スーパーマリオに登場する歴代パックンフラワーから、恐ろしさランキングを作ってみた

キャラクターの話

こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

マリオシリーズにおける植物系の敵キャラクターと言えば、まず思い浮かぶのは『パックンフラワー』です。パックンフラワーは1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』で初登場して以来、40年以上にわたってシリーズのほぼすべての作品に登場し続けており、もはやマリオの世界には欠かせない存在です。

近年では、ただの敵キャラクターとしてマリオの行く手を阻むだけでなく、その活躍の場を大きく広げていて、例えば『マリオテニス エース』や『マリオカート ワールド』ではプレイアブルキャラクターとして参戦、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でもファイターになるなど、プレイヤー側に立つ機会も増えています。

どんどん数を増やすパックンフラワーの亜種

『スーパーマリオブラザーズ』に登場したオリジナルのパックンフラワーは、土管の中から一定間隔で顔を出し、マリオに噛みついてくるシンプルな敵でした。

その場から移動することはありませんが、鋭い牙を持つため踏みつけることができず、ファイアボールや無敵スターがなければ倒せないので、序盤から多くのプレイヤーを苦しめました。

しかし、長い歴史の中でパックンフラワーにもさまざまな亜種を誕生し、今や「ただ噛みつくだけの敵」とは言えなくなっています。作品によってはマリオの攻撃を受け付けなかったり、巨大な体でボスとして立ちはだかったり、一筋縄ではいかない強敵も少なくありません。

中には火を吐くもの、伸び縮みするもの、子を産むもの、さらには意思を持って話す個体まで登場しています。今回はそんなパックンフラワーについて、強さだけでなく生態の怖さやインパクトにも注目して、「歴代でも特に恐ろしいパックンフラワー」をランキング形式で紹介してみようと思います!

5位:ヨッシーを長い舌で捕食する『ペロペロパックン』

パックンフラワーの亜種の中でも、特に不気味さとトリッキーな攻撃でプレイヤーを驚かせたのが『ペロペロパックン』です。ペロペロパックンは1997年発売の『ヨッシーストーリー』に登場し、ステージ4-3「パックンのふるさと」に生息、今のところ、この作品以外に再登場していない、非常に珍しい種類です。

通常のパックンフラワーは土管や地面に根を張って待ち伏せするイメージが強いですが、ペロペロパックンは自身の葉をプロペラのように回転させて、空中をふわふわと漂いながら移動し、ヨッシーを狙ってきます。鋭い牙は生えておらず、つぼみのような小さなおちょぼ口が特徴的です。

攻撃方法もかなり特殊で、非常に長い舌を素早く伸ばしてヨッシーを捕らえ、そのまま丸のみにしようとしてきます。飲み込まれたヨッシーは吐き出された直後、なぜか体が半分以下にまで小さくなってしまいます。

ヨッシーも小さくなった状態ではジャンプ力が大幅に低下、タマゴを投げることもできなくなり、行動が大きく制限されてしまいます。ペロペロパックンを踏みつけることはできませんが、タマゴをぶつければ比較的簡単に倒せるので、見つけたら早めに処理しておくのが無難です。

同じステージには、ペロペロパックンの地上固定版とも言える『チューチューパックン』も登場します。こちらは空を飛ばずその場で口をパクパクと開閉させるタイプで、舌は出しませんが、近づきすぎると飲み込まれる可能性があります。

『ヨッシーストーリー』特有の少しリアルなグラフィックが、こうしたパックンフラワーの動きをより生々しく感じさせ、全体的に不気味さを際立たせていました。ヨッシーを丸呑みにし、そのまま小さくするという特殊な攻撃が、当時の子どもには強い印象を残していたのではないかと思います。

4位:全身に炎をまとった特殊な『ファイアパックン』

パックンフラワーの亜種の中でも、特に攻撃的な印象が強いのが『ファイアパックン』で、この種類は1988年発売の『スーパーマリオブラザーズ3』にて初登場しました。通常のパックンフラワーと見た目はほぼ同じですが、名前の通り口からファイアボールを吐き出し、遠くからでもマリオを狙ってくる危険な存在です。

以降のアクションゲーム作品にも頻繁に登場し、マリオの行く手を阻む定番の敵となりました。近年ではデザインが変化し、黒い体にオレンジ色の斑点模様という、視覚的にもパックンフラワーと差別化された姿で描かれることが増えています。

