『Jスターズ ビクトリーバーサス2』はジャンプ50周年に発売されないのだろうか

任天堂以外のゲーム
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どうもみう太です(ΦωΦ)

普段はゲームに関する話題ばかりを取り上げているのですが、実はそれと同じくらい漫画も大好きでして、特に『週刊少年ジャンプ』を昔から継続して読んでいます。

確か1999年の末から読んでいるので、かの『ブリーチ』や『銀魂』も1話から毎週読んでいました、流石にその頃の内容はうろ覚えですけど…。

そんな『少年ジャンプ』は、2018年現在『創刊50周年記念』として様々な企画やイベントが展開されているのをご存知でしょうか?

『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター』の週刊少年ジャンプバージョンが先日発表されましたが、それもこの50周年を記念する企画の1つですね。

ジャンプ50周年記念サイトはこちら

45周年記念のお祭りゲーム

週刊少年ジャンプで人気の高い作品はアニメやグッズはもちろん、ゲームになる事も少なくありません。

『ドラゴンボール』『ワンピース』『ナルト』などの国民的なタイトルだけでなく、『僕のヒーローアカデミア』や『ブラッククローバー』といった比較的新しい作品も、現在PS4やNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に向けてゲームが開発されています。

そして、様々なジャンプの作品がクロスオーバーしたゲームも過去にいくつか開発されていて、45周年の時には『Jスターズ ビクトリーバーサス』というタイトルが発売されました。

こちらには『ドラゴンボール』のようなバトルマンガだけでなく、『こち亀』や『ラッキーマン』といったギャグマンガ、『ハイキュー』や『ニセコイ』などのバトルから縁遠い作品まで登場しており、多くのジャンプファンから注目を集めました。

システムやストーリー、キャラクターの人選などにいくつか不満は出ていましたが、対戦格闘ゲームとしての基礎は十分に出来上がっていて、粗削りでありながら『遊べるジャンプ』というコンセプトはしっかりと守られていたと思います。


次回作の開発自体は前向きだったハズ

少年ジャンプが今年で50周年を迎えるので、続編となる『Jスターズ ビクトリーバーサス2』を予想する意見は珍しくありません。

こんなに多くの作品を登場させるには作り込みはもちろん、権利の関係でも開発が難しいのではないかと思われますが、『Jスターズ ビクトリーバーサス』を購入したユーザーがアクセス出来るアンケートページでは、次回作に関する多くの質問が掲載されていました。

因みに私は当時アンケートに答えて送信した覚えがあります(ΦωΦ)

本作は2対2のチームバトルなので、最初に自分で操作したいキャラクターを2人選択します。

一部のシステムは『ガンダム VS』シリーズに似ているようですが、ボタンの配置や操作はやや複雑で、どちらかと言えば昔からジャンプを読み続けている大人向けな印象もあります。

しかし、発売後のアンケートでは『次回作のルール』についての項目もあり、同じような2対2のチームバトルではなく、タイマンの純粋な格闘ゲームか、最大4人までのバトルロイヤルか、はたまた『無双』のような1人用のアクションゲームか…、様々な選択肢が用意されていた事から、ユーザーの意見に合わせて続編のジャンルやコンセプトは変化する可能性がありそうです。

好きなジャンプのキャラクターを選んで1人で暴れ回るゲームも面白そうですが、タッグバトルが採用されたのは『クロスオーバーな掛け合い』が重視されていた側面もありそうなので、『夢の組み合わせ』を次回作でも取り入れるのであれば、複数のキャラクターとチームを組むシステムの方がファンには嬉しいかもしれません。

動かしたいキャラクターはたくさんいる

こういったお祭り系のゲームの楽しみ方は人によって違いますが、マンガが原作となれば『好きだったキャラクターが動かせる』というだけで大きな魅力になります。

『Jスターズ ビクトリーバーサス』にも32作品から、合計52人ものキャラクターが登場していますが、それでも『あのキャラも参戦して欲しかった』という意見は尽きません。

また、一部のキャラクターはプレイアブルではなく、サポートキャラとして呼び出す事しか出来ないのも不満の集まりやすいところです。

対戦格闘ゲームの1作目としては十分多い方なのですが、少年ジャンプは大人から子供まで人気が高く、歴史も長かったのですべてのユーザーの要望には応えきれなかったのだと思います。

中でも『魔人探偵脳噛ネウロ』や『D.Gray-man』といった、原作にバトル要素があるにも関わらず操作できないキャラクターに意見が多く、自分で動かして戦いたいというユーザーは少なくありません。

また、当時アニメが放送されていた『暗殺教室』や『斉木楠雄のψ難』などの新しい作品が網羅されている一方、『キン肉マン』『コブラ』『ジャングルの王者ターちゃん』のような昭和の作品が出ていない事も、古くからのファンには不評となっています。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『MARBLE VS CAPCOM』のように、オールスターのゲームとは切っても切れない話題でありますが、50周年の記念にもう一度『Jスターズ ビクトリーバーサス』を出すのであれば、より広い世代の広いキャラクターを出して欲しいと望むところです(ΦωΦ)


色々大変な版権問題

『Jスターズ ビクトリーバーサス』に参戦しなかった作品の中には『遊戯王』や『テニスの王子様』、『ぬらりひょんの孫』などが含まれています。

いずれも長期連載の末にアニメ化を果たしており、知名度は申し分ないのですが、これら作品のゲーム化の権利はコナミが取得しています。

(厳密にはアニメのゲーム化の権利なんですけども)

『Jスターズ ビクトリーバーサス』はバンダイナムコから発売されているので、他のメーカーがすでにゲーム化の権利を持っている場合は登場させるのが難しく、それが理由で参戦出来ないキャラクターも少なからず存在しました。

『テニスの王子様』や『アイシールド21』などは原作がスポーツの漫画なので、対戦格闘ゲームに出るにはそもそも難しいところがありますが、『ぬらりひょんの孫』などはプレイアブルキャラクターとしても十分参戦出来る作品だったので、そこを残念に思うファンも多かったようです。

また、『シャーマンキング』などの作品は、別の理由で参戦が叶わなかった可能性もあるかもしれません。

シャーマンキングのゲームはバンダイナムコから発売されていたので、『Jスターズ ビクトリーバーサス』への参戦も特に問題はないハズですが、期待とは裏腹にその姿はありませんでした。

シャーマンキングのアニメは2001年から2002年にかけて放送されましたが、2017年に実は再アニメ化の話があった事を作者の武井宏之さんが明かしています。

しかし、当時のオリジナルの声優や楽曲を利用できないという理由から再アニメ化を断っており、残念ながら15年ぶりのアニメ放映は実現しませんでした。

『Jスターズ ビクトリーバーサス』では、『両津勘吉』や『浦飯幽助』などに当時の声優を起用した事で良い評価を得ましたが、逆に『星矢』や『ケンシロウ』は2代目に当たる声優の方が声を当てており、当時の声が聴けない事を不満に思う意見も多く出ています。

それを考えると、シャーマンキングも恐らく主人公の『朝倉葉』は当時の声優(佐藤ゆうこさん)をキャスティングする事が難しく、それを作者が嫌ってNGを出した可能性も十分に考えられそうです。

カプコンの最新作である『MARBLE VS CAPCOM:INFINITE』においても、シリーズお馴染みだった『X-MEN』のキャラクターが(恐らく)版権の問題で参戦出来ず、多くのファンが残念に思っていました。

『出して欲しい』という意見はもちろん尽きませんが、様々な『大人の事情』が絡んでしまうのもお祭りゲームの難しいところです。

大規模な『正義 vs 悪』が見てみたい

最後にちょっと踏み込んだ要望を書くと、せっかく有名なキャラクターが大勢集まる夢のタイトルですから、次回作があるならより作り込んだストーリーモードに期待したいと思います。

『Jスターズ ビクトリーバーサス』にもストーリーモードは用意されていて、『ルフィ』『ナルト』『トリコ』『一護』それぞれを主人公にした4つの物語があるのですが、実はどれも中身はほとんど同じで、あまりすべてのルートをクリアする必要がありません。

(私も2つくらいしかやってない気がする)

キャラクターたちの会話も立ち絵にテキストだけの味気ないものですし、ストーリーの内容も『Jバトルコロッセオ』を目指すというわりと平凡なもので、作品を超えたクロスオーバーをもっと重視して欲しかったところです。

終盤には『正義 vs 悪』の構図もあるのですが、本当に最後の方だけなので絡みが薄く、次回作ではもっとこの『ジャンプらしい』展開を前に出して貰えると熱いんじゃないでしょうか(ΦωΦ)

