【プレイレポート】『エグゾプライマル』のクローズドβテストを遊んだので感想を書いてみる

ゲームレビュー
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

もともと昔はアクションゲームやRPGばかりを遊んでいたのですが、『スプラトゥーン』の登場以降はTPSなどにも興味を持つようになり、2022年9月9日発売予定の『スプラトゥーン3』もいまから発売が楽しみな今日この頃です。

『APEX』や『スペルブレイク』などは少し触れただけでちゃんと遊べていなかったのですが、2022年10月に早期アクセス開始の予定されている『オーバーウォッチ2』は遊んでみたいな…と思っています。

恐竜をテーマに5対5で戦う『エグゾプライマル』

チーム対戦型のシューティングゲームは今や数多くありますが、2023年にはCAPCOMから『EXOPRIMAL(エグゾプライマル)』というタイトルがリリース予定で、2022年7月25日・8月7日にクローズβテストが開催されました。

ジャンルは『チーム対戦型マッシヴアクション』とされていて、最新型パワードスーツ『エグゾスーツ』を身に着けたキャラクターを操り、5人チームで押し寄せる恐竜に立ち向かいます。

フレンドと一緒に応募したらありがたいことに当選したのでみんなで遊んでみたのですが、他のチーム対戦型ゲームに比べると協力の要素が強く、数えきれないほどワラワラと出現する恐竜を倒す爽快感もありました。

基本的には5対5の対戦形式でありながら相手チームと直接対決する場面は限られていて、思い返せば『アサルト』や『タンク』など自分の役割をどれだけまっとうできたかが重要だったと思います。

2回のβテストで5~6時間分しかプレイはできなかったものの印象的なゲームだったので、今回は簡単に思ったことや感想をまとめてみようと思います!

公式サイトはこちら

エグゾスーツの力を借りて押し寄せる恐竜に立ち向かう

エグゾプライマルの主人公が身に付けるエグゾスーツにはいくつもの種類があって、恐竜や相手チームにダメージを与える『アサルト』、高い耐久力を活かして攻撃を防ぐ『タンク』、後方から味方への支援を得意とした『サポート』の3つのカテゴリに分かれています。

クローズドβテストではアサルトが『デッドアイ』『ゼファー』『バラージュ』の3種類、タンクが『ロードブロック』の1種類、サポートも『ウィッチドクター』の1種類で合計5種類から選択できましたが、製品版ではさらに多くのエグゾスーツが登場するようです。

アサルトに分類される『デッドアイ』はアサルトライフルを装備したもっとも基本的なエグゾスーツで、遠距離への対応はもちろんグレネードによる範囲攻撃も持ち合わせていたり、『ゼファー』は遠距離武器がない代わりに高い機動力とトンファーによる近接攻撃でを敵を殲滅したり…スーツの特性を知れば知るほど活躍の幅も広がります。

メインモードである『ディノサバイバル』は提示されるミッションを相手チームよりも早くクリアすれば勝利で、できるだけバランスの良い編成が求められますが、本作は試合の途中でもスーツの変更が可能なので、味方や状況に応じた柔軟な立ち回りもできるのが特徴です。

ミッションは『特定の恐竜を討伐する』や『VTOLという機械を恐竜から守る』などが連続で提示され、すべてクリアした後のファイナルミッションで敵チームと直接対峙するのが基本の流れになります。

ファイナルミッションにもいくつかルールが用意されていて、自動で進むデータキーを恐竜や相手チームから守りながらゴールを目指す『データキー護衛』、マップに出現するエナジーを相手チームと奪い合って必要な数を集める『エナジーテイカー』などがありました。

最終的に直接戦うのであればそれまでのミッションに意味がないのでは…?とも思えますが、早くファイナルミッションにたどり着いたチームの方が有利なポジションを陣取れたり、エナジーテイカーなら必要なエナジーを先に拾い集められたり…勝敗に大きく影響します。

また、稀に相手チームとも協力して巨大な恐竜に立ち向かう『ネオ・ティラノサウルス討伐』がファイナルミッションに選ばれることもあって、ネオ・ティラノサウルスは10人がかりでも制限時間内に倒しきれないほど強力な敵でした。

あくまで遊んだ体感ではありますが、7月より8月のβテストのときの方がネオ・ティラノサウルスが強くなっていた気がするので、今回のクリア率によっては製品版では難易度がより上がっている可能性もあるかもしれません。

まだ攻略法が確立していないからこそ面白いのかも?

わずか2日間しか遊べないクローズドβテストなので当然ではありますが、まだミッションのセオリーや攻略法が確立しておらず、みんなが手探りで遊んでいました。

基本的にはバランスの良いチーム編成が求められると思うのですが、『ラプトル』など小型の恐竜が大量に四方八方から襲ってくるミッションではタンクでも味方を守り切れないのでいっそアサルトの方が良さそうだったり、空から襲い掛かってくる『プテラノドン』には遠距離攻撃を持ったスーツでなければ倒すのが難しかったり…自分なりの答えを探しながら遊ぶのも面白かったです。

私はフレンドと一緒に遊べたのである程度役割分担がしやすかったですが、ソロでプレイした場合は他のチームメイトと意思疎通が取りづらく、特に攻撃役であるアサルトを選択する人が多かったので、意識的に自分が選ばなければタンクやサポートがいない…という事態になりやすいと思います。

