戦国無双5に猛将伝が出るなら登場しそうな新キャラクターを予想してみる

ゲーム新作予想
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

私が中学生のころに『真・三國無双2』を友人の家で遊んで以来、その後も定期的に無双シリーズを購入するようになったのですが、2022年6月24日には『ファイヤーエムブレム 風花雪月』の世界を描いた『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』が発売されました。

まだ自分は体験版の範囲すらちゃんと遊びきれていないのですが…、原作を踏襲しながらもまた違った物語の展開は本編を遊んだ身としては非常に気になります。

すべての武将が一新された『戦国無双5』

そんな様々な展開がされている無双シリーズですが、今からおよそ1年前の2021年6月24日には『戦国無双5』が発売され、『戦国無双4』から実に7年ぶりのナンバリングタイトルとして話題になりました。

本作は『織田信長』と『明智光秀』を主軸にストーリーが再構築されていて、過去作と登場する武将が大幅に違うだけでなく、既存の武将もビジュアルや性格まで一新された挑戦的なタイトルです。

これまでは『狸おやじ』と言われていたのをイメージしてかどっしりした体格の『徳川家康』が美少年になっていたり、高い知略を持ちながら穏やかな性格だった『武田信玄』が厳格で苛烈な性格になっていたり…、そのギャップには驚くものがありましたが、どうしても史実通りだと毎回マンネリ化しがちだった物語を新しい視点で体験できるのは面白い試みでした。

まったく新しいスタートを切った『戦国無双5』ですが、『山中鹿介』や『斎藤利三』などこれまでスポットが当たっていなかった武将が活躍する一方で、『本能寺の変』以降に活躍する『真田幸村』や『前田慶次』などはいっさい登場せず、総プレイアブルキャラクターでいえば過去作より控えめではあります。

というわけで今回は、もし『戦国無双5 猛将伝(実際のタイトルは戦国無双5-2とかになると思いますが)』が出るなら参戦しそうな新キャラクターを考えてみようと思います!

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信長の小姓として知名度は抜群な『森蘭丸』

まず織田信長に近しい人物として思い浮かぶのが、過去作にも登場していた『森蘭丸』ではないかと思います。

むしろ戦国無双5に登場しなかったのが意外なくらいですが、今作は織田信長の従者としてポルトガル領東アフリカ(現モザンビーク)出身の『弥助』が参戦したことで、役割の近かった森蘭丸は登場しなかったのかもしれません。

森蘭丸は織田信長の家臣『森可成』の3男であり、その見た目の美しさに加えて非常に気配り上手なことでも知られていて、小姓として召し抱えられながら使者や事務官としての活躍も記録されています。

これまでの戦国無双を遊んでいると常に織田信長とセット…というイメージがありましたが、信長に召し抱えられたのは1577年のことであり、すでに織田と武田が戦った『長篠の戦い』なども終わっていることから意外と信長と共に歩んだ期間は長くありません。

1582年には本作のメインテーマでもある『本能寺の変』が勃発し、蘭丸は信長と共に奮戦するも討取られたと記録されているので、戦国無双5に登場しなかったのはあまりにも活躍の期間が短かったのが影響していそうです。

代わりに側近として登場した弥助も1581年頃に信長に召し抱えられ、本能寺の変を最後に表舞台から姿を消しているので蘭丸以上に活躍の期間が短いですが、弥助は一命を取り留め南蛮寺と呼ばれる教会に送られていて、のちの島津家と龍造寺家が戦った『沖田畷の戦い』では大砲を扱う黒人が記録されていたりすることから、今後のタイトルにも参戦させる前提で登場したのかもしれません。

5年程度しか活躍の期間がなかったとはいえ森蘭丸の知名度は非常に高く、信長の側近に蘭丸の名前すら出てこないのはそれはそれで違和感があるので、猛将伝に当たる作品であれば十分登場の可能性があるのではないかと思います。

今作はすでに徳川家康が美少年のデザインになっていて、過去作のまま森蘭丸を登場させてもデザインが似通ってしまいそうですが…、同じ信長に憧れる者同士として関係を持たせるのも面白そうです。

物語のカギであった三太夫とつながりのある『石川五右衛門』

森蘭丸のように過去作に登場していながら本作で参戦しなかったキャラクターは数多くいますが、天下の大泥棒と名高い『石川五右衛門』もそんなキャラクターの1人です。

石川五右衛門は戦国時代の人物の中でもひときわ大きな知名度を持っていますが、どの大名にも仕えず、関係の深い合戦もないことから、過去作ではおまけで使えるボーナスキャラクターのような扱いになっていました。

しかし戦国無双5 猛将伝に石川五右衛門を出して欲しい理由の1つに、彼は『百地三太夫』の弟子とされることがあって、また豊臣秀吉に対しても暗殺を考えたという説があるほど強く敵視していたようです。

ちなみに百地三太夫は歴史上に実在せず、物語のための架空の人物とされていますが、石川五右衛門はその生い立ちに様々な説がありながらも実在する盗賊である見立てが現在では高くなっています。

