ハイラル旅行記#8 – チナガレ湿地帯【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】

ハイラル旅行記
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こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

前回かなり久しぶりに更新した『ハイラル旅行記』ですが、同じ中央ハイラルでも場所によって特徴が大きく異なり、『終焉の谷』もまた他では見られないゴツゴツした岸壁が印象的でした。

物語上ではそこまで重要でない土地も、じっくり歩いてみると細かく作り込まれていることに感心してしまう今日この頃です。

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キノコ型の不思議な木が多く生える『チナガレ湿地帯』

地方中央ハイラル
位置新マリッタ馬宿とタバンタ大橋馬宿をつなぐ街道の中間地点から北

中央ハイラルの『新マリッタ馬宿』から西ハイラル平原へ向かう街道沿い、北の方角を見ると広大な水辺が広がっていて、ここが『チナガレ湿地帯』と呼ばれる湿地帯です。

この辺りは移動の要所なので、旅の道すがら通りかかることも多いのではないかと思いますが、ストーリーに直接関わってくる場所でもないため、探索はおざなりにもなりがちだったかもしれません。

『血流れ』を連想させる物々しい地名の由来はどのようなものか、理由を考えながら今回は紹介しようと思います。

反射する日の光が美しい広大な湿地帯

『チナガレ湿地帯』はマップで見るとかなり広大な水源に見えますが、水位はリンクの膝下くらいまででそこまで深くないので、足を取られることもなく自由に歩き回れます。

湿地とは浅い水で覆われている、もしくは土壌が水分で飽和している地域のことを指していて、意外にも水の透明度はかなり高く、日の光をキラキラと反射させる様子は一見の価値があると思います。

湿地帯は生態系を支える重要な役割を持っていて、『ゴーゴーガエル』のような小さな生き物から、『ハイラルバス』などの大きな魚まで棲み付いているので、素材や食材を集めるのにも向いているようです。

太陽の登る日中はもちろん、日の沈みかけた17:00頃に訪れるのもオススメで、夕焼けによって赤く染まった湿地帯は日中の眩しさと違った幻想的な美しさがあります。

湿地帯が形成される理由はいくつかありますが、降水量が多いわけでも川や湖が隣接しているわけでもないので、この辺りは地下水が地表に近く、かつ豊富な場所なのかもしれません。

雨の日はよりカエルなどの素材を集めやすくなる代わりに、万が一にでも雷が落ちれば水をつたって大きな被害を被るので、天候の変化にはある程度注意を払う必要があります。

まるで巨大なキノコのような不思議な形をした樹木

『チナガレ湿地帯』を訪れて真っ先に目に付くものといえば、辺り一面に点在する巨大な樹木の数々で、まるでキノコがそのまま大きくなったようなその見た目はかなりのインパクトです。

このような形の樹木は、このチナガレ湿地帯とすぐ隣のセレス平原にしか生えておらず、これだけ水の豊富な特殊な土地だからこそ群生できるのかもしれません。

調べてみるとこのような形の樹木は『リュウケツジュ(竜血樹)』と呼ばれていて、名前の由来は『樹液が空気に触れると赤くなる』、ひいては『木に傷をつけると血を流しているように見える』ことからきているようです。

もし『チナガレ』を『血流れ』と書くのであれば、やはりこの流血樹の特徴をモデルにして付けられた地名と思われ、歴史的に戦争があった場所…という意味ではないと思われます。

とはいえ本作では剣や斧で木を切っても樹液は流れず、普通の木と同じように薪として活用できるので、ひとまずシンプルに『見た目が不思議な木』という認識でも問題はなさそうです。

しかし中には幹に刃が通らないほど大きく成長した流血樹もあって、そちらは切り倒すことも燃やすこともできないほど堅く、しがみついて登ろうにもキノコのカサのように開いた枝がネズミ返しになっています。

ハイラル全体で見てもこれほど大きな木は珍しいですが、実在する流血樹も記録によれば10m~20mにまで成長するらしく、中には樹齢1000年を超える木まで存在していたそうです。

簡単なことではありませんが、トーレルーフやパラセールを活用してどうにか木の上まで登りきれば、そこはまるでまっ平らなテーブルのようで、高所ゆえ『トリのタマゴ』や『ゴーゴースミレ』などが見つかることもあります。

樹上から見下ろすハイラル平原もまた筆舌に尽くしがたい絶景なので、周囲で集めた食材を使って料理でも楽しみながらのんびりと過ごすのも一興かもしれません。

まさにここでしか見られない特別な風景

というわけで今回は『終焉の谷』から少し西側、キノコのような木々の群生する『チナガレ湿地帯』を紹介しましたが、このような湿地帯の風景は中央ハイラルでも他に見られず、改めて訪れてみればかなり印象にも残るハズです。

『チナガレ』という地名は決して戦争の跡地のような意味合いではなく、血のような樹液を流す流血樹になぞらえたものだとすれば、より一層神秘的な場所にも思えてきます。

次回はこのチナガレ湿地帯からもう少し西に移動した『セレス平原』の紹介を予定していますが、こちらも数多くの流血樹が群生しており、自然のあふれる豊かな土地でした。

チナガレ湿地帯と違うのは水源の有無で、むしろ干からびた川の跡のような場所まで残されているので、その辺りも紹介できればと思います!

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