やや力不足…?『ポケモンSV』で進化して欲しかったポケモン5選

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2022年11月18日に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』も気が付けば1ヶ月以上が経ちましたが、ストーリークリアのみならず図鑑完成を目指したりランクマッチに挑戦したり…、よりポケモンの世界にのめり込んでいる方も多いかと思います。

今作はシナリオが劇場版かと思うほど濃密で面白かったので、気が早いですがDLCで新しい冒険が描かれないかな…と期待してしまう今日この頃です。

新たに進化したポケモン、進化系が欲しかったポケモン

そんなポケモンSVの舞台であるパルデア地方には400種類ものポケモンが生息していて、行く先々で様々なポケモンに出会える体験はとてもワクワクしました。

過去作のポケモンにも新たな進化系が発見され、公式サイトではキリンリキの進化系『リキキリン』が事前に公開されていましたが、加えて『ノココッチ』や『コノヨザル』『ドドゲザン』の登場には私も驚きました。

400年前のシンオウ地方(ヒスイ地方)を描いた『ポケモンレジェンズ アルセウス』においても『オドシシ』や『リングマ』、ヒスイのすがたの『ハリーセン』『バスラオ』まで新しい進化が追加され、より多様なポケモンが活躍できるようになったと思います。

しかし一方で、個人的に発売前に『進化系が追加されたら嬉しいな…』と思っていたポケモンがそのままだったのもあるので、今回は『ポケモンSVで進化して欲しかったポケモン』を5匹紹介してみようと思います!

キリンリキやノコッチに続くと思われた『デリバード』

はこびやポケモンの『デリバード』はノコッチやキリンリキと同じく『ポケットモンスター 金・銀』から登場したポケモンで、サンタクロースの袋のような形をした尻尾が特徴的です。

名前の由来が『デリバリー』なのもあってかパルデア地方には『デリバードポーチ』というお店が展開されていて、大きな町にはデリバードポーチの倉庫と思われる建物も見られました。

今作、特にバイオレットを遊んでいた方にとってはいろいろな意味で印象的なポケモンだったと思いますが、金・銀で登場しこれまで進化のなかったノコッチやキリンリキと違い、残念ながらデリバードの新しい進化系は見つかりませんでした。

『こおり』と『ひこう』を併せ持ったポケモンは1000種類を超える今になっても他にフリーザーしかおらず、じめんタイプの技をかわしながら強力なこおりタイプの技を繰り出せますが、種族値の合計は330とかなり心もとないものになっています。

『おいかぜ』や『まきびし』で場を整えたり、『みちづれ』『おきみやげ』で後続につなげたりとサポート技が豊富なので、特にダブルバトルでの活躍が期待できますが、それでもやはり純粋な種族値の低さがかなりネックになります。

また、バトルにおいて重要な役割を持った『とくせい』もデリバードは不遇で、通常とくせいの『ふみん』と隠れとくせいの『やるき』がほぼ同じ効果なため、せっかくの隠れとくせいが意味のないものになってしまいました。

お店のシンボルマークにデリバードが使われていたり、クリスマスのレイドイベントにデリバードが登場したり、どうやらポケモンの世界を彩るフレーバー的な役割が大きいようにも思えますが、個人的にはノコッチの進化系を見つけたときに『これはデリバードも…?』と期待していたので、今作で新しい進化をしてほしかったところです。

既存のポケモンに新たな進化系が見つかることはたびたびありますが、いずれもその進化条件は特殊なものが多いので、デリバードもまだ見ぬ方法で進化の可能性を秘めている…のかもしれません。

神通力を操るもエスパータイプではない『ゴルダック』

『ゴルダック』は『ポケットモンスター 赤・緑』から登場するみずタイプのポケモンで、あひるポケモンに分類されていながらカッパに見間違われた歴史もある特徴的な風貌をしています。

地方によって生息しているポケモンの種類には違いがありましたが、コダックとゴルダックはこれまでのシリーズすべてに登場していて、パルデア地方でも湖や川でに赴けば泳いでいる姿が確認できるハズです。

コダックは念力や金縛りを使うたびに激しい頭痛を引き起こしていましたが、進化系のゴルダックは集中すると額の赤い玉が輝きだし、100%の力で神通力を使いこなせるようになったといわれています。

