どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)が発売されて今年で6年目、完全新作はもちろん『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』や『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』などなど…多くの名作がリマスター・リメイクされてきました。
そして2023年2月24日には2011年に発売された『星のカービィ Wii』のリメイク作、『星のカービィ Wii デラックス』の発売も予定されていて、紹介映像を見ると私も友達の家で遊んでいたころを思い出します。
『スカ』だったキャラクターにもコピー能力?
そんな『星のカービィ Wii』は『星のカービィ64』から11年もの時間をかけて開発された大作ですが、その間に3つもの試作品がボツになった経緯を持っています。
中でも絵本のようなグラフィックで描かれた試作3作目は『コピー能力を一新』する予定だったらしく、完成していたらどのようなカービィに仕上がったのか…気になるところです。
『星のカービィ3』では『ブルームハッター』から『クリーン』をコピーできるようになったり、『星のカービィ スターアライズ』では『コモ』から『スパイダー』をコピーできるようになったり…、スカだった敵キャラクターにコピー能力が追加されたこともあったので、コピー能力を総とっかえ…となればいろいろな敵に新しい能力が付与されていたのかもしれません。
というわけで今回は、『いつかコピー能力を持ちそうなスカの敵キャラクター』をいくつか予想して簡単に紹介してみようと思います!
するどいキバが特徴的な『ゲイター』や『パクト』
カービィ最大の特徴といえば『すいこみ』による『ほおばり』ですが、敵キャラクターにもカービィを頬張ろうとを飛び掛かってくるものがいます。
『星のカービィ スーパーデラックス』などに登場する『ゲイター』は小さなワニのような見た目をしていて、カービィが近づくと小さなジャンプで飛び掛かり、しばらくカービィが動けなくなるほど執拗に噛みついてきました。
近寄りさえしなければコピー能力で対処しやすく、吸い込んでもそのまま倒せるのであまり苦戦はしませんが、緑の他にも紫やオレンジと様々な色のゲイターが登場するので、意外と印象には残りやすいと思います。
カービィはこれまでも『ウィング』や『アニマル』、『ビートル』といった生き物の力を借りたコピー能力がありましたが、するどいキバを武器にしたコピーは未だに実装されたことがありません。
まるごと吸い込むのがカービィの特徴なので、カービィの口にギザギザのキバが生えるのは違和感が大きそうですが…ワニの形をした被り物などで噛みつくのは攻撃としてもビジュアルとしても面白そうです。
大きな口やキバを特徴としている敵キャラクターは他にも多く存在し、中でも黄色い大きな体に1つ目の『パクト』は特に印象的な姿で、最新作『星のカービィ ディスカバリー』にも登場しました。
天井や床下などに潜み、カービィが近づくと飛び出して食らいつこうとするのは初出の『星のカービィ3』から変わっておらず、実は25年近く活躍している敵キャラクターでもあります。
当初はその巨大さからカービィも吸い込めませんでしたが、『星のカービィ Wii』では『がんばりすいこみ』で頬張れるようになっていて、すっぴん状態でも対処しやすくなりました。
ゲイターもパクトも爬虫類のような特徴を持っているので、キバにこだわらずともワニに近しいコピー能力はあったらなかなか楽しそうだな…と思います。
ウィングとは違った羽のコピーを得られそうな『バブット』
カービィはすっぴんでも『ホバリング』で空を飛べますが、『ジェット』など飛行能力をより高めるコピー能力もいくつかあって、使いこなせればかなり快適に空中も移動できます。
中でも『ウィング』や『エンジェル』はカービィに翼が生え、より自由に空を飛べるようになりますが…他にも新しい飛行系のコピー能力は考えられるかもしれません。
例えば『星のカービィ3』や『星のカービィWii』などに登場した『バブット』は小さなコウモリのような見た目をした敵キャラクターで、そのまま『コウモリ』や、少し飛躍して『ドラキュラ』なんて能力はあってもおかしくなさそうです。