中でも特に印象深いのが、2000年発売の『マリオストーリー』に登場した、ボス版のファイアパックンです。グツグツ火山の最奥に生息するこの個体は、他のファイアパックンとは比べ物にならないほど巨大で、知能も高く、カタコトながら言葉を話すことができます。

戦闘では本体が炎を吐くだけでなく、2本の触手からも火球を飛ばして攻撃してきます。意外にも噛みつきや体当たりはせず、遠距離からの炎攻撃に特化しているのが特徴です。さらに一度倒しても、溶岩に身を潜め体に炎をまとって復活するという、生命力の高さを見せました。

ただし、水や氷といった分かりやすい弱点があって、「アイスノチカーラ」などのバッジを活用すると攻略がかなり楽になります。それでも、炎の嵐のような激しい攻撃の威圧感は強烈で、対策が不十分だった多くのプレイヤーを苦しめました。

見た目の派手さと容赦ない遠距離攻撃、さらにはボスとしての圧倒的な存在感から、ファイアパックンはシンプルなコンセプトでありながら、炎と植物の要素を併せ持った、恐ろしいパックンフラワーの代表格ではないかと思います。

3位:圧倒的なパワーとコミカルな親しみやすさの『ボスパックン』

パックンフラワーの亜種の中でも、圧倒的な存在感と知名度を誇るのが『ボスパックン』です。ボスパックンは2002年に発売された『スーパーマリオサンシャイン』で初登場、通常のパックンフラワーの数倍はあろうかという巨体を持ち、地面に根を張らず二足歩行で移動したり、頭部に大きな花びらが付いていたり、従来のパックンフラワーとは大きく異なるデザインが印象的です。

ゲーム序盤のボスとして登場し、ドロドロを吐き出して『プチプチ』という小さな敵を生み出してくるものの、落ち着いて戦えばそこまで苦戦する相手ではありません。戦闘では口を開けたタイミングでポンプを使って水を大量に飲ませ、ダウンした隙にヒップドロップを繰り返すというシンプルな攻略法が有効です。

また、風車小屋の屋上でマリオと対面して威嚇するも、そのまま屋根を破壊して自分ごと落下したり、再戦時にはのんびり昼寝をしていたりと、パワーに対して知能が追いついていないような描写が多く、プレイヤーに親しみを感じさせるボスでもありました。

『スーパーマリオサンシャイン』においては、クッパJr.のマジックブラシで生み出された一時的な存在だったはずですが、その後も『スーパープリンセスピーチ』や『New スーパーマリオブラザーズ』など、数多くの作品にボスとして再登場、今やマリオの世界に定着したキャラクターになっています。

近年は『マリオテニス』シリーズや『マリオカート』シリーズにもプレイアブルキャラクターとして参戦しており、クッパに次ぐパワータイプの代表格として活躍しています。巨大な体躯と強烈な見た目から来る威圧感はあるものの、全体的にコミカルかつ愛嬌のあるしぐさがボスパックンの特徴です。

ただし、これだけ長く登場を続け、さまざまな作品で活躍していることを考えると、将来的により恐ろしい力や、新しい形態を身に付けて再び強敵として立ちはだかる可能性も十分にあり得ます。歴代パックンフラワーの中でも「見た目の迫力」と「知名度」はトップクラスで、「将来性」の強いボスではないかと思います。

2位:強力な全体攻撃でマリオたちを苦しめた『クィーンフラワー』

パックンフラワーの亜種の中でも、独特の魔法攻撃と初見殺しの強さで多くのプレイヤーを苦しめたのが『クィーンフラワー』です。クィーンフラワーは1996年発売の『スーパーマリオRPG』に登場し、最初はビーンズバレーに植えられたつぼみの状態でしたが、羽の生えたヘイホー「トンダリヤ」の水やりによって巨大な姿に成長しました。

見た目は通常のパックンフラワーがそのまま大きくなったようなシンプルなデザインで、その場から移動することもありません。しかし、本体だけでなく2匹の「つぼみ」を引き連れて戦うため、3体同時に対処しなければならず、通常攻撃のほか、「ほのお」や「ねむけのかふん」などの魔法攻撃も使用してきます。

