ルイージが滑りやすいのは、ネガティブではなく無鉄砲な性格が影響していた

任天堂のゲーム
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

任天堂の『永遠の二番手』といえばスーパーマリオシリーズに登場する『ルイージ』ですが、来たる2019年10月31日にはルイージが主役を務める『ルイージマンション3』が、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で発売予定となっています。

ヨッシーにドンキーコング、果てにはワリオまでが主役の座をかっさらっていく中、マリオの陰に隠れた時代の続いたルイージですが、2001年に『ルイージマンション』でついに主役をつかみ取り、早くも3作目を迎えました。

ルイージマンション3 [Nintendo Direct 2019.9.5]

初代『ルイージマンション』はホラーゲームさながらの怖さもありましたが、シリーズを重ねるごとにコミカルで親しみやすい雰囲気も増してきて、アクションが苦手な方でも手に取りやすいゲームになっていそうです。

※この記事は2018年2月27日に投稿した記事を再構築したものです。

物腰柔らかな性格はいつからだろう

そんなルイージと言えばちょっと気弱でネガティブ、マリオに比べると大人しいというか優しいというか…、言葉づかいからも物腰の柔らかい印象を受けるキャラクターです。

近年ではそんな性格をいじられて不遇な扱いを受ける事も多く、キノピオやピーチ姫にすら雑な対応をされる事もしばしばありますが…、調べてみたら当初はそういったキャラ付けはされておらず、まったく別の性格をしていたそうです。

走り出したら止まらない無鉄砲

ルイージというキャラクターが初めて登場したのは、1983年にゲーム&ウォッチで発売された『マリオブラザーズ』で、この当時からマリオは赤、ルイージは緑に色分けがされていました。

なお、これはアーケードで有名なコインを取り合う『マリオブラザーズ』ではなく、ビン詰め工場でベルトコンベアから流れてくる荷物を乗せ換えていくゲームで、ゲームボーイの『ゲームボーイギャラリー3』でも遊ぶ事が出来ます。

ちなみにゲームボーイギャラリー3の公式サイトでは『おまえのハートはおれのハート。おれのハートはおれのハート。』というルイージのセリフが掲載されており、今の性格とはかなり違う事も垣間見えます。


▲画像はゲームボーイギャラリー3の『いま』モード

その後の『レッキングクルー』や『スーパーマリオブラザーズ』においてもルイージは登場しましたが、この時はマリオの純粋な色替えキャラクターであり、能力に違いなどはありませんでした。

しかし、1986年にディスクシステムで発売された『スーパーマリオブラザーズ2』ではマリオと差別化され、ジャンプ力が高く滑りやすい特徴が生まれています。

当時の取扱説明書には『ルイージはマリオより無鉄砲に飛び上がります』と書かれていて、コロコロの漫画では自分を『おれ』と呼んだり、他の作品でもマリオ以上にアニキらしい性格で描かれる事が多かったようです。

ルイージが一度走り出したら滑りやすく止まれないという操作感も、この性格を反映させた影響が大きく出ています。


いつしか漫画では『不遇のキャラ』に

そんなマリオ以上に強気な性格だったルイージも、始めこそは頼れる兄貴分として描かれていましたが、いつしか『2人プレイでなければ使われない影の薄いキャラ』の印象へとシフトしました。

その大きな要因が漫画での描かれ方で、コロコロで連載されていた『スーパーマリオくん』では強気なキャラクターが採用されていましたが、コミックボンボンで連載されていた本山一城先生の『スーパーマリオ』や、吉田戦車先生の『はまり道』などでは気の弱いキャラクターで描かれ、それが一般層にも浸透していった影響があります。

個人的にも本山先生の漫画は結構持っていた覚えがあります(ΦωΦ)

結果、任天堂もこのイメージに合わせる形でルイージの性格を付け直し、1995年にスクウェアが開発した『スーパーマリオRPG』の説明書では、すでに丁寧な言葉でナビゲートをするキャラクターに変更されていたようです。

また、その後のRPGシリーズにおいても1人で留守番をしていたり、あまり積極的に冒険に出ようとはしなかったり、昔のような無鉄砲さはほとんどなくなっています。

一時期は冷めているキャラに…?

ルイージの出番は一時期かなり少なくなり、『スーパーマリオRPG』には説明書とエンディングのみの登場、ベビィの姿で描かれた『ヨッシーアイランド』でもゲームの本編には絡まず、『スーパーマリオ64』に至ってはまったく出番がありませんでした。

その影響からルイージのネガティブなイメージは強くなり、ニンテンドーオンラインマガジンの『宮本茂の推薦文』でも

そうそう、彼の弟のほうですけどね、ルイージはちょっとさめてるヤツなんです。「どーせ主役にはならへん」と、ナメてかかってる(笑)。次男なんでね、要領よく休むんですよ、ボクといっしょで(笑)。

と、生みの親である宮本さんもルイージを『どうせ主役にならないからナメてる』と紹介していて、少し冷めた落ち着いたキャラクターだと認識していたようです。

しかし、当時の記事はドルフィン(ゲームキューブ)の開発真っ最中であり、『ルイージマンション』の制作も裏では決定していたので、『彼を主役にしてあげたいっていつも思ってる』と、次は彼が主人公になる事をちょっとだけ示唆したコメントも残しています。

そして『ルイージマンション』で初の主人公(※)を飾り、オバケが苦手で怖がり、ネガティブで大人しい、という性格も確たるものになりました。

※実は他社が任天堂のライセンスを得て、『Mario is Missing!』というルイージが主役のゲームを1992年に発売していたりします。

『ルイージマンション』よりも先に、ルイージが主役のゲームが実は存在した
どうもみう太です(ΦωΦ)かつてゲームキューブで発売された『ルイージマンション』が3DSに移植される事は以前から明かされていましたが、2018年9月のニンテンドーダイレクトで『ルイージマンション3』が発表され、Nintendo Sw...

その後は『マリオ&ルイージRPG』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』でも少し雑な扱いを受けながらも、現在のキャラクターを貫き通しています。

ちなみにルイージの名前は『マリオの類似』からきたという説がありますが、それは後から付けられた俗説であって、実際はイタリア人に多く語呂の良い名前を選んだ結果となっています。

…が、こちらもニンテンドーオンラインマガジンの『マリオ誕生にまつわるエピソード』では

ちなみに弟分のルイージは、マリオに類似してるからルイージ・・・・らしい!?

なんて事も書かれていて、任天堂も『そういう事にしちゃえ』感があったように思えます。

これは1999年の記事ですが、もうすでにこの頃から、任天堂もルイージをいじり始めていたのかもしれません。

昔の公式サイトは結構面白い

『キャラクターの性格』は今やWikipediaを見れば簡単に調べられますが、今回はそれに付随して昔のニンテンドーオンラインマガジンが面白かったので記事にしてみました。

ルイージが漫画で『おれ』というのは見た事ある人もいるかもしれませんが、『ゲームボーイギャラリー3』のサイトのように、公式で『おれ』と書かれているのは貴重かもしれません。

今ではすっかりネガティブなキャラが固まっていますが、もし何かの機会があれば昔の無鉄砲なルイージが戻ってきても…、意外と面白い展開になるかもしれませんね。

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