カミッチュが『藍の円盤』では進化する?進化系がどのようなものか予想してみた

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2023年9月13日から配信開始となった『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のDLC『ゼロの秘宝』ですが、現在は前編に当たる『碧の仮面』が遊べるようになっています。

舞台となる『キタカミの里』の姉弟『ゼイユ』『スグリ』と、昔話に伝わるポケモン『オーガポン』を取り巻く物語はコンパクトながら濃密なもので、今から後編に当たる『藍の円盤』の配信も楽しみな今日この頃です。

進化系がある?スグリの手持ちにもいた『カミッチュ』

そんな『ゼロの秘宝前編 碧の仮面』には完全新規となるポケモンもいくつか登場していて、『チャデス』や『ヤバソチャ』、『イイネイヌ』を始めとした『ともっこ』の3匹など…いずれもかなり個性的な特徴を持っています。

中でも『カジッチュ』の新たな進化系であり、スグリも手持ちに入れていた『カミッチュ』はまるでりんご飴のような見た目で、何ともいえない可愛らしさが印象的でした。

そんなカミッチュはどうやら本来進化前のポケモンにしか効果のない『しんかのきせき』が適用されるらしく、DLC後編の『藍の円盤』にてまだ見ぬ進化系が登場するのではないか…?と噂されています。

この噂に関する真偽は明らかではありませんが、もしカミッチュの進化が本当だとしたらどのようなものになるのか、今回はちょっと予想してみようと思います!

りんごの中の2匹のカジッチュがそれぞれ進化する?

『カジッチュ』を『カミッチュ』に進化させるには、カミキタの里の無人販売所に売られている『みついりりんご』を使う必要があって、この地域だけで栽培される特別なりんごだからこその進化とされています。

カミッチュはカジッチュと比べると全体的に一回り大きくなっており、りんごも真っ赤なミツで覆われていますが、全体のフォルムはそこまで変わっておらず、初めて見たとき進化系ではなくリージョンフォームの一種だと勘違いした方も少なくないようです。

しかし図鑑の説明文を読むとその生態はカジッチュと大きく違い、どうやらりんごの中には2匹のカジッチュが同居しているらしく、りんごから飛び出ている頭と尻尾はそれぞれ別のカジッチュだと説明されています。

頭を出している方が『そとッチュ』、尻尾を出している方が『なかッチュ』と呼ばれていて、進化に応じて数を増やすという点では『レアコイル』や『ダグトリオ』などに近いのかもしれません。

その生態系を踏まえたうえで進化系を予想するのであれば、その2匹のカジッチュがそれぞれ成長してパワーアップするか、『ギギギアル』や『サザンドラ』のようにさらに数を増やすか、もしくは『ジバコイル』のように合体してより大きな個体になるか、のいずれかではないかと思います。

どれも可能性としては十分あり得そうですが…、りんご飴といえば『碧の仮面』でも『オモテ祭り』の縁日で売られていて、スグリに買ってもらった思い出の品でもありました。

カミッチュの中に2匹のカジッチュが共存しているのであれば、それぞれが成長して2つのりんご飴になり、『藍の円盤』でスグリの手持ちに入っている…なんてのも、まるで縁日で分け合ったりんご飴のようでオシャレな気がします。

しかしもともとカジッチュに『みついりりんご』を使って進化する特殊なポケモンだったので、普通のレベルアップで進化するとは考えにくく、また何かアイテムが必要になるのか、もしくは特別な条件を満たす必要があるのかも気になるところです。

『碧の仮面』で進化系が見つかっていないということは、『藍の円盤』でしか満たせない条件が課されている可能性も高く、スグリの性格の変化や行動が進化のヒントになっていたりもするのかもしれません。

進化でタイプまで変わる?スグリらしき人物の服装は『炎』がモチーフ

『碧の仮面』ではキタカミの里を舞台に『オーガポン』関連のお話を体験できましたが、あくまで『ゼロの秘宝』の前編であり、後編『藍の円盤』への前日譚という印象もありました。

特に印象的なのは、キタカミで知り合ったブルーベリー学園の生徒『ゼイユ』と『スグリ』の考え方の変化で、よそ者を嫌っていたゼイユは主人公を信頼するようになった一方、おとなしくて心優しかったスグリは主人公に対抗心を燃やすようになってしまいます。

『碧の仮面』のエンディングでもスグリはどこか雰囲気が変わった様子でしたが、『藍の円盤』ではどのような形で登場するか未だ明らかになっておらず、もしかしてラスボスに当たるのでは…?と予想されている方も多いようです。

