スイッチで『イーブイ』がポケモンのパッケージを飾るまでの道のり

任天堂のゲーム
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どうもみう太です(ΦωΦ)

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けの『ポケットモンスター』が開発中であると2017年のE3で明かされ、そのおよそ1年後である2018年5月30日に、ついに続報が発表されました。

ポケモンシリーズ完全新作は2019年後半に発売との事ですが、その前に2018年11月16日には別タイトルである『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ』 と、『ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ』の2本が発売予定であり、思ったよりも早く新しいポケモンを体験する事が出来そうです。

 

 

ついにイーブイがポケモンの看板に

今回パッケージを飾る2匹のポケモンは、『ピカチュウ』はシリーズでもお馴染みですが、初めて『イーブイ』がメインキャラクターに採用されました。

『 Let’s Go! 』シリーズはゲームボーイで発売された『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースに、遊び方やシナリオを再構築したものだとコメントされているので、大人の方でも昔を懐かしみながら楽しむ事が出来そうです。

ゲームの内容や『ポケモンGO』との連動については公式サイトを見て貰えば良いとして…、今回は『イーブイ』がパッケージに選ばれるまでの活躍をまとめてみたいと思います(ΦωΦ)!


1996年:初代から『特別な存在』だったイーブイ

イーブイは最初のシリーズから登場するポケモンであり、『ポケットモンスター 赤・緑』の時代から、その見た目の可愛さもあって大きな人気を集めていました。

注目の理由は可愛らしさだけでなく、ゲームの中で1匹しか手に入らない貴重さと、『しんかのいし』による進化の選択肢が与えられていた事もあって、多くのプレイヤーを悩ませた印象深いポケモンだったと思います。

特に初代ポケモンは今と違ってタマゴのシステムもないので…、他の人からイーブイを貰わない限りは、本当に1匹しか手に入らないんですよね(ΦωΦ)

当時は『すばやさ』のパラメータが最も重要視されていたので、大会では先手を取りやすい『サンダース』を選択するプレイヤーが多かったですが、『ブースター』と『シャワーズ』も同等の人気を博しています。

ある意味『伝説のポケモン』以上に進化系の3匹を揃えるのは難しく、ポケモン図鑑の完成を目指していたトレーナーにとっては1番の難関だったかもしれません。

1997年:漫画で描かれた『特別な力』

小学館から発売されているコミック『ポケットモンスター スペシャル』にもイーブイは登場しており、主人公のレッドの手持ちとして活躍しました。

本作は原作をベースしながらもアレンジが加えられており、例えばマチスやナツメ、キョウがロケット団の一員であったり、一部の補助技が攻撃技になっていたり、ブーバーがバラバラになったりアーボックが真っ二つになったり…、ゲームとはまた違った面白さが描かれています。

『ポケットモンスター スペシャル』におけるイーブイは、複数のタイプへの可能性を持った遺伝子に目を付けたロケット団が研究を繰り返しており、特別な装置によって様々な姿に自由に進化できる代わりに、自身に大きな負担をかけていました。

エリカからの依頼でレッドはイーブイを捕獲し、後に手に入れた『伝説の石』を利用する事で、イーブイの姿でありながらサンダース、ブースター、シャワーズの力を使い分けられる特別なポケモンになっています。

これは読んだ人だと分かるかもしれませんが…、見た目の大部分はイーブイのままなのに、電気の力を使うときだけ首の周りの毛が一部トゲトゲになって、目つきも少し鋭くなっている感じがかっこよくて、漫画の中でもかなり好きなポケモンだった覚えがあります(ΦωΦ)

その後はプテラの加入によって控えに送られ、活躍する機会は少なくなってしまいましたが、原作とは違う味付けの出来る貴重なポケモンだったのかもしれません。


1999年~:進化系がシリーズ毎に増えていく

『極めて不安定な遺伝子を持つ』とされているイーブイは、シリーズが進むごとに新しい進化が追加され、今では8種類もの進化系が用意されています。

ヤドンが『ヤドラン』と『ヤドキング』に、ニョロゾが『ニョロボン』と『ニョロトノ』に、のような分岐は他のポケモンにもあるものの、ここまで多種多様な進化が可能なポケモンは他に存在しません。

『ポケットモンスター 金・銀』から育て屋でタマゴを作れるようになり、貴重だったイーブイも増やす事が出来るようになりましたが、今度は進化系をコンプリートする為にひたすらタマゴを持って孵化作業…、なんて方もいたかもしれませんね。

どの進化系を選んだかによって覚える技も違いますし、サンダースなら『すばやさ』、ブースターなら『こうげき』、シャワーズなら『HP』と得意な分野が分かれており、自分のパーティに足りない部分を補う進化が出来るのも魅力的です。

また、育て方や技の構成によっては他のポケモンとも十分渡り合える実力があるので、今のレート戦においても育て上げたイーブイの進化系を使っているトレーナーは少なくありません。

2012年:多様性から主人公のパートナーに

コーエーテクモゲームスとポケモンがコラボレーションしたDS向けタイトル、『ポケモン+ノブナガの野望』においては、主人公のパートナーとしてイーブイが選ばれています。

