スイッチ版のオススメ『ディスガイア』はどれ?シリーズの違いを比較・紹介してみた

任天堂以外のゲーム
広告

どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

ここ数年は個人的に『スプラトゥーン2』などオンラインでサックリ遊べるゲームが好きだったのですが、最近になって再びRPGに触れるようになり、レベリングなどのやり込みが楽しいと改めて感じるようになりました。

中でも『ファイアーエムブレム 風花雪月』や『オクトパストラベラー』にハマっていて、好みに合わせて色々な育て方があるのは面白いところだと実感しています。

そのやり込みは無限大!『ディスガイア』シリーズ

レベリングが必要なゲームは数多く有りますが、中でも『日本一ソフトウェア』が開発する『魔界戦記ディスガイア』はその底なしのやり込み要素から広く知られています。

今や15年以上の歴史を持つ長寿シリーズですが、近年はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)でもいくつか発売されていて、携帯モードで気軽に遊べる相性の良さがなかなか好評のようです。

しかしいずれの作品もかなり腰を据えてやらなければ遊びつくすことはできないので、どのタイトルから手に取れば良いのか分からない…という方は多いかもしれません。

そこで今回はニンテンドースイッチで発売されている『魔界戦記ディスガイア』シリーズに絞って1つずつ紹介してみようと思います!

原点を美しいグラフィックで楽しめる『ディスガイア リファイン』

シリーズ1作目となる『魔界戦記ディスガイア』は2003年1月30日に発売されましたが、その記念すべき原点を高解像度に再構築した『魔界戦記ディスガイア リファイン』が、2018年7月26日に発売されています。

本作はディスガイアの面白さをそのままにグラフィックをリファインしていて、さらに『格闘家』や『魔法使い』など一部の汎用キャラクターは原作より可愛らしいデザインに描き直されています

また、キャラクターだけでなく様々な技の演出まで高解像度で描かれているので、オリジナル版を遊んだことのある方にもその演出は一見の価値があるかもしれません。

主人公の『ラハール』は今や日本一ソフトウェアを代表するキャラクターになっていて、『キャラクターは見たことがあるけれどディスガイアをやったことはない…』という方にも原点を知るには最適なタイトルだと思います。

ディスガイアといえば圧倒的なやり込み要素が特徴ですが、1作目からレベルは最大9999まで上がるうえに、ランダムでダンジョンが生成される『アイテム界』なども実装されているので、十分に楽しめるボリュームはすでに健在でした。

ストーリーモードだけであれば30時間程度でクリア可能ですが、すべてをやり尽くそうとすればその何倍もの時間が必要となり、中には1000時間以上プレイしたという方も少なくないようです。

一方で『リファイン』されているのはグラフィックがメインで、システムや仕様は原作とほとんど同じになっているため、後のナンバリングタイトルに慣れた方からすると少し不便に感じるところもあると思います。

また、ゲーム内のキャラクターや演出は高解像度になっているものの、イベントシーンの立ち絵などは2003年当時の頃とまったく同じものが使われているので、リメイクにしては少し手の届いてない…という部分もあるようです。

価格も税込で7,920円と他社のソフトと比べてやや高めの値段設定なので、オリジナル版を遊んだ方からすると少し手を出しにくい印象もあるかもしれません。

遊びやすさ…★★★☆☆
ボリューム…★★★★☆
お買い得感…★★☆☆☆
オススメ度…★★★☆☆

お求め安くてボリューム満点『ディスガイア4 リターン』

シリーズ4作目となる『魔界戦記ディスガイア4』はPS3にて2011年2月に発売されましたが、当時配信されていたDLCをすべて含んだ完全版『魔界戦記ディスガイア4 リターン』が2019年10月31日に発売されています。

グラフィックやストーリー、演出などの大部分はPS3版と変わりませんが、『ペタ魔法』と呼ばれる6段階目の最上級魔法が追加されていたり、敵のレベルを自由に変更できる『チート屋』が導入されていたりと、一部遊びやすく改良も施されています。

主人公はかつて暴君と呼ばれていた吸血鬼『ヴァルバトーゼ』ですが、過去作の主人公であるラハールや、日本一ソフトウェアの他のゲーム『ファントムブレイブ』の主人公マローネ、『ラ・ピュセル』の魔王プリエなどなど…様々なキャラクターが登場し、仲間に加えることが可能です。

ディスガイアは人型のキャラクターだけでなく、スライムやゾンビといった魔物も仲間にできるのですが、本作は魔物を武器に変形させて人型の仲間に装備させる『魔チェンジ』という特殊技が実装されています。

魔チェンジは3ターンで切れてしまうので扱いにコツがいる技ですが、これにより魔物もレベルをただ上げるだけでなく、仲間とどのように組み合わせていつ発動させるか…戦略的な要素も強くなりました。

うまく活用すれば敵に大ダメージを与えられるだけでなく、広範囲の敵を一気に殲滅することもできるので、マップによってはレベル上げにも大きく貢献してくれます。

本作は政治がテーマになっていて、戦拳事務所から支配した土地に仲間を派遣して勢力を伸ばしたり、派遣した仲間を強化できる『邪シンボル』という施設を建設したり…、自軍をパワーアップさせるための様々なことができます。

他にも『キャラメイク』や『議会』、『アイテム界』などシリーズおなじみの要素も変わらず存在するのでボリュームも十分であり、価格も税込5,478円と他のシリーズより少し安く設定されているので、初心者が最初に手に取るにはピッタリの1作かもしれません。

