どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
2023年4月28日に公開が近づいている『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ですが、『クッパ』や『キノピオ』といったおなじみのキャラクターはもちろん、『レッキングクルー』の『ブラッキー』などマイナーなキャラクターまで登場するらしく、どのような物語が描かれるのか今から楽しみです。
個人的にはまだ『マリオカート』に参戦していない『クランキーコング』がえらくファンキーなカートを乗り回していて、どのような活躍をするのか…特に気になります。
ドンキーコングの名前の由来は『まぬけ』?
そんな劇場版スーパーマリオには『ドンキーコング』も登場していて、予告映像ではマリオと闘技場で戦ったり、『ファイアフラワー』を取得してファイアボールを繰り出したり、かなり重要なポジションを担っているようです。
また、ジャングル王国の跡取りという設定があってか、今回はクランキーコングの孫ではなく『息子』になっていて、そこもどのような描かれ方がされるのか興味深く思います。
『ドンキー』は『まぬけ』という意味で、確かにどこか抜けているようなイメージもありますが、それ以上に近年ではパワフルかつ心優しい印象が強く、あまり『マヌケ』と思うことはないかもしれません。
というわけで今回はドンキーコングが本当に『ドンキー』なのか、『彼がうっかりが引き起こした失態』をいくつか調べて紹介してみようと思います!
ディディーに仕事を押し付けた『スーパードンキーコング』
クランキーコングの孫、いわゆる『2代目ドンキーコング』のデビュー作が1994年発売の『スーパードンキーコング』で、当時最新のCG技術で描かれたグラフィックは大きな話題になりました。
本作はクレムリン軍団が盗み出した大量のバナナを取り戻すのが目的であり、ドンキーコングを助けてくれる『コングファミリー』や『アニマルフレンド』の力を借りながら、クレムリンのボスであるキングクルールの船を目指します。
しかし説明書によるとバナナが盗まれてしまった大嵐の日、ドンキーコングはディディーコングにバナナ倉庫の見張りを言いつけて、どうやら自分の仕事を他人に任せていたようです。
ディディーも押し寄せるクレムリン軍団に立ち向かいましたが、さすがにその人数差を覆すことはできず、タルに閉じ込められ茂みに放り込まれてしまいます。
当時仲間が『DKバレル』に入っているのはこれが理由で、敵に攻撃されて驚き逃げ出したドンキーコングたちをクレムリンが捕まえてタルに閉じ込めている…という設定があったりします。
バナナ倉庫のバナナがすべて盗み出された翌日、祖父であるクランキーコングはドンキーコングをたたき起こし、『自分の責任を他人に押し付けた結果がこれだ』と責め立てました。
ドンキーコングはこれがクレムリン軍団の仕業と気づくや否や、とられたバナナを一本残らず取り戻してやると怒りに燃えますが、クランキーコングは『マヌケなお前にやられるクレムリンなどいるものか』と説教を始め、当時は祖父からもあまり信頼感を持たれていなかったようです。
どうやらドンキーコングも自分を『ジャングルの支配者』と自称していて、やや自意識過剰なところがあったらしく、それが結果的にクレムリン軍を打ち倒すモチベーションにつながっていたのかもしれません。
しかし実際にゲームをプレイすれば分かる通り、ボスのような強敵が現れると目玉を飛び出して驚いたり、崖際ギリギリに立つと腕を振り回しながら踏ん張ったり…、支配者と呼ぶにはコミカルさが強調されていたように思えます。
タイトルでありながら誘拐される『スーパードンキーコング2』
翌年の1995年には続編となる『スーパードンキーコング2』が発売されますが、タイトルに『ドンキーコング』が含まれているにもかかわらず、本作はディディーコングとディクシーコングが操作キャラクターになっています。
肝心のドンキーコングはというと…どうやら夜に1人でビーチに散歩に出かけたところ、翌朝になっても帰ってこず、ディディーコングが様子を見に行くとそこには壊されたビーチチェアと無数の足跡が残されており、ドンキーコングの姿はどこにもありませんでした。
代わりに『ドジで間抜けなドンキーコングは捕まえた。返して欲しけりゃバナナをよこせ。』という置手紙だけが残されていて、またしても『キャプテンクルール』率いるクレムリン軍団の仕業であると判明します。
せっかく自身の看板タイトルなのに捕らわれており、その活躍の場はほとんどなく、まさかの『スーパーマリオ』の『ピーチ姫』に近しいポジションとして登場しています。
しかし1人で出歩いていたドンキーコングの不注意もあるとはいえ、浜辺には争った形跡もあり、ディディーコングが『助けに行く』と言うとクランキーコングは『前回はドンキーがいたからできたことだ』と一喝したり、多少なりとも頼りになる存在だと考えを改めているようでした。
