どうもみう太です(ΦωΦ)
Wii UとNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も、早いものでもう1年以上経つのですが、最近このゲームの実況放送を見てまた遊ぼうかなぁ…、なんて考えています。
他に積みゲーもいっぱいあるんだけどさ。
ケモノ肉ってひとまとめで良いのかな?
そんな放送を見ていてふと思ったのが、多くのプレイヤーが『ケモノ肉』を手に入れる為に狩りをしたと思うのですが、どんな動物の肉でも『ケモノ肉』とひとまとめにしていますよね。
しかしそれは野生の動物なので、もちろん種類によって美味しさや硬さ、安全性などが違うのではないでしょうか?
ゲーム内では『ケモノ肉』『上ケモノ肉』『特上ケモノ肉』と3段階に分かれていますが、実のところリンクにとって最も美味しいケモノ肉はどれなのかが気になりました(ΦωΦ)
多くのプレイヤーが最初に狩ったイノシシ
恐らくほとんどのプレイヤーが『ピリ辛山海焼き』を作るために、最初に『モリイノシシ』を狩ったかと思います。
基本的には大人しい性格ですが、うかつに近づいて突進を喰らった方も多いのではないでしょうか。
ボコブリンが追い回している事もあり、ハイラルでは比較的ポピュラーな肉のようですが、リンクも生であってもバクバク食べています。
イノシシは豚の祖先であり、古くから家畜として大切に育てられていました。
イノシシ特有の臭いが苦手な人もいますが、背中のロースはステーキや鍋に、もも肉は唐揚げやメンチカツに、骨の周りのバラ肉はベーコンやシチューになど、豚と同じように余す事無く美味しく頂けます。
近年ではジビエ料理の人気も高まっており、十分に加熱したケモノ肉丼はリンクも満足の一品かもしれません。
ただし、生のイノシシ肉には寄生虫やウイルスが生きている事も多く、そのまま食べるとE型肝炎などになる可能性があるので、本来生食はオススメできません。
リンクの胃が普通ではないのです。
オススメ度(焼):★★★★☆
オススメ度(生):★☆☆☆☆
狩るのもちょっと可哀想なキツネ
始まりの大地からパラセールで飛び出し、カカリコ村に向かう途中では『ヘイゲンキツネ』を、ヘブラ地方などの雪山では青白い『ユキイロギツネ』を見つける事が出来ます。
キツネは弓矢などを用いれば簡単に倒せますが、倒してもケモノ肉は1つしか出てきませんし、見た目が可愛いので敢えて狩らずに見逃している人も多いのではないでしょうか?
倒した時の鳴き声が切ないんだよな…(ΦωΦ)
あまりキツネの肉を食べる風習が日本ではありませんが、遥か昔の縄文時代ではよく食べられていた動物のようです。
しかし、基本的に肉を好んで食べているキツネは臭いがきつく、牛乳などと一緒に煮込んで臭みを取らなければ人間には厳しい食材と言われています。
もし食べるのであれば灰汁を取りながらじっくり煮込んで、その後に片栗粉をまぶして油で揚げるか、カレーの具にするのが美味しいのだとか…。
また、野生のキツネ肉は『エキノコックス』という寄生虫が潜んでおり、生で摂取する事は非常に危険です。
エキノコックスに感染すると10年~20年もの期間をかけて潜伏し、98%の確率で肝臓に病巣を形成、その後アナフィラキシーショックを引き起こします。
世界を救ってゼルダと平和に暮らしていたら突然発症…、なんて事にもなりかねないので、リンクは直ちに医者にかかるべきです。
オススメ度(焼):★★☆☆☆
オススメ度(生):★☆☆☆☆
ジビエの王道とも言えるシカ肉
ハテノ村周辺の森などに多く生息しているのが『ヤマシカ』であり、ここで上ケモノ肉を初めて手に入れた方も多いと思います。
警戒心が強いので慣れないうちはなかなか近づけませんが、頭を上手く狙えば一撃で倒す事も難しくないので、序盤の強力な回復アイテムとして重宝します。
実はこっそり近づけば馬と同じように乗れるのですが、残念ながら馬宿に登録出来ないので逃がすしかないんですよね。
DLCでシカを登録できるようにして欲しかった人も少なくないとか…?