遊びやすさ…★★★★☆
ボリューム…★★★★★
お買い得感…★★★★★
オススメ度…★★★★★

完成されたグラフィックとシステムの『ディスガイア5』

現在発売されているディスガイアシリーズの中で、最新作となるのが2015年3月にPS4で発売された『魔界戦記ディスガイア5』になります。

こちらはタイトルに『リターン』や『コンプリート』は付いていませんが、本作のDLCをすべて収録した完全版『魔界戦記ディスガイア5』が、ニンテンドースイッチ本体と同日の2017年3月3日に発売されました。

これまでシリーズを重ねているだけあってシステムはかなり洗練されていて、様々なキャラクターやオブジェクトを持ち上げて投げたり、効果や演出の異なる特殊技が500種類にも及んでいたりと、非常に自由度が高く幅の広い遊び方が可能です。

恒例となったレベル9999までのやり込みや、魔物型ユニットを使った魔チェンジも健在であり、さらに今回は新システムとして育てた仲間を部隊に組み込んで様々な編成ができるようになっています

部隊は所属する人数に応じて能力が上昇する『足軽部隊』や、弱ったキャラクターを捕獲できる『捕獲部隊』、中には所属しているぺたんこの能力が上昇する『ぺたんこ部隊』などユニークなものも存在し、やり方によっては数値以上の活躍ができるかもしれません。

また、ディスガイア5ではステージをクリアしたり、捕獲部隊の『捕獲術』で敵を捕まえると『捕虜』を獲得できて、後援部隊に投入すれば部隊レベルそのものをあげることも可能なので、よりやり込みの要素も充実しています。

そして本作の最大の目玉は、特定のキャラクター同士を隣接させることで発動できる『合体技』です。

本編で関わりの深いキャラ同士の合体技はもちろん、DLCの追加キャラであるラハールとフロンの組み合わせや、『ファントムキングダム』からのゲストキャラクター『ゼタ』と『プラム』の組み合わせなど…、シリーズファンにも嬉しい技が数多く実装されています。

シリーズ最新作だけあってグラフィックはかなり美しく進化していますし、システムも成熟しているので、遊びやすさの面ではもっとも優れているかもしれません。

価格は税込みで7,678円とそれなりのお値段ですが、DLCまですべて入っていることを考えれば決して損はない内容だと思います。

遊びやすさ…★★★★★
ボリューム…★★★★★
お買い得感…★★★★☆
オススメ度…★★★★★

やり込み要素もグラフィックも底抜けに進化した『ディスガイア6』

現在購入可能な最新作は『ディスガイア5』ですが、2021年1月28日には次回作となる『魔界戦記ディスガイア6』が発売予定となっています。

本作は『ゼット』という名前の少年ゾンビが主人公であり、公式サイトの説明文によると『超転生』という転移魔術で異世界を渡り歩きならが、幾度となく破壊神に挑み続けているそうです。

これまでのシリーズと比べてもかなりのパワーアップが図られていて、まず目に入るのがこれまで2Dだったキャラクターのグラフィックがすべて3Dのモデルで描かれるようになりました

さらにこれまでは最大レベル9999、億を超えるダメージも実現可能と謡われていましたが…、本作はまさかの最大レベル9999万9999、ダメージも億を超えて『京』までいくなど、やり込み要素がまさに桁違いとなっています。

ストーリーに関する細かい内容はまだ明かされていませんが、システムに関しては持ち上げ、特殊技、キャラメイク、連携などが引き続き実装されているようで、根幹となるハチャメチャなSRPGは今作も変わらず楽しめそうです。

そして物語のカギとなる『超転生』が新たなシステムとして導入されており、これ使うと育てたキャラクターはレベル1に戻ってしまいますが、その強さを引き継いだままレベル1で生まれ変われるので、繰り返せばより強いキャラクターに育成ができます。

それに加えて超転生をすると『カルマ』という数値が溜まり、このカルマを使うことで純粋にステータスを底上げするだけでなく、反撃の回数や移動距離など…通常では鍛えられない能力まで強化できるようです。

ここまでやり込み要素が多いと最後まで遊びきれるか不安に思うかもしれませんが、ディスガイアシリーズは過去作でもレベル上げなどに適したマップが用意されていたので、しっかりとその辺への配慮もされているのではないかと思います。

本作にゲストキャラクターがいるかはまだ分かりませんが、過去作のようにラハールやフロンなどが登場するのであれば、彼らが3Dモデルで戦う姿も一見の価値があるかもしれません。

これまでの主人公は『魔王』や『魔王の息子』といった立場のキャラクターが多かったですが、ゾンビというキャラクターもシリーズではなかなか珍しい設定なので、どのようにストーリーに関わってくるのかも気になるところです。

どの作品でもやり込めるだけのボリュームあり

というわけで今回はニンテンドースイッチで発売されている『魔界戦記ディスガイア』シリーズをまとめてみましたが、いずれの作品も改めてスイッチに移植、リメイクされているだけあって遊びごたえは抜群になっています。

少し不便な点はあるもののディスガイアを原点から遊びたければリファイン、お求めやすい価格で遊びたいならディスガイア4、成熟したシステムで遊びたければディスガイア5…と目的に合わせて作品を選べますが、初めて触れるのであれば個人的にはディスガイア4を推したいと思います。

また、せっかく最新作の『魔界戦記ディスガイア6』が発売を控えているので、過去作よりこちらを待つのも1つの手かもしれません。

いずれもやり込み要素はもちろん、できることが多すぎて初心者には敬遠しがちかもしれませんが…、ゲーム内でもそれら要素のチュートリアルは用意されていますので、気になる方はぜひ一度触れてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました