『アイスクライマー』などスイッチでリメイクして欲しい任天堂レトロゲーム6選

任天堂のゲーム
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どうもみう太です(ΦωΦ)

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けタイトル、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の公式サイトがオープンしてから毎日チェックしているのですが、やっぱり新しいゲームから懐かしいゲームまで色々と出ているので、見ているだけでもかなり楽しいですね。

昔よく遊んでいたゲームのキャラクターがこういう形で現代に蘇るだけでも、心躍るものがあると思います。

スマブラSP公式サイト

復活して欲しい懐かしのゲーム

レトロゲームのキャラクターの参戦はファンにとっても意外性があり、毎回大きな反響を呼んでいます。

特にWiiで発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ X』の時は、ファミコンで発売された『パルテナの鏡』や『パンチアウト』のキャラクターも登場し、現代風にリメイクされたビジュアルは注目を集めました。

※リトル・マックは当時アシストフィギュア

この選出も後押ししてか翌年の2009年にはWiiにて『パンチアウト!!』、2012年には3DSにて『新・光神話 パルテナの鏡』が発売される事になり、大人から子供まで広く認知されるようになっています。

特に『パルテナの鏡』は日本では1986年以降新作の発表がなかったので、実に25年ぶりの復活タイトルとなっています。

そこで今回は、長年の眠りから復活して欲しい任天堂のレトロゲームをいくつか紹介してみようと思います(ΦωΦ)


山を登り続ける『アイスクライマー』

最初はスマブラでもお馴染みなタイトルから紹介しようと思うのですが、とすれば真っ先に挙がるのは『アイスクライマー』でしょうか?

『大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS / Wii U』では3DSのスペックの問題から参戦が見送られていましたが、最新作のスマブラSPにて復活を果たした事でも注目を集めています。

『アイスクライマー』は1985年にファミコンで発売されたので、今から30年以上前のレトロゲームですが、『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター』に収録されていたり、バーチャルコンソールでも配信されていたりするので、意外と遊んだ事のある方も多いかもしれません。

ゲームの内容は全32ステージを順番にクリアしていくものであって、道中の敵をハンマーで撃退しながら、山の頂上を目指してジャンプで登り続けていきます。

このジャンプの挙動がかなり独特で、一度ジャンプしてしまえば空中で制御する事は出来ず、助走の距離によって横にどれだけ跳べるかが変わってくるので、慣れないうちは上の足場に乗れずに谷底に落ちるのも日常茶飯事な事かと思います。

基本的に淡々とステージをクリアしていくだけなので、ストーリー性や画面の代わり映えはあまりないのですが、本作の最大の特徴は2人で同時プレイできる事であって、これが現代に蘇った時に大きな魅力になりそうです。

『アイスクライマー』の2人プレイは便宜的には『協力プレイ』となっているのですが、1Pの『ポポ』と2Pの『ナナ』はお互いに干渉するので狭い足場では邪魔になってしまったり、片方が先に進み過ぎてスクロールしてもう一方が落下ミス判定になってしまったり…、『対戦モードだと思っていた』と言われるほど友情破壊系な仕様になっています。

もしニンテンドースイッチに復活させるのであれば、おすそわけプレイとの相性も良さそうですし、どちらかがミスをするまで山を登り続けるオンライン対戦なんかもあると面白そうです。

因みに2018年9月からサービス開始が予定されている『ニンテンドースイッチ オンライン』でも、加入者には『アイスクライマー』が無料で配信予定となっていますので、気になる方はそちらもチェックしてみて下さいね。

元祖ガンシューティング『ダックハント』

『ダックハント』もスマブラへの参戦で話題になったタイトルですが、日本で実際に遊んでいた方はあまり多くない…かもしれません。

こちらも今から30年以上前の1984年にファミコンで発売されたレトロゲームですが、『光線銃シリーズ』という家庭用ガンシューティングゲームの先駆けと言える存在で、実際にガンの形状をしたコントローラーを利用したスタイルは大きな話題になりました。

特に海外では『スーパーマリオブラザーズ』と一緒になったお徳用カセットが、SNES(海外版スーファミ)に同梱されていた事もあり、ビデオゲームの売上本数では世界第5位にランクインしています。

ゲーム内容は画面内に飛び回るカモを撃ち落とすというもので、面ごとに指定された数のカモを撃てばクリアとなりますが、ステージを進めれば進めるほどカモの速度やノルマの数が上昇していきます。

ニンテンドースイッチでは『スプラトゥーン2』を始めとしてジャイロセンサーを活用したゲームがありますし、現代風のダックハントを作る事はそんなに難しくない…ような気もします。

