スマブラSPの『ミェンミェン』を踏まえてファイターパス2の参戦を予想してみる

任天堂のゲーム
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

6月といえばE3の新作ゲーム発表が毎年恒例…だったのですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、残念ながら軒並みゲームイベントが中止になってしまいました。

その代わりにそれぞれの会社で独自のプレゼンテーションを公開していて、ポケモンは中国のテンセントと共同開発した『ポケモンユナイト』を発表したり、ソニーはPS5の最新ゲームやビジュアルを公開したりと、各メーカーでかなり大きな動きがありました。

かの『大乱闘スマッシュブラザーズ  SPECIAL』でも待望の『ファイターパスVol.2』が2020年6月30日に配信開始となり、『ARMS』から『ミェンミェン』が参戦を果たしています。

予想外の参戦?更に期待の膨らむ追加ファイター

『ARMS』からの参戦は以前から告知されていましたが、パッケージに描かれている『スプリングマン』ではなく、麺天飯食堂の看板娘である『ミェンミェン』が選ばれたのはなかなか意外だったと思います。

『ファイターパスVol.2』は全部で6人のファイターが予定されているので、更にまだ5人のファイターが残されており、ユーザーの期待もかなり大きくなっています。

具体的なファイターの予想…はかなり難しいですが、もしかしたらこのミェンミェンの参戦から何となくの傾向は分かるかもしれないので、今回はそんな『ファイターパスVol.2』について思ったことをまとめてみようと思います!

スピリットから参戦したミェンミェン

ミェンミェンの参戦は確かに意外だったのですが、彼女は作品のなかでも人気が高く、ARMSは『すべてのキャラクターが主人公』とも言われているので、その選出自体は不思議ではありませんでした。

しかし、ミェンミェンはスマブラSPにおいて既にスピリットが存在していて、それにも関わらず追加ファイターに選ばれた…というのに驚いた方は多かったと思います。

スマブラSPには1000を超えるほどのスピリットが収録されていますが、ファイターのスピリットは『ファイタースピリット』と別枠で用意されていたので、通常のスピリットがすでに存在していたキャラクターがDLCで参戦した前例は過去にもありません。

ネット上では以前から『スピリットになっているキャラクターは参戦しにくい』という意見もありましたが、これにより必ずしもこの前提が当てはまるわけではなく、スピリットからファイターへの昇格も十分可能性が出てきました。

ただ、スピリットになっているキャラクターはすでに一度ファイターとして検討されているのではないか…?とも個人的には思うので、そういった意味ではどこまで可能性が高いのかは難しいところです。

まずARMSは他のキャラクターとは少し事情が違って、スマブラSPは2015年12月の時点で企画がすでに動いており、新規参戦ファイターもガオガエン以外はすべて決まっていたと言われています。

ARMSが発売されたのは2017年6月16日なので、スマブラSPの企画段階ではそもそも候補に挙がるハズもなく、恐らく開発の途中でスプリングマンのアシストフィギュアや、他のキャラクターのスピリット化も決まったのではないかと思います。

そういった意味ではARMSは参戦してもおかしくないタイトルでありながら、タイミングを逃してしまったゲームでもあり、後から改めてファイターを選出したDLCで追加されるのも納得できます。

それを当てはめるとスピリットも純粋な知名度や人気ではなく、2015年末~2020年の間に何かしらの動きがあった、企画段階では名前の挙がりようのないキャラクターから候補になる可能性が高いかもしれません。

例を挙げると2017年発売の『ゼノブレイド2』や2019年発売の『アストラルチェイン』、少し外伝的な作品にはなりますが『スプラトゥーン2』のDLCで配信された『オクトエキスパンション』などが該当し、比較的新しい作品から参戦する可能性がグッと高まったのではないかと思います。


アシストフィギュアから参戦はやはり難しい?

