事故の元…?FEで敵が持っていると厄介な武器をランキングにしてまとめてみた

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2022年6月24日に発売が予定されている『ファイアーエムブレム 風花雪月無双』ですが、先日PV第2弾が公開され、まさかの『ベレト / ベレス』が『灰色の悪魔』と呼ばれる敵サイドで登場するのには驚きました。

本作の主人公である『シェズ』は二刀流の剣士『フリューゲル』というクラスのようですが、原作を意識してか他の兵種にクラスチェンジもできるらしく、魔導書を構えているシーンが確認できます。

ソシアルナイトやドラゴンナイトのような大型の兵種まで操作できるのが魅力的ですが、『ファイアーエムブレム 風花雪月』では籠手による打撃を得意とした『グラップラー』や、魔法と剣を両立した『エピタフ』など変わったクラスも多かったので、それらがどう再現されるのかも気になるところです。

個性豊かな武器は敵に使われると厄介なことも…?

そんな『ファイアーエムブレム』シリーズは1作目が1990年に発売され、20年以上続くシミュレーションRPGの金字塔ですが、それだけ多くのキャラクターやクラスが作り出されてきました。

そして武器の数も非常に豊富で、シンプルな『鉄の剣』や『鉄の槍』などだけでなく、アーマーナイトを始めとした重装兵に有効打を与える『アーマーキラー』や、投げて離れた相手にも攻撃できる『手槍』『手斧』などなど…、装備の取捨選択も戦略を考える上では重要な要素です。

しかし、その強力な武器は時として敵が持っていることもあり、状況によっては思わぬ大ダメージ…どころか仲間の死亡にもつながりかねなくて、決して油断できるものではありません。

そこで今回はそんな武器に注目して、『敵が持っていると厄介な武器』をいくつかまとめて紹介してみようと思います!

5位:高い必殺率で大きな一撃を与える『キルソード』

ファイアーエムブレムの戦闘においては『攻撃力』や『命中率』に加えて『必殺率』も大きな要素になっていますが、その確率を大幅に高めるのが『キルソード』や『キラーランス』といった『キル系』の武器です。

お店での販売価格はやや高めで武器の耐久値も低いですが、比較的軽量で扱いやすいうえに攻撃力も高く、何より『必殺の一撃』の確率の高さから愛用していた方も多いのではないかと思います。

ファイアーエムブレムにおける必殺は、与えるダメージが通常の3倍もの威力になるので決して無視できる要素ではなく、防御力の低いユニットが敵から狙われると致命傷は避けられません。

そしてキルソードはシリーズにおいて、仲間になる剣士の初期装備であることが多いのですが、キルソードを持った剣士は最初に敵として登場するのが伝統的になっています。

シリーズ1作目の『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』の『ナバール』や、GBAで発売された『封印の剣』の『ルトガー』に『烈火の剣』の『ギィ』など…、彼らは全員キルソードを装備していて、特定のユニットで説得すれば仲間に寝返ってくれるのですが、早く説得しなければ逆にこちらが必殺の餌食になってしまう…かもしれません。

剣士はHPや守備力が低い代わりに『技』と『速さ』が高く、もともと必殺の値が高くなりがちなため、キルソードとの相乗効果で必殺の確率はかなりのものになってきます。

元々の攻撃力はそこそこな数値に落ち着いているので、耐久力に自信のあるアーマーナイトなどであれば被害は抑えられますが、もし守備力の低い魔導士やアーチャーが狙われるとひとたまりもありません

終盤になるとキルソードやキラーランスなど持った敵は珍しくなく、できるだけ魔法などの遠距離攻撃で相手に反撃させずに倒すことが重要になってきます。

4位:思わぬ位置から飛行ユニットを狙う『長弓』

ファイアーエムブレムにおける間接攻撃といえばアーチャーやボウナイトなどが使う『弓』が代表的ですが、弓は基本的に1マス離れた敵に攻撃ができます。

そんな弓の中でも『封印の剣』から登場した『長弓』という武器は、威力や命中率に関しては『鉄の弓』より劣りますが、射程が2~3マスと他の弓より長く、多くの相手に対して反撃を許さず一方的攻撃が可能です。

