序盤なのに強すぎる…?任天堂RPGの印象的な敵キャラクターをまとめてみた

任天堂のゲーム
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2022年も気が付けば残り1週間ほど、『スプラトゥーン3』や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を中心に遊んでいる今日この頃ですが、買ったきりになっているゲームもいくつかあって、今年はなかなか『積みゲー』を消化できなかったのが反省点です。

特にRPGはクリアにまとまった時間が必要なので手を出しにくかったのですが、ポケモンSVを遊んでやっぱりRPGは面白いな…と再確認し、来年こそもっといろいろなタイトルを遊びたいと思います。

洗礼…?意外と厳しい任天堂RPGの序盤

そんなRPGは任天堂からも多くのタイトルが発売されていますが、2022年はポケモンSV以外に『ポケモンレジェンズ アルセウス』や『ゼノブレイド3』などもリリースされ、いずれも高い評価を得ました。

RPGはレベルやステータス、ターン、魔法、フィールドなどなど…様々な要素が絡んでいるので敷居が高いイメージもありますが、近年はチュートリアルも充実していて、かなり遊びやすいタイトルが増えています。

しかしなんとなく『初心者に優しい』イメージがある任天堂のRPGにも十分歯ごたえはあって、作品によっては序盤から予想外の強敵が出てきて全滅…なんて思い出も少なくありません。

というわけで今回は『序盤なのに強すぎる任天堂RPGの敵キャラクター』をいくつかまとめて紹介してみようと思います!

圧倒的な実力差を持つ『ゼノブレイド』の『ユニークモンスター』

序盤から戦える強い敵キャラクターといえば、『ゼノブレイド』シリーズの『ユニークモンスター』を真っ先に思い浮かべる方は多いかと思います。

ユニークモンスターはゼノブレイドの世界における特殊なモンスターの総称で、『悪戯のナベリウス』『縄張りバルバロッサ』のように名前が『二つ名 + 固有名』になっているのが特徴的です。

その強さは周りのモンスターと比較しても一回り以上強く、2010年にWiiで発売された『ゼノブレイド』では『新緑のブルックル』という巨大なイモムシが最初に出会うユニークモンスターだと思いますが、こちらもある程度レベルアップや準備をしていなければかなり手ごわい相手です。

恐らく最初に訪れるであろう難所『テフラ洞窟』に生息する『穴蔵のバグワム』も強敵で、バグワムは『毒液シャワー』を放ってこちらを毒状態にし、対処方法のない序盤ではここで全滅した…という方も多いと思います。

ユニークモンスターは世界中に数多く生息していて、頑張ればなんとか勝てそう…というものもいれば明らかにこちらのパーティメンバーよりレベルが数段高く、どう戦っても倒しようがない…ということも少なくありません。

中にはこちらの最大レベルが99にも関わらず、レベル100を超えるユニークモンスターも存在し、ラスボス以上のその強さはこのゲーム最大のやり込み要素ともいえます。

続編の『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』にもユニークモンスターは引き続き登場していて、こちらもまるで初心者を狩るように序盤から『狙撃のゴス』などの強敵が襲い掛かってきました。

ただ散策しているだけだったのに突然バトルを挑まれて敗北…ということもありますが、幸いゼノブレイドシリーズは全滅してもほとんどペナルティがなく、積極的に挑戦しやすいのはありがたいところです。

ゼノブレイドは外伝に当たる『クロス』を除けばすべてニンテンドースイッチで遊べるので、年末年始にこそ触れてみるのも良いかもしれません。

朽ちても強い『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の『ガーディアン』

※後で確認したらゼルダは『時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』がアクションRPG、『ブレス オブ ザ ワイルド』はRPGではなくアクションアドベンチャーとされていました。


2017年3月3日にニンテンドースイッチと同時発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、シリーズで初となるオープンワールドが取り入れられ、その自由度の高さと厄災ガノンに立ち向かうストーリーが高い評価を得ました。

本作のリンクはゼルダ姫直属の近衛騎士でしたが、厄災ガノン復活の際に力尽き、『回生の祠』で100年もの眠りについてしまいます。

眠りから覚めたリンクはハイラル城で厄災ガノンを抑え込んでいるゼルダ姫の救出に向かいますが、体力と記憶を喪失していて、失った力を取り戻すのも目的の1つです。

『回生の祠』がある『始まりの大地』から冒険は始まりますが、目覚めたばかりのリンクは武器も防具も持っておらず、装備が整わないうちはボコブリンですら倒すのに一苦労します。