ミェンミェンの参戦に沸き立つ一方で、少し残念な思いをしているのがARMSの代表的なキャラクターであるスプリングマン…かもしれません。

『ミェンミェンのつかいかた』ではARMSは全員主役であり、開発者の推薦もあってミェンミェンが選ばれたと明かされていますが、やはりパッケージにも描かれているスプリングマンが参戦すると予想した方も多かったようです。

スプリングマンはすでにアシストフィギュアとして登場していますが、例えばファイターになったとしても誰かが使用しているときはアシストで出てこないようにしたり、何かしらの工夫次第では参戦は不可能ではなかったと思います。

それでもあえてミェンミェンが選ばれたという事は、決して確定できる要素ではありませんが、やはりアシストフィギュアからファイターになるのは少し難しいのかもしれません。

となると、かねてよりファイターでの参戦が望まれていた『ワルイージ』や『アシュリー』、他作品で主人公を務めていた『ボンバーマン』や『ショベルナイト』なども、DLCでもなかなか選ばれないような気がします。

過去作では『リトルマック』や『ダークサムス』がアシストフィギュアであり、どちらも現在ファイターになっているのを見ると期待も膨らみますが、今作はアシストフィギュアであってもかなりアクションが作り込まれているので、やはりあえてそこから昇格…というのは考えにくそうです。

また、アシストフィギュアになっている時点で一度はファイター化が検討されている可能性も高いと思うので、出せるのであれば最初から出していたのではないか…?とも考えられるかもしれません。


DLCで追加されるステージや音楽、スピリットも一緒に考えると?

スマブラSPのファイターパスではファイターだけでなく、それに関連したステージや楽曲なども一緒に配信されていました。

それはVol.2でも変わっておらず、ミェンミェンにはステージ『スプリングスタジアム』と、アレンジを含んだ18曲もの楽曲が一緒に収録されており、600円あまりのDLCとしては破格のボリュームになっています。

そして更に様々な新規スピリットを含んだ『スピリットボード』も同時に配信されていて、これまでも『ペルソナ5』や『ドラゴンクエスト』などなど…、まさにゲームのオールスターともいえる顔ぶれになっています。

『ファイターパスVol.2』でも引き続きスピリットボードが含まれているのですが、ARMSのスピリットボードは新規の『メカニッカ』や『マックスブラス』だけでなく、既存の『スプリングマン』や『リボンガール』も含まれていて、必ずしも新しいスピリットだけ…というわけではありませんでした。

つまり新規スピリットがあまり用意できないから…という理由で作品が絞られることはなく、例えば『ポケットモンスター ソード・シールド』からの参戦ならすでに存在する『サルノリ&ヒバニー&メッソン』や『アーマーガア』を含めたスピリットボードにしたり、様々な可能性が考えられそうです。

また、DLCに含まれているステージとBGMからも、多少は予想を絞り込むことができるかもしれません。

例えば『MOTHER』シリーズのキャラクターで『ポーキー』の参戦を予想する声は多いですが、MOTHERの楽曲はすでに多くが収録されていて、ステージもポーキーと関連した『ニューポークシティ』が存在しています。

だからといって参戦しないとは言えませんが…、これだけポーキーを連想するステージやBGMが用意されている以上は、やはりポーキーもすでに一度はファイターとして出せるか検討されていたのではないかと思います。

それを踏まえると新しいステージや楽曲の追加の余地があるタイトルの方が選ばれる可能性は高そうで、先ほども紹介したように未だスピリットや楽曲の少ない『ゼノブレイド2』や、主にリオレウスの要素しか入っていない『モンスターハンター』などからの選出もあり得そうです。


スマブラでの再現が難しい他社キャラクターは出しにくい?

スマブラSPのDLCといえばファイターパス…ではありますが、それと同時に多数のMiiコスチュームも別途配信されていて、先日も『Fall Out』から『Vaultボーイ』のコスチュームが追加されたのは大きな話題になりました。

過去にも『アンダーテール』や『カップヘッド』といった有名なインディーゲームに、『ペルソナ4』や『アサシンクリード』などあまり任天堂にはなじみの薄いタイトルまでコスチュームが配信されていて、本人の参戦ではないにしてもかなり夢のある大乱闘が演出されています。

そんな中、ミェンミェンと同日に配信されたMiiコスチュームには『鉄拳』シリーズの『平八』が含まれていて、ついに鉄拳の要素が追加された!と喜ぶ一方で、『平八はファイターじゃないのか』と残念に思った方も少なくないようです。

Miiコスチュームにはサムスやキングクルールなどをモチーフにしたものもすでに存在するので、決して参戦の可能性がないわけではありませんが…、平八のコスチュームがDLCの一部として先に紹介されてしまった以上、この後にファイターとして発表されることは確か少し考えにくいかもしれません。

そもそもピクシブ大百科の記事によると、前作の『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U』の頃から平八を参戦させる意見は出ていたのですが、スマブラのルール上で鉄拳のキャラクターを動かすのは難しく断念した…と書かれています。

