スマブラSPのDLCや次回作に追加して欲しい『インディーゲーム』のキャラクターをまとめてみた

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

『世界一売れたファイティングゲーム』に輝いたNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ですが、2020年1月16日にファイターパスの最後の1人『ベレト / ベレス』が発表されました。

これまでのファイターが他社とのコラボキャラクターだったので、最後の最後にファイアーエムブレムから…というのは逆にちょっと意外だったかもしれませんね。

スマブラにも活躍の場を広げるインディーゲーム

今や任天堂のみならず様々な会社のキャラクターが参戦しているスマブラSPですが、今作は大手メーカーのゲームからでなく、『ショベルナイト』や『シャンティ』といったインディーゲームの要素も話題になりました。

ファイターパスでも『アンダーテール』『カップヘッド』のMiiコスチュームと、それに関連したアレンジBGMまで追加され…、規模に関わらず人気の高いゲームが取り上げられるようになっています。

更に6人の追加ファイターを配信する『ファイターパス第2弾』も発表されていますが、そこでも新しいステージや音楽の配信も予定しているそうなので、ますますインディーゲームの要素も増えるのかもしれません。

次回作以降では『ショベルナイト』や『シャンティ』もファイターになるかもしれませんし…、今回は『機会があれば今後スマブラに追加して欲しいインディーゲーム』をまとめてみようと思います!

ゼルダの伝説ともコラボした『クリプト・オブ・ネクロダンサー』

かつてはあまり馴染みのないジャンルでしたが、スーパーファミコンの『トルネコの大冒険』や『風来のシレン』を皮切りに、今では『不思議なダンジョン』シリーズとして『ローグライク』のゲームも広く知られています。

多くのローグライクゲームはターン制のシステムが導入されていて、入る度に構造の変わるダンジョンをじっくり考えながら攻略するのが醍醐味でしたが…、カナダの『Brace Yourself Games』が開発した『クリプト・オブ・ネクロダンサー(以下ネクロダンサー)』は、リズムとローグライクを融合させた新しいスタイルが話題を集めました。

ネクロダンサーはすべてのダンジョンでリズムに合わせながら動かなければならないので、一瞬の判断が大切な忙しいゲームですが…、リズムをテーマにしているだけあっていずれの音楽も非常にクオリティが高いのが特徴です。

主人公はケイデンスという少女で、決して体力や運動能力に優れている訳ではありませんが、ナイフやロングソード、スピア、弓、フレイル、ハンマー、ボウガンにショットガンまで…、非常に多種多様な武器やアイテムを使いこなせる器用さを持っています。

その完成度の高さもあって、インディーゲームとしては異例の『ゼルダの伝説』とコラボレーションし、2019年6月14日に『ケイデンス・オブ・ハイラル:クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説』がニンテンドースイッチ向けにリリースされました。

(ちなみにこちらは任天堂ではなくスパイク・チュンソフトから発売されています。)

それこそ『インクリング』や『ベレト/ベレス』以上に色々な武器を使いこなすファイターになれば面白そうですが…、やっぱりまずは音楽がとても良いので、新しいファイターパスにもMiiコスチュームとアレンジBGMがあれば良いな…と思います。

ちなみにローグライクと言えば『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』も2020年3月6日に発売が予定されているので、気になる方はそちらもチェックしてみると良いかもしれません。

ムシをモチーフにした高難易度アクション『ホロウナイト』

今でこそ3Dのゲームが多く発売されていますが、『ショベルナイト』や『シャンティ』を始めとしたインディーゲームでは2Dのアクションゲームも根強い人気を持っていて、オーストラリアの『Team Cherry』が開発した『Hollow Knight(ホロウナイト)』も有名なタイトルです。

ホロウナイトはいわゆる『メトロイドヴァニア』と呼ばれるジャンルで、ベースはオーソドックスな横スクロールアクションですが、探索や冒険の要素も多くあり、その可愛らしい見た目に反してかなりやり応えのある難易度も特徴になっています。

2017年2月にPC版が発売されてから数回の大型アップデートを繰り返し、2018年6月13日にはニンテンドースイッチ版も発売されていますが、すべてのプラットフォームを累計すれば全世界で280万本以上を売り上げており、インディーゲームの中でも知っている方はかなり多いのではないかと思います。

主人公はクワガタのようなツノを持った可愛らしい見た目で、最初はシンプルな剣による攻撃しかありませんが、探索を進めてアイテムを入手する事で様々な特殊能力も身に付けます。

音楽は環境音のような落ち着いたものが多いので、あまりスマブラには向いていないかもしれませんが…、アクションはスマブラにも合っていると思うので、後の作品ではアシストフィギュアなどで出る可能性も結構高いかもしれません。