そんな『始まりの大地』には戦い方だけでなく狩りのしかたに料理の手順、いろいろな要素のチュートリアルが詰まっていますが、中でも特にインパクトが強かったのが突然動き出してこちらに照準を合わせてくる『朽ちたガーディアン』ではないかと思います。

ガーディアンの放つビームはチャージ時間が長いので回避する余裕は十分あるものの、その威力は序盤のリンクではどうやっても耐えきれず、少し射線に入るだけでレーザーサイトに狙われる恐怖はかなりのものでした。

ガーディアンとはいえ朽ちていて、明らかに目が弱点であり、進行状況によってはリモコンバクダンも使えるので頑張れば倒せそう…とも思えますが、この段階では武器の攻撃力も低くて正攻法で勝つのは難しく、戦いを挑んで返り討ちにあったプレイヤーは多いかもしれません。

他にも始まりの大地には『イワロック』という巨大な岩石の敵がいて、こちらも初期装備では1回攻撃を受けるだけで致命傷になりうるため、プレイヤーに大きな衝撃を与えました。

どちらも攻略法を見いだせれば序盤でも倒せるのですが、そのコツをつかむのも一筋縄ではなく、まさに『強すぎる序盤の強敵』に他ならないと思います。

ワイルドエリアの洗礼?『ポケットモンスター ソード・シールド』の『イワーク』

1996年からシリーズ展開が始まり、今やそのタイトルを知らない人はいない…というほどの『ポケットモンスター』ですが、2019年11月15日にはニンテンドースイッチにて『ポケットモンスター ソード・シールド』が発売されました。

これまで本編となるポケモンは携帯機で展開されていましたが、シリーズ初の据え置き機での開発となり、そのグラフィックの進化に当時驚いた方は多いと思います。

野生のポケモンもシンボルとして目に見えるようになって、狙ったポケモンを捕まえやすかったり、手持ちがピンチなときは避けながら進んだり…さまざまな点で遊びやすくなりました。

そんなポケモン剣盾における1つの目玉が『ワイルドエリア』で、ワイルドエリアはガラル地方でももっとも多くの種類のポケモンが生息しており、場所や天候によって出現するポケモンも違うため、訪れるたびに毎回違った発見ありました。

ワイルドエリアは物語の序盤、ブラッシータウンの駅から行けて、初めて訪れたときはその広大さにワクワクしますが…、まず最初に目に入るのがエリアの入り口付近にいるイワークに他なりません。

これまでウールーやホシガリスといった小さなポケモンにしか出会っていなかったのでイワークの大きさには面くらいますが、とはいえ進化前のポケモンですし、相性で有利なメッソンやサルノリを連れていれば…と挑んだ方も少なくなかったと思います。

しかしこの時点ではこちらのレベルがせいぜい10程度なのに対し、イワークのレベルは26もあるので非常に手ごわく、『いわなだれ』で次々と手持ちのポケモンがやられてしまった…という方も多いようです。

ワイルドエリアは他にも強力な固定シンボルのポケモンが生息していて、何とか捕まえて戦力に加えたいところですが、本作はジムバッジの数が少ないとレベルの高いポケモンを捕まえられない仕様なので、できるだけ勝負は避けた方が賢明かもしれません。

2022年11月18日に発売された最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』もオープンワールドになったことで自由度が非常に高い代わりに、最初からレベルの高いポケモンの棲むエリアにも移動できて、中でも『土震のヌシ』などに苦戦したプレイヤーは多かったのではないでしょうか。

かっとなって攻撃力を高める『MOTHER』の『おじさん』

1989年にファミコンで発売された『MOTHER』は今でも根強い人気を持つRPGで、『ポケットモンスター』や『アンダーテール』など多くのゲームに影響を与えたタイトルとしても知られています。

当時はファンタジーをベースにしたRPGが多かったですが、MOTHERは現代的な世界を舞台にしていて、主人公の『ニンテン』はある日ポルターガイストに襲われる怪奇現象を目の当たりにし、その現象を解明するため旅に出ました。

現実的な世界をベースにしているのもあって『スライム』や『ヴァンパイア』のような分かりやすいモンスターは少なく、『ワニ』『くま』など実在する動物が敵キャラクターとして多く登場します。

そんなMOTHERは『マザーズデイ』という町の北の外れにある自宅から物語が始まるのですが、1歩外に踏み出ればカラスやスネークといった野生動物がうろついていて、ニンテンに襲い掛かってきます。

そして野生動物に紛れて稀にエンカウントするのが『おじさん』で、彼は農具を手に攻撃してくるのですが、そこらの動物よりも攻撃力が高く、ニンテンのレベルが低いうちは苦戦も免れません