スマブラSPにおけるDLCのファイターは原作の再現度が非常に高く、特に勝手な脚色がしにくい他社のキャラクターに関してはそれが顕著です。

すでにスマブラSPには『リュウ』や『テリー』といった格闘ゲームのキャラクターが参戦していますが、どちらも原作の技やモーションだけでなく、ジャンプ力、ステップの動きなどまでかなり原作に忠実に作られています。

一方で『鉄拳』は一般的な格闘ゲームとは少し特徴が異なり、それぞれのボタンに右パンチ、左パンチ、右キック、左キックが割り当てられているので、確かにスマブラのシステムに当てはめるのはかなり無理がありそうです。

また、鉄拳もゲーム内に『ジャンプ』という動作はあるのですが、いわゆる普通の人間と同じような常識的なジャンプの高さであり、スマブラに合わせたジャンプ力にすると『そんなにジャンプできたのかよ』という違和感は覚えるかもしれません。

やはり純粋なキャラクターの知名度や人気より、そもそもスマブラの世界に落とし込んで原作のイメージを壊さないかどうか…、が何よりも重要なのではないかと思います。


DLCだからこそ?普通とは違った個性的なファイター

DLCで追加されたこれまでのファイターはかなり個性が強めで、Vol.1の最後のファイターを桜井さんが紹介した『ベレト/ベレスのつかいかた』でも、『新しいキャラクターには新しい遊びを提供する、という事を目指している』と説明されています。

実際にジョーカーは反逆ゲージとペルソナ、勇者は呪文のコマンド選択や会心の一撃、バンジョー&カズーイは使用回数の限られた必殺技、テリーは技のコマンド入力や超必殺技、ベレト/ベレスは複数の武器を用いた遠近攻撃など…、通常のファイターとはまた一味違った個性が付けられていました。

それはVol.2でも恐らく健在で、第一弾であるミェンミェンはAボタンで左パンチ、Bボタンで右パンチが打ち分けられる、これも既存のファイターとはもはや別物といえるような操作感になっています。

もちろんどのようなキャラクターでも個性を付けることは可能だと思いますが、有料コンテンツである以上は最初から参戦しているファイターと同じようなキャラクター性にするのは避けるのかもしれません。

それを考えると、例えば『ポケットモンスター ソード/シールド』からファイターを参戦させるのであれば、エースバーンなら落ちているアイテムなどを『かえんボール』にして蹴り飛ばしたり、ゴリランダーならドラムを地に置いて動かず要塞のように戦ったり、インテレオンなら『ねらいうち』で8方向にタメ撃ちができたり…など唯一無二の個性が付く可能性は高そうです。

その一方で、かねてより『バンダナワドルディ』などの参戦を望む声は多くありますが、彼もスピアを持っていたり個性はあるものの、これまでのDLCと同じようなクセのある上級者向けのファイターにするのは違和感がありますし、意外と『出しやすそうなキャラクター』ほどDLCでは出しにくい…ようにも思えます。

それだけDLCではファイターの個性が重視されていると思いますが、先ほど紹介したように『鉄拳』ほど原作の要素が強いと逆に再現が難しくなったり、そのバランスはなかなか難しいかもしれません。

今だからこそ出せるファイターを出してほしい

今回は具体的なファイターの予想ではなく、『こんな要素のキャラクターが選ばれるのではないか?』をまとめてみたのですが…、結果的に取り留めのない内容になってしまいました。

せっかくなので、今回の考えを基にちゃんと5人のファイターを予想した記事も近いうちに書いてみます(ΦωΦ)

もちろんファイターの個性も大切なのですが、個人的な要望としては『今だからこそ参戦できるキャラクター』が選ばれて欲しいと思っています。

例えばVol.1で追加された『ジョーカー』ですが、もし今作で参戦できていなかった場合、次のスマブラの時にはペルソナ5もかなり過去の作品になってしまいますし、2度と参戦するタイミングはなかったかもしれません。

既存のファイターも例外ではなく、スマブラDXの時に参戦したシークやロイ、スマブラXの時に参戦したリュカやルカリオもタイミングが功を奏した部分があり、その時に登場していなければ今もファイターになっていたかは分かりません

そういった意味ではここ数年で話題になった新作、話題作から選ばれるとより夢の競演が広がるのではないかと思います。

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