どうもみう太です(ΦωΦ)
2018年9月14日に配信されたニンテンドーダイレクトにて、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にかの『しずえさん』が参戦する事で驚きましたが、その原作である『どうぶつの森』も新作がNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で開発中と発表され、今度はどんな村でスローライフを送れるのか楽しみなところです。
『どうぶつの森』と言えばのんびりしたゲームデザインでありながらやり込み要素が豊富で、家具を揃えて自分好みの部屋を作り上げたり、虫取りをしたり地面から化石を掘り出したり、更には花を交配して珍しい色の花を作り出したり…、まさに年単位でなければ遊びつくすことが出来ません。
中でも『釣り』は季節や場所で違った魚が釣れるだけでなく、売ればある程度まとまったベルにもなるので、ローン返済のために毎日釣りに勤しんでいた方も多いのではないでしょうか?
何気にすごい釣りスキル
主人公のむらびとは、たぬきちのお店で500ベルで購入した釣竿を使って釣りをしますが、この釣竿1本でどんな魚であっても釣り上げてしまいます。
『フナ』や『コイ』、『ブラックバス』といった釣りの定番はもちろん、『エンゼルフィッシュ』や『ネオンテトラ』のような熱帯魚、『ドラド』や『ピラニア』などの日本では見られない魚まで…、もしかしたらどのゲームの主人公より釣りが得意なキャラクターかもしれません。
中には珍しくて釣るのに苦労する魚もいますが、それでも『むらびと』の釣りスキルは非常に高く、現実世界では絶対に釣れないような魚まで釣り上げるのは流石としか言いようがありません。
今回はそんな『むらびと』の釣りがどれだけすごいのかをまとめてみようと思います(ΦωΦ)!
2m超えも存在する大型淡水魚『イトウ』
村に雪が降り積もる12月~2月の間に限って、川ではごく稀に超大型の魚影を見る事が出来るのですが、これは伝説の淡水魚と言われる『イトウ』である可能性が高いです。
イトウは調べたところサケの仲間で、『糸のように細長い』という見た目から『イトウ』名づけられたとの事ですが、最大の特徴はサケ科の中でも異常な大きさで成体であれば1m~1.5m、北海道の十勝川では最大2.1mものイトウが発見されており、先住民族のアイヌには『イトウがヒグマを飲み込んだ』という伝説が残っているほどです。
また、かの黒船のペリーが日本を訪れた際に本国に持ち帰り、イギリスの生物学会に報告した事から『ペリー(perryi)』という学名が付いているのもまた特別感があります。
サケ科の魚の多くは川で産卵をした後に死んでしまいますが、イトウは産卵後も死なずに海と川を行き来しながら、なんと20年以上生き続けて結果1m以上にまで成長するとの事です。
まだ成長しきっていない50cm~60cmほどであれば釣る事も難しくないそうですが、80cmを超えた辺りからどんどんと力が強くなり、1mを超えると引き寄せるどころか何も出来ないまま糸を切られてしまう…なんて事も珍しくないようで、如何に『むらびと』が剛腕であるかが分かります。
イトウを釣ること自体は禁止されていませんが、絶滅危惧種をまとめた『レッドデータブック』にも記載されているほど個体数が少ないので、本来は釣り上げたらリリースしてあげるのがマナー…なのですが、それに関する配慮もなくたぬきちのお店に売り飛ばしてしまう辺り、むらびとの無慈悲っぷりがうかがい知れます。
狙って釣る事が出来ない『チョウチンアンコウ』
イトウと同じように雪の降る11月~3月の間であれば、海で『チョウチンアンコウ』を釣る事が出来るようになります。
たぬきちのお店での買取金額は2500ベルで、そこまで珍しいというわけでもないのですが…、実際にチョウチンアンコウを釣り上げるのは至難の業とされています。
まず、一般的な『アンコウ』と『チョウチンアンコウ』は種類が違って、普通のアンコウであればヒラメなどを狙っているときに偶然釣れる事があるそうですが、水深100mほどのところでゆったりと泳いでいるため、たまたま目の前に落ちた餌にしか食いつく事はありません。
チョウチンアンコウは更に深い水深200mから800mに生息しており、普通の釣竿ではとても釣れる深度ではなく、ましてや船を使わず海岸からでは絶対に届かない…ハズです。
アンコウ以上に偶然釣れる事がほとんどないチョウチンアンコウは、かの『さかなクン』も『一生に一度は会いたい!』と願っていたほど貴重な魚らしく、如何にお目にかかれないかが分かります。
因みに、どうぶつの森では最大80cm弱の大きさのチョウチンアンコウが釣れるのですが、大きなチョウチンアンコウはすべてメスで、逆にオスはとても小さく、種類によってはオスはメスの体に噛み付いて一体化してしまう…なんて生態もあるそうです。
本来は人の手の届かない深海に住んでいるにも関わらず、地上から魚影を捉えるむらびとの視力と感覚は類まれなるものがあります。
強力な歯とスピードを兼ねた『シュモクザメ』