なお、ボス敵として登場した『ホーネット』が主人公の完全新作も現在開発中で、今後もシリーズが続いて行けばファイターでの参戦もいつかは夢ではない…と思います。

バンジョーとカズーイのエッセンスを受け継いだ『ユーカレイリー』

スマブラSPの参戦でも話題になった『バンジョー&カズーイ』ですが、『バンジョーとカズーイの大冒険』はイギリスの『RARE(レア)』が開発した事で知られています。

今でもレアはMicrosoftの子会社として様々なゲームを作っていますが、レアを退社したメンバーによって設立された新しい会社もいくつかあり、『Yooka-Laylee(ユーカレイリー)』を開発した『Playtonic Games』もそのスタジオの1つです。

『ユーカレイリー』は『バンジョーとカズーイの精神的後継作を作る』という目的で2015年にクラウドファンディングが始まり、209万ポンド(約3億円)もの支援を集めた注目作で、海外では2017年12月に、日本でも2018年6月14日にリリースされた3Dアクションゲームです。

『バンジョーとカズーイの大冒険』を意識しているだけあって内容も共通する部分が多く、主人公はカメレオンの『ユーカ』と、大きな鼻のコウモリ『レイリー』が協力しながら広大なマップを探索し、世界中に散らばった『黄金のPagie』を集めながら、金の亡者『Capital B』を倒すのが目的になっています。

すでにバンジョー&カズーイがスマブラに参戦している以上、ユーカ&レイリーも登場すると会社としては複雑な関係になりますが…、コミカルなアクションは見ているだけでもかなり楽しく、もし動かす事ができれば面白いファイターになるのは間違いないと思います。

むしろ今となっては普通に『バンジョー&カズーイ』と『ユーカ&レイリー』が同時に並び立つのは難しいので、このスマブラが唯一の共演の可能性…とも考えられそうです。

今もなお根強い人気を誇る『洞窟物語』

人気のインディーゲームと言うと海外のタイトルが浮かびやすいですが、日本でも歴史が長く有名なインディーゲームはいくつもあり、中でも『開発室Pixel』の開発した『洞窟物語』は全世界で広く知られています

『洞窟物語』は2004年に公開された2Dアクションゲームですが、作り込まれたストーリーと世界観がとても高い評価を得ていて、料金の発生しないフリーゲームだった事もあり、日本のみならず海外でも多くのユーザーが遊んでいました。

そのクオリティの高さから2008年にはアメリカ任天堂がWiiウェアでのリリースを発表、その後もDSi版、3DS版、Steam版などにも展開し、2018年2月8日にはニンテンドースイッチ版の『Cave Story+ 洞窟物語』も配信と、実に15年近くに渡って愛されているタイトルになります。

主人公は人間そっくりですが実はロボットで、失くしてしまった記憶を探すために薄暗い洞窟を探検するのですが…、冒険を進めると『ポーラスター』という光線銃を始め、ミサイルやブレード、マシンガン、ファイアボールなど様々な武器を扱うようになるので、スマブラの世界でも様々なアクションが見られそうです。

また、そのビジュアルは全体的に可愛らしいのですが、意外とダークで重い設定も多いので、キャラクターとしても唯一無二の存在になるかもしれません。

かつてはドットで描かれた小さなグラフィックしかありませんでしたが、リメイクの度に顔などのデザインが結構変わっているので、例えMiiコスチュームでもどのタイトルのデザインが採用されるのか…は気になるところです。

メディアミックスで注目を集めた『蒼き雷霆 ガンヴォルト』

スマブラSPでも『ロックマン』や『ストリートファイター』でお馴染みのCAPCOMですが、そのCAPCOMに所属していたクリエイターが立ち上げた『インティ・クリエイツ』という会社も近年注目を集めています。

インティ・クリエイツは主に他社の下請けでゲームを開発していて、これまで『ロックマン ゼロ』や『クレヨンしんちゃん』シリーズなどを担当していましたが、近年ではオリジナルタイトルもリリースしており、『ぎゃる☆がん』や『ブラスターマスター』がニンテンドースイッチでも現在配信されています。

中でも特に力を入れていたのが『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト』で、本作は2014年8月にニンテンドー3DSで発売され、その後2016年に続編の『蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪』が、2017年8月31日にはDLCをすべて含めた『蒼き雷霆 ガンヴォルト ストライカーパック』がニンテンドースイッチで配信されており、そのクオリティの高さからじわじわと人気を高めています。

まだスマブラに出るには知名度で一歩劣るかもしれませんが…、アクションゲームとしての評価はとても良いので、このまま着実に知名度を広げれば後のショベルナイト…のような存在にもなるかもしれません。

そして『蒼き雷霆 ガンヴォルト』はゲームだけでなく様々なメディアミックスを展開していて、作中で流れるボーカル入りの挿入歌が全部で20曲以上もあり、また2017年2月にはOVAまで制作されています。

