の説明書には「ノコノコがミイラ化したのか?」と繋がりを示唆する記述があり、2023年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でも、クッパの炎で燃やされたノコノコがカロンとして再登場するシーンが描かれています。
『スーパーペーパーマリオ』のカード説明文では、「クッパへの熱い忠誠心が今のカロンを動かしている」とあり、強い未練が彼らをこの世に留めていると考えられます。
特徴は丈夫な骨の体で、踏みつけてバラバラにしても、一定時間で自然に復活してしまいます。作品によっては骨を投げつけて攻撃するなど、好戦的な性格の個体もいて、出会う場所によってはノコノコ以上に厄介な敵の一種です。
高い防御力はそのままにホネになった『ほねメット』

黒いコウラが印象的な『メット』は、1985年の『スーパーマリオブラザーズ』から登場する古株の敵キャラクターです。基本的な特徴はノコノコと似ていますが、その硬いコウラはマリオのファイアボールさえも防ぐほど高い防御力を誇っていました。
そんなメットの骨バージョンが『ほねメット』です。1990年の『スーパーマリオワールド』で初登場し、砦やお城のステージでマリオの行く手を阻みました。
ほねメットもカロンと同様、踏みつければ一旦バラバラになりますが、一定時間で自然に復活します。また、メット本来のファイアボール耐性も健在で、さらに独自の能力として、コウラから鋭いトゲを伸ばして身を守ることもできました。
元がメットであるため、骨を投げるなどの手を使った攻撃は行いませんが、そのトゲによる防御力はカロン以上です。特に狭い通路などで出くわすと回避が難しく、油断できない強敵と言えます。
本人と同一人物かハッキリしていない『ほねクッパ』

カメ一族の頂点に君臨するクッパ本人も、骨の姿となった『ほねクッパ』が存在していて、2006年の『New スーパーマリオブラザーズ』で初登場しました。
ワールド1の城でマリオに倒され溶岩に落ちたクッパは、肉体が燃え尽きて骨だけになってしまいますが、その後ワールド8の城でほねクッパとして復活し、再びマリオと戦いました。当時は「溶岩の中で苦しみながら沈んでいく」描写が生々しく、記憶に残っている方も多いのではないかと思います。
倒した後はクッパJr.が骨を回収し、魔法の壺で元の体に戻していましたが、近年はほねクッパを別個のキャラクターとして扱う作品も増えているようで、例えば『マリオパーティ アイランドツアー』では、クッパ本人が「まさか、ほねクッパを倒すとは!」と驚くセリフもありました。
『マリオカートWii』を皮切りにパーティゲームにも登場し、プレイアブルキャラクターとしてもおなじみになりつつあって、シリーズ最新作の『マリオテニス フィーバー』でも強力なバックハンドを武器に参戦しています。
プクプクの骨…?海を縄張りに住み着く『フィッシュボーン』

クッパ軍団でも水中を縄張りにしている配下といえば、プクプクやゲッソーが有名ですが、スケルトン系のキャラクターに『フィッシュボーン』が存在します。フィッシュボーンは1990年発売の『スーパーマリオワールド』に初登場した、まさに「魚の骨」がそのまま動き出したような敵です。
砦などの薄暗い水中ステージに生息しており、一直線に泳ぎながらマリオに突進してきます。当時はファイアボールを含め、あらゆる攻撃が効かない完全無敵の敵として登場し、マリオの行く手を阻みました。
2Dマリオ作品においては、2009年の『New スーパーマリオブラザーズ Wii』で久しぶりに復活、以降の作品でもたびたび登場するようになりました。性格はマリオを見つけると突進してくる攻撃的なものになりましたが、一方で体は脆く、壁や障害物にぶつかると砕けて消えてしまう弱点が加わっています。
なお、プクプクとフィッシュボーンでは骨格の形が異なるので、厳密にはクッパ軍団とは無関係なのかもしれません。また、『ヨッシーアイランド』には「ほねプクプク」という、プクプクが骨になった明確な亜種も登場しています。
肉体はなくとも、オバケとして蘇ったクッパ軍団
クッパ軍団の「死後の姿」には、骨になって蘇るタイプのほかに、幽霊(オバケ)となって現れるキャラクターもいます。生前の姿を残しながらマリオに襲い掛かってくるその姿は、テレサとは違った独特のホラー要素を持っているようです。
クリボーより格段に強くなった『テレクリボー』

