『ポケモン ソード・シールド』のDLCで登場する新しい伝説のポケモンを考察してみた

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2019年11月15日に発売されたNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』ですが、最近は私も対戦用のポケモンが何匹か育ってきて、オンラインのランクバトルにも挑戦しています。

まだまだ経験が浅く、スーパーボール級でしばらく足踏みしていますが…、自分で育て上げたポケモンが思い通りに活躍してくれるとやっぱり嬉しいもので、もっと色々なポケモンを使ってみたくなります!

剣盾の世界にDLCで新しい伝説のポケモンが登場

『ポケットモンスター ソード・シールド』の舞台となるガラル地方では400匹のポケモンが登場しますが、これまでのすべてのポケモンが出てこない事に不満を感じる意見もあり、また開発者のインタビューでもアップデートで増やすのは難しいとコメントされていました。

しかし2020年1月9日の『ポケモン ダイレクト』にて、『鎧の孤島』と『冠の雪原』の2つのDLCを開発中だと発表され、過去作から新たに200匹以上のポケモンが再び登場するらしく、また新しい冒険やバトルを楽しめる日が待ち遠しい今日この頃です。

そして、このDLCで初登場するポケモンも存在し、中でも新しい伝説のポケモンはまだ未知数な部分が多く、ストーリーにどのような関りを持つのか非常に気になります。

今回は先日の『ポケモン ダイレクト』で発表された伝説のポケモンに焦点を当てて、少し考察(みたいなもの)をしてみようと思います!

2つの型を持つ『ウーラオス』は『阿吽の呼吸』?

『ポケットモンスター ソード・シールド』のDLC第1弾として用意されているのが、『ヨロイ島』を舞台に『成長』をテーマにした『鎧の孤島』です。

主人公はポケモンバトルの道場で修業に励みながら森林、湿原、鍾乳洞などを自由に探索できるらしく、ガラル地方特有の姿をした『ヤドン』なども生息しています。

そんな中、新しく判明した伝説のポケモン『ダグマ』は拳法を得意とする熊のような見た目のポケモンで、更に伝説のポケモンには珍しく『ウーラオス』への進化も用意されています

『ザシアン』と『ザマゼンタ』はヨーロッパに広まる騎士道物語『アーサー王と円卓の騎士』がモデルと考えられていて、アーサーの名前の由来は一説によると『アークトゥルス』という星から名付けられているらしく、これは古代ギリシア語で『熊の守護者』を意味するそうです。

また、アークトゥルスの近くにある『おおぐま座』は別名『アーサー王の車』とも呼ばれる事から、この熊のようなデザインになったのかもしれません。

ウーラオスには『いちげきのかた』と『れんげきのかた』の2つの種類があって、それぞれタイプや覚える技も違い、ゲーム内の選択によってどちらに進化するかを選べるそうです。

そしてウーラオスは更に『キョダイマックス』も用意されていて、こちらもそれぞれ違った見た目をしているのですが、この姿は日本の金剛力士像でも知られる『阿吽(あうん)』に似ているかもしれません。

阿吽の『阿』は口を大きく開いた『あ』を表し、『吽』は口を閉じた『ん』を表しているので、物事の始まりから終わりまでを意味しているらしく、確かにキョダイマックスの姿を見ると『いちげきのかた』は口を開いており、『れんげきのかた』は口を閉じています。

また、『阿』は怒りを露にしているのに対し『吽』は怒りを内に秘めているのですが、公式サイトでも『いちげきのかた』は『人々からは怒りの化身と言われている』と、『れんげきのかた』は『沈着な顔つきで静かに構えている』と書かれているので、やはり『阿吽』との共通点は多いように思えます。

しかし、ガラル地方のモチーフの多くはイギリスであり、ヨロイ島もアイルランドがモデルではないかと言われている中で、なぜ仏教に伝わる『阿吽』が今回のDLCでモチーフに選ばれたのか…は、実際にストーリーを遊んでみなければまだ分からないかもしれません。

『鎧の孤島』のロゴに選ばれたのは『ザイエロー』?

『ウーラオス』がもっとも注目を集めている『鎧の孤島』ですが、よくよくロゴを見てみると描かれているのはウーラオスではなく、『ザシアン』や『ザマゼンタ』のような動物系のポケモンがモチーフになっています。

これがザシアンやザマゼンタの別の姿…という可能性もありますが、『グラードン』と『カイオーガ』に対する『レックウザ』、『ディアルガ』と『パルキア』に対する『ギラティナ』のような、3匹目の伝説のポケモンに当たるのかもしれません。

また、ザシアンの名前に含まれる『シアン』と、ザマゼンタの名前に含まれる『マゼンタ』は色の種類で、シアン・マゼンタ・イエローの3色が揃えば様々な色を表現できる『減法混色』として知られています。

そして『鎧の孤島』のロゴも改めて見ると黄色(イエロー)で描かれていれ、もしかしたらこれが『ザイエロー』…という可能性もありそうです。

微妙に発音しにくい名前ではありますが…、何にせよこのロゴのポケモンが何者なのかも気になります。

ユグドラシルとシャムロックに見える『バドレックス』

DLC第2弾として用意されている『冠の雪原』では、シカやウサギのような顔に、植物のつぼみのような頭をした『バドレックス』が明らかになっています。

くさ・エスパータイプであるように植物がモチーフなのは分かりますが、正直なところ具体的なモデルはなかなか予想が難しいポケモンだと思います。

北欧神話に伝わる有名な植物と言えば『ユグドラシル』で、すべての世界を支えている世界樹とも言われており、3本の大きな根っこで1本の幹を支えているそうです。

3本の根はそれぞれ違った世界に伸びているのですが、バドレックスも過去・現在・未来をそれぞれ見通せるらしく、『3つの世界』という点ではどことなく共通点がある…かもしれません。