ただ、逆に言えばただジャイロで撃ち落とすだけのゲームでは他にも色々あるので、『ダックハントらしさ』を残したまま新しいエッセンスを入れる必要もあり、そういった意味では意外とハードルが高いかもしれません。

因みに2017年6月頃には『ダックハント』の商標が改めて登録されているらしく、何か新しい展開も可能性はあり得そうです。


不安定に飛び続ける『バルーンファイト』

『バルーンファイト』もファミコンを代表するゲームの1つであり、現在でもかなり知名度は高いかと思います。

スマブラにおいては『むらびと』の上必殺技がバルーンファイトをモチーフにしたものになっていますね。

ゲームはシンプルなステージクリア制で、ボタンを押す毎に主人公が羽ばたいて背中の風船を頼りに浮上し、画面内に映る敵の背中の風船を割って、全滅させる事でクリアになります。

逆に敵に背中の風船を割られるとこちらのミスになってしまうので、常に高い位置をキープして飛び続けるのがコツになるのですが、時に雲から放出される雷に当たってもすぐミスになってしまうので、待ち続ける戦法が有効…という訳でもなかったりします。

近年ではスタイリッシュに気持ちよく操作できるゲームが注目を集めやすいですが、本作はいわゆる思い通りにいかない『もどかしさ』を楽しむゲームであって、こちらも『アイスクライマー』と同じように2人でプレイするのが最も面白いかもしれません。

ニンテンドーパワーによる書き換え専用タイトルだった『バルーンファイトGB』では、アリスという可愛らしい主人公にストーリーも用意されていたので、これをリメイクしてみても楽しそうです。

…実はクラブニンテンドーのプラチナ会員特典として2006年に『チンクルのバルーンファイトDS』が配布されていたので、現代に蘇っていると言えば蘇っていた気もします(ΦωΦ)

任天堂のアドベンチャー『ファミコン探偵倶楽部』

近年の任天堂にはあまりイメージが無いかもしれませんが、実は昔は任天堂もテキストベースのアドベンチャーゲームをいくつかリリースしていました。

『ファミコン探偵倶楽部』は1988年にディスクシステムで1作目が発売され、翌年の1989年に2作目も発売されていますが、シリーズ3作目となる『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』が発売された1997年を最後に新しい作品は開発されていません。

いわゆる推理系のアドベンチャーゲームなのですが、硬派な作品が多かった当時では珍しく主人公が10代であり、ファミコンでありながら綺麗なグラフィックも魅力になっています。

『殺人』や『不審死』といった重いテーマが『怪談』と結び付けられており、全体的にホラーテイストなシナリオになっていますが、選択肢は豊富でありながら『物語を読む事』に重点が置かれているので、高度な推理をしなくとも最終手段として総当たりでもストーリーを進められるように作られています。

最近では大手メーカーがアドベンチャーゲームやノベルゲームを作る事も減ってきましたが、持ち運びも出来るニンテンドースイッチとテキストベースのゲームは相性も良く、ケムコがリリースした『レイジングループ』などもユーザーから良い評価を得ているようです。

任天堂が開発する『大人向けのゲーム』として、『ファミコン探偵倶楽部』の復活も面白いのではないかと思います。


ほのぼのした名作『カエルの為に鐘は鳴る』

『ファイアーエムブレム』などの作品で有名な『インテリジェントシステムズ』が1992年に開発したのが、ゲームボーイ専用タイトル『カエルの為に鐘は鳴る』です。

ジャンルはアクションアドベンチャーにRPG要素を足したような感じであり、カエルやヘビに変身できる『サブレ王子』を操作して物語を進めて行きます。

ゲームボーイなので当時の表現には限界がありましたが、フィールドでは『ゼルダの伝説』のような見下ろし型のマップ、ダンジョンでは横スクロールのアクションゲームのようなマップになるシステムは、プレイヤーに飽きの来ない設計になっています。

敵との戦闘もあるのですが、本作には経験値やレベルと言った概念がなく、装備品や『セイントストーン』というアイテムによるステータスアップでサブレ王子を強くしていきます。

戦闘は基本的にオートバトルになっているので、アイテムを使うかどうかくらいしか操作できる事もないのですが、逆に言えばアイテムさえ揃っていれば100%バトルに勝てる優しいシステムになっています。

また、もしボスに勝てなかった場合はアイテムを取り逃しているという事であって、少し探索をし直せば必ず打開する事が可能です。

フィールドでは探索、ダンジョンでは変身を活用したアクションパズルと役割が分かれていて、空いた時間に少しずつ進めて行くには最適なゲームなので、ニンテンドースイッチとの相性も良さそうです。