そんな『ゼロの秘宝』については、現在ポケモン公式YouTubeチャンネルでトレーラーが公開されていて、3rd Trailerには顔の隠れたタンクトップの生徒が一瞬映っており、彼こそがスグリではないかと話題になっていました。

『碧の仮面』では引っ込み思案でおどおどした性格でしたが、そのトレーラーのスグリらしき人物はモンスターボールが炎で燃えるような力強いデザインのタンクトップを着ていて、かなり服装のイメージも違っています。

そもそも『スグリらしい』というだけで実は別人…な可能性も捨てきれないものの、服装はそのトレーナーの扱うポケモンのタイプを表していることも多く、もしかしたらほのおタイプが何か関わっていたりするのかもしれません。

カジッチュの進化系であるカミッチュ、アップリュー、タルップルはいずれも『くさ・ドラゴン』の複合タイプでしたが、ここにきて『ほのお・ドラゴン』など別のタイプに進化する可能性も少なからずありそうです。

(そもそもが植物のりんごモチーフではありますが)

日本は古くから火に神聖な力が宿ると信じられていて、キタカミのモデルとなった東北地方にも『青森ねぶた祭』や『松明あかし』など伝統的な火祭りが続いており、カミッチュの赤いミツをそんな炎に見立てた進化…なんてのも面白いのではないかと思います。

とはいえ、カミッチュは体のミツを活かした専用技『みずあめボム』を習得できて、もちろん進化後も引き続き使えることを考えれば、りんご飴が根本のモチーフであることは変わりなさそうです。

りんごにまつわる神話で考えると進化後が見えてくる?

カジッチュの進化系はすでに『アップリュー』と『タルップル』が存在し、どちらも確かにりんごがベースになっていますが、その見た目の方向性は大きく違っていました。

特にタルップルは見るからにアップルパイがモチーフ…のみならず、実は両方ともりんごにまつわる神話がデザインのモデルともいわれているので、カミッチュの進化系も同じような方向性なのかもしれません。

アップリューは旧約聖書においてアダムとイヴをそそのかし、りんごを食べさせたヘビがモデルと考えられていて、このヘビの正体はキリスト教において『リヴァイアサン』ではないかとされています。

リヴァイアサンは創作物においても非常にメジャーな存在で、さすがにアップリューにそこまでの強大さは感じませんが、確かにヘビがモチーフといわれればその見た目も納得できます。

そしてタルップルは同じく神話上の生物『タラスク』がモデルといわれており、こちらはまさにカメのような甲羅を背負ったドラゴンで、先ほどのリヴァイアサンの子供として伝えられているようです。

まるで連想ゲームのようではありますが、『りんご』から『禁断の果実』『アダムとイブ』『彼らをそそのかしたヘビ』『リヴァイアサン』『その子供に当たるタラスク』とデザインのイメージが作られた可能性はあるのかもしれません。

そうなるとカミッチュの進化系は何が当てはまるのか…ですが、旧約聖書においてリヴァイアサンとの対比で語られる生物が『ベヒモス』で、海と関連付けられるリヴァイアサンに対してベヒモスは陸の獣と伝えられています。

ベヒモスは牛やサイ、カバのような姿で描かれることが多く、古代の豊穣のシンボルと扱われることもあるため、自然豊かなキタカミの里とはなんとなくモチーフの相性も良いように思えます。

しかし、ただベヒモスをモチーフに進化させるだけであれば、そもそも中間にカミッチュを挟む必要がないので、やはり『りんご飴』という要素や特徴を踏まえたうえで進化系もデザインされていそうです。

どのようなドラゴンの姿を見せてくれるのか

というわけで今回は『しんかのきせき』の適用で話題になっている『カミッチュ』について、どのような進化を遂げるのか簡単に予想してみましたが、いずれにせよ『藍の円盤』ではスグリの新たなエースポケモンとして活躍するのではないかと期待しています。

アップリューもタルップルもりんごのモチーフは崩さず、中のドラゴンが成長した姿になっていますが、カミッチュはどのようなドラゴンの姿を見せてくれるのか今から楽しみです。

ちなみに種族値の合計はアップリューもタルップルもカミッチュも同じなので、もしカミッチュだけ進化するとなれば能力的にも頭一つ抜き出た存在になるかもしれません。

現段階でも『しんかのきせき』を適用させたカミッチュはかなりの耐久力を誇っており、『みずあめボム』や『ドラゴンテール』でトリッキーな戦い方ができるそうなので、進化でどのように差別化されるのかも注目したいところです。

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