6月~9月の暖かい季節だけでなく、『とびだせ どうぶつの森』で行けるようになった南の島では、水面に背びれが見える事があり、時に『海のギャング』と呼ばれるサメの仲間を釣る事が出来ます。
例えば『シュモクザメ』は別名『ハンマーヘッドシャーク』と呼ばれていて、頭部が左右に張り出した特徴的な見た目をしていますが、これはエイなどの魚を上から押さえつけるためのもので、エイの毒針をものともせずそのまま捕食してしまうそうです。
シュモクザメを実際に沿岸から釣る事は可能なのですが、何より歯が非常に強力なので、普通の釣り糸では簡単に引き千切られてしまいます。
また、泳ぐスピードも早いので引っ張る力が強く、下手をすればこちらが海に引き込まれてしまうため、何も準備せずに釣りに挑むのは無謀なのですが…、むらびとはわずか500ベルで購入した釣竿でいとも簡単に釣り上げ、あまつさえそれを片手で持ち上げてしまいます。
シュモクザメは比較的おとなしい性格なのか人間を襲った事例はほとんどないのですが、どうぶつの森のシュモクザメは最大3.2mもの大きさになり、自分の身長の2倍はあろうかというサメにも恐れないその心が何より凄いところです。
シュモクザメは漁具や他の漁獲物を食べてしまう事が多い困りものですが、かの高級食材『フカヒレ』の材料でもあるので、むらびとも絶対に釣り上げたい魚の1匹なのかもしれません。
幻の生きた化石『シーラカンス』
雨が降っている時に限定されますが、どうぶつの森では1年を通して海で『シーラカンス』を釣る事が可能です。
釣れる可能性は非常に低いですが、それでもニンテンドー64やゲームキューブの時代では狙えばそれなりに釣れて、15000ベルで売れる事からお金稼ぎに狙った方も多いのではないでしょうか?
シーラカンスは今からおよそ4億年前の古生代デボン紀から広く生息していましたが、約6500年前に直径約10kmの隕石が落下したことで恐竜を始めとした生物の多くが絶滅し、シーラカンスも同様に絶滅してしまったと考えられていました。
しかし、1938年にアフリカにてシーラカンスの現生種が発見され、かつての化石とほとんど見た目が変わらない事から『生きた化石』と呼ばれています。
かつては様々な種類のシーラカンスがいたらしく、アンコウのように丸っこい体形をしていたり、3mを超える非常に大きなシーラカンスもいたようですが、現在発見されている2種類のシーラカンスはおよそ2mほどの大きさだそうです。
そんなシーラカンスは深海200m~2000mに生息しているので、チョウチンアンコウと同じように陸から釣るのは不可能…なハズですが、やはりそれでもむらびとは釣り上げてしまいます。
もはや腕前やスキルというレベルではありません。
また、深海で生活をしているシーラカンスを水槽で飼育する技術はまだ見つかっていないので、自分の部屋でシーラカンスを飼うむらびとは歴史に名を残してもおかしくありません。
釣れるならあえて釣る『オタマジャクシ』
これまでは『大きい』や『珍しい』という理由で凄さを紹介しましたが、その対極にあるのが『オタマジャクシ』ではないでしょうか。
オタマジャクシはご存知の通りカエルの子供で、決して珍しい生き物ではありませんが、かといって釣竿で釣ろうと考える人はほとんどいないと思います。
調べたところオタマジャクシを釣る事は実際に可能で、普通の釣竿ではなく木の枝のような小さな棒に細い糸を付けて、かなり細かくした米粒などを餌にすればオタマジャクシはかかるのですが…、『オタマジャクシを釣ろう』と明確に狙っていなければ釣れないのも事実で、釣れるものなら何でも釣るというむらびとの貪欲な姿勢がうかがえます。
ただオタマジャクシを捕まえるだけであれば網で掬うのが最も簡単なのですが、敢えて釣竿で挑む辺り、独特のポリシーを持っているのかもしれません。
因みにどうぶつの森では最大5cmのオタマジャクシが釣れ、これはかなり大きいサイズなのですが、カエルの種類によっては体長15cmにも及ぶオタマジャクシもいるそうです。
ゲーム界で釣りスキル1位かもしれない
そんな訳で、わずか500ベルの釣竿で超大型の魚だろうが深海の魚だろうが釣り上げてしまう、むらびとの釣りの腕前についてでした(ΦωΦ)
『大乱闘スマッシュブラザーズ』では釣竿を使う攻撃がありませんでしたが、新たに参戦する『しずえさん』は横必殺技が釣竿になっているようで、いよいよ魚だけでなくクッパやガノンドロフまで釣り上げる事になりそうです。
2019年に発売が予定されている最新作でも新しい魚が追加されると思いますが、これまで以上の大物の登場にも期待してしまいます。
魚は気候や水質によって種類が大きく違ってきますので、今度は村の環境に応じて釣れる魚が変わってくる…なんてのも面白いかもしれませんね。
コメント
潜水能力もすごいですよね
そうなんですよ、途中で『釣りより潜水の方が面白かったかも…!』って思ったくらいで(ΦωΦ)
潜水は潜水でまた違う記事にしようかな…。
確かに、水槽で飼うことが出来ないのに
とび森では、飼うことが出来るので凄いですよね!って言うかそこまで調べた人も凄いですよ?ww
深海魚を自宅で飼育するなんて現代の科学力でも難しいのに、何事もこなしてしまうむらびと…!
次回作ではどんな魚が追加されるのかも楽しみですね!