弓を得意としたユニットはもともと攻撃力が控えめで、長弓の威力も高くはないので、普段はそこまで致命的なダメージにはならないのですが…、ペガサスナイトやドラゴンナイトといった空を飛んでいるユニットは弓による攻撃が特攻となり、1発当たるだけで相当なダメージを受けてしまいます。

もちろん普通は弓の射程範囲に入らないように気をつけて仲間を動かすのが定石ですが、長弓を持っている相手がいると想定外な位置からの思わぬ一矢を撃たれてしまうかもしれません。

また、直接的に長弓が驚異ではなくても、誰か他のユニットでそのアーチャーを倒すまで仲間のペガサスナイトが動かしにくい…ということもあり、色々な意味でこちらにとって厄介な存在になり得ます。

幸いにも長弓の命中率は高くないので、飛行ユニットであっても速さに自信があれば回避は十分可能なのですが、もし持っている敵がいれば防御力や機動力の高いユニットで優先的に倒したいところです。

『ファイアーエムブレム 暁の女神』にはさらに強力な『銀の長弓』という武器もあって、こちらは不足していた威力をもカバーした非常にポテンシャルの高い武器ですが、お店で買う場合は12000ゴールドと『銀の弓』5つ以上の価格がするため、手に入れるのは思いのほか苦労する…かもしれません。

3位:圧倒的な射程で移動を阻む『サンダーストーム』

ファイアーエムブレムの多くの武器は射程1~2マスですが、中には非常に遠くから大砲のように撃てる武器も存在しました。

中でも代表的なのが『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』から登場した『サンダーストーム』という魔法で、十分な威力を持ちながら、なんと10マスも離れた位置から相手に攻撃できます

命中率はかなり低く、魔導書の耐久値も5しかないためすぐ壊れてしまうのですが、それでもこちらのアーマーナイトや戦士といった、魔法を苦手とするユニットが狙われると厳しい戦いになるかもしれません。

『蒼炎の軌跡』や『暁の女神』では雷魔法の特徴として竜鱗族(ドラゴン)への特攻効果も持っているので、仲間のドラゴンナイトなどは思いがけない遠距離攻撃で致命傷になり得るダメージを受けてしまいます。

逆に他の魔法とは違って接近戦に対応できず、魔導書の重さから速さも下がっていることが多いので、やはりこちらも機動力の高いペガサスナイトなどで一気に近づいて倒してしまうか、魔法防御の高い仲間に囮にして弾切れを狙うのが安全です。

作品によっては『メティオ』や『ブリザード』など別の属性の遠距離魔法も登場するのですが、中でも異色を放っているのは闇魔法の『イクリプス』ではないかと思います。

『封印の剣』に登場するイクリプスは命中率がわずか10%と非常に低く設定されていますが、代わりに当たったユニットのHPを1にする非常に強力な効果を持っていました。

続編の『烈火の剣』や『聖魔の光石』では『相手のHPを半分にする』という効果に変更されましたが、命中率は30%に引き上げられていて、敵に撃たれた場合はやはりできるだけ当たりたくない魔法になっています。

2位:自慢の回避力が役に立たない『ソードキラー』

『ソードキラー』という名前の武器は『紋章の謎』『烈火の剣』『聖魔の光石』の3作品にしか登場しないのですが、『紋章の謎』では剣だったのに対し、『烈火の剣』と『聖魔の光石』では斧に分類されている特殊な武器です。

GBAで発売されたファイアーエムブレムは速さのステータスが非常に重要で、どんなに相手の攻撃力が高かろうとも当たらなければ問題ない…という考えから、ソードマスターや勇者といった回避率の高いユニットが人気を集めていました。

しかし、そんな剣士系のユニットに大ダメージを与えるのがこの『ソードキラー』という武器で、まず本来は『3すくみ』によって斧は剣に弱いのですが、この武器に限っては『剣に強い斧』という扱いになっています。