人気の高い少年ジャンプの作品は主人公はもちろん、ダークサイドのキャラクターも独自の『美意識』を持っている人物が多く、高い人気を誇っています。

ドラゴンボールの『フリーザ』をはじめ、『うちはマダラ』『藍染惣右介』『戸愚呂 (弟)』『志々雄真実』『ラオウ』…、新キャラクターも予想するのであれば『黒ひげ』『高杉晋助』『メルエム』などなど、まさに夢の共演と言えるような組織として登場し、大規模なジャンプ大戦が繰り広げられると面白そうだと思います。


実はまだ50周年じゃない説

少年ジャンプ創刊50周年記念に『Jスターズ ビクトリーバーサス2』が出たりしないかな、という記事でしたが、調べているうちにとんでもない事を発見しました。

それは、45周年記念に発売された『Jスターズ ビクトリーバーサス』は2014年発売、つまり、今から4年前の発売になります。

今年で50周年とするなら、前作から5年経っているハズですが…(ΦωΦ)?

調べたところ、『少年ジャンプ』は今年で50周年ですが、『週刊少年ジャンプ』としては今年が49年目で、来年が50周年に当たるそうです。

(最初はジャンプは週刊じゃなくて月2回発行だった)

ですので、『50周年なのに続編作ってねーのかよ!』と言いたくなりますが、週刊少年ジャンプの50周年は来年なので、むしろこれから発表される可能性の方が高いかもしれません。

この5年間で『僕のヒーローアカデミア』や『ブラッククローバー』といった話題の新作が生まれただけでなく、『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』がアニメで蘇ったり、ジャンプも大きく変化しています。

入れ替わりの激しい週刊少年誌ではこのようなゲームにならなければクロスオーバーもなかなか実現しないので、本当の『50周年』である来年には嬉しい発表を期待したいところです(ΦωΦ)

コメント

  1. なれ より:

    出るとしたら一作品最低でも7人くらいプレイアブルで出てほしいですなねぇwww
    個人的にはガンダムバーサスシリーズのように新しい格闘ジャンルとして定着してほしい

    • 管理人のみう太 より:

      1作品7人だったら10作品で70人、30作品なら…210人だ!と、流石にそれは多すぎるかもしれませんがw
      でもその気になれば100人でも200人でも本当に出せてしまうのがジャンプの凄いところなので、出来る事なら継続してシリーズを続けて欲しいと思うところです(ΦωΦ)

      • なれ より:

        確かに多すぎると収集がつかなくなりそうですよねwww
        まあ、キャラクターが多い方がネット対戦とかも楽しく、飽きる事なくできそうなのでバンナムさんには頑張って欲しいところです。恐らくDLC商法でやりそうですけどww

  2. なれ より:

    そう言えば来年にジャンプの新作ゲームが出るそうですよ!!
    Jスターズとはちょっと違うそうですが楽しみですねww

    • 管理人のみう太 より:

      『ジャンプフォース』ですね!
      3vs3だったりシステムは少し違うけど、対戦の感じとか実質的にはJスターズの続編に当たる…のかも…?
      デスノートだとか非戦闘なマンガがどうやって絡むのか気になるところです(ΦωΦ)

    • 匿名 より:

      今pv 見ましたが、とても面白そうですね!

  3. 匿名 より:

    ジャンプフォースは遊戯王の武藤遊戯が出るみたいですし、コナミの許しを得た模様

    • 管理人のみう太 より:

      ほ、本当だ…、ついに参戦しているじゃないか…!
      …ですが、実はコナミの許しを得なくてもゲーム化できる方法はあって、アニメと違う声優を起用すれば出版社と作者の許可だけでも良いみたいです。…多分。
      確か『サンデーvsマガジン』ではそんな理由から全キャラクターの声がアニメと違うなんて事もあって、遊戯はどうなっているのか…!
      でも普通にアニメと同じ声になっていそうですよね(ΦωΦ)

  4. にゃんにゃん より:

    ps4で出してほしい

  5. 匿名 より:

    BLACKCAT参戦してほしい。

    • 管理人のみう太 より:

      2000年代のジャンプ作品『BLACK CAT』や『魔人探偵脳噛ネウロ』、『武装錬金』辺りはレジェンドというほど古くはないし、かといって連載中の作品でもないし…、って感じで不遇なところあるんですよね。
      今『ジャンプフォース』なるものがPS4向けに開発されていますけど、こちらでカバーしてくれるか…は気になるところです(ΦωΦ)

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