初代『スプラトゥーン』でしか見られなかった懐かしの要素を5つ紹介してみる

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2022年9月9日発売されたシリーズ最新作『スプラトゥーン3』も気が付けばすでに発売から2ヶ月、12月にはシーズンも変更となり、新ステージや新ブキの紹介動画も公開されました。

個人的にはペンシルロケットのような形をしたチャージャーが気になるのですが…、普段はジムワイパーを主に使っているので新しいワイパーも追加されないか今から楽しみな今日この頃です。

※この記事は2018年9月10日に投降した記事を再構築したものです。

最初のスプラトゥーンにしかないいくつかの要素

そんな『スプラトゥーン』もWii Uで発売された初代から数えるとすでに7年が経っていて時間の早さを感じますが…、その初代も未だにネットワークサービスは終了していないのがすごいところです。

私はもともとFPSやTPSをほとんど遊んでいなかったので最初は買うか迷っていましたが、発売前のイベント『試射会』に参加したらとても面白くて発売日にDL版を買ったのを覚えています。

様々な要素が進化、パワーアップして現在の『スプラトゥーン3』まで引き継がれていますが、実はすべての要素がそのまま残っているわけではなく、『そういえば…』というような初代にしかなかった要素も存在しました。

というわけで今回は『初代スプラトゥーンでしか見られなかった要素』についていくつかまとめて紹介してみようと思います!

パッドだからこそ強みがあったギアパワー…?『スタートレーダー』

ナワバリバトルやバンカラマッチで活躍するにはブキの種類はもちろん、『アタマ』や『フク』といったギアに付く『ギアパワー』も重要になってきます。

『メイン効率アップ』や『イカダッシュ速度アップ』などとりあえず付けておくだけで十分有効なものもありますし、『スペシャル性能アップ』『イカニンジャ』などプレイスタイルに合わせてより強力になるものもあります。

初代スプラトゥーンにしかないギアパワーといえば『攻撃力アップ』や『防御力アップ』が思い浮かびますが…、ひっそりとなくなったギアパワーに『スタートレーダー』というものがありました。

『スタートレーダー』が付いているギアはそこまで多くありませんでしたが、これは『スタート地点にいる場合、もしくはスタート地点を出てから3.5秒の間は敵の位置をマップで確認できる』というものです。

相手にやられてスタート地点に戻った後の反撃がしやすくなるものの、いわゆる『ポイントセンサー』などで付くマーキングとは違うので仲間に位置情報は伝わらず、スタート地点を離れてから表示される時間も決して長くはないので、お世辞にも使いやすいギアパワーではありませんでした。

リスポーンしてからスーパージャンプできる安全な場所を見つけやすいメリットなどもありますが、落下地点を相手に悟られにくくするステルスジャンプで十分なことも多かったため、実際使っていた人は少なかったのではないかと思います。

初代スプラトゥーンは手元のゲームパッドでマップを確認できるからこその強みがありましたが、ニンテンドースイッチで発売されたスプラトゥーン2からは初代と違って1画面になり、マップを開くのにもボタンを押さなければならなくなったことからか『スタートレーダー』のギアパワーはなくなってしまいました。

ちなみに同じく初代にしかなかったギアパワーに『ボムサーチ』があったのですが、こちらはクイックボムなどの爆風ダメージを軽減したり、相手が設置したトラップの位置を見抜けたりしたので有用性が高いギアパワーでした。

『ボムサーチ』という名前ではなくなったものの、こちらは『サブ影響軽減』という名前になって現在も引き継がれていて、トラップの位置までは分かりませんが爆風ダメージに加えてポイントセンサーなどのマーキングの時間も軽減できるのは嬉しいところです。

シューターとして安定した性能を持った『デュアルスイーパー』

スプラトゥーンの魅力といえば個性豊かで多種多様なブキですが、基本的に過去作に出たブキは最新作にも引き続き登場しています。

基本的な性能を持つ『わかばシューター』や『スプラシューター』などを使い込むのも良し、新しく追加された『ドライブワイパー』や『トライストリンガー』に挑戦するのも良し…、プレイヤーに合わせたスタイルでナワバリバトルを楽しめます。

しかし『マニューバ』のカテゴリーに含まれている『デュアルスイーパー』に関しては、実は初代スプラトゥーンではマニューバではなくシューターに分類されていて、現在とはまったく違う性能をしていました。

つまりスプラトゥーン2のデュアルスイーパーは、実質的に前作からの続投ではなく新規ブキといっても過言ではなく、このような形でカテゴリーが変更されたブキも他にありません。

マニューバは高速で回転移動する『スライド』が可能なので攻撃を回避しやすく、射撃を集中させれば攻撃力の低さをカバーすることもできるのでサポートから前線まで幅広く対応できます。

一方でシューターだったころのデュアルスイーパーは威力が低い代わりに射程が長くてクセも少なく、器用貧乏…と表現されることもありましたが、初心者にも扱いやすいブキでした。

ただ、スプラトゥーン2にはシューターだったころのデュアルスイーパーに代わるブキが登場しなかったので、初代でデュアルスイーパーを愛用していた方にとっては少し残念だったかもしれません。

