『マリオカート ワールド』に参戦してほしい、より「大穴」キャラクターを予想してみた

マリオのゲームの話
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こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

かねてより予告されていた「Nintendo Switch 2」ですが、2025年4月2日に「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2」が配信されると、今までベールに包まれていた新機能や発売日の情報が一挙に明らかになりました。

もちろんソフトラインナップについても大きく取り上げられていて、『カービィのエアライダー』や『ドンキーコング バナンザ』、すでに発表されていたソフトの「Nintendo Switch 2 Edition」など、今から何を遊ぼうか迷ってしまいます。

特に本体と同日発売の『マリオカート ワールド』は、シリーズ初のオープンワールドが取り入れられ、これまでの常識を覆すような「大陸横断レース」が楽しめるそうです。

誰もが予想できなかった参戦キャラクター

そんな『マリオカート』シリーズといえば、マリオファミリーだけにとどまらないバラエティ豊かな参戦キャラクターも魅力のひとつで、『マリオカート8 デラックス』にも「キングテレサ」や「カメック」、「キノピーチ」などが登場しました。

新作マリオカートの参戦レーサーも、個人的には以前から気になっていて、少し前にも「参戦しそうな大穴枠のキャラクター」を予想したのですが、いざ蓋を開けてみれば「クリボー」「サンボ」「パタテンテン」さらには「ペンギン」に「ウシ」などなど…、こんなの予想できないよ!と言いたくなるくらい、予想外の選出がされています。

今作は「ワールド」というタイトルが示す通り、世界全体を舞台としたレースが醍醐味で、個人的にはそのワールド各地に根差したキャラクター(砂漠のサンボ、雪山のペンギンなど)が参戦しているのでは…?と睨んでいます。

2025年4月17日には『マリオカート ワールド Direct』の配信も予定されていて、そこで更なる参戦レーサーも発表されると思いますが、ここまで意外な顔ぶれが並ぶのであれば、個人的に出てほしい「もっと大穴」のキャラクターを今回は予想してみようと思います!

アイテムから脱却?海の見張り役『ゲッソー』

マリオカートで上位を目指すのであれば、純粋なコースの走力だけでなく、多種多様なアイテムを使いこなすテクニックも重要になります。そんなアイテムは「キノコ」や「コウラ」といった道具だけでなく、今や「テレサ」「キラー」「パックンフラワー」といったキャラクターまでアイテム化されています。

「ゲッソー」もそんなアイテムのひとつで、使用すると自分より上位のプレイヤーの視界をスミで塞いでくれるのですが、直接的に被害を及ぼすわけではないため、下位で引いた場合ややハズレのアイテム…という扱いを受けていました。

しかし『マリオカート ワールド』であれば、従来のアイテムとしてだけでなく、レーサーでの参戦も十分あり得る話で、カートやバイクに乗り込むゲッソーの姿が見られるかもしれません。

ゲッソーの初登場作品は、1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』で、当時は「マリオを追い回す見張り役」と説明書に書かれていましたが、作品を追うごとに地上や空中にまで進出し、近年では『マリオテニス エース』にも参戦を果たしています。

海に住んでいるハズのゲッソーが地上で活動できるのか…?という不安をよそに、思いのほかアクロバットなアクションを披露していて、パワーは劣るものの、強力なトップスピンを武器にトリッキーな活躍を見せました。

ゲッソーはどのようなときも表情が変わりませんが、代わりに喜怒哀楽を表すアクションは意外とオーバーで可愛らしく、マリオカートでもキャラクターとしての魅力は十分に発揮できるのではないかと思います。

鉄でできた忠実な番犬『ワンワン』

「ワンワン」もマリオカートにゆかりの深いキャラクターで、数々のコースに障害物として登場するだけでなく、『マリオカートダブルダッシュ!!』ではベビィマリオ&ベビィルイージの専用アイテムになり、カートを引っ張りながら他のプレイヤーを蹴散らすパワーはとても強力でした。

そんなワンワンの初登場作品は、1988年発売の『スーパーマリオブラザーズ3』で、当時からブロックに鎖でつながれた状態で登場し、まさに引きちぎらんばかりの勢いでマリオに突進を繰り返してきます。

…どころか、実はしばらくワンワンを画面内で放置すると、実際に鎖を引きちぎって飛び掛かってくる、なんて小ネタが仕込まれていたのは、当時のプレイヤーには懐かしい話かもしれません。

かつてはその凶暴さ故にクッパの魔法で鎖につながれていた、という設定もありましたが、『スーパーマリオ64』以降は「凶暴」というより「無邪気」に遊びたがっているだけのような描写も増え、体が鉄でできているだけで、本質的にはまさに「犬そのもの」といえるキャラクターです。

ビジュアルだけを見れば、丸い体に手足もなく、どう考えてもパーティゲームへの参戦は厳しいと言わざるを得ませんでした。しかし、こちらもゲッソーと同様に『マリオテニス エース』でまさかの参戦、口にラケットをくわえ、体全体を振るいながらテニスに挑戦しています。

『マリオカート ワールド』では、久しぶりにアイテムとして復活…というのもアツいものがありますが、同じく手のないクリボーやサンボが参戦しているのであれば、ワンワンがレーサーになる可能性も十分考えられそうです。

ボスキャラクターの中でも最重量『バッタンキング』

スーパーマリオに登場するボスといえば「クッパ」はもちろん、「クッパ七人衆」や「キングテレサ」「ボスパックン」なども特に有名で、彼らはいずれも『マリオカート8 デラックス』にレーサーとして参戦しています。

