牧場物語はミネラルタウンだけでなく『ワンダフルライフ』もリメイクして欲しい

任天堂以外のゲーム
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2020年3月20日にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けタイトル『あつまれ どうぶつの森』が発売され、のんびりとしたスローライフを満喫している方も多いと思います。

私も発売日からチマチマと遊んでいるのですが、今回は住人とのコミュニケーションから道具のクラフトまで…やれる事がかなり多くて、理想の島を作り上げるにはまだまだ膨大な時間がかかりそうです。

実は色々な方と島の見せ合いっこをしようという企画もお話を頂いているので、何とかそれまでに形にしないとなぁ…と思う今日この頃です。

スローライフの代名詞『牧場物語』

そんな『スローライフ』をテーマにしたゲームはこれまでいくつも発売されていますが、『どうぶつの森』以外であればマーベラスの『牧場物語』も広く知られていて、多くのユーザーから愛されています。

DSが発売された2005年ごろからは携帯ゲーム機で主に展開していましたが、2019年10月にはニンテンドースイッチで『牧場物語 再開のミネラルタウン』が発売され、実に11年ぶりに据置プラットフォームでのリリースになりました。

Nintendo Switch『牧場物語 再会のミネラルタウン』紹介映像 第1弾

このタイトルは2003年にGBAで発売された『牧場物語 ミネラルタウンのなかまたち』のリメイク作品で、デフォルメされた可愛らしい雰囲気も相まって非常に高い評価の1作です。

しかし、私個人としては同じく2003年にゲームキューブで発売された『牧場物語 ワンダフルライフ』も大好きで、そちらもできればリメイクして欲しいなぁ…と思ったので、今回はその魅力をまとめてみようと思います!

これまでとは違った『リアル路線』の牧場物語

『牧場物語』は1996年にスーパーファミコンで一作目が発売され、いわゆる『箱庭モノ』のゲームの先駆けとして知られています。

RPGや対戦格闘ゲームが流行していた当時では異色のジャンルで、男性だけでなく女性や子供まで楽しめるゲーム性が人気を集めました。

シリーズのコンセプトは一貫して『ほのぼのとしたスローライフ』であり、基本的にどのタイトルでもグラフィックやキャラクターはデフォルメされた可愛らしいものになっているので、ゲームそのものに慣れていない初心者でも取っ付きやすいデザインになっています。

しかしハードの進化に伴って『牧場物語』もいつしか3Dのゲームに変化し、中でも『牧場物語 ワンダフルライフ』はキャラクターこそ可愛くデフォルメされているものの、川や森といった風景はかなりリアルに作られていて、より没入感のある牧場生活が楽しめました。

公式サイトでも美しい風景を見どころに紹介していて、木々の色づきや作物の成長で四季の移り変わりを感じられる、『まったく新しい牧場物語』である事を強調しています

公式サイトはこちら

マップの作りもリアルになったので、移動には少し時間がかかるような気もしますが…、目的地を目指す前にちょっと寄り道をして花を集めてみたり、たまたま目に入った住人を追いかけて話してみたり…、時にはその風景に注目してみるのも本作の遊び方の1つだと思います。


シリーズにも珍しく明確なゴールが定められている

牧場物語といえば時間を忘れるような『のんびりスローライフ』が最大の魅力ですが…、ワンダフルライフはシリーズを中でも特殊で、なんと明確な目標が決まっています。

別の作品であれば『牧場を大きくする』『誰かと結婚する』『ひたすら釣りに打ち込む』などなど…、何をするにもタイミングはプレイヤー次第なのですが、本作では最初の1年目に誰かと結婚ができなかった場合は、残念ながら『やりたい事が見つからなかった』としてゲームオーバーになってしまいます。

もちろんちゃんと1年で結婚まで漕ぎつけるようにゲームバランスは調整されていますが、他の『牧場物語』シリーズの気持ちであまりのんびりしていると、あっという間に1年が過ぎてしまう…かもしれません。

そして『牧場物語』は基本的に終わりがなく、無限に遊べるゲームなのですが、ワンダフルライフに限っては物語が全6章に分かれていて、主人公の30年間の人生を追体験できるようになっています。

章をクリアする度に更に数年が経過するので、実質的に操作できる牧場生活は10年分なのですが…、それでもボリュームとしては十分で、クリアには100時間近くが必要になるかと思います。

30年という時間は決して短いものではなく、序盤ではすぐに疲れてしまう主人公も作業を繰り返すうちに少しずつ体力がついていきますが、最終章である『黄昏の章』では主人公も老いてしまい、あまり長い距離を走る事すらできなくなってしまいます。

体力だけでなく顔にもいくつものシワが出てきたり、髪の毛もほとんどが白髪になってしまったり…、ここまで根本的な見た目が変化するシリーズは他にもなく、だからこそのリアルさがあるかと思います。


赤ちゃんから成人まで…子供の成長まで楽しめる

最初の1年目で無事に結婚まで漕ぎつけると、2章ではめでたく子供が生まれます。

赤ちゃんの頃はとても可愛らしく、性格も大人しいのですが…、3章の『恵みの章』になると子供も7~8歳まで成長し、母親によって性格にも少しずつ個性が出てきます。

4章の『戯れの章』になると子供は14~15歳になり、思春期、反抗期を迎えた事で性格も素っ気なくなり、主人公に対して不満や文句をぶつける事も少なくありません。

しかしその後も章を進める度に子供は少しずつ成長し、舞台である『忘れ谷』の住人に恋心を抱いたり、日々少しずつ衰えていく主人公を気にかけるようになったり…、子供の成長をシリーズの中でももっとも間近に感じられます