クィーンフラワーの最大の脅威は、全体攻撃魔法「さくらふぶき」で、この攻撃を受けるとマリオたちは「キノコ状態」になってしまいます。キノコ状態になると、ターンごとに少しずつ体力が回復する代わりに、一切攻撃ができなくなり、敵の攻撃を一方的に受けるしかない危険な状態に陥ります。

弱点である氷属性の攻撃を活用したり、状態異常を防ぐ装備を準備していれば攻略はかなり安定しますが、対策を立てていないプレイヤーにとっては文字通りの初見殺しとなり、壊滅的な被害を受けやすい強敵です。2023年のリメイク版でもそれは同様で、初報PVでもパーティ全体がキノコにされる様子が映されていました。

性格面では好戦的というより詩的で、「なにかんがえてるの?」を使った際に『水もらって、スクスク。 花の命、短し・・・・』というセリフを残すなど、物思いにふける様子がうかがえます。

しかし戦闘が始まれば容赦はなく、ボスクラスのパックンフラワーの中では珍しい「魔法特化型」の恐ろしさを持ち、こちらの戦略を崩してくる精神的な怖さを感じさせるキャラクターでした。出番は未だ『スーパーマリオRPG』にしかありませんが、その特殊で理不尽な強さは、異色の存在感を放っていたと思います。

1位:恐竜の狂暴さを併せ持った宇宙の『ディノパックン』

パックンフラワーの亜種の中でも、狂暴かつ獰猛な見た目でプレイヤーを驚かせたのが『ディノパックン』です。ディノパックンは2007年発売の『スーパーマリオギャラクシー』に初登場し、ボスパックンに恐竜の要素を加えたような巨体と、常に唾液が糸を引いている口元が特徴です。

ディノパックンは植物でありながら、タマゴの殻に包まれた状態で登場します。はみ出た尻尾の先についた玉にスピンアタックを当てると勢いよく弾き飛ばされ、戻ってきた衝撃でタマゴが割れて、本体との戦闘が始まりました。

戦闘ではディノパックンの突進をかわしながら、尻尾を狙ってスピンアタックを決めるのが基本的な攻略法になります。しかし、マリオ以上のスピードで追いかけてくるため、3Dアクションに不慣れなプレイヤーにとっては、序盤のボスとは思えない手強さを感じさせる相手でもありました。

さらにゲーム終盤、「ヘルプロミネンスギャラクシー」ではより危険な『くろディノパックン』が待ち受けています。くろディノパックンは炎の力を宿しており、火球を吐き出すだけでなく、地面を燃やしながら猛ダッシュしたり、全身に炎をまとったり、非常に厄介な攻撃を繰り出してきました。

普通にプレイしていれば、最後の方に対峙することになるボスなだけあり、歴代の3Dマリオ作品の中でもかなり手応えのある強敵です。続編の『スーパーマリオギャラクシー2』では「ディノパックンJr.」も登場し、ギャラクシーシリーズを代表するボスと言っても過言ではありません。

宇宙空間に生息する特殊なパックンフラワーだからか、他の作品への再登場はほとんどありませんが、その狂暴さは群を抜いています。誰の命令でも聞き入れなさそうな荒々しさと、圧倒的なスピードやパワーを持った姿は、他のパックンフラワーとは一線を画す恐ろしさを感じさせます。

まだ進化の余地が残っているパックンフラワー

というわけで今回は、歴代のマリオシリーズの中から「恐ろしいパックンフラワー」をランキング形式で紹介してみました。(※あくまで個人的なランキングです)

パックンフラワーは他にも『ブラックパックン』や『ビッグバンジーパックン』など、強力で個性的な亜種が数多く存在していて、今後も新たな進化を遂げた新種が登場する可能性も高いのではないかと思います。

かつては土管から顔を出し、マリオを待ち伏せるだけの存在だったパックンフラワーですが、今では自由に歩き回ったり、空を飛んだり、魔法を使ったりと、あらゆる方向へ進化を続けています。

現在はファイアパックンやアイスパックンなど、特殊な属性を持つ個体が目立ちますが、今後は「サンダーパックン」や「ウォーターパックン」、あるいは全く新しい能力を持ったパックンフラワーまで誕生するのかも…?なんて思う今日この頃です。

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