通常のポケモンであれば『ほのお』『みず』『くさ』の中から最初に1匹選ぶのが伝統ですが、本作では各ブショーに1匹ずつパートナーがあらかじめ設定されていました。

その為、最初にいくつかのタイプから選ぶのではなく、様々な進化系から好きなタイプを選べるイーブイが適任だったのかもしれません。

また、本作はポケモンの要素も取り入れた戦略シミュレーションゲームだったので、最初に使えるポケモンはノーマルタイプが分かりやすかった一面もありそうです。

ゲームのパッケージにはノブナガとゼクロムが大きく写っていますが、ゲーム内で主人公と密接に関わるタイトルはこれが初めてになります。


2013年:ついに劇場で主役をゲット

ポケモンはアニメの影響も大きく、ゲームでも近年のピカチュウの鳴き声はアニメ(大谷育江さん)の声が採用されています。

イーブイもアニメへの登場回数は比較的多く、例えば主人公のサトシのライバルである『シゲル』も過去にイーブイを使っており、後にブラッキーへ進化して再登場をしています。

『アドバンスジェネレーション』ではサトシと旅をしていたハルカがパーティに加えていて後にグレイシアに進化、『X・Y』ではセレナがゲットしてニンフィアに進化など、進化系の多さが後押しして活躍の機会も増えているようです。

また、2013年には映画『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』と同時上映で『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』が公開され、短編映画ではありますが初めて劇場でメインを務めました。

もともと人気の高いポケモンでしたが、この頃から公式もよりイーブイをプッシュするようになり、何となく『可愛いポケモン代表』みたいな雰囲気作りがされていた気がします(ΦωΦ)

2017年:本格的なイーブイプロジェクトが発足

2017年11月からは、ポケモンが公式で『プロジェクト イーブイ』を立ち上げ、よりイーブイの魅力を広める為の企画・運営をしています。

公式サイトはこちら

プロジェクトの活動内容は『イーブイを好きになる』『イーブイに癒される』『イーブイの魅力を広める』など、まさにイーブイ一色であり、それぞれの進化系の紹介やSNSなどで使えるアイコンの配布、絵描き歌の紹介、ファンにはたまらないコンテンツが満載になっています。

募集はすでに終了していますが、『イーブイの会社見学』という企画も計画されていて、許可の降りた会社に直接イーブイ(でかい)が訪問して握手やハグをしたり、一緒に記念撮影をしたり、ゲーム以外にも活躍の場を広げているようです。

そんな活動が実を結んでか、最近では株式会社タニタからイーブイとコラボレーションした歩数計が発表されたり、ゲームの発売決定記念にリカちゃんがお祝いに駆けつけたりと、これまで以上にイーブイを見かける事が増えてきています。

 

2018年:ついにゲームのパッケージに!

そして初登場から22年、ついに『ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ』にてゲームのパッケージを飾る事になりました。

これまでのシリーズでは基本的に伝説のポケモンがパッケージに選ばれていましたが、今回は外伝的な作品である事もあり、久しぶりに伝説ではないポケモンからの選出となっています。

また、もう1つのバージョンはアニメや『大乱闘スマッシュブラザーズ』などでもお馴染みな『ピカチュウ』であり、そのピカチュウの対として選ばれたのは大抜擢と言えそうです。

ピカチュウはその知名度と人気から『なみのりピカチュウ』が配布されたり、『こうげき』と『とくこう』が2倍になる『でんきだま』があったり、唯一『ボルテッカー』を覚えられるポケモンだったり…、様々な優遇がされていました。

今後はもしかしたらイーブイにも特別な『どうぐ』や『わざ』が追加される可能性もあり、そちらもファンには期待ができそうです。

ところでそう言えば、『ポケットモンスター ピカチュウ』のピカチュウは『かみなりのいし』を嫌がって進化を拒否していましたが…、『Let’s Go! イーブイ』のイーブイは進化してくれるのでしょうか(ΦωΦ)?


コツコツと積み上げた人気

『ポケットモンスター』はシリーズを重ねる毎に新しいポケモンが追加され、その度ピックアップされる可愛いポケモンもいたのですが、イーブイに関しては初代から20年以上かけてコツコツと人気を高め、ついに登り詰めた努力のポケモンかもしれません。

キャラクターの『可愛い』は時代によって移り変わりやすいですが、逆に20年以上経っても可愛いと評価されているイーブイは、ある意味不動のポジションを得ていそうです。

違うゲームですが、何となく先日の『スプラトゥーン2』のフェスにあった『キティ vs シナモロール』の関係を思い出すような…?

後出しなのでどうとでも言えるのですが、実は私も昔はパッケージにイーブイが選ばれるんじゃないか?と考えていた事があるんですよ。

ただ私はそのままのイーブイでは無くて、突然変異によって進化したドラゴンタイプのイーブイとかを思い浮かべていましたが…(ΦωΦ)

すでに8種類の進化先が用意されているイーブイですが、いつかはすべてのタイプに進化する可能性も秘めているのでしょうか?

コメント

  1. 匿名 より:

    イーブイは進化するのか教えてください

    • 管理人のみう太 より:

      それは公式で発表されない以上、私には分からない(ΦωΦ)
      でもGBのピカチュウ版ではピカチュウを進化させられなかったので、それを踏襲するならイーブイも進化できないのかも?
      とはいえそれだと図鑑が埋まらなくなるし…、別個体のイーブイを手に入れる方法とかがある…なんて可能性はありそうかもです。

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