バブットは天井に逆さまに張り付いて待ち伏せし、カービィを見つけるとゆっくりと飛びながら近づいてきて、(血があるかは分かりませんが)血を吸おうと噛み付いてきます。
カービィは敵を丸のみにするので、やはり『噛みつき』のイメージはありませんが、コウモリの羽や超音波をモチーフにした攻撃は操作して楽しそうだと思います。
コウモリがベースになっている敵キャラクターは他にも『フラッパー』『バットン』『バッティー』など数多くいるので、一度コピー能力として根付けば多くのタイトルで活躍できるポテンシャルは十分にありそうです。
一方で調べてみるとドラキュラやヴァンパイアをモチーフにした敵キャラクターはほとんどおらず、『星のカービィ ディスカバリー』に『びっくりホラーハウス』というステージはあるものの、シリーズ全体を通してホラーが題材になったエリア自体はかなり少なかったりします。
ヴァンパイアといえば様々なゲームや映画の題材になるほど有名な怪物であり、『不死者の王』ともいわれる強大な力を持っているので、カービィのコピー能力…というよりはボスに向いた要素かもしれません。
『ドラキュラ』がコピー能力になればコウモリに変身して飛行したり様々なことができそうですが、ニンニクや日光を苦手としたり、川を渡れない、十字架を嫌う…など弱点も多いので、思いのほか再現は難しいところもありそうです。
包帯が新しい能力になりそうな『マンビーズ』
全身が包帯にくるまれた『マンビーズ』は比較的知名度の高い敵キャラクターで、初代の『星のカービィ』から最新作『星のカービィ ディスカバリー』まで幅広く登場しています。
特別な特殊能力を持っているわけではなく、どちらかといえばゆっくりと空中を漂っている障害物に近い敵キャラクターですが、その見た目からはいかにも只者ではない気配を感じます。
カービィはマンビーズを吸い込めないのでコピー能力を持たせられるのか…?とも思えますが、『星のカービィ3』ではリックやチュチュの力を借りれば頬張って飲み込めるので、カービィが食べられない…というわけではないようです。
もしマンビーズにコピー能力があったら『ミイラ』のような名前になりそうですが、マンビーズの形状が丸っこくてカービィにも似ているので、たとえカービィが包帯でグルグル巻きになっても意外と違和感は感じにくい…気もします。
包帯を伸ばして攻撃するのは『ウィップ』にも近しくなりそうですが、包帯だと『叩く』というより『巻き取る』攻撃が主になりそうなので、投げ技が中心のコピー能力も面白そうです。
作品によってはお化けのように突然姿を消したり、赤い目を光らせながらカービィの後ろを追ってきたり動きに差があるので、マンビーズ自身もいつか包帯を活かした攻撃を仕掛けてくる日がくるかもしれません。
過去のシリーズを思い返してみると砂漠ステージは定番ですが、意外とピラミッドをモチーフにしたステージは少なく、『星のカービィ64』も王家の墓というより古代文明の基地のような存在でした。
『ミイラ』というだけでは要素が少ないようにも思えますが、先ほどの『バブット』と統合して『ハロウィン』みたいなコピー能力になっても楽しそうです。
お化けをモチーフにしたコピー能力はその名の通り『ゴースト』しかまだないので、もっと様々な怪物や伝説を取り入れた能力も使ってみたいところです。
かつて『スロウ』の能力を持っていた『ローリングタートル』
2022年に生誕30周年を迎えた『星のカービィ』ですが、1993年に発売された『星のカービィ 夢の泉の物語』には『ローリングタートル』という中ボスが登場しました。
ローリングタートルを吸い込むと『スロウ』という能力をコピーできたのですが、この中ボスは他の作品に登場しておらず、リメイク作である『星のカービィ 夢の泉デラックス』でも『ファンファン』に差し替えられています。
子供のような亀を投げるのが倫理的に良くなかったから、見た目がガチャピンに似ていたから…など様々な説が出ていますが真偽は不明で、30年にわたって再登場は一切していません。
今では『バグジー』などから『スープレックス』をコピーできるので、あえてスロウを復活させる意味は少ないですが、いっそ亀の要素から『タートル』や『シェル』といった能力に変えて再登場も面白いと思います。