スプラトゥーン3では新しく『スペースシューター』というブキの追加が告知されていますが、こちらは飛距離扱いやすさを両立させているらしく、デュアルスイーパーに近しいものになりそうです。

私は初代スプラトゥーンではデュアルスイーパーを1、2を争うほどよく使っていたので、このスペースシューターの使い心地も気になるところです。

意外とボムの練習になる?試しうち場の『バスケットゴール』

スプラトゥーンにおいて新しいブキ、慣れていないブキを使うときには『試しうち』の機能がとても便利で、シューターの射程を調べたりチャージャーのタメ時間を計ったり…ナワバリバトルの前に1度は活用しておきたい施設です。

ブキチのお店で購入前のブキも試しうちできるので、とりあえず触ってみて自分に合わないブキは保留…なんてこともできます。

初代スプラトゥーンの試しうち場は動かない的がいくつか置かれているだけだったのに対し、スプラトゥーン3では動く的や『ダミイカ』などが設置され実践的になりましたが…唯一消えてしまったものが『バスケットボールのゴール』です。

このバスケットゴールは『練習場っぽさ』を出すためのただの飾り…と思いきや、実はスプラッシュボムを投げ込むと『ナイス!』の声が聞こえるギミックが仕込まれていました。

あまり意識的に使っていた人は多くなかったと思いますが、遠くから正確にボムを投げ込む練習に向いていて、ある意味『サーモンラン』の『カタパッド』に近しい…かもしれません。

スプラトゥーン3でも金網の上にボムを投げたりの練習はできますが、意外とこのような決められたポイントに投げ込む練習も一定の需要はありそうです。

意外とバカにならない?毎回もらえる『ジャッジくんからのお小遣い』

スプラトゥーンシリーズにおいてナワバリバトルの勝敗を判定してくれる『ジャッジくん』は親切で、スプラトゥーン3でもロビーにいる彼に話しかければ実戦で役立つ様々なテクニックを教えてくれます。

スプラトゥーン2ではランクアップのたびに『スーパーサザエ』をくれたのでフェスが終わった後でもサザエを集められて、自分好みのギアを作るのに大いに役立ちました。

しかし初代スプラトゥーンにおいてスーパーサザエはナワバリバトルを30回勝たなければもらえず、通常はチョーシメーターに応じて300~1000程度のオカネがもらえるだけです。

しかし逆にいえばジャッジくんからオカネをもらえるのは初代だけで、新しいブキやギアを買うのはもちろん、スプラトゥーン3では様々な『ザッカ』や『くじ引き』などでオカネがいくらあっても足りないので、ちょっとでももらえるならもらいたいくらいです。

スーパーサザエは基本的にフェスの報酬として配布されていて、ジャッジくんからもらえるのはすべてのフェスが終了した後の救済措置的な意味合いもありましたが…、スプラトゥーン3でも最終的にはジャッジくんがサザエをくれるようになるのかもしれません。

友達とオフラインで対戦できる『バトルドージョー』

スプラトゥーンはオンラインを通して世界中のプレイヤーと遊べるのが最大の魅力ですが、初代スプラトゥーンにおいては『バトルドージョー』という施設で友達とオフライン対戦が可能でした。

Wii Uの機能を活用したモードの1つで、1人がテレビ画面とPROコントローラー、1人がゲームパッドを見ながらステージの風船を割ってスコアを競います

使用できるブキは『スプラシューター』や『スプラローラー』など8種類から選択できて、ステージに配置された木箱を壊すことでスペシャルウェポンが手に入ったりパワーアップしたり…通常のナワバリバトルとは一風変わった対戦が楽しめます。

対戦で使えるマップも種類が限られていますが、大幅な改修があった『デカライン高架下』もバトルドージョーではアップデートが適応されていないので、改修前のデカライン高架下が遊べる貴重なモードでもあります。

ニンテンドースイッチは1画面なのでWii Uのように画面を分け合って…というわけにはいかず、今後のシリーズでもバトルドージョーの復活は難しいかもしれません。

公式TwitterではPROコントローラーにWiiリモコンを括り付けて遊ぶ方法も紹介していましたが…、実は私もバトルドージョーをちゃんと遊んだことがなかったので、リアルタイムでちょっと遊んでみたかったな…と思う今日この頃です。

Wii Uのスプラトゥーンが遊べるのは今だけ…かも?

というわけで今回は『Wii Uの初代スプラトゥーンにしかない要素』を5つ紹介してみましたが、やはりゲームパッドを活かした機能も少なからずありました。

どれも懐かしいですが、初代スプラトゥーンが発売されて7年が経った今となってはいつサービスが終了するかも分からないので、たまには遊べるうちにWii Uを引っ張り出して遊んでみるのも面白いと思います。

バトルドージョーなどはオンラインサービスが終了しても遊び続けられますが、『スタートレーダー』などのギアパワーはバトルでしか効果を実感できないので、改めて試してみると意外と使い勝手の良さが見つかる…かもしれません。

私はそもそもゲームパッドのスティックが誤動作しているのでまず修理から考えないといけないのですが…、スプラトゥーン以外にもいろいろなバーチャルコンソールなどをインストールしているので、今後もWii Uは大切に遊んでいきたいと思います。

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