昔のマリオのゲームは、ヨッシーのタマゴから「アイテム」が生まれることも多かった

キャラクターの話

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1990年の『スーパーマリオワールド』にて初登場した『ヨッシー』は、今やマリオファミリーにも欠かせない存在となり、2026年4月24日公開の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』でも大活躍を見せています。

ヨッシーと言えば「恐竜ランド」の住民であり、ドラゴンであることを自称していますが、背中にはなぜかカメのコウラを背負っていて、任天堂公式でも「カメか恐竜か分からない」と紹介されている、いまだ謎の多い不思議なキャラクターです。

タマゴから生まれる「ヨッシー以外」のもの

そんなヨッシーを代表するシンボルと言えば、緑色の水玉模様が印象的な「タマゴ」に他なりません。タマゴは中からヨッシーが生まれてマリオを手伝ってくれたり、ヨッシー自身がタマゴを投げて攻撃したり、作品に応じて様々な役割を持っています。

中にはヨッシーの赤ちゃん、「ちびヨッシー」が生まれてくるタマゴもあるのですが、ちびヨッシーも作品によって見た目や能力が違ったりするので、どのような生態なのか…興味深いところです。

子どもだけじゃない?「タマゴ」から生まれるヨッシーについて調べてみた
こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント)この記事の執筆時に、私はまだ見れていないのですが、2026年4月24日『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』がついに公開されました。前作のラストにタマゴが…

しかし、これまでの歴史を調べてみると、ヨッシーのタマゴから生まれてくるのはヨッシーだけでなく、マリオの助けとなるアイテムが出てくることも珍しくありませんでした。

というわけで今回は、「ヨッシーのタマゴから生まれるヨッシー以外のもの」について調べてみようと思います!

初登場にして意外と多様な「スーパーマリオワールド」のタマゴ

『スーパーマリオワールド』は、1990年にスーパーファミコンで発売された作品で、ヨッシーが初登場した記念すべきタイトルです。このゲームにおけるヨッシーのタマゴは、ヨッシーのみならず、さまざまなアイテムを生み出す存在として描かれています。

本作のストーリー背景として、恐竜ランドを襲ったクッパに挑んだヨッシーたちは返り討ちに遭い、魔法でタマゴに閉じ込められてしまいました。マリオがハテナブロックを叩くと現れるタマゴからは、通常、ヨッシーが生まれてきてマリオをサポートしてくれます。

こうして生まれたヨッシーに乗ることで、敵を食べる、長い舌でアイテムを回収するといった独自のアクションが可能になり、攻略にも大きく関わってきます。

しかし、すでにヨッシーに乗った状態で別のハテナブロックからタマゴを出すと、2匹目のヨッシーが出てくるのではなく、1UPキノコが生まれます。タマゴは単にヨッシーを生むだけでなく、状況に応じて異なる恩恵をもたらしてくれるのが面白いところです。

さらに、コース内に配置されている木の実(フルーツ)をヨッシーが食べることでも、タマゴを生み出せます。

赤い木の実を10個食べると、タマゴからスーパーキノコが生まれ、マリオのパワーアップに役立ちます。さらにピンク色の木の実を2個食べると、タマゴから雲が出現し、ニコニコマークのコインを次々と落としてくれて、このコインをすべて集めると1UPできます。

こうした要素は、2002年にゲームボーイアドバンスで発売されたリメイク版『スーパーマリオアドバンス2』でさらに進化しました。

基本的なゲーム内容はオリジナルを踏襲していますが、赤い木の実10個で生まれるアイテムが、乗っているヨッシーの色によって変化するという要素が追加されています。緑ヨッシーならスーパーキノコ、赤ヨッシーならファイアフラワー、青ヨッシーならマント羽根、黄色ヨッシーならスターと、色ごとの個性がより強調されるようになりました。

ただし、本作のヨッシーは「オバケが嫌い」という設定があって、お化け屋敷や城など、一部のコースには連れていくことができません。マリオのパートナーとして強力な力を秘めたヨッシーですが、こうした制限があるからこそ、メリハリのあるゲームバランスが保たれていたのではないかと思います。

タマゴの色に意味がある「ヨッシーアイランド」

『スーパーマリオワールド』で華々しいデビューを果たしたヨッシーは、1995年に『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』にて早くもアクションゲームの主役を務めました。これまでも『ヨッシーのたまご』など名前を冠した作品はありましたが、本格的な横スクロールアクションの主人公としての抜擢は、異例のスピード出世といえます。

