『バルーンファイトGB』の主人公がファミコン版と違って可愛らしい少女になっていた

任天堂のゲーム
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

Nintendo Switch Onlineでは定期的にファミコンなどのタイトルが配信されていますが、当時一世を風靡した有名なタイトルはおおよそ網羅され、最近は『ラフワールド』や『ディーヴァ』などなかなかコアなゲームが追加されています。

個人的には『ワリオの森』と『ディグダグ2』が好きでよく遊んでいるのですが、正直聞いたこともない…というタイトルに触れる貴重な機会でもあるので、今後の配信タイトルも気になる今日この頃です。

※この記事は2018年3月4日に投降した記事を再構築したものです。

実は存在する『バルーンファイト』の続編

そんなファミコンで発売された様々なタイトルですが、1985年には任天堂から『バルーンファイト』というアクションゲームがリリースされ、こちらは風船の付いた主人公を操って画面内の敵をすべて倒せばゲームクリアとなります。

Nintendo Switch Onlineやバーチャルコンソール、『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター』などに収録されているので、実際にプレイされた方も多いかもしれません。

ちなみに私はゲームキューブの『どうぶつの森+』でよく遊んでいた記憶があります。

のちに任天堂の社長を務める岩田聡さんがプログラムを担当しており、ひたすら左に進みながら風船を割って得点を稼ぐ『バルーントリップ』というモードはわずか3日で開発して組み込まれた…なんてエピソードも残されています。

バルーントリップはバルーントリップで意外と中毒性があって、『ゲームセンターCX』の特別編で有野課長も挑戦していました。

そんな非常に知名度の高い『バルーンファイト』ですが、実はゲームボーイに続編が登場していて、主人公も大幅な変更があったようです。

スマブラでも見たことがある…?オーソドックスな初代主人公

ファミコンで発売された『バルーンファイト』の主人公といえば、ソフトのパッケージにも描かれている青いヘルメットに赤い風船の男の子が思い浮かぶと思います。

この主人公に明確な名前は付いていませんが、『バルーンファイトの主人公』という名前で『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のフィギュアになっていて、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では『むらびと』の上必殺技にも取り入れられました。

スマブラではほぼ原作と同じデザインで作られた『バルーンファイト』というステージも記憶に新しいのではないかと思います。

バルーンファイトは世界観に関する設定がまったくないので、なぜ主人公が敵と戦っているのか、こんな海に囲まれた場所を風船で飛んでいるのか…すべて謎に包まれています。

主人公はそこまで強くなく、背中の風船が割られてしまえば地面に墜落してしまいますし、雲から飛び出た雷に当たれば感電、うかつに水面から近づけば巨大な魚に食べられる…と意外にもなかなか過酷な環境です。

ちなみに『大乱闘スマッシュブラザーズ X』から登場したステージ『頂上』は『アイスクライマー』のステージですが、海に生息している巨大魚はこのバルーンファイトがモチーフになっています。

ちなみに設定があまり作り込まれていないのは開発の環境も影響していた…のかもしれず、実は『バルーンファイト』はアメリカのメーカーが開発したアーケードゲーム『ジャウスト』がベースになっています。

ジャウストはダチョウやコウノトリを操作して敵を踏みつけるゲームで、ハル研究所がこのジャウストのファミコン移植版を開発していたのですが、権利関係の折り合いがつかずお蔵入りになってしまいました。

そこでキャラクターを差し替えてアレンジされたのが『バルーンファイト』という作品なので、主人公の名前を含めて設定を作り込む予定もなかったのかもしれません。

ゲームボーイの続編で登場した少女『アリス』

ファミコン版に比べると知名度が低いですが、実はこの『バルーンファイト』は2000年に続編『バルーンファイトGB』が発売されています。

ファミコン版ではひたすらステージクリアを繰り返してハイスコアを目指すゲームでしたが、バルーンファイトGBは新たにストーリーが追加され、主人公や敵キャラクターなどもすべて一新されています。

画像左の可愛らしい少女『アリス』が主人公で、弟のジムが風船を繋げて『風船の虹』を作っていたところ突風にさらわれてしまい、それに気づいたアリスが風船で空を飛びながらペンシルバニアの外まで探しに行きます。

本作は横スクロールのアクションゲームで、ステージにはいくつもの風船が散らばっていますが、これはジムがアリスに見つけてもらえるように1つずつ手放したもの…という設定になっています。