ポケモン図鑑を読むと泳ぎの美しさや速さに秀でていることに加え、超能力に関する記述もされていて、大昔はゴルダックの赤い玉を手にすると神通力を得られるといわれ乱獲されていたそうですが、それだけ強力な神通力を持ちながら未だにエスパータイプを含んだ進化系などは発見されていません。

ゴルダックの種族値は合計で500あり、決して弱いポケモンとはいえませんが、それぞれの種族値はすべて100以下で突出したステータスがなく、他のみずタイプのポケモンと比べると1歩引いた印象はぬぐえないところです。

ここまで超能力について言及されながらエスパータイプが含まれていないのは、赤・緑の時点で『ヤドラン』や『スターミー』がすでにいたから…とも考えられそうですが、タイプ一致でサイコキネシスを使えるだけでも使いやすさはかなり違ってきたかもしれません。

突出していないとはいえステータスのバランスは良いので、物理アタッカーにも特殊アタッカーにも、もしくは耐久力を伸ばしてサポート役にすることも可能なため、もう少しだけ全体の能力が底上げされればかなり器用なポケモンとしてより活躍するのではないかと思います。

ただゴルダックが進化するとしたら分類の通り『あひる』に近づくのか、もしくはやはりカッパに近い存在になるのか…その姿は気になるところです。

あまりに同じタイプのライバルが強力な『ナマズン』

『ポケットモンスター ルビー・サファイア』に初登場した『ナマズン』は『ドジョッチ』の進化系で、名前の通り巨大なナマズのような見た目をしており、動くものであればなんでも食いつくほど大食らいなそうです。

一見とぼけた顔をしていますが縄張り意識がかなり強く、外敵が近づくと周囲5kmにも及ぶ地震を引き起こし追い返しているうちに、ナマズン自身も本物の地震を読み取れるようになったといわれています。

タイプは『みず』『じめん』の複合で、みずの弱点であるでんきを無効化したり、じめんの弱点であるみずやこおりを等倍にしたりと非常に優秀な組み合わせなため、十分活躍できるポテンシャルは秘めています。

しかしまったく同じタイプに『トリトドン』や『ヌオー』、他のシリーズも含めれば『ラグラージ』『ガマゲロゲ』が存在し、いずれも高いステータスや強力なとくせいを備えているのもあって、どうしてもナマズンの影が薄くなってしまいました。

種族値はHPを除くとすべて60~80程度にまとまっていて、合計値も468とやや低めなため、いずれ進化系が追加される可能性は十分あるのではないかと思います。

しかしどのように進化するか…となると、より巨大なナマズである『ヘイラッシャ』がパルデア地方で発見されたため、ナマズンをそのまま大きくする…というのは見た目が似たか寄ったかになってしまいそうです。

調べてみるとナマズは琵琶湖の都久夫須麻神社では龍に変身する伝承が残っていて、ナマズンも『りゅうのまい』に加え、ポケモンSVにて『げきりん』を習得できるようになったため、実は少しずつドラゴンに近づいている…?とも思えます。

そもそもドジョウからナマズに進化するのが不思議ではありますが、それだけ突飛な進化をするのであればナマズからドラゴンになるのもおかしくない…のかもしれません。

序盤のむしポケモンの中でも能力が心もとない『コロトック』

ポケモンはどのシリーズにおいても『キャタピー』や『ケムッソ』など、むしタイプのポケモンが序盤に登場するのが定番で、パルデア地方でも『タマンチュラ』というむしポケモンが新たに発見されました。

多くのシリーズではイモムシをモチーフにしたポケモンが多かったですが、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』ではこおろぎポケモンの『コロボーシ』が登場し、その可愛らしい見た目から手持ちに加えた方も多かったかもしれません。

むしポケモンは成長が早いといわれる通りコロボーシもわずかレベル10で『コロトック』に進化し、高めの攻撃力で旅の序盤は大いに活躍しましたが、ある程度レベルを上げなければ使いやすいむしタイプの技を覚えないのがネックでした。

また進化が早い分、総合的なステータスはかなり控えめな数値になっていて、HPと攻撃力は平均的なものの他の種族値が50~70程度しかないため、バトルで活躍させるにはかなり厳しいものがあります。