戦国無双5における百道三太夫はある意味もう1人のラスボス…ともいえるような扱いで、その弟子ともなればかなり厄介な存在になりそうですが、『賊禁秘誠談』という書では三太夫は孤児だった五右衛門に忍術を授けるも、悪心を抱いた五右衛門に妻と愛妾を殺害されたうえに大金を盗まれたとされているので、進むべき道を共にする同志…というわけではないようです。

過去作の石川五右衛門は大柄で陽気な性格、お宝のありそうなところに忍び込んでは盗みを働く『傾奇者』な風貌でしたが、トゲの付いた棍棒を持って背中に大砲を背負うその姿はイメージの石川五右衛門とちょっと違う…と感じた方も多かったかもしれません。

前述したように関りの深い合戦はありませんが、強盗や追い剥ぎを繰り返す悪逆でありながら権力者しか狙わず、庶民から英雄視されていた部分もあり、武士の時代を嫌っていた百地三太夫との絡みは見てみたいところです。

女性でありながら鉄砲隊を率いたとされる『池田せん』

織田家といえば長篠の戦いなどで活躍した鉄砲隊が有名ですが、過去作でも意外と織田家の中で鉄砲をメインの武器にしているキャラクターはおらず、戦国無双5にて壮年期の明智光秀がようやく火縄銃を持つようになった程度です。

ただ、壮年期の光秀は信長と袂を分かつ描写が主になっているので、織田家の鉄砲隊として活躍していたわけではなく…、この辺りのキャラクターが猛将伝で追加されても良いと思います。

織田家では火縄銃の腕前を買われて召し抱えられた『滝川一益』が特に有名で、彼は長篠の戦いにおいても鉄砲隊の総指揮官に抜擢されるほど信頼が厚く、柴田勝家や明智光秀と並ぶ『織田四天王』の1人に数えられていました。

しかし個人的に登場して欲しいキャラクターとして『池田せん』という人物がいて、彼女は森蘭丸の兄弟『森長可』に嫁ぎ、長可の死後は戦国無双5で初参戦した『中村一氏』と結婚、のちに女性でありながら200人の鉄砲隊を率いた記録が残っています。

実際に鉄砲隊を率いていたのは関ヶ原の戦いよりも後のことですが…、父親の『池田恒興』は信長の乳兄弟で織田家と関りが深く、織田家臣の鉄砲使いでありながら数少ない女性の参戦キャラクターとして描かれればなかなか面白いのではないかと思います。

中村一氏に嫁ぐのは1584年の小牧・長久手の戦い以降になりますが、今作の一氏は忍でありながら秀吉にスカウトされた不愛想で謎多き人物というポジションなので、池田せんの登場でどのように変化するのか…も気になるところかもしれません。

女性ゆえに歴史上残っている情報が少ない人物であるものの、やはり『女性で鉄砲隊を率いた』というエピソードは強烈なものがあって、火縄銃をメインとするキャラクターにはピッタリではないかと思います。

謎が多くも光秀の片腕として信頼された『明智秀満』

戦国無双5では織田信長と明智光秀の2人にスポットを当て、それぞれを軸にした2つのストーリーが用意されていましたが、光秀のもっとも信頼する家臣として『斎藤利三』が初参戦しました。

しかし明智光秀を主人公としながら明智家に属するキャラクターはこの利三だけで、物語上『山中鹿介』などと共に行動することもありましたが、ややストーリーで扱うにしては層が薄め…だったかもしれません。

そんな明智家の中でも利三と並んで信頼されていたのが『明智秀満』という人物で、彼の出自や半生には諸説ありますが、1556年の斎藤道三と斎藤義龍の戦いで道三に加担するも敗北、光秀と共に落ち延び浪人になったという書も残されています。

それから1578年まで明智秀満は歴史上登場していないのですが、光秀の娘を妻に迎えていて、本能寺の変の決行を誰よりも早く承諾したことからかなり深い信頼関係が築かれていたようです。

本能寺の変では先鋒を務め作戦の成功に貢献、その後交通の要所であった安土城を守っていましたが、山崎の戦いで羽柴秀吉に光秀が敗れたことを知ると本拠地であった坂本城に入城、秀吉方の『堀秀政』から包囲されるもしばらく防戦を続けました。

敗色が濃厚になると城に置かれた刀などの文化財をまとめ、失うことがないようにと相手方の堀秀政に譲り渡して、その後光秀の妻子、自分の妻までも刺し殺し、最後は城に火を放ち自らも切腹して自害した…とされています。

今の時代からすると相当な凶行に思えますが、織田信長を討った一家として捕まれば処刑は免れない立場だったことから秀満がとった行動であり、この振る舞いは戦国武将の美学を具現化したようなものとして敵方からも称賛されたそうです。

半生に謎の部分が多く、1578年~1582年までのわずかな期間しか確かな情報が残っていませんが、斎藤利三と並ぶもう1人の理解者として猛将伝に登場すれば活躍の機会は多いかもしれません。

