【スーパーマリオ】クリボーはどんな攻撃でマリオに立ち向かってきたのか調べてみる

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こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

任天堂を代表するタイトルといえば『スーパーマリオ』シリーズに他なりませんが、2024年5月23日には『ペーパーマリオRPG』が発売され、およそ20年もの時を経たリメイクは大きな話題を呼びました。

ペーパーマリオ特有のオリジナルキャラクターも多く、個性豊かな仲間との冒険を楽しんでいる方も多いのではないかと思います。

弱くてもあらゆる手で立ち向かってきたクリボー

そんな『スーパーマリオ』を代表する敵キャラクターといえば、真っ先に思い浮かぶのが『クリボー』で、時として『キング・オブ・ザコ』と呼ばれながらも幾度となくマリオの前に立ちふさがりました。

ほとんどの作品においては基本的に地上をただ歩き回り、どんな攻撃でも簡単に倒せるほど弱いのが特徴なので、これまでマリオが倒してきたクリボーの数は数えきれないほどです。

中にはマリオに対抗するため羽の生えた『パタクリボー』や、体を巨大化させた『ボスクリボー』なども存在しますが、普通のクリボーも長い歴史の中で少しずつ攻撃のバリエーションを増やしてきました。

そこで今回は『クリボーがどのような手段でマリオに対抗していたのか』を調べて、いくつか攻撃方法を紹介してみようと思います。

少しずつ強力になっているクリボー渾身の『体当たり』

クリボーの初登場は1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』で、開発段階では敵キャラクターがノコノコしかいなかったのですが、『もっと簡単に倒せる敵を作ろう』という意見からクリボーが生み出されました。

意図的にもっとも弱い敵として作られているので、ただ右から左に移動するしかできず、マリオがジャンプで踏みつければ簡単に倒せるのはこの頃から変わっていません。

しかし、それでも横からぶつかればマリオはダメージを受けてしまうので、アクションに慣れていないプレイヤーは最初のクリボーを踏み損ね、そのままミスになってしまうことも少なくなかったようです。

いわばクリボーの主な攻撃方法は『体当たり』で、当時は『ゆっくり歩いているだけなのに、マリオがぶつかるとそんなに痛いのか…?』とネタにもされましたが、ドットでは表しきれないクリボーの力強さがあったのかもしれません。

1996年に『スーパーマリオ64』が発売されて以降は、クリボーも3Dで描かれるようになり、クリボーの体当たりもより具体的な表現に進化しました。

普段はうろうろと歩き回るだけでも、マリオを見つけると小さくジャンプしてからダッシュで追いかけまわし、思った以上に好戦的な一面を見せています。

また、クリボーのダッシュは思いのほか速く、『スーパーマリオブラザーズ』の頃から実はこのスピードでぶつかっていたのだとすれば、マリオにダメージがあるのもうなずける話です。

3Dのスーパーマリオシリーズは、マリオのHPがライフ制になったことで簡単にはやられなくなりましたが、2Dの作品に比べると敵を倒すのにも慣れが必要で、クリボーですら踏みつけるのが少し難しかったのではないかと思います。

ちなみに2017年に発売された『スーパーマリオ オデッセイ』では、マリオがクリボーをキャプチャして変身すると、『氷の上でも滑らない』という地味ながら役立つ個性を発揮しました。

鋭いキバを活かした『かみつき』と『はり』

1996年に発売された『スーパーマリオRPG』は、マリオを題材にしたRPGの記念すべき第1作品目で、2023年11月にリメイク版が発売されたのは記憶に新しいところです。

本作でもクリボーは『マッシュロード』を始めとした様々なマップで登場し、マリオに戦いを挑んでくるのですが、やはり1回の攻撃で倒せてしまうほどステータスが低く、アクションコマンドのチュートリアル的な役割も兼ねていました。

しかし本作のクリボーの攻撃方法は体当たりではなく『かみつき』で、マリオの懐まで飛び込んで近づいたのち、体を一回転させた勢いのまま鋭いキバを突き立ててきます。

確かにクリボーといえば初期のデザインからキバが生えていましたし、それを活かして攻撃してくるのも不自然ではありません。

また、かみつきの他にも『はり』という1.5倍の威力を持つ攻撃も可能で、こちらは技名の通り鋭いトゲのようなものを飛ばしてくるのですが、自分の口からキバを飛ばしているようにも見えて、そんなこともできたの…?と思ってしまいます。

しかしその後の作品においてキバを使った攻撃を繰り出してくることはなく、せっかくデビュー当時からの目立ったチャームポイントなのに、活用されていないのは少しもったいないかもしれません。

マリオに踏まれ続けた結果…?石頭の『ずつき』

2000年に発売された『マリオストーリー』は、マリオRPGシリーズの2作目に当たりますが、クリボーも前作『スーパーマリオRPG』から引き続き登場し、序盤のザコ敵としてマリオの前に立ちふさがりました。

しかし攻撃方法は以前のような『かみつき』ではなく、体全体を使った飛び込みからの『ずつき』で、これは敵だけでなく、仲間のクリオも得意としています。

以降、これまでマリオに踏まれ続けてきた影響なのか、RPG作品においてのクリボーは『石頭』とされることが多く、ずつきでの攻撃を主にしているようです。

クリボーが突然ずつきをするようになったのは驚きですが、少しメタ的なことをいえば、RPG作品における体当たり攻撃は意外とガードのタイミングが難しいので、序盤の練習相手としてよりタイミングがつかみやすいずつきに変更されたのかな…と思います。

また、石頭といってもマリオのジャンプを受け止められるほどではなく、踏みつければ普通にダメージを与えられますし、HPや攻撃力もクリボーらしくかなり低めの設定です。

アクションゲームにおいてここまで大胆な攻撃をしてくることはありませんが、RPG作品においては、今やずつき以外の攻撃の方が違和感を感じるかもしれません。

ノーマルのクリボーでも毎回頑張っている

というわけで今回は『クリボーの攻撃のバリエーション』について調べてみましたが、特にRPGにおいては体当たりとは違った攻撃手段を身に付けているようです。

クリボーは『イガクリボー』や『ネコクリボー』のように、特別な能力を身に付けた亜種で登場することが多く、ノーマルの状態でそのまま強くなることはあまりありませんでした。

しかし歴史をたどると少しずつ変化はしていて、幾度となくマリオにやられてもバージョンアップを繰り返し、およそ40年にもわたって戦い続けてきた重みを感じます。

もし近年の3Dマリオで思いのほかクリボーに手こずることがあれば、それは操作に慣れていないだけでなく、積み上げてきたクリボーの実力があるから…なのかもしれません。

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