一方で覚えられる技はかなり個性的で、メロディを奏でるコオロギらしく『いやなおと』『ハイパーボイス』『ほろびのうた』など音に関する技に加え、『ねばねばネット』と合わせればかなり面白い動きも可能です。

また、実は隠れとくせいが『テクニシャン』で威力の低い技も最大限活用できて、中でも威力を高めた『とどめばり』で相手を倒せれば他のむしポケモン以上の爆発力が期待できるかもしれません。

とはいえやはり種族値の合計が384しかないのは進化系の中でも相当低く、もう少し全体のステータスが強化されなければ、せっかくの技やとくせいを活かしきれないのが惜しいところです。

そもそも『むし』自体がタイプの中でもやや不遇な存在で、それを鑑みてか近年は『グソクムシャ』や『マルヤクデ』『ベラカス』など強力なポケモンも増えており、コロトックもいつか大幅に強化される可能性が十分にあると思います。

見た目に反しておとなしいステータスだった『トロピウス』

ナマズンと同じく『ポケットモンスター ルビー・サファイア』で初登場した『トロピウス』は、まるで恐竜のような大きな体にフルーツが実っていて、初見時のインパクトはかなり大きなものがありました。

恐竜の見た目からドラゴンタイプかと思いきや『くさ』と『ひこう』の複合タイプで、ポケモンSVでも実際に背中の葉っぱを羽ばたかせて空を飛んでいる様子が見られます。

見るからに強力そうなポケモンですが、その種族値はすべて100以下で飛びぬけたものがなく、特に『こうげき』と『とくこう』は70程度しかないので、アタッカーを期待した人にとっては肩透かしだったかもしれません。

とくせいには『ようりょくそ』と『サンパワー』があるので、天候が晴れであれば『ソーラービーム』や『こうごうせい』と合わせて本領発揮…といいたいところですが、攻撃力の低さや元の素早さの低さがネックで少々使いにくさを感じます。

覚えられる技自体は幅広く器用で『のろい』『おいかぜ』『ワイドガード』、ポケモンSVでは『とんぼがえり』に『ボディプレス』も使えるようになりました。

その見た目からいつかドラゴンタイプに進化するのでは…と期待している人も多く、実際に『りゅうのまい』『げきりん』『ドラゴンテール』を覚えられ、もともとアローラナッシーの専用技だった『ドラゴンハンマー』も過去作では習得可能でした。

くさ・ドラゴンの複合タイプはすでに『カジッチュ』『アップリュー』『タルップル』がいますが、天候を活かすのであればトロピウスの方が有利に働きますし、パーティの編成も幅が広がりそうです。

むしタイプと同じようにくさタイプも弱点が多く不遇な存在で、それを補うように近年では『ゴリランダー』や『マスカーニャ』などかなり強力な技やとくせいを備えたポケモンが増えてきたため、トロピウスも進化するのであれば相当な強化が期待できる…かもしれません。

進化するとしてもDLCではなく次回作…?

というわけで今回は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレットで進化して欲しかったポケモン』を5匹まとめてみましたが、やはり特にデリバードはノコッチやキリンリキに続いて進化してほしかった…と思います。

あともう1歩強化されたら嬉しいポケモンは他にも多く、『ザングース』や『ハブネーク』、『ブーピッグ』『ノクタス』なども思い浮かぶのですが、今作でも正直オコリザルやキリキザンが進化するとは思っていなかったので、今後誰が進化するのかは予想が難しいところです。

『ポケットモンスター ソード・シールド』ではDLCで新たなポケモンが追加されましたが、既存のポケモンに新たな進化系が追加されることはありませんでした。

しかしポケモンSVは2023年春に『POKEMON HOME』との提携が予定されていて、『ポケモンレジェンズ アルセウス』に登場したヒスイ地方のポケモンが連れてこれるようになるので、そのタイミングで他のポケモンが一緒に増える可能性もある…?のかもしれません。

ヒスイ地方のポケモンがPOKEMON HOMEからしか連れてこれないとなると入手条件がかなり限られてしまいますが、ポケモンSVの世界にどのような形で登場するのか、ポケモン図鑑はどうなるのか…今から気になるところです。

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