一度は敵対するも家康の友と呼ばれた『本多正信』

今作は織田信長を兄貴分として慕うこともあって、過去作と違いかなり若々しくデザインされた『徳川家康』ですが、信頼のおける家臣として『本多忠勝』と『服部半蔵』も引き続き登場しています。

服部半蔵はこれまでとそこまで性格に違いはありませんでしたが、本多忠勝は過去作において武骨で物静かだったのに対し、本作は血気盛んな若武者のようなイメージになっています。

そんな徳川家に仕えながら同じ本多を姓に持つ人物として『本多正信』がいるのですが、武力の忠勝に対して正信は知力で参謀として徳川家を支え続けた人物で、最終的には家康にも『友』と呼ばれるほど厚い信頼をおかれていました。

しかし正信と家康の関係は常に好調だったわけではなく、1563年に勃発した三河一向一揆にて正信は一揆側に付き徳川家に反逆、これは本證寺や上宮寺とのいざこざから発展して浄土真宗が起こしたものですが、正信も信仰を重視したため一揆に参加したとされています。

三河武士は精強かつ頑固者として知られていて、のちの徳川十六神将にも数えられる『渡辺守綱』や『蜂屋貞次』なども一向一揆側に付いていたことから、宗教に対して重きを置いていた家臣はかなり多かったようです。

一揆の終息後、三河国は本願寺教団禁制の地としながら離反した家臣には寛大な処遇をするも本多正信は徳川家を出奔、しばらく表舞台から姿を消しますが、1570年の姉川の戦いの頃には鷹匠として帰参していた説が残っていて、少なくとも本能寺の変の頃までには家康からの信頼も取り戻していました。

同じ姓を持つ忠勝との仲はそこまで良くなかったようで、戦で武功を上げることを主としてた忠勝に対して正信は猪武者と感じ、忠勝も積極的に戦わない正信を臆病者と評していましたが、2人とも家康に対する忠誠心は本物で、ここの対比が猛将伝で描かれると面白いかもしれません。

『鷹匠として仕えた』というのも個性的ですし、今後のタイトルで中心になるであろう徳川家に厚みを持たせるためにも、個人的にもっとも戦国無双に登場して欲しい人物です。

野盗の親分として描かれることもある『蜂須賀小六』

戦国無双5は1582年の本能寺の変、山崎の戦いまでを描いた作品なので、秀吉に仕えた武将の中でものちの関ヶ原の戦いで活躍した『石田三成』や『大谷吉継』は登場せず、『竹中半兵衛』『黒田官兵衛』『中村一氏』の3人が主な秀吉の臣下として活躍しています。

そんな中、秀吉と古くから付き合いがあり後々宿老にもなる『蜂須賀小六』という人物がいて、彼は尾張国の土豪でありながら斎藤道三にたびたび用いられ、一説によると一時は秀吉の主だったともされているようです。

織田家は斎藤家と敵対しており、蜂須賀小六ももともとは敵でしたが秀吉の推薦によって織田家に参入、秀吉の余力として多くの戦いで活躍しました。

蜂須賀小六のもっとも有名なエピソードが『墨俣一夜城』で、これは織田家が斎藤家を攻めるための拠点としてわずかな期間で秀吉が墨俣城を築き、野盗の親分だった小六も大いに協力したとされています。

この辺りの話は『太閤記』などで秀吉の出生を面白く描くために作られた話の可能性が高く、墨俣一夜城に関する歴史的な裏付けも未だ取れていませんが、戦国無双5では墨俣一夜城のイベントがゲーム内に盛り込まれて、蜂須賀小六の代わりに百地三太夫が協力者に選ばれていました。

しかし脚色とはいえ野盗の親分から秀吉と共にのし上がった経歴は面白いものがありますし、豪華な鎧や武器で着飾らず腕っぷしだけで戦い抜く豪快なおじさん…のようなキャラクターになれば個性も十分生まれそうです。

ストーリーを追うごとに百地三太夫は秀吉のもとから離れてしまいますが、同じ時期に秀吉と共に参入し、付き従うものと離れるもので対比を描くのも面白いかもしれません。

他の地方武将が追加される可能性もあるかも?

というわけで今回は個人的に今遊んでいるのもあって、『戦国無双5に猛将伝があったら追加されそうなキャラクター』を考えてみましたが、そもそもどの勢力にスポットを当ててくるかで中身も大きく変わってきそうです。

本編で織田信長と明智光秀の物語はおおよそ描かれたので、他勢力の武田家や浅井家などを掘り下げる可能性もあって、そうなれば追加されるキャラクターもそちらが優先されるかもしれません。

これまでのシリーズから大幅に方向転換した『戦国無双5』は明確に本能寺の変までがテーマになっているので、ある意味予想も範囲が絞りやすいですが、逆にいえば本能寺の変までに活躍した人物は今回参戦できないと次回作以降に登場するのが難しくもなりそうです。

新しいキャラクター以前に『斎藤道三』や『朝倉義景』などの固有武将を無双武将にしたり、それぞれのキャラクターに固有の武器を持たせたり…などを優先して欲しいという意見もあると思いますが、何にせよ発売から1年が経ったそろそろ新しい展開もあるかもしれません。

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