この作品では、ヨッシーの最大の特徴である「タマゴ投げ」がゲームプレイの核となります。ヨッシーは敵を食べるとタマゴを産み、それを投げて攻撃したり、遠くのアイテムを取ったり、仕掛けを解除したりと、多彩に活用できます。投げたタマゴは壁にぶつかると最大2回まで跳ね返る性質を持っていて、この「反射」を利用したギミックも少なくありませんでした。

産んだ直後のタマゴは緑色ですが、投げて壁に1回ぶつかると黄色に、2回ぶつかると赤に色が変化し、中身もそれぞれ異なります。黄色いタマゴを敵などにぶつけると中からコインが1枚、赤いタマゴをぶつけると「スターのおまもり」が2つ出現します。

スターのおまもりはヨッシーの体力のようなもので、最大30個まで保持でき、さらに100点クリアを目指す上でも非常に重要な要素です。そのため、当時のプレイヤーの間では壁を使って意図的に赤いタマゴを作り、効率的にスターを稼ぐテクニックも有名でした。

さらに、伸ばした舌で跳ね返ってきたタマゴをキャッチしてストックする上級テクニックも存在します。これによって赤いタマゴをいくつも確保し、難しいコースでも安定したプレイが可能になります。

また、一部のコースでは光るタマゴが登場します。これを割ると中から赤コインが出てくるため、こちらも100点クリアを目指すためには見逃せないアイテムです。赤コインは通常のコインとは別にカウントされ、特定の隠し要素や高得点獲得に直結しました。

クッキーでアイテムを産んでくれる「スーパーマリオRPG」

シリーズ初のRPG作品となった『スーパーマリオRPG』(1996年発売、2023年にNintendo Switchでリメイク)では、ヨッシーのタマゴがまた違った形で登場します。本作ではアクションゲームのようなパートナーではなく、ヨースター島という特別な場所で出会う存在として描かれています。

ヨースター島を訪れると、大きなヨッシーのタマゴが置かれているのが見つかります。島で行われるミニゲーム「ヨッシーレース」に勝利すると、チビヨッシーがタマゴから生まれてきます。

ヨッシーレースは手持ちのクッキーを賭けて参加し、勝つと倍率に応じたクッキーを得られます。しかし、このレースはリズムに合わせてボタンをタイミングよく押すシンプルなものですが、慣れないうちは勝つのが意外と難しく、思ったよりクッキーを集めるのは大変かもしれません。

チビヨッシーに「ヨッシーのクッキー」をプレゼントし続け、累計21枚以上与えると、デブヨッシーに成長します。

さらにクッキーをまとめて渡すと、デブヨッシーはアイテムの入ったタマゴを産んでくれるという、ちょっと特殊な報酬システムが発動します。渡した枚数に応じてさまざまなアイテムが手に入り、中でも注目すべきは「レッドヨッシーエキス」です。

クッキーを一度に20枚以上渡すと、この強力なアイテムが入ったタマゴが確定で生まれます。レッドヨッシーエキスはバトル中に使用すると、仲間の1人を3ターン完全無敵状態にできる優れもので、ボス戦の難易度を大きく下げるほどのお助けアイテムです。

ただし、クッキーを大量にまとめて渡すためには、ヨッシーレースで繰り返し勝利して枚数を増やさなければなりません。レース自体はストーリー進行とはほとんど関係のないおまけ要素のため、「デブヨッシーの存在すら知らなかった」という人も少なくなかったのではないかと思います。

昔のタマゴは「一種の宝箱」だったのかも?

というわけで今回は「ヨッシーのタマゴから生まれるヨッシー以外のもの」を調べてみました。

こうして振り返ってみると、ヨッシーのタマゴは単に「ヨッシーが生まれる器」ではなく、中に様々なものが入っている一種の宝箱のような存在だったと言えます。特にシリーズ序盤の作品では、タマゴという「未知の可能性」のイメージを活かして、多種多様な扱いをされていたようです。

1UPキノコやパワーアップアイテム、スターのおまもりなどなど…、中身が状況や条件によって変わるギミックは、当時のマリオシリーズらしい遊び心と言えます。

一方で、近年の作品ではタマゴから直接アイテムが出てくる事例は減少しつつあるようです。例えば『スーパーマリオ オデッセイ』ではヨッシーがフルーツを食べるとパワースターを出現させますが、これはタマゴを介さず直接ヨッシーから生まれる形になっています。

こうした変化は、ヨッシーのキャラクターと設定が固まり、「タマゴからはヨッシーが生まれるもの」というイメージが明確になってきたからなのかもしれません。とはいえ、それでもヨッシーは未だ謎多き生物なので、今後タマゴにも新たな役割が与えられるのか…、気になってくる今日この頃です。

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