そのため、速さに自信のある剣士であれば斧の攻撃は簡単に回避できていたはずなのに、ソードキラーが剣士を相手にした時の命中率は『110% + 使用者の能力』となり、どれだけ速さが高くても回避するのは容易ではありません。

加えて剣士系には特効の効果も作用し、威力は『39 + 使用者の能力』という計算になるので、この一撃で育て上げた仲間が戦闘不能に陥ってしまった…という方も多いのではないかと思います。

また、斧には純粋に3すくみを反転するだけの『ソードバスター』という別の武器があって、そちらと勘違いしていたら特効の一撃を食らった…という経験も私はありました。

幸いソードキラーを持った敵の数は少なく、逆に槍に弱い武器なので、防御力の高いアーマーナイトなどで迎え撃つか、もしくは魔法などの間接攻撃で一方的に倒すのが安全です。

この武器は剣士に対してあまりに強力だったせいか、『蒼炎の軌跡』以降の作品では登場しておらず、ある意味その破壊力の高さから封印されてしまった武器…なのかもしれません。

1位:育て上げた仲間でも負ける可能性がある『ルナ』

HPや防御のパラメータが高いユニットへの有効打といえば魔法ですが、その中でも圧倒的な性能を誇っていたのが闇魔法の『ルナ』です。

ルナは『烈火の剣』と『聖魔の光石』の2作品に登場していて、作品によって基本性能は少し違うのですが、共通効果として『相手の魔法防御を無視してダメージを与える』というものがありました。

これにより、どんなに魔法防御が高いペガサスナイトや魔導士などであっても一定のダメージは避けられず、安全に対処するのはかなり難しい部類の魔法になります。

防御力が意味をなさないのであれば回避すれば良い…と思うかもしれませんが、『烈火の剣』のルナは闇魔法の中でも『命中率95%』と非常に高い性能を持っていて、さらに必殺率まで20%あります。

そのため、どれだけレベルを上げても命中率や必殺率を0にすることは難しく、低確率とはいえ一撃でやられてしまう可能性が付きまとう厄介な魔法です。

このあまりの強さから『聖魔の光石』では命中率が50%に引き下げられましたが、それでも魔法防御力を無視する効果と必殺率の高さは据え置きなので、命中率が0でなければ決して油断できる相手ではありません。

闇魔法が相手であれば、本来は光魔法で対抗するのが有効なのですが…、なぜか修道士や神官といった聖職者は幸運の低い傾向にもあって、必殺の可能性が高いのがつらいところです。

敵に使われるとこれほど怖い武器もありませんが、逆に手に入れば非常に頼りになる存在で、『烈火の剣』では伝説の魔法である『アーリアル』や『フォルブレイズ』よりもルナで連続攻撃した方が強かったり…、バランスブレイカーともいえる存在になっていました。

他にも油断できない武器はいくつも…

というわけで今回は個人的に『敵が持っていると厄介な武器』をランキングにしてみましたが、時代を問わず強力な武器というものはあって…、まさに『手ごわいシミュレーション』は今でも健在です。

他にも、剣でありながら魔法を飛ばしてくる『サンダーソード』や、速さに関係なく2回攻撃を繰り出してくる『勇者の剣』など…、苦汁をなめさせられたことも少なくありません。

やはり『特効』と『必殺の一撃』は特に気を付けなければならなくて、まずマップ全体の敵が持っている武器を確認するのが定石ですが…、たまに増援で出てきた敵も強力な武器を持っているのが油断ならないところです。

とはいえ、こういった特別な武器はその敵を倒せば手に入ることも多いので、対処さえできればその後のマップで大幅に有利になったりするのもファイアーエムブレムの面白いところです。

近年の主人公は頼りになる印象が強いですが、昔の作品の主人公は『仲間に助けられながら成長する』というコンセプトからステータスが低めに設定されていることも多かったので、武器による恩恵もより大きかったかもしれません。

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