他作品との関りも色々とあり、『ブラスターマスター ゼロ』ではゲストで登場し『ぎゃる☆がん』『ショベルナイト』『シャンティ』と共演、対戦格闘ゲーム『ブレードストレンジャーズ』では『海腹川背』や『洞窟物語』などと共演し、インディーゲームの中でも活躍の場を増やしているようです。

映画の製作まで決定したリズムゲーム『DEEMO』

様々なジャンルのタイトルが開発されているインディーゲームですが、リズムに合わせて操作する音楽ゲームと言えば『Rayark』の開発した『DEEMO』が有名です。

『DEEMO』は2013年11月にスマートフォン向けアプリとしてリリースされましたが、2014年には全世界で700万ダウンロードを達成、App Storeでは100か国以上の音楽ゲームカテゴリで1位を獲得し、その後PS Vita版やニンテンドースイッチ版、PS4で最新作『DEEMO -Reborn-』も発売されています。

その人気の理由は音楽のクオリティの高さはもちろんですが、切なくも美しいストーリーがゲームの根幹にあって、日本では2020年内に映画『DEEMO THE MOVIE』の公開も予定されているほどです。

『Rayark』は今でこそ150人近くのスタッフが働いていますが、『DEEMO』の開発人数はわずか7人だけであり、そのタイトルが映画化まで果たした…というのは他にもなかなか例を見た事がないと思います。

ゲームに登場する『Deemo』と『アリス』は個性的なキャラクターですが、そもそもが音楽ゲームなので、残念ながらジャンルとしてはスマブラにマッチしていません。

スマブラでのコラボキャラクターは原作の雰囲気をとても大切に作られているので、Miiコスチュームすらも登場できるかは難しいところですが…、その世界観と音楽は非常に素晴らしいので、スピリットやBGMだけでもコラボレーションを果たしてくれるととても嬉しいです。

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世界的に注目を集めたアクションゲーム『ブラッドステインド』

今の時代、インディーゲームの開発に当たってクラウドファンディングで資金を調達する事は珍しくありませんが、中でも『505 Games』から発売された『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト』はとても大きな話題を集めたタイトルです。

『ブラッドステインド』はかつてコナミで『悪魔城ドラキュラ』を開発していた五十嵐孝司氏が発案し、海外では特に『悪魔城ドラキュラ』の人気が高かった事もあり、クラウドファンディングの開始から半日で1億円以上、最終的には5億6000万円もの開発資金を調達しました。

グラフィックは『アンリアルエンジン4』で制作されているので非常に美しいですが、内容は古き良き2Dのアクションゲームを強く意識しており、こちらもジャンルは『メトロイドヴァニア』と呼ばれる探索型アクションゲームになっています。

主人公は錬金術師によって悪魔の力と同調する結晶を埋め込まれた『ミリアム』という少女で、フリルや装飾の施された美しい衣装を着ていますが、キックを主体とした格闘術やナイフ、ロングソード、スピア、クレイモア、マスケット銃などの扱いにも長けていて、更に悪魔の力を取り入れた『シェード』という魔昌術まで使えます。

スマブラの世界にもピーチやゼルダを始めとしてパルテナ、ゼロスーツサムス、ベヨネッタなど…美しい女性ファイターが増えてきましたが、このようなヒラヒラしたスカートのキャラクターはまだ少ないので、登場すればそのビジュアルでもかなりの存在感を示す事になりそうです。

本作は2019年6月に配信されたばかりの新しい作品な為、例えスマブラSPの『ファイターパス2』でも候補に挙がる可能性は低いかもしれませんが、こちらもいつかスマブラの世界で操作できればとても面白そうだと思います。

本当の意味で『夢の競演』になるのかも…?

という訳で、『アンダーテール』や『カップヘッド』の要素が追加された事に影響され、個人的に今後スマブラに出て欲しいインディーゲームを挙げてみました。

インディーゲームはジャンルも多種多様で、もちろん他にも『テラリア』『オウルボーイ』『ヒューマンフォールフラット』『オーバークック』など有名なタイトルはありますが、今回は特にキャラクターが映えそうな作品を選んでいます。

しかし後々考えてみれば『バンジョー&カズーイ』と『ユーカ&レイリー』、『ロックマン』と『ガンヴォルト』、『悪魔城ドラキュラ』と『ブラッドステインド』…、色々な意味で共演が難しそうな組み合わせですが、その可能性すらあるのがスマブラのすごいところです。

『ファイターパス2』が発表された今、次に選ばれるインディーゲームは何なのか…、今後の発表にもぜひ注目したいところです!

コメント

  1. 匿名 より:

    ホロウナイトは次あたりのmiiコスチュームで来そうですね

    • ホロウナイトは原作が2Dアクションなのもあって、スマブラの世界にも結構ハマりそうですよね。
      剣術Miiのコスチュームだったら本当に可能性あるかも…?

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