もし更なるボスキャラクターを参戦させるのであれば、「ボムキング」や「ボスゲッソー」辺りが候補に考えられますが、個人的にカートに乗っている姿を見てみたいのが、『スーパーマリオ64』に初登場したバッタンの親玉「バッタンキング」です。

バッタンキングは名前の通り、バッタンをそのまま巨大化させたような見た目で、「バッタンキングのとりで」を根城にマリオを待ち受けました。しかしその後の出番にはあまり恵まれず、今のところ『スーパーマリオ64』と『スーパーマリオギャラクシー2』にしか登場していません。

ただ、通常のバッタンはアクションゲームのみならず、マリオカートのコースのギミックや、マリオパーティのミニゲームなどでもたびたび見かけるので、決して知名度の低いキャラクターではないと思います。

問題があるとすれば、バッタンは石板に手足が付いたかのような見た目で、関節がなく、移動すらままならない構造をしていることです。もちろんパーティ系のゲームに参戦するにはこれ以上ないハンデで、本来はプレイアブル化するのもかなり難しいキャラクターといえます。

しかしこれまでの常識が当てはまらない『マリオカート ワールド』であれば、バッタンがレーサーになる可能性も捨てきれません。石の体を活かして、全レーサーの中でも最重量キャラとしてバッタンキングが登場すれば、他のキャラクターにも引けを取らない個性になりそうです。

月に住む真っ黒な…鳥?『キューちゃん』

今や数えきれないほどのタイトルが発売されている『スーパーマリオ』シリーズですが、『ルイージマンション』や『ワリオランド』など本編から派生した作品も多く、いずれもマリオとは違ったコンセプトが高い評価を得ています。

1995年に発売された『ヨッシーアイランド』もそんな派生作の1つで、絵本のような世界観が当時大きな話題を集め、「パンジーさん」や「ウンババ」など独自のキャラクターも多数登場しました。

中でも絶妙な可愛らしさで独特な存在感を示したのが、真っ黒な九官鳥…?らしきキャラクターの「キューちゃん」です。キューちゃんは球状のブロックに張り付き、まるで重力を無視するかのように移動するのが特徴で、(敵意はともかく)ヨッシーの移動を妨げました。

ステージ5-8では、カメックの魔法で巨大化した「ビッグキューちゃん」と対峙することになるのですが、その舞台は「月」そのもので、お互いに月の周りをグルグルと周回しながら、ヒップドロップで杭を打ち込んでいく、特殊なバトルをヨッシーと繰り広げています。

キューちゃんは決して登場作品の多いキャラクターではなく、他に優先すべきキャラクターも多いかもしれません。ただ、もし『マリオカート ワールド』が世界各地に根差したキャラクターを参戦させる仕組みであれば、「レインボーロード」や「ムーンクレーター」のような、宇宙をテーマにしたコースとも相性が良いのではないかと思います。

あとはシンプルにキューちゃんのデザインが好きなので、個人的にはマリオカートにとどまらず、いろいろなパーティゲームに出番を増やしてくれると嬉しいところです。

映画効果でマリオシリーズ復活?『スパイク(ブラッキー)』

今でこそ「キノコ王国の冒険家」といったイメージが根付いているマリオですが、今から40年ほど前までさかのぼると、当時は「ニューヨークのブルックリンに住むブルーカラー(肉体労働者)」と設定されていて、大工や配管工の仕事も請け負っていました。

1984年に発売された『レッキングクルー』というゲームでも、マリオとルイージは「ビルの解体屋」で、モンスターを避けながら壁や柱を破壊し、建物全体を完全に取り壊す仕事に従事しています。

このときマリオたちのライバルキャラとして登場したのが「ブラッキー」という男性で、彼は当時の説明書に「意地悪おじさん」と書かれている通り、勝手に柱やハシゴをハンマーで破壊して、マリオの仕事の妨害をしてきました。

そんなブラッキーは、1998年発売の『レッキングクルー’98』以降出番に恵まれませんでしたが、2023年公開の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でまさかの復活、マリオたちの元上司として登場し、名前も海外と統一して「スパイク」に変更されています。

この劇場版の設定が今後どれだけゲームに反映されるのかは未知数なものの、スパイクからすればまたとないチャンスで、『マリオカート ワールド』を皮切りに出番を増やしていく…なんて道筋も十分に考えられます。

ただ、気になるのは「スパイク(Spike)」という名前そのもので、これは緑色のカメ一族「ガボン」の英名と完全に一致しています。マリオカート ワールドでもガボンの参戦は明らかになっているので、同姓同名のキャラクターが存在するというのは、意外と大きな障害なのかもしれません。

モデリングしたキャラクター全部出す勢い…?

というわけで今回は、先日の「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2」を見たうえで、更なる「大穴の新規キャラクター」を考えてみましたが、正直「フィッシュボーン」や「ポイハナ」まで参戦しているのを見ると、もはやどんな予想をしても可能性がありそうに思えてきます。

しかし記事を書いていて思ったのですが、よくよく考えるとすでに参戦が決定しているレーサーは、過去のシリーズでもコースのオブジェクトとして登場しているものが多く、モーモーカントリーの「ウシ」はその最たる例といえます。

となると『マリオカート ワールド』は世界各地に根差したキャラクターが使える、というより、各コースに配置されたキャラクターすべてを操作できるようにした、なんてデザインなのかもしれません。

マリオやルイージといった定番のキャラクターはもちろん、これまで操作できるとは思いもしなかったキャラクターがどれほどの人気を集めるのか…、今から発売日が楽しみな今日この頃です。

(本体の予約抽選、当たってると良いなぁ…。)

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