シカ肉はジビエの代表的な食材で、増えすぎたシカが農作物に悪影響を及ぼすので積極的に捕獲し、これからは食卓にも並ぶように努める活動も発足しています。
私も地元の猟友会で獲ったシカ肉を貰いましたね、唐揚げにした覚えがあります。
シカは筋肉質で脂身が少なく、やや肉質は硬いのが特徴ですが、その分ヘルシーかつ高タンパクなのでアスリートや女性にも最適です。
また、臭みも少ないので焼いてステーキにしたり、油で唐揚げにしたり、煮込んでカレーや肉じゃがに入れたり、サラミやソーセージに加工したり…、様々な調理法で楽しめるのも魅力的です。
野生のシカにも寄生虫がいないとは言い切れませんが、冷凍処理すれば寄生虫は死滅するので、絶品とされる生のシカ刺しを好む方もいるようです。
ただし、イノシシより確率は大幅に低いそうですが、E型肝炎になる可能性は残っているので基本的には加熱した方が安全です。
オススメ度(焼):★★★★★
オススメ度(生):★★★☆☆
初心者にも狩りやすいヤギの肉
ハイラル全土に渡ってよく見られる動物に『セグロヤギ』がいます。
青い体毛は動物としては珍しいですが、セグロヤギ自体は珍しくなく、たまに何故か断崖に引っかかって鳴いている事もあります。
草食動物なので警戒心が強く、大きな角でこちらに突進してくる事もありますが、動きはそこまで速くないので、遠くからの弓矢で簡単に狩る事が出来ます。
日本でよく見られるヤギとは違い、角は非常に大きく、身体もどちらかと言えば羊のようにも見えます。
遥か太古からヤギは家畜として飼われていて、今でも沖縄ではヤギ肉を食べる文化があり、羊に比べればやや臭みはあるものの、人間でも美味しく食べれるケモノ肉のようです。
私は昔ヒツジの肉料理を出すお店で働いていたんですけど、ヤギは食べた事ないですね…(ΦωΦ)
ジンギスカンのように焼くだけでなく、塩や薬味でじっくり煮込んだ『ヤギ汁』や、生でそのまま食べる『ヤギ刺し』などもあるらしく、ケモノ肉の中でも比較的安全に食べられる食材のようです。
オススメ度(焼):★★★★☆
オススメ度(生):★★★★☆
巨体から上質な肉の取れるスイギュウ
湿原などでゆったりと動いている『シツゲンスイギュウ』は体力は多いですが、狩る事が出来れば上質なケモノ肉が複数出てきます。
ゲーム内ではシカやヤギに比べると生息数が少ないので、意外と印象に残っていない人もいるかもしれません。
一撃で倒すにはコツがいりますが、動きは遅いので上手く頭を狙えば狩るのも難しくはありません。
日本では食べるイメージのないスイギュウですが、インドや中国ではよく流通している食材であり、食べる事も珍しくないようです。
ただ、その肉質は他のケモノ肉と比べても非常に硬く、長時間煮込んでも噛み切る事が難しいので、リンクでも意外と食べるのに苦労していそうです。
火を通しても硬いのですから生で食べるのはかなり厳しいと思いますが、細かく叩いてニラやニンニクといった薬味を混ぜ、香油で臭みを消した料理がネパールであるらしく、決して食べられない事はないようです。
まぁリンクはそのまま食べているけど…。
因みにハテノ村で飼われている『ハテノウシ』はこの『シツゲンスイギュウ』を家畜用に品種改良したもので、肉ではなくミルクを搾るために放牧されています。
オススメ度(焼):★★☆☆☆
オススメ度(生):★★☆☆☆
食うか食われるかのサンゾクオオカミ
非常に攻撃的な性格で、群れを成してリンクを襲うのが『サンゾクオオカミ』や『セツゲンオオカミ』といったオオカミ系の動物です。
他の動物と違い向こうから襲ってくるので、必然的に返り討ちにして肉を手に入れている方も多いと思います。
1匹撃退できれば他の仲間も逃げていくのでそこまで脅威ではありませんが、ボコブリンなど他の魔物と戦っている時に乱入されると少しうっとおしいです。
ゲームでは比較的上質なケモノ肉が取れますが、実際は肉よりも毛皮目当てで狩られる事が多く、肉を好んで食べる人は多くありません。
昔は食料不足の時にオオカミを食べる事もありましたが、食べる為に危険を冒してまでオオカミを狩るメリットが薄く、今ではネイティブアメリカンの一部の部族以外はほとんど狩猟をしていません。
肉食の動物なので臭みも強いと思いますが、北極探検の時にジョージ·H·ウィルキンスは『鶏肉のような味』と言っており、意外と不味くはない…?のかもしれません。
オススメ度(焼):★★★☆☆
オススメ度(生):?
狩人も避ける大物ハチクイグマ
最も大きく狂暴な動物が『ハチクイグマ』や『コウテイヒグマ』であり、その危険性からプロの狩人も避ける存在と言われています。
耐久力が高いのでなかなか簡単には倒せず、するどい爪でリンクを引き裂こうと積極的に攻撃を仕掛けてきます。
序盤ではそこらのボコブリンより強敵で、無理に攻撃せずに逃げた方が得策かもしれません。
頑張れば乗れるんですけどね(ΦωΦ)
クマの肉は大量には出回らないものの、昔から今まで食べ続けられている食材の1つです。
肉は脂身のうま味が強く、スープなどにすると野菜にも味が染み込んで美味しいそうです。
ただ、味噌や醤油などで特有の臭みを消したり、熱を通すと硬くなるので柔らかくするために酢や果物と一緒に煮たり、ある程度の工夫をしなければ美味さを最大限に引き出せません。
また、生では他の動物と同じように寄生虫が潜んでおり、旋毛虫という寄生虫によって食中毒を引き起こしたレストランもあったようなので、最低限加熱は必要になります。
味に関しては調べてもまったく出てこないので…、そもそも生で食べた人がいないのかもしれません(ΦωΦ)
オススメ度(焼):★★★★☆
オススメ度(生):★☆☆☆☆
リンクの胃と顎がオブザワイルド
リンクはどんなケモノ肉であっても気にせず食べていますが、やはりどの動物の肉であるかは本来とても重要なようです。
家畜ではない野生の肉は脂肪も少なく、加熱する事で硬くなる動物も多いですし、生肉では寄生虫やウイルスの危険性があります。
それなのに両手に生肉を持って貪り食うリンクの姿は、何よりもブレス オブ ザ ワイルドかもしれません。
まず生肉を引きちぎって食ってる時点で顎の力が半端じゃない。
ゲームには他にも『カラカラコヨーテ』や『オオツノサイ』などもいるのですが、コヨーテやサイは通常食肉にならないのか、調べてもあまり情報が出てきませんでした。
例えどんな動物であっても肉にすれば食べれるというリンクの思い切りには頭が下がります(ΦωΦ)
リンクに美味しい食生活を送らせてあげたい!という心優しいプレイヤーは、是非シカやヤギ、イノシシのケモノ肉を加熱してリンクに与えて下さい。
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