クッパ軍団を代表する手下、クリボーがテレサのような幽霊になった『テレクリボー』は、1992年発売の『スーパーマリオランド2 6つの金貨』にて、パンプキンゾーンに登場しました。
クリボーの体に幽霊の性質が加わった姿で、空中を蛇行しながら漂っています。テレサと違ってこちらと目を合わせても動きを止めない上に、マリオの攻撃のほとんどを受け付けず、クリボーの見た目とは思えぬほど手強い相手でした。
しかし、テレサもクリボーも今やおなじみのキャラクターでありながら、残念ながらテレクリボーの登場作品は『スーパーマリオランド2』のみで、かなりマイナーな存在になっています。
ちなみに近年は『ほねクリボー』が登場していますが、こちらは「ドクロの仮面をかぶった生身のクリボー」で、今回取り上げている「死から蘇った姿」とは少し異なります。純粋な幽霊クリボーとして、テレクリボーはかなり貴重な存在と言えるかもしれません。
生前のどこかのんびりした雰囲気?『ゆーれいヘイホー』

ヘイホーが幽霊になった姿の『ゆーれいヘイホー』は、1996年に発売された『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で初登場しました。洞窟やお城などの薄暗いステージで、ふわふわと浮かびながらヨッシーを待ち受けています。
基本的には普通のヘイホーと同じように、飲み込んだり踏みつけたりすれば簡単に倒せます。あまり攻撃的な性格ではないようで、周囲をキョロキョロと見回しながら移動するだけの、のんびりした挙動をしていました。
しかし中には倒せない個体も存在していて、トゲ付きの回転バーや、鉄球の装置を操作しているゆーれいヘイホーは、こちらから手を出せず、避けて進むしかありません。
特に、天井に一列に並んだゆーれいヘイホーたちが、バケツリレーのように爆弾を運び、ヨッシーの頭上に落としてくる『リレーヘイホー』は、当時多くのプレイヤーを苦しめました。ヒップドロップで地響きを起こすと驚いて爆弾を落とすので、うまく利用して突破する必要があります。
よりタマシーを求めるヘイホーの幽霊『レイホー』

ヘイホーがそのままオバケの姿となった『ゆーれいヘイホー』よりも、さらに死神らしさの増したキャラクターが『レイホー』です。レイホーは1996年発売の『スーパーマリオRPG』に登場し、大きな鎌を持って襲い掛かってきました。
マロの「なにかんがえてるの?」という技を使うと、「あなたのタマシーを ぼくにわけてください。すこし。」というセリフが表示され、よりホラー要素が強いキャラクターだと分かります。
主に「ちんぼつせん(沈没船)」に生息し、素早い動きで「さむざむ」や「ライトニングボール」など強力な魔法攻撃を放つだけでなく、「きょうふのかま」で恐怖状態に陥れてきたりと、厄介な技の数々でマリオたちを苦しめました。
また、終盤の「武器世界」には、白い装束を着た『ヨロレイホー』も登場します。「ウィルオーウィスプ」などより強力な魔法攻撃に加え、一撃必殺の「しにがみのかま」を繰り出してくるため、当時多くのプレイヤーから恐れられていました。
幽霊になっても雲に乗って行動する『スプーク』