設定のほのぼのさに対して冒険の舞台は危険な場所らしく、公式ホームページでも『意地の悪い動物や危険な障害物が待ち受けている世界』と紹介されているので、住んでいるペンシルバニアとはかなりの格差があるのかもしれません。

子供でも遊べるように分かりやすく作っている…と開発陣はコメントしていますが、そもそもバルーンファイトのふわふわした挙動が独特なので、強制スクロールと相まって他のゲームとまた違った難しさは健在です。

本作はファミコン版と違って風船が割れても地面があればミスにならず、ボタン連打で風船を膨らませれば復帰できますが、むしろ自発的に風船を切り放して地上を歩かなければ突破できない場所などもあるので、とっさの判断が必要になることもあります。

ファミコン版にはなかったパワーアップアイテムやボス戦なども用意されていて、アクションゲームとしてのやり応えは十分感じられるクオリティだと思います。

元となった海外版ではあまり可愛らしさを感じない?

ファミコン版のバルーンファイトと比べるとと全体の世界観もまとまっていて、キャラクターなども話題になりそうですが…、あまりユーザーに知られていないのは理由があります。

それは、この『バルーンファイトGB』は『ニンテンドウパワー』のプリライトソフトとしてリリースされ、書き換え専用で物理的なゲームカセットが販売されませんでした。

『ニンテンドウパワー』自体も現代では馴染みがないと思いますが、簡単にいえばスーパーファミコンやゲームボーイのカセットにゲームデータを書きこむ、昔のダウンロード専用ソフトみたいなものです。

当時ニンテンドウパワーはあまり小学生などに広まっておらず、そのニンテンドウパワーも今ではサービスが終了しているので、この『バルーンファイトGB』を物理的に持っている人はほとんどいない代物となっています。

2011年からは3DSのバーチャルコンソールで配信が開始されましたが、バーチャルコンソールのサービス終了もすでに決定しているため、今後遊べる機会は限られてくるかもしれません。

しかしイラストのアリスは特徴的な茶髪に大きなリボンなど可愛らしさが前面に出ていますが、実際のゲーム画面では正直主人公のドットがあまり可愛くはありません。

というのも、この『バルーンファイトGB』は1990年にアメリカで発売された『Balloon Kid』をベースにしたリメイク作であり、主人公を含めたゲーム内のグラフィックは『Balloon Kid』と同じ物が多く使用されています。

実際にBalloon Kidのパッケージイラストを見るとかなり独特というか…個性の強い少女が描かれていて、バルーンファイトGBの主人公とは似ても似つきません。

任天堂は日本に合わせてキャラクターを『アリス』に変更しましたが、ゲーム内のドットは変更されていないのでグラフィックにあまり可愛らしさを感じない…ということです。

せっかくファミコン版とは違った可愛いデザインの主人公になったのに、ゲームに反映されていないのは残念なポイントかもしれません。

任天堂でも1、2を争うレアな主人公かも?

ニンテンドウパワーがあまり広まらなかった結果、この『バルーンファイトGB』のアリスも知名度は低いままで、バルーンファイトの主人公といえばファミコン版のイメージが未だに強く残っています。

バーチャルコンソールで配信されていたとはいえ、ゲーム内にアリスのイラストが描かれることはありませんし、海外は海外で『Balloon Kid』しか出ていないのでアリスの存在自体が知られていません。

更に『大乱闘スマッシュブラザーズ』はもちろん、任天堂のマイナーなキャラクターを集めた『裏スマブラ』といわれる『キャプテンレインボー』にも登場しておらず、今やアリスを見る機会はほとんどないのが現状です。

バルーンファイトは2006年に『クラブニンテンドー』の景品として続編が配布されていましたが、主人公の座をまさかのチンクルに取られてしまい、今後もしバルーンファイトの新作が開発されるとしてもアリスが採用される可能性はかなり低い状態です。

しかし、とはいえ任天堂の有名シリーズの主人公を務め、現代でも通用しそうなキャラクターデザインに仕上がっているので、何かのきっかけで復活する可能性はある…かもしれません。

コメント

  1. 匿名 より:

    GB版を現代風に作り直して1000円くらいで出せば、クッソ売れると思うんだが。
    もしくはswitch版のぶつ森なんかのゲーム内ゲームに入れるとか

    • 管理人のみう太 より:

      バルーンファイトはあの制限されたもどかしさみたいなのが面白さなんですよね。
      スニッパーズみたいな感じで、おすそ分けの楽しいゲームとしてなら十分アリな気もする…。
      あとアリスがキャラクターとして埋もれているのも勿体ない(ΦωΦ)

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