『マリオカート9』に参戦しそう?大穴枠のキャラクターを予想してみた

マリオのゲームの話
広告

こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

任天堂から発売されているレースゲームといえば、真っ先に思い浮かぶタイトルはやはり『マリオカート』シリーズで、2017年に発売された『マリオカート8 デラックス』も未だ根強い人気を誇っています。

本作はもともとシリーズでも最多の48コースが収録されていましたが、2022年3月からはDLCとして『コース追加パス』の配信も始まり、過去作からの復刻を中心に、さらに48ものコースが追加されたのは、当時大きな注目を集めました。

しかし、元となる『マリオカート8』は2014年にWii Uで発売されたタイトルなので、気が付けばすでに10年以上が経過しており、そろそろ『マリオカート9』の発表を期待している方も多いのではないかと思います。

※追記:この記事を書いた2日後にニンテンドースイッチ2が発表され、マリオカートの新作らしきものも公開されました。タイミングよ。

毎回予想の斜め上を行く「大穴」のレーサー

そんなマリオカートシリーズといえば、プレイアブルキャラクターの多さも魅力のひとつで、マリオやルイージを始めとしたマリオファミリーのみならず、ノコノコ、ヘイホー、ジュゲム…、普段操作する機会の少ないキャラクターまで使えるのは嬉しいところです。

そんな中、毎回ちょっとした話題になるのが「予想外な参戦キャラクター」で、ヒロインたちの幼い姿である『ベビィデイジー』や『ベビィロゼッタ』、さらには全身メタリックの『ピンクゴールドピーチ』など、マリオカートが初出のキャラクターも少なからず存在しています。

『マリオカート9』でも定番のキャラクターは抑えつつ、新たな「大穴枠」が参戦する可能性は十分にあって、そこから他の作品に活躍の場を広げていく…なんてこともあり得るかもしれません。

さすがに完全新規のキャラクターを予想するのは難しいですが、長い歴史を持つ『スーパーマリオ』シリーズから、新たにマリオカートへ参戦しそうな大穴キャラクターを今回は予想してみようと思います!

ちょっとずつ活躍の場を増やしている『トッテン』

2012年に発売された『New スーパーマリオブラザーズ U』は、Wii U本体と同時に発売されたローンチタイトルで、Wiiリモコンを使った4人まで同時プレイのみならず、ゲームパッドを併用したシリーズ初の5人同時プレイが話題になりました。

そんなNew スーパーマリオブラザーズ Uを代表する新キャラクターといえば、紫色の頭巾に身を包んだ泥棒の『トッテン』で、彼はたびたびキノピオの家に侵入してはアイテムを盗み出すだけでなく、「ひみつのしま」のアジトにてマリオの記録も集めていたようです。

本作のDLCである『New スーパールイージ U』では、マリオと入れ替わってトッテンがプレイアブルキャラクターになり、「敵でも味方でもない」という設定を反映してか、アイテムによるパワーアップができない代わりに、敵に接触してもダメージを受けない初心者向けの調整がされています。

ニンテンドースイッチ向けにリマスターされた『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』はもちろん、2023年発売の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』でも引き続きプレイアブルキャラクターとして登場していて、少しずつ「お助けキャラの定番」としての地位を確立しつつあるようです。

パーティ系のゲームにおいては、2014年発売の『マリオゴルフワールドツアー』からすでにプレイアブル化していて、その後も『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』『ドクターマリオ ワールド』、さらには『マリオカート ツアー』にまで参戦しているため、「どこかで見たことある」という方も多いのではないかと思います。

ここ数年の活躍と知名度を考えれば、『マリオカート9』への参戦はもはや大穴ではなく、順当な結果…といっても差し支えないのかもしれません。

なんとも不思議な愛嬌を振りまいたバカイヌ『ポチ』

1990年発売の『スーパーマリオワールド』に初登場し、マリオの相棒として活躍したヨッシーですが、その個性的な能力と可愛らしい見た目は当時から人気が高く、今や主人公を飾るタイトルも少なくありません。