ジュゲムが幽霊になった姿として登場するのが、『スプーク』という敵キャラクターで、1990年発売の『スーパーマリオワールド』にて初登場しました。海外では『Fishing Boo』という名前で、Booとはテレサのことを指すので、「釣りをするテレサ」と呼ばれているようです。
ジュゲムと同じく雲に乗って移動し、ゴーグルや3本の頭の毛といった特徴も受け継いでいます。ただし、幽霊化したため背中のカメのコウラはなくなり、全体的にテレサのように青白い、オバケらしい見た目になっています。
攻撃方法は釣り竿の先に火の玉をぶら下げて、マリオをしつこく追いかけてくるというもので、ぶつからないよう常にジャンプのタイミングに気を遣う必要がありました。実はスピンジャンプで倒せるのですが、高い位置を漂うため、基本的には無視して進むしかありません。
長らくスプークはチョコレー島のオバケ屋敷にしか登場しない、非常に珍しい敵キャラクターでした。しかし2016年に『スーパーマリオラン』で久しぶりに復活を果たし、火の玉の代わりにアイテムをぶら下げているバージョンも登場したので、今後も「暗闇版ジュゲム」として出てくる可能性はありそうです。
植物なのにも関わらずアンデッドになるキャラクター
調べてみると、クッパ軍団の「死後の姿」は、動物系の敵だけに限りません。意外なことに、植物系の敵キャラクターもアンデッド化していて、どういうわけか骨になったりミイラ化したり、異なる姿を見せています。
植物なのに骨があった…?『ほねパックン』

パックンフラワーが骨だけになった姿の『ほねパックン』は、2012年に発売された『New スーパーマリオブラザーズ2』で初登場しました。「植物の骨の姿」という発想自体が不思議で、当時驚いたプレイヤーも多かったのではないかと思います。
行動パターンは通常のパックンフラワーとほぼ同じで、マリオが近づくと勢いよく噛みついてきます。ただし、骨の体にはファイアボールが全く通じないため、しっぽマリオのしっぽ攻撃や、さまざまなアイテムを使って対処する必要があります。
2023年の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』では、11年ぶりに2Dアクション作品へ復活を果たしました。この作品では亜種として、二足歩行で移動する『ランランほねパックン』も新たに登場し、バリエーションが増えています。
また、『マリオカート8』の「ホネホネさばく」や、『マリオカート ワールド』の「ホネホネツイスター」などのコースにも生息しており、相変わらず近づくと噛みついてくるので、動きを見ながらコース取りを考える必要がありました。
砂漠の遺跡に潜むサンボのミイラ『サンボマミー』

サンボがミイラ化した姿の『サンボマミー』は、2000年発売の『マリオストーリー』に登場しました。カラカラさばくのアラビンいせきに生息しており、中には棺桶の中から突然飛び出してくる個体もいて、マリオに奇襲を仕掛けてきます。
見た目は通常のサンボをそのまま青白くしたような姿で、基本的な行動パターンも変わりませんが、攻撃に毒が付与されています。また全身がトゲだらけのため、マリオの踏みつけなど、生身での攻撃は通用しませんでした。
しかし、「マミー(ミイラ)」とは乾燥して腐敗せずに残った遺体を指す言葉なので、サンボは元々が植物であるため、ゾンビやゴーストとは少し性質が異なるアンデッドなのかもしれません。
登場作品は未だ『マリオストーリー』のみと少なく、活躍の機会は限られていますが、続編の『ペーパーマリオRPG』では似た見た目の『ドクサンボ』が登場し、こちらはさらに高い攻撃力でマリオを苦しめました。
アンデッドになった方が強いクッパ軍団
というわけで今回は、「クッパ軍団の死後の姿」について、いくつかキャラクターを紹介してみました。クッパ軍団のオバケといえば、まずテレサが真っ先に思い浮かびますが、実は肉体を失っても蘇り、マリオの前に立ちはだかる配下も思ったより多いようです。
カロンのように骨だけの姿になると、ファイアボールが効かなくなったり、踏みつけてバラバラにしてもすぐに元に戻ったりと、生前よりも明らかにタフで強力になるケースが目立ちます。また、レイホーの強力な魔法攻撃や、サンボマミーの毒攻撃のように、新たな特殊能力を身に付けて復活する者も少なくありません。

長らくテレサやカロン以外の幽霊、スケルトンは比較的マイナーな存在でしたが、近年はフィッシュボーンが『マリオカート ワールド』に参戦したり、ほねパックンの亜種が『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』で登場したりと、活躍の場を少しずつ広げています。
植物であるパックンフラワーまで骨になって蘇る姿を見ると、次にアンデッド化するクッパ軍団は誰なのか気になるところです。もしかすると今後、『ほねブンブン』や『ほねカメック』といった、強力な幹部クラスのスケルトン姿が見られる日も来るのかもしれません。
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