マリオサンシャインの『モンテマン』の正体は、実はゼルダからのゲストキャラだった?

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

かの『スーパーマリオブラザーズ』が35周年を迎えて数ヶ月が経ちますが、そろそろ『スーパーマリオ 3Dコレクション』をクリアした方も増えてきた頃でしょうか?

私はまだ他のクリアしていないゲームが多くて手が付けられていないのですが…、『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオサンシャイン』は当時リアルタイムで遊んでいましたし、もう一度クリアまで最初から遊びたいなぁ…と思う今日この頃です。

※この記事にはスーパーマリオサンシャインのエンディングに関する要素が含まれています。

今でも謎に包まれているサンシャインの『モンテマン』

そんな個人的に思い入れの深い『スーパーマリオサンシャイン』ですが、本作は『ドルピック島』というこれまでのキノコ王国とは違った国が舞台になっているので、登場するキャラクターもクリボーやノコノコではなく、『モンテ族』や『マーレ族』など一風変わったキャラクターが多くなっています。

モンテ族は大柄で力持ちな種族ですが、どこか楽天的かつのんびりした性格をしていて、後のマリオシリーズでもたびたび出てくる今やお馴染みのキャラクターになりました。

『スーパーマリオサンシャイン』は全部で120個のシャインが隠されていて、オーソドックスにボスを倒せば手に入ることもあれば、やたら難易度の高いアスレチックが用意されていたり、青コインを10枚集めてシャインと引き換えてもらったり…、コンプリートを目指すとシリーズでも屈指の難しさを誇っています。

中には『モンテマン』とレースをする一風変わったミッションもあるのですが、この『モンテマン』が一体何者なのかは未だに謎に包まれている部分が多く、実は『ゼルダの伝説』からのゲストキャラクターではないかという噂も耳にしたので、今回はその辺りを詳しく調べてみようと思います!

明らかにモンテ族とは違った細い体と被り物

『スーパーマリオサンシャイン』の舞台であるドルピック島に住むモンテ族ですが、『モンテ』とは『山』を意味した言葉であって、モンテ族も『山の民』と呼ばれる力持ちな種族です。

その見た目は大きな体にカラフルな肌の色、頭に生えたヤシの木が特徴的ですが、本編でもその怪力でマリオを遠くまで投げ飛ばしたり、『スーパーマリオ ファミリーベースボール』ではヤシの木をそのままバットの代わりに振り回したりなど…、相当に力持ちであることがうかがえます。

一方で『モンテマン』も名前だけであればモンテ族のように思えますが、実際はモンテ族に模した被り物をしているだけで体は明らかに細く、どう見ても種族的に別のキャラクターであることが分かります。

なぜモンテマンがモンテ族になりすましているのか、そもそもなぜモンテマンはマリオにレースを挑んでくるのか…、その部分は未だに謎に包まれていますが、『モンテ族になる』というよりは『自分の素顔を隠す』ために変装をしている可能性はありそうです。

また、モンテ族たちの暮らす『モンテのむら』でもモンテマンはレースを挑んでくるのですが、周りのモンテ族もモンテマンに対しては敵対的な感情を持っていないようで、そのおおらかな性格ゆえかあまり気にしていないように思えます。

もしかしたらモンテ族も、あの被り物の見た目でモンテマンを仲間だと勘違いしている…なんてことも考えられるかもしれません。


声はクッパJr.と同じで、ニセマリオと共通する部分も

発売当時からモンテマンの正体を予想する人は多かったのですが、彼は実はクッパの息子『クッパJr.』なのではないか…_という意見も当時は少なくありませんでした。

スーパーマリオサンシャインにおけるクッパJr.はニセマリオに変身してドルピック島を駆け回っていましたが、モンテマンもそれに負けないほどの高い身体能力を持っていて、確かに近いものを感じるかもしれません。

また、モンテマンもたまにゲーム内で声を発するのですが、その声は実際にクッパJr.と同じものが使われているので、同一人物だと考えるのも不思議ではないと思います。

しかし一方で、クッパJr.の変身するニセマリオは少し濁った水のような半透明の見た目をしていて、モンテマンのようにしっかりと実体のある存在には変身できないと思いますし、モンテマンにポンプで水をかけても変身が解けることはありません。

また、モンテマンはゲーム内でマリオにレースを挑んできますが、そもそもクッパJr.であればレースではなくもっと直接的な妨害をしてくる可能性が高いので、やはりモンテマンとクッパJr.が同一人物…と考えるのは少し無理がありそうです。


意味深なエンディングの1枚、オヤ・マー博士と関係が?