もう1つ注目したポイントがバドレックスの頭で、緑色の花のつぼみのようになっていますが、よく見てみるとそれぞれの花びらがハートの形になっています。

このまま花を開くと三つ葉のクローバーのようになりますが、アイルランドにおいて三つ葉のクローバーは『シャムロック』という幸運のシンボルであり、国花にも指定されているほど愛されている植物です。

バドレックスが『キングポケモン』と呼ばれている事や、頭がまるで王冠のようになっている事もアーサー王と何か繋がりがあるのかもしれませんが、顔が動物のようだったりとまだモチーフがハッキリしない部分も多く、こちらもDLCを実際にプレイしてどのようなポケモンなのかもっと詳しく見てみたいと思います。

新しい2匹の『レジ』は再生と破壊をつかさどる?

『冠の雪原』にはバドレックス以外にも新たな伝説のポケモンが登場するらしく、まだコンセプトアートしか公開されていませんが、『レジロック』『レジアイス』などに連なる新たな『レジ』系らしきポケモンが存在します。

片方は全体的に黄色く電気のようであり、もう片方はドラゴンを模したような腕を持っているので、名前を予想するなら『レジエレキ』や『レジドラゴ』といったところでしょうか?

『新しいレジ系』という事以外はまだ分かりませんが、Twitterでモチーフを調べていたところ、色合いが伝説のポケモン『ゼルネアス』と『イベルタル』と似ていると感じ、よくよく見ると顔の点字も『X』と『Y』の形になっていると指摘している方がいました。

原作の『ポケットモンスター X・Y』ではゼルネアスは再生の象徴、イベルタルは破壊の象徴として描かれましたが、この2匹のレジも再生と破壊をつかさどっている…?のかもしれません。

しかし、そもそも『レジロック』『レジアイス』『レジスチル』の3匹は『レジギガス』が自らの姿に似せて創り出したと言われているので、このような『電気』や『ドラゴン』に近しい姿まで創れるのかは気になるところです。

また、ダイヤモンド・パールでは『アルセウス』が作り出した17種類のタイプごとのプレートが存在しますが、そこには

プレートにあたえたちから たおしたきょじんたちのちから

と書かれたものがあり、つまりレジ系のポケモン(巨人)はレジギガス以外にも各タイプの全17種類が存在し、それをアルセウスが倒して『ひのたまプレート』『しずくプレート』などを作ったのではないか?とも言われているようです。

古代ギリシア神話ではオリュンポスの神々と巨人族が戦う『ギガントマキア』という話がありますが、アルセウスをオリュンポスの神に例えるのであれば、巨人であるレジギガスと17匹のレジが創造神であるアルセウスに挑んだのでは…なんて考察もできます。

ポケモンダイレクトによって『レジ系が他にもまだいたのか!』と驚いた方も多いと思いますが、むしろ17匹いる中で新しく2匹が明らかになっただけ…なのかもしれません。

伝説の3匹の鳥ポケモンで新しい3すくみ?

『冠の雪原』のポケモンの巣には、過去作の伝説のポケモンが出てくる可能性もあり、『ミュウツー』や『クレセリア』などすべての伝説のポケモンと出会えるそうです。

初代伝説のポケモンと言えば『ファイヤ―』『サンダー』『フリーザ―』の3匹の鳥ポケモンですが、DLCではガラル地方の姿になったと思われるファイヤー、サンダー、フリーザーも明らかになっています。

この3匹に関するモチーフはまだ定かではありませんが、その見た目から少なくともタイプは変わっているように思えます。

名前が名前だけにそれぞれ『ほのお』『でんき』『こおり』のタイプは外せないと思いますが、まずファイヤーは見た目が全体的に黒っぽくなっていて、その色合いから予想するなら『ほのお・あく』タイプになっていそうです。

次にフリーザーですが、こちらはコンセプトアートに『はばたかずに空中に浮いています』と書かれていて、目もまるでマスクのようになっているので、こちらは『こおり・エスパー』ではないかと思います。

最後にサンダーも翼が小さい代わりに足が発達していて、『滑空で勢いをつけて両足蹴り』と書かれているので、タイプは『でんき・かくとう』と予想しています。

ポケモンと言えば最初に選べるポケモンから『ほのお・みず・くさ』の3すくみが有名ですが、予想通りならこの3匹の伝説のポケモンも『あく・かくとう・エスパー』で3すくみが成立するので、意外とそれぞれ対立している立場…なのかもしれません。

ヨロイ島とカンムリ雪原の冒険がとても楽しみ

という訳で、今回は現時点で分かる限りで、新しい伝説のポケモンについて考えてみました。

まだまだ情報が少なく分からない点も多いのですが、アーサー王と熊の関係など、モチーフを調べてみると意外と面白い発見もできました。

DLCの配信はもう少し先ですが、『ヨロイ島』と『カンムリ雪原』には本編とは違ったポケモンが生息していますし、ワイルドエリアのように自由に冒険できるのもとても楽しみです。

もし他にも新しい伝説のポケモンについて気づいた点などがあれば…、コメントなどでこっそり教えてもらえると嬉しいです(ΦωΦ)!

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