【初代ポケモン】今から『ポケモン赤・緑』を遊ぶなら気を付けたい5つのこと

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こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』も発売からすでに1年半以上が経過していますが、未だに特別なレイドバトルなどが定期的に開催されていて、変わらず冒険を楽しんでいる方も多いのではないかと思います。

実は私はまだDLC『藍の円盤』のポケモン図鑑を完成できていないので、また友達と協力しながら図鑑埋めもしたいな…と思う今日この頃です。

今のポケモンと初代ポケモンとでは違うこと

そんなポケモンの原点といえば1996年に発売された『ポケットモンスター 赤・緑』で、様々なモンスターを捕まえて育てるというコンセプトは当時珍しく、今やその名を知らない人はいないほどのタイトルにまで成長しました。

実は発売当初はそこまで売り上げも芳しくなかったのですが、口コミやアニメなどのメディアニックスによってじわじわと人気を獲得し、最終的には国内820万以上の出荷本数を記録しています。

そして『ポケットモンスター バイオレット』の実況動画で大きな話題を集めた俳優の大和田伸也さんも、2024年6月9日から『ポケットモンスター 赤』の実況動画を始めており、未だにその面白さは色あせていないのが分かります。

しかしシリーズ最新作に慣れてから初代ポケモンを遊ぶと、思わぬ落とし穴がいくつか待ち構えているので、今回は『初代ポケモン特有の気を付けたいこと』を5つ紹介しようと思います!

手動でのこまめなレポートがなによりも大切

RPGのみならず、あらゆるゲームにおいてセーブは欠かせない機能ですが、近年はオートセーブが導入されていることも多く、こまめなセーブまで意識せずとも問題なく遊べるようになっています。

ポケモンシリーズも2019年の『ポケットモンスター ソード・シールド』からオートセーブが実装されたので、わざわざイベントのたびにレポートを書く必要もなく、手動セーブはゲームをやめる直前程度、という方も多いのではないかと思います。

しかし当然ながら初代ポケモンにオートセーブなどないため、データを保存するには自分でレポートを書かなければならず、当時のこまめなセーブは何よりも大切なことでした。

特にゲームボーイ版を実機で遊ぶのであれば、本体やカセットの電池切れの可能性もありますし、思わぬ不具合でゲームが止まってしまった…なんてケースも珍しくありません。

オートセーブに慣れている人ほど、ついつい手動でのセーブを忘れがちになってしまうので、もしあえて初代ポケモンを今遊ぶのであれば、こまめなレポートのクセは早めにつけたいところです。

とはいえ、当時のRPGは決まった場所でしかセーブできないタイトルも多く、ポケモンのように『どこでもセーブできる』だけでも、遊びやすさは頭一つ抜けていたのではないかと思います。

持ち物は全部ひとまとめ、かつ持てる数も限りが

『ポケットモンスター』シリーズといえば今や1000を超えるポケモンや、豊富な技、様々な効果の道具なども魅力で、あらゆる要素を組み合わせて戦略を組み合わせるのがポケモンの醍醐味でもあります。

近年のタイトルでは、道具も分類ごとに分かりやすくまとめられていて、持てる数や種類に悩まされることはありませんが、初代ポケモンではリュックに20種類しか道具が入りませんでした。

また、種類ごとにポケットも分けられていないため、『じてんしゃ』や『わざマシン』、『きずぐすり』などすべてが一緒くたになっており、合わせて20種と考えるとかなり心もとない容量です。

特に『たいせつなもの』に分類される『ボロのつりざお』や『シルフスコープ』などは、使い道がなくなっても捨てることができず、持ち物欄をただただ圧迫してしまう厄介な存在でもありました。

パソコンに使わない道具を預けることもできますが、こちらも最大50種類までなので、終盤になったら効果の弱い回復アイテムなどはこまめに売却する必要があります。

そもそも『わざマシン』が全50種類、という時点ですべてのアイテムを保管することは不可能であり、ゲーム終盤になれば持ち物の整理は常に気にかけなければなりません。

珍しい道具や『わざマシン』は使いどころを考えよう

持てる道具の数に限りがあるとなれば、できるだけ使えるアイテムは使っていきたいところですが、初代ポケモンでは1度失うと2度と手に入らないアイテムも多く、使いどころを考える必要があります。

代表的なものといえばやはり『わざマシン』で、当時のわざマシンは使い捨てのうえ、ゲームを通して1つしか手に入らないものも多く、思いのほか気軽には使いにくい代物でした。

そのため、繰り返し使ってもなくならない『ひでんマシン』はとてもありがたく、『なみのり』や『かいりき』、『そらをとぶ』を愛用していた方も多かったのではないかと思います。

しかしこの『ひでんわざ』にも落とし穴があって、なんと一度覚えさせたひでんわざは忘れさせる手段がなく、実用性の低い『いあいぎり』や『フラッシュ』をむやみやたらに覚えさせてしまうと、他の技を覚えさせるスペースが減ってしまいます。

また、貴重な道具はわざマシンだけでなく、例えば一部のポケモンを進化させる『つきのいし』なども決まった数しか手に入らないので、図鑑完成を目指すのであれば無駄遣いは禁物です。

当時はポケモンに持ち物を持たせて通信交換…ということもできないので、もし『つきのいし』が足りなくなってしまった場合は、他のカセットで進化させたポケモンを連れてくるしか方法はありませんでした。

ボックスがいっぱいだと新しいポケモンを捕まえられない

『ポケットモンスター』はいずれのシリーズにおいても『ポケモン図鑑の完成』が目的の1つで、そのために野生のポケモンを捕まえ集めていくのは、育成だけでなくコレクション的な面白さも持っていました。

そのために捕獲用の技を覚えさせたり、モンスターボールを切らさないようにしたりと注意すべき点はいくつかありますが、初代ポケモンにおいてもっとも大切なのは『ボックスの空き』の確保です。

ポケモンを預けられるボックスは、1つにつき30匹までと決まっていて、これはどのシリーズにおいても共通しています。

初代ポケモンにも全部で8つのボックスが用意されているので、最大240匹まで預けられるのですが、もしポケモンを捕まえようと思ったときに今のボックスに空きがないと『ボックスがいっぱい』と表示され、ボールを投げることすらできなくなってしまいます

そのため、確実にポケモンを捕まえるのであれば、ボックスがいっぱいになる前に別のボックスへ手動で切り替える必要があり、今の作品と比べればかなり不便な仕様です。

特にダンジョンの奥まで進み、珍しいポケモンを見つけたのに『ボックスがいっぱい』となると、精神的なダメージは計り知れないものがあったのではないかと思います。

倒してしまった貴重なポケモンは帰ってこない

ポケモンといえば、どのシリーズにおいても強力な力を秘めた『伝説のポケモン』が存在し、初代ポケモンでは『ファイアー』『サンダー』『フリーザー』、そして『ミュウツー』の4匹が主人公の前に姿を現しました。

伝説とはいえポケモンなので、他のポケモンと同じように捕まえられますが、その捕獲率はかなり低く、相応の数のボールを買い込んで挑まなければなりません。

そして注意しなければならないのが『1度戦った伝説のポケモンは2度と出現しない』ことで、倒してしまった場合のみならず、逃げた場合や敗北した場合でも、その伝説のポケモンとは2度と戦えなくなってしまいます。

こちらの攻撃が急所に当たって倒してしまう、ボールを投げ尽くして捕まえる術がなくなる、ボックスがいっぱいでこれ以上捕まえられない…など、イレギュラーが発生する可能性は常にあるため、直前でのレポートが必須でした。

また首尾よく捕まえられたとしても、もし電池切れなどでゲームが止まってしまった場合は前回のセーブまで巻き戻ってしまうので、『捕まえた後のレポート』も忘れてはなりません。

近年のタイトルでは、伝説のポケモンを倒してしまったとしても再登場するようになりましたが、古くからポケモンを遊んでいる人にとっては、『戦闘前のレポート』がクセになっている人も多いのではないかと思います。

長い歴史を重ねて『便利』に進化したポケモン

というわけで今回は『初代のポケモンを遊ぶなら気を付けたいこと』を5つ紹介してみましたが、もしニンテンドースイッチでポケモンを初めて遊んだ、という方からすれば、かなり不便に感じるのではないかと思います。

特に『ボックスがいっぱいになると捕まえられない仕様』は正直かなり面倒くさくて、近くにポケモンセンターがないときにこの状況になると、せっかく新しいポケモンに出会っても泣く泣く諦めなければなりませんでした。

他にも『技がタイプによって物理か特殊か分かれている』『命中率が100の技でも外れることがある』など、今とは違う仕様の部分は多く、ある意味新鮮な気持ちでプレイできる…かもしれません。

年々便利に進化してきたポケモンシリーズですが、強いていえば個人的には『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』でも、リュックのカテゴリーの分類が分かりにくかったので、その辺りの使いやすさの進化を次回作に期待したいな…と思います。

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