ゲーム中に体力が尽きると味方に蘇生してもらうか、15秒が経過しなければリスポーンできないため、特に回復を担うウィッチドクターは重要度が高く感じました。

ディノサバイバルは遊ぶたびに毎回ステージがランダムで選ばれますが、ステージによって提示されるミッションはある程度固定されていたので、『このミッションが終わったら次はこっちに移動する』という知識があらかじめ入っている人の方が圧倒的に有利です。

実際にクローズドβテストでもミッションのパターンを覚えている人が味方にいて、次のミッションへのガイドが出る前に移動を始めていることがあったので、その辺りはもっとランダムでミッションが提示される方が面白いのかな…と思います。

ちなみにこういったFPSやTPS系のゲームは正確なエイムが求められるので、ゲームパッドよりキーボードとマウスでの操作に慣れた方が良い…といわれることが多いですが、現時点では正確な射撃が必要なスーツがデッドアイしかなかったため、ゲームパッドでもそこまで不自由は感じませんでした。

むしろ接近戦を得意とするゼファーやロードブロックはゲームパッドの方が遊びやすいくらいでしたが、公式サイトを見ると遠距離狙撃を得意とする『ヴィジラント』というスーツもあるようなので、人のプレイスタイルによって好みは違ってくるかもしれません。

ただ事ではない世界観がストーリーへの興味を持たせる

エグゾプライマルは西暦2040年の未来を描いていて、突如出現する恐竜に人々が襲撃される『恐竜災害』が問題になっていましたが、アイビウス社が開発したAI『リヴァイアサン』によって恐竜災害を予測する『恐竜予報』が可能になりました。

さらに恐竜に対抗するパワードスーツ『エグゾスーツ』の開発も進み、本作の主人公も恐竜を駆逐する『エグゾファイター』として人々を守り抜く戦いに身を投じます。

基本的にAIであるリヴァイアサンの指示に従って戦地に赴くのですが、今回はクローズドβテストに合わせた設定なのか直接恐竜災害に立ち向かうというより、エグゾスーツの適正テストのためにリヴァイアサンが召喚した恐竜と戦う…という形になっていました。

リヴァイアサンは人の姿を模しているもののかなり不気味な見た目をしていて、エグゾファイターの生死にも興味がないため、恐竜を召喚しながら『みなさんの生存率を5%に設定します。喜んでください。』などかなり不穏なセリフを発します。

実際に勝負に負けるとプレイヤーは恐竜に四肢を食いちぎられ、リヴァイアサンからも『生命活動の停止を決定』と通告されるので、人間に対する情は持ち合わせていないようです。

公式サイトによればディノサバイバルを遊ぶことでストーリーが進展するだけでなく、プレイヤーのゲーム進行状況に応じてミッションも変化するとのことなので、製品版ではよりバリエーション豊かな展開になるのかもしれません。

スペックなど含めてやや敷居が高いのが気になる

独特な世界観やチームでの協力が魅力的なエグゾプライマルは2023年にSteam、PS4、PS5、Xbox Series X|S、Xbox Oneでのリリースが予定されていて、自分の環境に合わせたプラットフォームが選択できます。

今回のクローズドβテストはSteam版に限られていて、要求されるスペックもなかなか高いためそこがネックになった人は多かったかもしれません。

私のフレンドもCPUが少し古くてかなり動作が重くなったり、配信をしながら遊ぶとPCへの負荷が大きくてゲームが落ちてしまったり…設定でグラフィックの品質などを落とさなければままならないことがありました。

(ちなみに配信に関しては公式サイトにガイドラインが記述されています)

実際にディノサバイバルでは無双ゲームを彷彿とさせるくらい大量の恐竜が出現するので、すべて描画することを考えると相応のスペックが必要になるのは仕方ないかもしれません。

また販売形態についてもまだ明らかではなく、一般的なゲームソフトと同じように買い切り型なのか、APEXやフォートナイトのように基本無料になるのか…そこも気になるところです。

本作は最低でも10人のプレイヤーが必要で、プレイヤーの人口が減れば減るだけマッチングにも支障をきたしてしまうため、恐らくスーツ開放などに課金要素を入れた基本無料の形に落ち着くのかな…と思います。

ただチーム対戦型のゲームは味方との連携が非常に重要で、クローズドβテストではボイスチャットなどの機能はありませんでしたが、ときにはチーム内でケンカのような状況になる可能性も捨てきれません。

基本無料などで敷居が下がれば下がるほどそのようなトラブルも起きやすくなるのでボイスチャットは不要…とする意見もありますが、勝利のためにはコミュニケーションも欠かせないので、エグゾプライマルに限らずこの辺りのバランスは難しいところです。

作り込まれた製品版の続報が楽しみ

というわけで今回は簡単な『エグゾプライマル』の感想を書いてみましたが、フレンドと一緒に遊べたのもあってなかなか面白かったです。

ただ8月7日の夜にはゲームに慣れたプレイヤーがかなり増えてきたのかなかなか勝てず…、そもそもこのゲームがかなりコア向けなデザインなのもあってFPSやTPSに慣れている人も多かったのかもしれません。

今回はリヴァイアサンの提示するミッションをこなしていくのがメインでしたが、かなり切羽詰まった過酷な世界観のようなので、製品版ではどのような物語が描かれるかも非常に楽しみです。

『エグゾプライマル』は2023年発売なので少なくともまだ半年近くは待つことになりそうですが、βテストは今後も開催される可能性があるので、興味があればこまめにチェックしてみると良いと思います。

公式サイトはこちら

ちなみに8月7日のクローズドβテストの様子は私も配信していたので、気になる方は参考になれば幸いです。

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