1996年には『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』が発売され、本作はディディーコングたちがキャプテンクルールを打ち倒し、ドンキーコング救出から数ヶ月後を舞台に描かれています。
本作は『ドンキーと島を探検してくる。明日戻る。 ディディーより』という手紙がディクシー宛てに残されていましたが、何日経っても2人は戻ってこず、心配したディクシーがクレミス島へ様子を見に行きます。
またしてもドンキーコングはバロンクルール率いるクレムリン軍団に捕まってしまい、ディクシーコングと、ファンキーコングの親戚『ディンキーコング』の2人で力を合わせて救出を目指します。
ジャングルの王者…にしてはあまりに捕らわれすぎな気もしますが、クレミス島はすでに他のコングファミリーも多く滞在していて、その中でドンキーとディディーの2人が狙い撃ちされたのは、むしろクレムリンの執着心があって…なのかもしれません。
クランキーの策の賜物?今や立派に成長したドンキーコング
そんな倉庫からバナナを盗まれてしまったり、クレムリン軍団にたびたびさらわれてしまったり…なかなか良いところを見せられなかったドンキーコングですが、1999年発売の『ドンキーコング64』以降は主人公として立派な活躍を見せています。
ドンキーのことを『マヌケ』と呼んでいたクランキーコングも、文句をいいながら成長を期待していたのか、1995年発売の『スーパードンキーコングGB』ではまさかのクレムリン軍団と結託、バナナを盗ませてドンキーコングに取り返させるマッチポンプを画策しました。
本作は『スーパードンキーコング』のその後の話でしたが、クランキーは『その華々しい活躍はSFCの美麗なグラフィックのおかげではないか?』『ゲームボーイの白黒の画面でも同じように活躍できるのか?』とメタ的な疑問を投げかけ、なかば誘導尋問のように冒険に送り出しています。
それら経験を経て…なのかドンキーコングも作品を重ねるごとに立派に成長し、もともと兄貴肌だったのもあってか、『ドンキーコング64』ではディディーを始めとした4人のコングクルーを取りまとめるリーダーになりました。
また、キングクルールの弟でありながら悪事を好まず、DKアイランドの破壊を命じられるもそれを拒否して牢に幽閉された『クランジー』を助け出したり、心優しい一面もこの頃からよく見られます。
2004年に発売された『ドンキーコング ジャングルビート』では『王の中の王』を目指す旅に出ていて、一人称もこれまでの『オイラ』や『ボク』から『オレ』に変わっており、よりジャングルの王者としての風格が出てきました。
かつては小言の多かったクランキーコングも、シリーズを重ねるごとにドンキーを認める描写が増えていて、『ドンキーコング64』ではクルールを倒し疲れて眠ってしまったドンキーのそばに寄り、頭をなでながらねぎらう様子が描かれました。
しかし昔ながらのコミカルなイメージも変わっておらず、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』ではドンキーコングの誕生日パーティをバイキング集団『ザ・スノーマッズ』に吹き飛ばされたり、何かと損な役回りになることも少なくありません。
また、以前はキャンディーコングが『バナナと同じくらい好き』といわれていましたが、『マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!』では人間の『ポリーン』に一目惚れしていて、性格も好みも昔と変わってきているようです。
今や『マヌケ』のイメージはほとんどないかも
というわけで今回は『ドンキーコングは本当に名前の通りマヌケなのか』を簡単に調べてみましたが、『スーパードンキーコング64』以降は『うっかり』なエピソードもほとんどなく、近年は勇敢で心優しいイメージが強くなっていました。
『マリオゴルフ』や『マリオテニス』などではよりパワーが強調されていて、その分やや短絡的だったり、失敗したときにオーバーなリアクションをしたり…、キャラクターとしてはベテランでありながら若さを感じさせる性格にも思えます。
劇場版スーパーマリオのドンキーコングはパワフルな戦士でありながら、少し子供っぽい性格らしく、なかなかやんちゃな描かれ方をされているのかもしれません。
今やコングファミリーのリーダーとして成長し、クランキーコングからも認められるようになったドンキーコングですが、ここにきてまた『うっかり』クレムリン軍団に捕まるようなことがあれば、それはそれで面白い話にもなりそうです。
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