さらにおじさんは時たま『かっとなる』ことでオフェンスをアップしてきて、より強力な攻撃を繰り出してくるのですが、こちらのレベルが上がっていなければHPもあっという間に削りとられてしまい、『外に出て最初に戦った敵がおじさんだった』結果いきなりゲームオーバーになった方は少なくないと思います。

このエリアにはおじさんの他にも『おにいさん』が出現して、おにいさんは突然お祈りを始めたり、ふしぎなメガホンで説得を試みてきたりと謎の行動も多いのですが、純粋なステータスだけならおじさんよりも高いので、運悪く攻撃され続けるとより危険な存在かもしれません。

この当時のRPGはレベル上げと装備が非常に重要だったので、準備が整っていない状態で戦うと厳しい敵キャラクターも多く、少し遠出したらタイガーやゴリラに襲われたり、デビルカーに排気ガスを吹きかけられてなにもできなくなったり…印象的な難敵が数多く存在しました。

続編である『MOTHER2』はMOTHERに比べるとバランスも良くなっていますが、それでも最初の町『オネット』で活動している『シャーク団』は手ごわく、『おちょうしものキッド』『なまいきボーダー』などに負けてしまった方も多かったと思います。

『スーパーマリオRPG』のミミック『ナンダロウ』

アクションゲームの印象が強かった『スーパーマリオ』シリーズですが、1996年にはスーパーファミコンにて『スーパーマリオRPG』が発売され、『ファイナルファンタジー』で知られる『スクウェア』との共同開発も大きな話題になりました。

『海外でも通用するRPGを作りたい』という思いのもと開発された本作は、RPGに触れたことのないユーザーでも遊びやすいよう設計されていて、25年以上が経った今でも根強い人気を持っています。

ゲームの序盤でも『クロコ』や『ケンゾール』といった強力なボスが登場しますが、事前に装備やアイテムを準備する猶予も十分にあって、相手の弱点を探りながら戦えば決して難しい難易度ではありません

しかしそんなスーパーマリオRPGで最初にゲームオーバーになる可能性が高いのが、『キノコ王国』と『ケロケロ湖』をつなぐ『キノケロ水路』の敵キャラクター『ナンダロウ』で、ナンダロウは宝箱に化けている、いわゆるミミックのような敵キャラクターでした。

その周囲の敵と比べても攻撃力やHPはケタ違いで、特に高威力な物理攻撃『かみつき』は防御力の低いマロなら一撃で戦闘不能にすらなってしまうほどです。

ナンダロウはマリオのジャンプ攻撃に弱く、もちろん弱点を突きながら防御をしっかりしていれば十分勝てる相手ではありますが、体力の減った状態でアイテムだと思った宝箱がナンダロウだった…となれば立て直すのも難しくなってしまいます。

宝箱に化けた敵キャラクターは他にも『ナンダロナ』『ナンダベェ』『ナンジャロ』がいて、いずれも高いステータスを持つ強敵ですが、やはり装備やレベルの整っていないナンダロウがもっとも苦戦したのではないかと思います。

スーパーマリオRPGは全体的に遊びやすいバランスでまとまっていながら、しっかりとボス戦などはやり応えのある難易度に調整されていて、強力な全体攻撃『すいじょうきばくはつ』を放つ『ヤリドヴィッヒ』や、こちらのパーティ全体がキノコ状態になってしまう『さくらふぶき』を使う『クィーンフラワー』などは有名です。

Wii Uのバーチャルコンソールももう間もなくサービスが終了してしまうので、そうなると『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』くらいでしか遊ぶ手段がなく、どうにかNintendo Switch Onlineでも配信して欲しいところです。

終盤の敵よりある意味印象深いのかも?

というわけで今回は任天堂のRPGにおける『序盤の強すぎる敵キャラクター』を5つ紹介してみましたが、実際にやられてしまった方からすると、装備の整った終盤の敵キャラクターより強く印象に残っているかもしれません。

個人的にファミコンのMOTHERは現在Nintendo Switch Onlineでも配信されていて、ちょっとずつ進めてもいるのですが、おじさんやおにいさんに5回くらい全滅させられて昔のRPGらしい難易度を実感しました。

序盤の強敵は運が悪いと何度もエンカウントしてゲームオーバーを繰り返したり、戦うたびに瀕死にまで追い込まれたり…嫌なイメージも付きがちですが、絶対に勝てないわけではなく、戦い方や工夫次第でなんとかできるのも面白いところです。

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のイワロックは倒すことで大量の宝石を落としたり、『スーパーマリオRPG』の宝箱モンスターからは貴重な装備品が手に入ったり、相応の見返りもあるので、あえて序盤から強敵に挑むプレイヤーも意外と多いのかもしれません。

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