時が流れているのは主人公や子供だけではなく、村の住人も同じように歳をとっていくので、例えばお屋敷に住むお嬢様『ルミナ』は章が進むにつれてピアノが上達したり、ちょっとお転婆な少女だった『ケイト』は少しずつ大人っぽさが出てきたりと、村全体を通しても時間の流れを実感できるのも特徴です。

そして少年や少女が日々成長する反面、中には物語の途中で亡くなってしまう高齢のキャラクターがいたりと、それだけ日々の暮らしの重みが他のシリーズとは違ってきます。

初代『牧場物語』はもともと『主人公の一生を再現したい』という発想から生まれたゲームであり、容量の問題からそのコンセプトは頓挫してしまいましたが、長い時を経て『牧場物語 ワンダフルライフ』でついに形にできたのかもしれません。

最後に主人公が老人となり30年の時を経てゲームが終了する…、という流れは寂しさもあり好みが分かれますが、このようなリアリティを持たせた『牧場物語』が今の時代にあっても面白いのではないかと思います。


ヒロインは少ないけどキャラクターの個性は強め

1年目で結婚しなければゲームオーバー…という条件は少し厳しいようにも思えますが、ワンダフルライフはシリーズの中でもヒロインの数が少ないので、逆に言えば狙いを定めるのには時間がかからないと思います。

また人数が少ないとはいえ3人(PS2版は4人)のヒロインはいずれも個性が強く、非常に魅力的です。

(好みのヒロインがいない場合はかえって悩むかもしれませんが…。)

ヒロインによってプロポーズ成功の難易度は違いますが、本作ではアイテムをプレゼントする際に最初に『見せる』事ができます。

なのでどのようなアイテムでもひとまずヒロインに『見せて』、その反応を見てから渡すかどうかが決められるので、相手の好みのアイテムをプレゼントしやすいメリットがあります。

計画的かつ積極的なアプローチはもちろん大切ですが、重要なのはちゃんと一人のヒロインに狙いを絞る事であり、全員から良い目で見られようと八方美人になるとかえって好感度が下がってしまうかもしれません。

例えもしプロポーズが失敗したとしても、相手からの好感度が十分であればその後ヒロインの方から押しかけてきたり、お見合いのイベントで結婚できる場合もあるので、誠実なお付き合うを心がけるのが何よりも大切です。

結婚後に仲が悪くなったから離婚…というようなシステムはありませんが、その後のおよそ30年を共にするパートナーなので、できる限り良好なコミュニケーションを意識して付き合った方が牧場生活にもハリが出てくると思います。

時間が有限だからこそ計画性が大切なゲームバランス

近年の作品にはないリアリティがあるからこそ、この『牧場物語 ワンダフルライフ』を現代でもリメイクして欲しいと思うのですが…、やはり最近のシリーズと比べると時間に追われる慌ただしさが気になる人はいると思います。

先ほども書いたようにヒロインへのプロポーズは1年という期限があるので、ある程度の計画性がなければ未婚のまま終わってしまうかもしれませんし、狙っていたイベントも逃してしまうかもしれません。

また、現実とは違い1ヶ月が10日で構成されているので、作物も計画性がないと収穫前に季節が変わって枯れてしまう事もあります。

過去作の『牧場物語』をプレイした経験があれば何となく感覚も掴めるかと思いますが…、シリーズに触れたことのない初心者には、この作品から入るにはちょっとハードルが高いようにも思えます

牧場といえば作物だけでなく、牛や鶏といった動物の育成も大切な要素です。

牛であれば餌をあげたりブラシをかけたり…毎日欠かさずお世話をするのも大切ですが、ただのペットではないので毎日朝と夕方にミルクを絞ってあげなければ、こちらに利益がまったく出ません。

しかしメスの牛はおよそ40日でミルクが出なくなってしまうので、その前にオスの牛を当てがって種付けをしなければなりませんし、妊娠した場合は隔離して慎重に体調を管理する必要もあります。

他の牧場物語では1日くらい作業を忘れてしまっても大事にはなりませんが、ワンダフルライフはゴールの日程が定まっているので無駄な行動をしにくく、しっかりとスケジュールを練らなければ限られた時間を有効に使えません。

だからこそ牧場生活の没入感とリアルさがあるのですが、もっとのんびりしたゲームだと思っていた…感じるユーザーも少なくないかもしれません。


リアル路線の牧場物語もまた遊んでみたい

最初に紹介した通り、2005年以降の『牧場物語』は主にDSなどの携帯ゲーム機で発売されていたので、本体のスペックからしてもリアル志向の『牧場物語』を作るのは難しかったと思います。

その為、『新しい牧場物語』として売り出された『牧場物語 ワンダフルライフ』はその後PS2版や『for ガール』が発売されましたが、残念ながらこのコンセプトを引き継いだ新作は未だに出ていません。

スローライフがウリである『牧場物語』でのんびりできないのは否定的な意見もあると思いますが、3Dで描かれたからこそ映える綺麗なグラフィックや、自分だけでなく子供や奥さんの成長まで感じられる本作は貴重な存在なので、今の時代でも需要はあるのではないかと思います。

ニンテンドースイッチでも『牧場物語』がリリースされ、今後は据置でも新作が開発されるかもしれないので、それであればよりリアリティを追求したタイトルも可能性がありそうです。

ここ最近の慣れ親しんだシリーズとは毛色が違うのは確かなので、『新・牧場物語 ルーンファクトリー』のように外伝的な扱いにするのも良いかもしれません。

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