【スーパーマリオ】ルイージの初主人公作品はルイージマンションではなかった話

任天堂のゲーム
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こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

2024年6月27日に発売が予定されている『ルイージマンション2 HD』ですが、つい先日には紹介映像も公開され、グラフィックの進化に驚いた方も多いのではないかと思います。

…といいながら、実は私はまだゲームキューブの一作目しかプレイできていないので、これを機に続編にも挑戦してみようかな…と思う今日この頃です。

※この記事は2018年10月9日に投稿した記事を再構築したものです。

ルイージマンションより前に主役のゲーム?

そんなゲームキューブの初代『ルイージマンション』は2001年に発売され、ルイージ初登場から18年もの年月を経て主人公に抜擢されたことでも大きな話題になりました。

オバケ嫌いで怖がりなルイージが、行方不明になったマリオを探すために不気味な洋館を冒険するという新しいゲーム性であり、ゲームキューブ本体のローンチタイトルだったことからプレイした方も多いのではないかと思います。

記念すべきルイージの初主人公作品…なのですが、実この『ルイージマンション』よりも先にルイージが主役に置かれたゲームがあり、まさに知る人ぞ知る幻のタイトルのようです。

それは『Mario is Missing!(マリオ イズ ミッシング!)』というタイトルで、日本未発売なため知名度は低いですが、こちらもルイージマンション同様、ルイージが捕まってしまったマリオを助け出すという内容になっています。

クイズを解いて特産品を集める、子供向け地理学習のPCゲーム

『Mario is Missing!』は任天堂からライセンスを受けたアメリカの『ソフトウェア・ツールワークス』が開発したゲームで、1992年にMS-DOS版、1993年にNES(海外版ファミコン)版とSNES(海外版スーパーファミコン)版、更に1994年にはMacintosh版も発売されており、意外とプラットフォームの幅が広いタイトルです。

グラフィックは『スーパーマリオワールド』がベースになっているものの、任天堂はライセンスを与えただけで開発に一切関わっていないので、内容も一般的なアクションゲームとは異なっています。

他社の制作したマリオ作品といえば、近年でもUBI SOFT開発の『マリオ+ラビッツ』シリーズなどが話題になりましたが、こちらは販売までソフトウェア・ツールワークスが担当している点において珍しいかもしれません。

ゲーム内にはアクションの要素もありつつ、ジャンルは『地理学習ゲーム』と銘打たれていて、クッパ城の各階に設置された世界に通じるドカンに入って東京や北京といった都市に赴き、その土地に関係したクイズを解いて必要なアイテム(名産品)を手に入れます。

道中の敵キャラクターに触れてもミスにならない、クイズに間違えたとしてもペナルティがない、など子供向けの知育ゲームである本作は難易度が非常に低く、極論選択肢を適当に選んでいてもクリアできてしまうくらい簡単です。

また、スーパーマリオワールドから流用したグラフィックは綺麗なのですが、ゲームオリジナルのグラフィックは微妙に絵柄が違い、例えば各地の記念写真のルイージは少し太ましい見た目になっています。

地理を勉強するためのゲームなので、実在する世界各地を冒険できるのは魅力的に思えますが、各ステージの元となった都市の再現度は低く、クイズも何回でも答えられるので、このタイトルだけで学習するのが効果的…とは言い切れないかもしれません。

ファミコンで発売された『ドンキーコングJr.の算数遊び』や『ポパイの英語遊び』のような、本格的な学習ソフトではなく、地理に興味を持つためのきっかけのソフトといえそうです。

普段慣れ親しんだアクションゲームと違うことから当時は賛否が分かれていましたが、教育の観点から見れば子供には魅力的で、様々なプラットフォームに移植されていたことも相まって一定の評価は得ていたようです。

任天堂が開発したらあり得ないであろうクッパの野望

スーパーマリオシリーズの宿敵といえばもちろん『クッパ』に他ならず、『Mario is Missing!』でもクッパの野望の阻止、そしてマリオの救出が最終的な目標になります。

しかし本作のクッパはピーチ姫をさらうこともなく、なんと通信販売でドライヤーを大量に購入して南極の氷を溶かし、世界に大洪水を引き起こそう、というとんでもない野望を持っており、なぜクッパがこんなことを思い立ったのかも明らかではありません。

そもそもクッパ自身が火を吐くこともできたハズですが…、ドライヤーの購入資金を調達するために世界各地にカメ一族を送り込み、各地の名産品を盗み出してしまったので、これをマリオに代わってルイージが取り返していくことになります。

クッパ城では優秀な部下(当時は息子)のコクッパたちが控えていて、ステージをクリアするごとにボスとして戦うことになりますが、SNES版では『ウドウィッグ』『イギー』『ロイ』の3人だけ、PC版でもそれに『ラリー』と『ウェンディ』を加えただけで、なぜか『モートン』と『レミー』の出番はなく、7兄弟が揃うことはないようです。

また、ボス戦でのコクッパも左右に高速で動き回るだけで、たとえぶつかってもルイージはダメージどころかリアクションすらないため、絶対にこちらが負けることもありません。

動き回るコクッパを踏みつけるのが少し難しいとはいえ、ゲームに慣れていない子供でも簡単にクリアできる優しい仕様で、ゲーム性を求めていた人からすると少し物足りなく感じるかもしれません。

そしてラスボスであろうクッパはどうかというと、NES版は容量の都合でまさかのカット、SNES版でもエンディング前のイベントで登場するだけであり、実質的には最後に残されたコクッパがこのゲームのラスボスとして扱われています。

そのSNES版のイベントにおいてもクッパの出番はあまり多くなく、救出されたマリオとルイージに大砲に詰め込まれて雪原に飛ばされ、氷漬けになった後バラバラに砕け散るというあまりに不憫な役回りになっています。(ちょっとグロいです)

キャラクターの扱いとしてはかなり乱暴な気がしますが…、任天堂が開発に関わっていないからこそ、ここまで本家ではあり得ない展開のゲームにできたともいえるかもしれません。

今後日本で遊べる機会はさすがに少なそう

というわけで今回は、『ルイージマンションより前に存在したルイージが主人公のゲーム』を紹介してみましたが、前提として任天堂が開発に携わったゲームではないので、やはり任天堂の歴史としてはルイージマンションが間違いなく初主人公作品です。

海外でしか発売されておらず、バーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineにももちろん配信されていないので、今の日本でプレイするには非常にハードルの高い作品になっています。

グラフィックが一部だけ流用されているのでデザインがチグハグだったり、優しすぎる難易度がゲーム性を損なっていたりとクオリティに少々難はありますが、教育や学習に役立つゲームは一定の需要があり、特にDSの流行した2000年代は一大ブームにもなりました。

もし任天堂がいつか学習的な教材を取り扱う会社とタッグを組めば、この『Mario is Missing!』以上の本格的な学習ゲームを開発する可能性も0ではないのかもしれません。

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