そんなヨッシーを題材にしたゲームにおいて、マスコット的な役割を担っているのが『ポチ』という犬のキャラクターで、良い意味でも悪い意味でも印象に残っている方は多いのではないかと思います。

というのも、ポチの初登場作品である『ヨッシーアイランド』では、「ヨッシーが背中に乗って移動できるお助けキャラ」な位置づけでしたが、その制御は非常に難しく、振り落とされてトゲや溶岩に落とされるプレイヤーが続出しました。

どんな場所でも平然と走り回り、「カチカチくん」などヨッシーでは倒せない敵も体当たりで倒せるフィジカルの強さは魅力的ですが、ミスの原因になることも多く、ポチと共に進むスペシャルコースは「このバカイヌといわないで」と名付けられているほどです。

そんなポチも、今やヨッシーシリーズには欠かせないキャラクターになっていて、なんと2023年のアップデート以降はスマートフォン向けアプリ『マリオカート ツアー』にも参戦を果たしています。

舌を出し、とぼけたような表情でカートに乗るポチは何ともいえない愛嬌があって、その意外性も話題性も十分だったため、『マリオカート9』にも新規レーサーとして参戦する可能性は十分あり得そうです。

月の国に住むウェディングプランナーの『ブルーダルズ』

2017年に発売された『スーパーマリオ オデッセイ』といえば、「旅と驚き」をテーマにした3D探索型のマリオ作品で、「スーパーマリオサンシャインから15年ぶりの箱庭マリオ」として当時大きな話題を集めました。

本作はピーチ姫をさらい、結婚を企てるクッパの野望を阻止するため、「とある地球」を舞台に様々な国を巡るのですが、そんなクッパの協力者としてマリオの前に立ちふさがったのが、ウサギのウェディングプランナー集団『ブルーダルズ』です。

ブルーダルズは社長『マダム・ブルード』配下の4人組で、「月の国」を拠点に活動しており、目的のためなら手段を問わない強引な仕事ぶりが印象的でした。一方でクッパとの付き合いはあくまで「仕事として」であって、忠誠を誓っているわけでもなく、開発者のインタビューでも「仕事熱心なだけ」と語られています。

今のところブルーダルズの出番はスーパーマリオ オデッセイに限られていて、他の作品には一切登場していません。しかしウサギをモチーフにしたビジュアルは個性的で、何かパーティ系のゲームへ参戦を待ち望んでいる声も、意外と多いのではないかと思います。

スーパーマリオサンシャインからは「クッパJr.」が、スーパーマリオ ギャラクシーからは「ロゼッタ」が、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の場を広げているので、ブルーダルズも負けじと「スーパーマリオ オデッセイを代表するキャラクター」として、いろいろなゲームに出てほしいところです。

ただ、4人組ということはそれぞれ違った個性を持たせられる代わりに、新キャラクターの枠も4つ必要で、「クッパ7人衆」が全員参戦しているこの状況では、「さらに4つもの枠を用意してもらえるか」が最大のネックになるかもしれません。

実は別ゲームに登場済みの『ベビィワリオ』と『ベビィDK』

マリオカートに登場するキャラクターといえば、それぞれ軽量級、中量級、重量級と「重さ」が設定されていて、中でも加速とハンドリングに優れた軽量級は、初心者にも扱いやすい性能をしています。

初代『スーパーマリオカート』では、軽量級に当たるレーサーもキノピオとノコノコの2人しかいませんでしたが、作品を重ねるごとに少しずつ人数も増え、今や「ベビィマリオ」と「ベビィルイージ」だけでなく、「ベビィピーチ」「ベビィデイジー」「ベビィロゼッタ」と、多くの赤ちゃんキャラクターが参戦しています。

中でもベビィデイジーとベビィロゼッタのように、マリオカートが初出のキャラクターは珍しく、当時も大きな話題になりました。しかしそんな中、こっそりと影に隠れてしまったキャラクターが「ベビィワリオ」と「ベビィDK」の2人です。

彼らの初登場作品は2007年発売の『ヨッシーアイランドDS』で、前作『ヨッシーアイランド』から12年ぶりの続編となる本作では、ベビィマリオを始めとした5人の赤ちゃんが登場し、それぞれヨッシーの相棒として活躍しました。

ベビィワリオなら遠くのコインを磁石で引き寄せたり、ベビィDKならツタやロープに掴まれるようになったり、赤ちゃんによって異なる特徴を持っていて、いずれもヨッシーの大きな助けとなりましたが、その後の出番は残念ながら未だほとんどありません。

ベビィワリオはスマートフォン向けアプリ『ドクターマリオ ワールド』に13年ぶりに再登場しましたが、こちらも現在はサービスが終了してしまっているので、改めて活躍の機会を与えるとすれば、『マリオカート9』の可能性がもっとも高いのではないかと思います。

他作品に出しにくい?事情ありのレースキャラ『モンテマン』

スーパーマリオの作品は、ゲーム本編にもレースに関係するイベントが多く、例えば『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオ オデッセイ』では「ノコノコレース」、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』では「ハナチャンレース」などが用意されていました。

2002年に発売された『スーパーマリオ サンシャイン』にもレースの要素が含まれているのですが、その競争相手こそが『モンテマン』と呼ばれる人物で、発売から20年以上が経った今でも彼の正体は謎に包まれています。

モンテ族の被り物をしたモンテマンは、その見た目もあって強烈なインパクトを残しましたが、今のところ他の作品には一切登場しておらず、歴代マリオキャラクターの中でも特に分からないことが多い存在です。

実はこのモンテマン、カメラを操作してどうにかマスクの中を覗いてみると、素顔はアゴヒゲの立派な成人男性で、マリオの世界では珍しい「普通の人間」の顔をしているのが分かります。

そしてこの顔は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場する『マラソンマン』と同じ顔で、「走る」という要素からマリオの世界のレースキャラに抜擢されたと思うのですが、モンテマンは間接的なゼルダシリーズからのゲストキャラ、ともいえるかもしれません。

パーティゲームに出しやすい人型のキャラクターで、十分な個性を備え持ったモンテマンは、『マリオカート9』に参戦してもおかしくないポテンシャルを持っています。しかし、やはり「素顔がゼルダのキャラ」というのは世界観に関わる問題でもあり、それが他作品へ出演するネックにもなっていそうです。

パーティゲームだからこそ幅広いキャラクターに期待

というわけで今回は、もし『マリオカート9』が出るなら参戦しそうな「大穴枠」のキャラクターを考えてみましたが、『スーパーマリオブラザーズ』の発売からもうすぐ40年を迎える今となっては、キャラクターの数も膨大で、予想しようにも名前を挙げ出せばキリがないほどでした。

マリオのパーティゲームには毎回予想外のキャラクターが参戦していて、近年の作品だけでも「ブンブン」「ボムキング」「ハックン」「キノピーチ」などなど…、その顔ぶれはバラエティに富んでいます。

個人的には、『マリオカート8 デラックス』のコース追加パスで配信された『ヨッシーアイランド』がお気に入りで、原作のキャラクターや風景を上手に落とし込んで作られているコースに感動しました。マリオカート9でも、これまでマリオが旅をした様々な世界をコースにレースができないか…、と密かに期待しています。

マリオカート8から10年以上にわたって新規ナンバリングタイトルが出ていないということは、それだけ「マリオカートの新しい遊び」の模索が難しい、ということでもあると思うのですが、果たしてどのような形のマリオカートが今後生まれるのか…、今から遊ぶのが楽しみな今日この頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました