どうもみう太です(ΦωΦ)
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で発売されている『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ですが、2019年4月18日にVer.3.0にアップデートされ、DLCキャラクターである『ジョーカー』も追加されました。
ジョーカーの参戦発表には驚きましたが、実際に動かしてみるとその再現度がかなり高く、原作のファンにも嬉しい結果だったのではないでしょうか?
できるだけアルセーヌを維持して戦うのはなかなか難しいですが、『反逆ゲージ』という独自のシステムを上手く意識できるようになると、使っていても楽しいキャラクターだと思います。
DLCにはどんなキャラクターが選ばれるのか
スマブラと言えば任天堂のキャラクターが一堂に会するオールスターゲームですが、近年では『ソニック』や『ロックマン』など他社のキャラクターも参戦し、より幅広いファイターで遊べるようになりました。
スマブラに関してはいつになっても新キャラクターの話題が尽きず、今作はジョーカーを含めて5人のDLCも予定されているので、今後の更なる発表にも目が離せない状況です。
私も以前5人のDLCを予想した記事を書いたのですが、その時は『任天堂のキャラクターだけになるのではないか?』と予想し、結果ジョーカーの参戦が発表されたので、見事に大ハズレという事になりました。
しかし、ジョーカーの参戦によって『DLCで他社のキャラクターもあり得る』という事が分かったので、今回はそれを踏まえて、どのようなキャラクターが選出されるのかを考えてみようと思います。
※今回はあくまで『選出の予想』であって、具体的な4人の予想は後日別の記事に書こうと思います。
他社のキャラクターこそ任天堂にメリットが?
以前書いたDLC予想記事では、今後の商業的な事も考えると、『比較的新しい』『任天堂のキャラクター』である可能性が高いのではないかと思い、『ドラガリアロスト』の『ユーディル』や、『スプラトゥーン2』の『オクトリング』などを挙げてみました。
しかしそもそも、『任天堂のキャラクターであれば商業的にメリットがある』という考え自体が浅はか…だったのかもしれません。
今回のジョーカーの参戦は、多くの任天堂ファンはもちろん、PS3やPS4で『ペルソナ5』を遊んでいたユーザーの方も驚いたのではないかと思います。
これによって、近頃任天堂のゲームに触れていなかったPSハードのユーザーや、ペルソナシリーズのファンがスマブラSPに興味を持ち、実際に手に取る可能性も出てきます。
確かに、任天堂の新しいキャラクターが参戦すればそのゲームに注目が集まりますが、スマブラを遊んでいるユーザーの多くはもともと任天堂のファンであり、近年の任天堂のゲームも知っている人が大半を占めています。
ところが、Wii Uやニンテンドースイッチなど、しばらく任天堂のハードから離れていた人がスマブラSPをもしプレイすれば、昔ながらのマリオやカービィといった代表的なキャラクターだけでなく、まさに今活躍している新しいポケモン、リメイクされたパルテナの鏡、ゼノブレイドやスプラトゥーンといった新規のIP…、更にスピリットやサウンドテストも相まって、この『スマブラ』のソフト1本だけで任天堂を幅広く知る事ができます。
思えば、私がニンテンドー64で初代スマブラを遊んだ時も『サムス』や『フォックス』というキャラクターをまったく知りませんでしたが、逆にそこから原作に興味を持つようになり、どんなゲームなのかを調べるようになりました。
他社のキャラクターによってより広くユーザーの興味を引き、そこから様々な任天堂の作品を知って貰う事ができれば、それが任天堂にとって一番の成功とも言えるかもしれません。
しかしPS系のキャラクターはやっぱり出しにくい?
任天堂から離れていたユーザーを呼び込むのであれば、やはり『ペルソナ5』のように、PSハードを中心に展開していたゲームから参戦するのがもっとも注目されるかと思います。
実際に今作には『メタルギア』の『スネーク』や、『ファイナルファンタジー7』の『クラウド』も参戦しており、あまり任天堂のハードでは展開していないシリーズからキャラクターが選出される可能性も高まっています。
しかし、海外のゲームメディアもクリエイターに度々『スマブラへの参戦はあり得ますか?』と質問を投げかけていますが、やはり任天堂のプラットフォームに展開していないタイトルは参戦が難しいだろう、という旨の回答がいくつか出ています。
例えばCAPCOMから発売されている『デビルメイクライ』の主人公『ダンテ』は、海外メディア『VG247』の記事によると、『デビルメイクライはまだ任天堂のプラットフォームに参加した事がありません。まず最初にやるべき事は、任天堂のプラットフォームにデビルメイクライを出す事でしょう。』とディレクターの伊津野さんがコメントしています。
クラウドの『ファイナルファンタジー7』は、前作のスマブラ for 3DS / Wii Uで参戦したときにはまだ任天堂のハードで発売されておらず、またジョーカーの『ペルソナ5』もニンテンドースイッチでの発売が予定されていませんが、『シアトリズム ファイナルファンタジー』や『ペルソナQ2』など、スピンオフに当たる作品は3DSでもリリースされていました。
しかし、『デビルメイクライ』に関してはこれまで1本も任天堂のハードで展開された事がなく、唯一3DSの『プロジェクト クロスゾーン』にダンテとバージルが出ていますが、このゲームはCAPCOMではなくバンダイナムコゲームスからリリースされているので、やはり接点はほとんどないと言えそうです。
また、セガから発売されている『龍が如く』シリーズについても、ゲームメディア『IGN』がディレクターの名越さんに尋ねていますが、スマブラ参戦は『実現したら面白そう』とは言いながらも、『桜井さんが欲しがらないだろう』と笑いながら答えており、やはりこちらも任天堂の雰囲気とは合わないと感じているようです。
『龍が如く』はシリーズを重ねるごとに海外でも注目されるようになり、主人公の『桐生一馬』も知名度が高いキャラクターですが、その技は相手を引き倒して顔を蹴り付けたり、頭を掴んで壁に打ち付けたり…、確かにスマブラで再現するには過激な技が多いかもしれません。
また、『龍が如く』の海外版タイトルは『YAKUZA』であり、いわば『反社会的集団』の名前を背負ったゲームのキャラクターがマリオやリンクと戦うのは、少々色々とハードルが高いようにも思えます。
もちろん、もし実はスマブラへの参戦が決定していたとしても、こういったインタビューで『参戦します』と回答する事はありませんが、記事を見る限りだとこの2人は今のところ可能性は低そうです。
【追記】
この記事を書いている最中に、ニンテンドースイッチにて初代『デビルメイクライ』のリリースが決定しました。
スマブラSPに影響するかは分かりませんが、今後もナンバリングタイトルが移植されるようであれば、いつかはスマブラに参戦する日も来る…かもしれません。
スピリットの有無がやっぱり関係する?
スマブラSPにおいてもっとも特徴的なのが、様々なゲームのキャラクターの『スピリット』です。
スピリットには『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』などの有名なゲームのキャラクターだけでなく、『斬撃のレギンレイヴ』や『ラスト・ストーリー』といった隠れた名作、『ARMS』や『いっしょにチョキっと スニッパーズ』のような最新作まで、幅広いタイトルから選出されています。
以前のDLCキャラクター予想では、私も『ゼノブレイド2』の『レックス』などを挙げていましたが、プレイアブルキャラクターのスピリットは『ファイタースピリット』と別枠で用意されているので、すでにスピリットになっているキャラクターがDLCで参戦する可能性は低いのかもしれません。
これはアシストフィギュアのキャラクターにも言えると思いますが、スピリットに名前の挙がっているキャラクターは最初からスピリットになると決まっていた訳ではなく、恐らく参戦できるかを検討したのち、今回の参戦は難しいからスピリットになった…、というプロセスがあったのではないかと思います。
推測なので確かな事は言えませんが、一度『参戦は難しい』という結論が出たキャラクターをDLCで見直すかというと、それなりの理由が必要になりそうです。
また、先日のジョーカーの参戦に伴って、『坂本竜司』や『モルガナ』など、『ペルソナ5』に関連した11種類の新しいスピリットが追加されました。
今後もDLCのキャラクターに付随する形でスピリットが追加されるとの事ですが、これはつまり参戦する本人のスピリットだけでなく、それに関係するキャラクターもスピリットにできる必要がある、という事になります。
例えばゼノブレイド2からレックスが参戦したとしても、すでに『ホムラ』や『ニア』など主要キャラクターのスピリットは最初から用意されていて、ここに更に新しくスピリットを追加するには難しいように思えます。
個人的にはスピリットが用意されていなかった『MOTHER』の『ポーキー』や、『星のカービィ』の『アドレーヌ』などの可能性を考えていたのですが、これらシリーズはすでにスピリットも多数収録されており、少し難しいのかなと感じています。
ステージに音楽、更にスピリットまで追加される事を考えると、やはり既存の作品より新規のタイトルから参戦する可能性の方が高いかもしれません。
他社のキャラは『如何に原作を再現できるか』
今のスマブラには様々なメーカーからキャラクターが参戦していますが、DLCで追加されたジョーカーはもちろん、『ストリートファイター』の『リュウ』や『ケン』、『悪魔城ドラキュラ』の『シモン』や『リヒター』など、原作の再現度の高さも大きな話題になっています。
あまりの再現度の高さから、むしろベースとなる任天堂のキャラクターとの差が大きいのではないか?という指摘も見られますが、他社のキャラクターは逆に勝手に脚色ができないのではないか、とも思います。
ニンテンドー64の初代スマブラを開発する際、開発本部長(当時)の宮本茂さんは『スマブラのイメージを原作に反映しなければならない』という事を危惧しており、当初は任天堂のキャラクターを使う事も反対していました。
プロトタイプの完成度の高さから宮本さんも許可を出しましたが、実際に『キャプテン・ファルコン』や『ガノンドロフ』などのキャラクターは、今でも原作よりスマブラの印象が強い人も多いかもしれません。
任天堂はスマブラである程度キャラクターが脚色される事も織り込み済みであり、基本的にすべてスマブラの開発チームに任せていますが、他社のメーカーが関わる場合はそうもいかず、モデルやモーションができる度にチェックしてもらい、お互いに納得のいくものを作るようにしているそうです。
(確かにどこかで記事を読んだのに、海外サイトで見たからか元記事が見つかりません、ごめんなさい!)
コラボ先のメーカーも基本的にはスマブラ開発チームに委ねているのだと思いますが、『大乱闘スマッシュブラザーズ』は非常に影響力の強いゲームなので、スマブラでの動きや仕草がまるで公式のように捉えられてしまう事もあり、他社のゲームのキャラクターを必要以上に脚色するのは迷惑をかけてしまう可能性もあり得ます。
例えば、本来『ロックマン』は接近戦での攻撃手段が乏しいですが、スマブラにおいては様々な特殊武器を活用して接近戦にも対応するようになっています。
スマブラの世界に落とし込むのであれば、『バスターでパンチする』などの攻撃手段も実装できたハズですが、この原作に無いアクションはロックマンのファンからすると違和感がありますし、逆にロックマンに触れた事のないユーザーは『こういう事をするキャラクター』という印象が付いてしまいます。
任天堂から参戦しているキャプテン・ファルコンやガノンドロフは、『スマブラのキャプテン・ファルコン』『スマブラのガノンドロフ』といったように、原作とスマブラで切り離してキャラクターを受け取る事もできますが、他社のキャラクターは『スマブラのロックマン』ではなく、できる限り『ロックマン原作のロックマン』である必要があるのだと思います。
原作らしさがスマブラに表れないキャラクター
コラボキャラクターに関連して、バンダイナムコの『鉄拳』シリーズからキャラクターが参戦するのではないか?という予想が以前から出ています。
実際に桜井さんも『鉄拳』の『平八』を参戦させたいと考えていましたが、スマブラ for 3DS / Wii U開発の際に平八はスマブラのルールには合わないと判断され、その結果、Miiコスチュームとして配信されています。
『鉄拳』は『ストリートファイター』と同じように格闘ゲームで、スマブラの世界でも十分に戦えると思いますが、『スマブラのルールに合わない』というのは、言い換えると原作らしさを再現できない、という事かもしれません。
例えば『鉄拳』でも『ジャンプ』という基本的なアクションがありますが、この鉄拳におけるジャンプはわりと常識的な高さで、決して2mも3mも飛び上がるような事ははありません。
このジャンプをスマブラで再現すれば復帰力の非常に弱いキャラクターになってしまいますし、逆にスマブラに合わせて脚色すると原作ファンに違和感のあるキャラクターになってしまいます。
また、スマブラでは多くのキャラクターにおいて、ジャンプしながら攻撃を振り続ける、いわゆる『バッタ戦法』が有効な場面も少なくありません。
鉄拳は1対1での読み合いや駆け引きが醍醐味のゲームですが、そのキャラクターが相手の周りをピョンピョンと跳ね回ったりするのは、確かに原作とスマブラでイメージが噛み合っていないように思います。
(一応『ストリートファイター × 鉄拳』では普通にジャンプしていますが、こちらはCAPCOM開発なので、これを基準にするのも難しそう…?)
このように、スマブラに合わせて脚色する事で原作のイメージと異なりそうな作品の例を挙げると、『ダークソウル』なども当てはまるかもしれません。
『ダークソウル』は『フロムソフトウェア』の開発する3Dアクションゲームで、日本はもちろん、海外でも大きな人気があり、ニンテンドースイッチにリマスター版がリリースされた事も話題になりました。
ダークソウルのキャラクター参戦を予想する声も少なくありませんが、このゲームは決して俊敏な動きや激しい攻撃が売りではなく、リアルな『人間らしい動き』で如何に敵の攻撃を凌げるかが面白さに繋がっています。
こちらも鉄拳と同じように、広いフィールドを跳ね回ったり、ガードからフレーム数の少ない攻撃で即座に反撃したりが普通になると、『原作のダークソウル』と『スマブラのダークソウル』で、まるで違うキャラクターのように思えてしまうかもしれません。
作りたいキャラクターと作って欲しいキャラクター
今では『我が社のキャラクターを出して欲しい』と明言するメーカーも存在し、過去には『Microsoft』も、自社のIPである『バンジョーとカズーイの大冒険』の『バンジョー』を出したらどうかとTwitterで呟きました。
『バンジョーとカズーイの大冒険』はニンテンドー64で発売されたゲームで、当時は任天堂から販売されていましたが、開発を担当していたレア社がその後Microsoftに売却され、今では『バンジョーとカズーイ』の権利もMicrosoftが所有しています。
Microsoftが『出して良い』と言うのであればすぐに許可も取れそうですが、もしかしたら『開発チームが作りたいバンジョー』と『Microsoftの作って欲しいバンジョー』が違う事はあるかもしれません。
というのも、恐らくスマブラとしてはニンテンドー64で発売された『バンジョーとカズーイの大冒険』のバンジョーを出したいと思うのですが、この頃のバンジョーはMicrosoftにとっては過去の存在であり、いわば『任天堂のバンジョー』という事になります。
しかし、Microsoftは2008年に『バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦』というゲームを発売していて、こちらが『Microsoftのバンジョー』であり、スマブラにもこっちのバンジョーを出して欲しいと考える可能性はありそうです。
ニンテンドー64で発売された『バンジョーとカズーイの大冒険』は、ゲーム内の任天堂に関連する部分をすべて修正して『Microsoft Store』でも改めて販売されているので、64時代のバンジョーがベースでも許可は出るかもしれませんが、それでも『任天堂らしさを省いたバンジョー』である必要があるのは、意外と難しいのかもしれません。
少し違うケースではありますが、コーエーテクモゲームスの代表的なキャラクター『リュウ・ハヤブサ』も少し扱いが難しいと思います。
『リュウ・ハヤブサの代表的なゲームは?』という質問をされたとき、恐らく年齢層によって回答が明確に分かれます。
30代以上の多くの方はファミコンなどで展開していた『忍者龍剣伝』が思いつきますが、10代~20代の多くは『NINJA GAIDEN』や『DEAD OR ALIVE』などのタイトルを連想する方が多いのではないでしょうか?
いずれのタイトルも『リュウ・ハヤブサ』は重要なポジションで登場していますが、近年の『NINJA GAIDEN』などは3Dのアクションゲームなのに対し、『忍者龍剣伝』は横スクロールの2Dアクションゲームで、使える技もアクションも大幅に違います。
これまでの『シモン』や『リュウ』、『ロックマン』などのコラボキャラクターを見ると、敢えて最新のタイトルではなく、少し昔のタイトルをベースにキャラクターが作られているのが印象的です。
となると、『リュウ・ハヤブサ』も2Dアクションゲームだった『忍者龍剣伝』時代がベースになりそうですが、コーエーテクモゲームスとしては今は『NINJA GAIDEN』でシリーズを展開しており、近年の3Dアクションゲームのリュウ・ハヤブサをスマブラに出して欲しいと思うかもしれません。
もちろん、古い要素も新しい要素も上手く取り入れられれば良いのですが、こういったキャラクターの折り合いは意外と難しいような気もします。
ベヨネッタより票を集めたキャラクター
スマブラに参戦するキャラクターは、基本的にユーザーは発表を待つしかないのですが、スマブラ for 3DS / Wii Uの時は『スマブラ投稿拳』という企画が開催され、誰をDLCで追加して欲しいか?というアンケートが採られました。
このアンケートには私も参加して『インクリング』と投票しましたが、結果は『ベヨネッタ』が見事1位を獲得し、実際にDLCで参戦を実現しています。
ベヨネッタの参戦については特に不満もないのですが、1つ気になるのが、ベヨネッタの投稿拳の結果が『実現可能なキャラクター内で1位』と説明された事です。
スマブラSPについては、2015年12月にはすでに企画が固まっていて、ガオガエンを除いたすべての参戦キャラクターもその時点で決まっていたとコメントされています。
つまり、もし仮に投稿拳の1位が『インクリング』だったとしても、インクリングはスマブラSPで参戦する事がすでに決まっていたので、3DSやWii UのDLCで参戦させるわけにいかず、繰り上げてベヨネッタが1位になった…、なんて可能性も考えられます。
インクリングがベヨネッタの得票数を上回っていたかは分かりませんが、敢えて『実現可能なキャラクター内で1位』と注釈が入ったという事は、誰かしら上回るキャラクターが存在したのではないかと思います。
例えば、『キングダムハーツ』シリーズの主人公である『ソラ』は、最新作の影響もあって、スマブラへの参戦を希望する声が特に増えています。
『キングダムハーツはディズニーとの権利が難しいのではないか?』『クラウドの参戦が難しかった中、ソラはそれ以上に厳しいのではないか?』という意見も多いですが、これも『ペルソナ5』のジョーカーが参戦した事で、今や『参戦してもおかしくない』という意見も見かけます。
しかし、もし以前の投稿拳で『ソラ』や『平八』といったキャラクターがベヨネッタの得票数を上回っていたとしたら、『検討した結果、参戦不可能だった』という結論が出た事にもなり、より参戦のハードルが高くなっている…なんて事もあるかもしれません。
もちろん、キャラクターそのものの問題ではなく、ソラであれば『キングダムハーツ3の開発中にスマブラに出す事はできなかった』『クラウドとソラでスクエニのキャラを2人増やすのは難しかった』など、別の理由によって実現不可能になった可能性も考えられますが、『ベヨネッタが実現可能なキャラクターの中で1位』だったのは、1つの基準になりそうです。
大切なのは『オールスター感』
スマブラへの参戦には『人気』や『知名度』が関わるのは間違いありませんが、昔からもっとも重要視されているのが『オールスターらしさ』と言われています。
現在『ほぼ日刊イトイ新聞』のライターである永田さんと、初代スマブラの開発に携わった岩田さん、桜井さんの3者による対談記事が過去にあったのですが、永田さんは当時まだ知名度の低かったサムスを例に挙げて、『商売考えたらサムスって入れないですよね?』と質問を投げかけました。
これに関しては岩田さんも桜井さんも決して同意している訳ではありませんが、岩田さんは『どこかが普通に作ったらポケモンとか入りません』、桜井さんも『大乱闘マリオブラザーズとかになっていたでしょうね』と答えており、純粋なキャラクターの知名度よりも、如何にオールスター感を出せるかが優先されていたようです。
確かに初代が発売された当時、ゲームは子供の遊ぶものというイメージがより強く、『メトロイド』や『F-ZERO』など大人向けのゲームはあまり広く浸透していませんでした。
しかし、クッパやピーチといったキャラクターよりも『サムス』『キャプテン・ファルコン』『ネス』などを優先した事で、今でも『アイスクライマー』『ダックハント』『シュルク』『Wii Fitトレーナー』といった、『深い』よりも『広い』作品から参戦する事に繋がっているのだと思います。
コラボキャラクターも確かに『スネーク』『クラウド』『ジョーカー』などは任天堂との関りが薄いですが、『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』の横に『メタルギア』や『ファイナルファンタジー』などのロゴが並ぶのは、オールスター感を強く感じます。
人気や知名度の高いキャラクターを直接挙げるよりも、もっと大枠な『ロゴ』や『タイトル』から考えた方が、参戦キャラクターも予想しやすいかもしれません。
あくまで個人的な予想です
他にも色々と考えた事はあるのですが、とにかく文字数がすでに多いので、ひとまずこの記事ではここまでにしようと思います(ΦωΦ)
(実は『ぷよぷよ』とか『アンダーテール』とかにも触れたかった)
色々と屁理屈をのたまっていましたが、あくまで私の個人的な予想であって、『鉄拳』や『バンジョーとカズーイの大冒険』のキャラクターが普通に発表される可能性もあると思います。
ただ、ペルソナ5のジョーカーが参戦した事で予想がより難しくなり、なんとか絞り込むために無理やり理由付けをしているような感じなので、近いうちに具体的な残りの4人の予想記事も書きたいと考えています。
もし『それは違うと思う』という事があれば、(優し目に)遠慮なく教えて頂ければ幸いです。
念のため書いておくと、決してこの記事で名前を挙げたキャラクターに出て欲しくないという意味ではないので、その点だけ誤解のないよう、よろしくお願い致します(ΦωΦ)!
コメント
記事読ませて頂きました。様々な意見や主張を色んな角度で判断してて、とても面白かったです。
残りのDLC4人は誰が来ると予想していますか?私はキングダムハーツのソラは確定だと踏んでいます。やはりオールスター感あってのスマブラですし、1キャラクターとしてのソラはスネーク、クラウド並だと踏んでいるからです。ネコさんの予想を教えてください!
DLCのキャラクターは改めて記事を書きたいなーと思っていますが、予想が本当に難しくて…。
スクエニはやっぱりドラクエが思いつきますが、予想しやすいからこそ逆にないのかな、とか、キングダムハーツは難しそうだけどだからこそ選ばれるのかな…とか…、もはや何が何やら…!
ただ、DLCはキャラクターとしての魅力はもちろん、使っていて他のキャラクターにはない個性が重要にはなるのかな?と思います(ΦωΦ)
記事で紹介されている鉄拳の平八についてですが、for時代にパックマン以外に考えられるとしたらという例え話で出てきたキャラクターで、桜井さんは参戦させようと思っていたとまでは言っていません。また、平八をスマブラで動かすのが難しいと言われるのは、鉄拳の操作システムとして○△□×の4つのボタンがそれぞれキャラクターの左右の手足の攻撃に結び付けられているため、AとBの二つのボタンしか使わないスマブラでは原作の操作を再現することが出来ないのです。
なるほど、私の平八に関する話はピクシブ百科事典の『参戦させる予定だった』から取っているのですが、百科事典はソースが明記されていないので、その辺は私の調べが甘かったです(ΦωΦ)ゴメン
鉄拳のキャラクターも登場する『プロジェクトクロスゾーン』では、ボタンの数が2つに関わらず原作の再現度も高かったですが、やっぱり『見た目の再現度』ではなく『システムの再現度』も肝心って事ですね。
また、交渉と実現が可能なキャラクターの内でベヨネッタが第一位について、桜井さんのコラム集の最新刊で、その上位にはスネーク等の過去に参戦したキャラクター、もしくは既に参戦を交渉したがNGが出たキャラクターがいたという言及があります。
インクリングについては憶測ですが、このキャラクター一体が参戦するだけですべてのファイターやステージにインクで塗られる表現を仕込まなければならないため、もはやDLCで収まる規模ではなく、ゲームを根本から作り直さなければならないため、for時代での参戦は不可能だったと考えています。
ベヨネッタの知名度が低いという事ではないのですが、割とコアなゲームが1位になったとは思うんですよね。
インクリングに関してはスマブラSPのインタビューでも『”塗る”があるので作るのが大変だった』とコメントが確かありました。
クラウドの『リミットブレイク』やジョーカーの『反逆ゲージ』のような、自身に関わるシステムはともかく、『インクを塗る』のような他者に影響を及ぼすキャラクターは、今作もDLCには難しいかもですね。
ニンテンドー関係ないところから出てるのもいるし当てるの難し過ぎる。でもダンテは実銃使うし、桐生さんは極道ですからねえ〜。
参戦の交渉をしたが断られたキャラがいるって発言したことあるらしいけど誰でしょうね、ジーノかな?もしそうだったら無理だったのは別として、参戦させようとしたのは嬉しい
昔ソニックのレースゲー箱丸版にバンジョーが出てたけど、やはりガレ大のデザインでしたねぇ。出るとしたらスマブラのことだから、アイクみたいに2パターンのグラ用意するとかありそう
なるほど、fotの時のクラウドやベヨネッタは2パターンの衣装ありましたし、ジョーカーも学生服があったので、バンジョーも2タイプはあるかもしれないですね…!
ダンテについてのコメントは裏返せば『スイッチでデビルメイクライが出ればスマブラも…?』とも取れるんですけど、銃を使うキャラって部分でもすでにジョーカーと似通っているんですよね、どうなんだろう…?
バンカズでたけど64版準拠だった 箱要素なんかカラバリにすらなかったよ