『ゲームセンターCX』で知られる有野課長や、『犬マユゲでいこう』の作者である石塚2祐子さんも『カエルの為に鐘は鳴る』のファンであり、リメイクを心待ちにしているとの事ですので、『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U』にアシストフィギュアで登場した今こそ、復活するには良いタイミングなのかもしれません。

ハル研のロボットゲーム『メタルスレイダー グローリー』

最後に紹介するタイトル『メタルスレイダー グローリー』は、これまでのゲームに比べると知っている人は少ないかもしれません。

この作品は『星のカービィ』シリーズで有名な『HAL研究所』が4年かけて開発したファミコンのゲームなのですが、すでにスーパーファミコンが発売されている1991年にリリースされた事や、SFのブームが一段落していた事から生産数が少なく、現在も中古で10,000円以上するプレミアソフトとなっています。

主人公の日向忠(ひむかい ただし)は作業用のロボットを店主のゲンに勧められるまま購入するのですが、ロボットが忠を認識した瞬間に謎のメッセージを残し、『メタルスレイダー』へと変形します。

『地球は危機に瀕している』というメッセージの真意を読み解くために、学生時代のクラスメートであったエリナと、妹のあずさの3人で宇宙へ飛び立ち、様々な関係者と会話をしながらメッセージの正体を突き止めていきます。

ゲームの内容はオーソドックスなコマンド選択式のアドベンチャーゲームで、基本的に総当たりでも問題なく物語を進める事が出来ますが、時に暗証番号などを自分で入力する事もあるので、覚えるべきところはちゃんと覚える必要も出てきます。

(何回も間違えるとエリナが助け舟を出してくれるけどね)

このゲームの最大の特徴はそのグラフィックとアニメーションの綺麗さで、ちょっとしたカットでも画面の人物が瞬きをしたり、目線を動かしたり、ファミコンとは思えないほどとにかくよく動きます。

本来はもっと有名になっても良いタイトルなのですが、開発が長引いたために発売されたタイミングが悪くなってしまった不遇の作品かもしれません。

キャラクターも特に女性は可愛らしく描かれていますので、ロボットも含めて今のグラフィックで復活して欲しいゲームの1つだと言えると思います。


まだ全然紹介しきれない

突発的にこのような記事を書いてみましたが、『ジョイメカファイト』や『ヨッシーのたまご』、『謎の村雨城』などなど…まだまだ紹介しきれないタイトルがいくつもありますね(ΦωΦ)

今回紹介したタイトルはリメイクで考えていましたが、『パルテナの鏡』はファミコンと3DSでゲームのジャンル自体も全然違うので、思いがけない形で復活する事もあるかもしれません。

近年は『バーチャルコンソール』や『ニンテンドークラシックミニ』などで手軽に昔のゲームが遊べるようになり、もちろん色あせぬ名作は今遊んでも面白いのですが、現代の技術で作り直したらどうなるのか…も気になるところです。

任天堂は古くからのIPを大切にする事でも有名な会社ですが、それでも機会に恵まれず30年近く音沙汰がないタイトルも意外と数多くあるので、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』などをきっかけに、サプライズ的な新たな展開もちょっと期待してしまいます。

コメント

  1. 匿名 より:

    任天堂はヒューマンドラマAdvとかを、アナザーコードWiiやラストウィンドウDSから出してない気がするな。

    任天堂タイトルに限らず、3DSはDSで結構栄えていたADV系ゲームが少なくなった印象あるから、Switchで色々出て欲しいっすねえ

    • 管理人のみう太 より:

      『ウィッシュルーム』とかもありましたよね、懐かしい…。
      スイッチとADVの相性自体は結構良さげで、『レイジングループ』や『送り犬』みたいなホラー系から、『ねこパラ』や『蒼の彼方のフォーリズム』みたいな可愛い系まで…、サードからはちょこちょこ出てるんですよね。
      任天堂を始め大手にもまた作って欲しいですよね(ΦωΦ)

  2. キノピコのおさげ より:

    「伝説のスタフィー」は復活しないかな?
    GBA~DS初期まで出てたからレトロゲームには入るかと

    • 管理人のみう太 より:

      スタフィーやカスタムロボ、ギフトピア、マジカルバケーション、バテンカイトス…
      N64~DS世代で生まれたゲームも復活して欲しいの多いんですよね。
      …実は私はスタフィー遊んだ事がないので、なんか過去作の集まったコレクションとか出ないかしら(ΦωΦ)

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