亀といえば足が遅くあまり攻撃的な印象はありませんが…、頑丈な甲羅を活かして動き回っても良いですし、パラソルのように上からの攻撃を守ってくれるだけでも十分な個性がありそうです。
甲羅の部分に着目するのであれば吸い込む敵キャラクターを亀に限定する必要もなく、ヤドカリの見た目をした『コナー』などからもコピーできるようになるかもしれません。
守りの堅いコピー能力といえば『ストーン』や『メタル』がすでにあって、どちらもほとんどの攻撃を防げるほど高い防御力を持っていますが、代わりに移動に関しては大きな制限が課せられていました。
防御的でありながら機動力も両立したコピー能力は過去作を見てもそこまで多くないので、個人的には実装して欲しい能力なのですが、まずローリングタートルが復活できるのか…そこから気になるところです。
タートルは動きが遅いから『スロウ(スロー)』…というダジャレの効いたコピー能力でしたが、より亀の特徴を活かして、30年ぶりに再び中ボスとして登場したらそれだけでかなりの話題になる…かもしれません。
もともとはコピー能力を持っていたかも…?『ラブリー』
1996年にスーパーファミコンで発売された『星のカービィ スーパーデラックス』は今でも高い人気を持っていて、2人同時プレイが可能になったり、1つのコピー能力からコマンドで様々な技が繰り出せるようになったり…多くの新要素が追加されました。
『ミラー』『ニンジャ』『ヨーヨー』など個性的なコピー能力も登場しましたが、『星のカービィ アートスタイルコレクション』によると残念ながらボツになってしまったコピーもあったらしく、トランプを投げて攻撃する『カード』や大きな注射器を持った『ドネート』など…、のちの作品につながっていそうな能力も見られます。
そんなボツになったコピー能力の中で気になるのが『フラワー』で、可愛らしい華やかな能力…と思いきや、ワドルディに花を突き刺してじわじわとダメージを与えるような少し怖いイラストが掲載されていました。
『星のカービィ Wii』では草を操って攻撃する『リーフ』が登場しましたが、このイラストを見る限りフラワーは思った以上にリーフと違った能力が考えられていたのかもしれません。
シリーズを通して植物をモチーフにした敵キャラクターはそれなりに多く、スーパーデラックスでも『ラブリー』という大きな花の敵が初登場しました。
ラブリーはカービィが吸い込めない敵でしたが、もしフラワーのコピー能力が実現していたら、このラブリーから能力を得る手段がなにかあったのかもしれません。
2014年に3DSで発売された『星のカービィ トリプルデラックス』には『ビートル』『サーカス』『ベル』『スナイパー』のコピー能力が新たに登場しましたが、植物と大きな関りを持つ本作でフラワーのコピーも使ってみたかったところです。
ちなみにボツとなったコピー能力には『トノサマ』『マント』『サテライト』など、他にも気になるものがいくつもあるので、いつか満を持して登場…なんて可能性も十分あり得そうだと思います。
突然日の目を浴びる敵キャラクターもいるのかも?
というわけで今回は『いつかコピー能力を持ちそうなスカの敵キャラクター』をいくつか紹介してみましたが、ブルームハッターやコモが『スターアライズ』でフレンズにまでなったように、いつか突然活躍の機会が与えられる敵キャラクターも今後出てくるかもしれません。
後々で考えればローリングタートルはもともとコピー能力を持っているので、今回の記事の趣旨とは少し外れていましたが…、新たなコピー能力を引っ提げて30年ぶりの復活もぜひ期待したいところです。
今や仲間との合体や、コピー能力ミックスなど特殊なものも含めれば100を超えるカービィの能力ですが、既存の『スカ』敵キャラクターから連想するのも、子供時代の妄想をちょっと思い出して面白いものでした。
『星のカービィ Wii デラックス』では既存の24種類のコピー能力にとどまらず、『アーマー』と『サンド』が新たに追加されていてどのようなアクションが繰り出せるのか、そしてどの敵キャラクターからコピーできるのか…今から使ってみるのが楽しみです。
コメント
チップを吸い込むことでしっぽで戦うコピー能力「テイル」とかあったら面白そう…
ウィップと性能被っちゃいそうだけど
しっぽを使うの良いですね!ゲームによってはしっぽでフックに掴まる、プロペラにして空を飛ぶ…なんてキャラクターもいるので、意外と汎用性も高いのかも…?