モンテマンの正体が気になる理由の1つに、本編のエンディングでモンテマンの一枚絵が表示されることが挙げられます。

スタッフロールが終わった後に『モンテマンと地面に突き立てられたマジックブラシ』が写されたCGが見れるのですが、なぜ最後の最後にマリオやピーチではなくモンテマンが表示されるのか…、それは未だに謎に包まれています。

この画像の影響もあって、当時はモンテマンがマジックブラシの持ち主であり、クッパJr.にマジックブラシを手渡した黒幕ではないか…?という憶測もあったようです。

実際にその可能性もないわけではないのですが、マジックブラシには『オヤ・マー・サイエンス社』のロゴマークが描かれているので、案外モンテマンとオヤ・マー博士に関係性がある…なんて暗示の可能性もあるのかもしれません。

しかしゲーム内でクッパJr.は『白い服着たヘンなおじさんからもらった』と発言しているので、オヤ・マー博士が直接マジックブラシを手渡した可能性も高く、少なくともモンテマンが物語の黒幕…と考えるのも辻褄が合わないように思えます。


素顔を覗くと、顔はゼルダで見たことのあるあの人が

そもそもモンテマンの正体を知りたいのであれば、何とかしてその被り物の中を見てしまうのが手っ取り早いのは間違いありません。

普通にプレイしていてはなかなか被り物の中を覗くことはできませんが…、うまくカメラを調整して素顔を確認するとマリオシリーズには珍しく人間っぽい顔をしていて、よく見ると『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』に登場する『マラソンマン』『ポストマン』にそっくりです。

マラソンマンもポストマンもゼルダの伝説では常に走り回っているキャラクターなので、それを意識してレースを担うゲストキャラクター…という形でスーパーマリオサンシャインに登場したのかもしれません。

果たして同一人物なのかどうかは分かりませんが、例えば『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』は時のオカリナのパラレルワールドが描かれていて、実際にリンクもムジュラの世界に迷い込む…という設定になっていました。

なので、彼もゼルダの世界から何かしらの影響でマリオの世界に迷い込んできた…なんて考えるとちょっと面白いかもしれません。

しかしモンテマンがゲストキャラクターとすると、なおのこと何故エンディングでマジックブラシと共に写っていたのかより一層謎が深まり…、この辺りの関係性が今後描かれることはあるのか気になるところです。

過去にも『ゼルダの伝説 夢をみる島』にワンワンが登場するなどのコラボはありましたが、マリオの世界にゼルダのキャラクターが登場するのは意外と珍しいように思えますし、ここまでガッツリと素顔がゼルダのキャラクターとなると、意外と他のマリオシリーズでモンテマンを出すのは難しい…?のかもしれません。


色んな意味で正体を明かしにくいキャラクターになっている

というわけで今回はスーパーマリオサンシャインの中でも屈指の謎キャラクター『モンテマン』について詳しく調べてみましたが、その素顔を知ってしまった今となっては、逆に正体を明かすのが難しいキャラクターになっている…?ようにも感じます。

当時はクッパ軍団やクッパJr.と何か関りがあるのではないか、もしかしてマリオを陥れたゲームの黒幕ではないか…なんて憶測もあったのですが、改めて見てみると特別マリオと敵対しているわけでもなく、あくまでゲストキャラクター…という立ち位置を貫いていたのかもしれません。

それでもなお、なぜエンディングにモンテマンが選ばれていたのかなど分からない点は多いですが…、その意味深な演出だからこそ18年以上経った今でもモンテマンを覚えている人が多い…とも考えられます。

逆にいえばこのタイトル以外にモンテマンが登場したゲームはないのですが、ゲストキャラクターであるからこそ意外と扱いが難しく、今後他のシリーズで活躍できるかは気になるところです。

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