ハイラル旅行記#5 ハイラル軍駐屯地跡【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】

ハイラル旅行記
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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2023年も気が付けば10月、2024年まで早くもあと3ヶ月を切りましたが、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の各地を紹介する『ハイラル旅行記』はこれで第5回目を迎えます。

当初はもっと早いペースで更新しようと思っていたのですがなかなか手を付けられていなかったので、今年中にもう少し記事を増やしたいな…と思う今日この頃です。

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兵士たちの暮らしと大戦の爪痕が残る『ハイラル駐屯地跡』

地方中央ハイラル
位置ハイラル城下町から街道沿いに南

中央ハイラルには『唄ドリの草原』と『風見の草原』という大きな草原地帯が2つありますが、その間を通る街道沿いに位置するのが『ハイラル駐屯地跡』です。

ゲーム序盤の拠点となる『監視砦』から南下すればすぐにたどり着ける場所で、そこにはかつてハイラル王家を支える兵士の拠点として使われていたであろう砦がいくつも残されていました。

今や人の暮らしている様子はどこにも見えず、拠点としての機能を失った駐屯地跡は何ともいえない物悲しさが漂っていますが、今回は写真を添えて簡単に紹介してみようと思います!

多くの兵士たちが駐在したと思われる軍事施設跡

駐屯地とは兵士たちが作戦行動のために使用する軍事基地のことで、この『ハイラル駐屯地跡』もハイラル王家に仕える多くの兵士たちが利用していたと思わしき拠点の跡地です。

中央ハイラルのさらに中心に位置し、街道沿いに作られたこの場所は交通の利便性も高く、有事の際にすぐ対応できるよう兵士たちは常にここで準備をしていたのかもしれません。

およそ100年前、厄災ガノンによって引き起こされた大戦の影響を色濃く残す場所でもあり、兵士の宿舎として使われていたであろう砦などはすべて破壊されていて、現在は人影も時折行商人が通りかかる程度でしか見られないようです。

建物の跡地には『ボコブリン』や『モリブリン』といった魔物が住み着いていますが、その数はごく少数で、かつて多くの兵士が詰め寄せていたとは思えないほど物静かな雰囲気が漂っています。

わずかに残された建物の壁にはツタが絡み、石畳にはコケが生え、辺りには兵士たちが使用していたと思わしき錆びた武器や盾などがいくつも散乱していて、厄災ガノンによる侵攻の苛烈さと、100年以上にも及ぶ時の流れの両方を感じ取れます。

また、建物の中をよく見るとかつて使われていたであろうテーブルやイス、ベッドなど家具の残骸がそのまま放置されていて、当時の生活の様子もわずかながらに見えてきます。

駐屯地跡の中心には一層目を引く巨大な噴水が造られていて、今や残念ながら水を噴き上げることはありませんが、シンボルとしての存在感は変わらずに健在です。

噴水は装飾的な意味合いだけでなく、乾燥した空気に水分を散らして清涼感を演出したり、兵士に水を供給したりと様々な役割も兼ね備えているので、実はこの施設を支えてきた重要なオブジェ…だったのかもしれません。

現在の中央ハイラルは志願兵による自警団に治安を任せている部分もあり、国に仕える兵士は大戦以降で相当減ってしまったようなので、100年前の駐屯地はどれだけの賑わいをみせていたのか…気になるところです。

施設の外れにある柔らかい土は厩舎や農場の名残か?

兵士の拠点として作られた砦は全体的に石造りで堅牢な雰囲気がありますが、少し南に外れた場所には木の柵で囲われた柔らかい土のエリアがあって、近くには壊れた小屋や荷車も見られます。

具体的にここがどのように活用されていたのかは定かではないものの、多くの兵士をこの駐屯地で抱えていたのであれば、農地として活用し多少なりとも食料の確保に役立てていたのではないかと思います。

中央ハイラルは他の地方と比べると意外にも特産物が少ない…とはいえ、『ゴーゴーニンジン』や『ハイラルトマト』であれば問題なく育てられそうで、軍事施設でありながらどことなく平和な時代を連想させます。

農地以外の用途であれば動物のための厩舎も考えられて、現在多くの馬宿で飼育されている『コッコ』や『コウゲンヒツジ』などはもちろん、兵士の移動に欠かせない馬の休息のために活用されていた可能性もありそうです。

ちなみに今となってはただ柔らかい土が盛られているだけですが、なぜかよく見れば土の中には宝箱が埋まっていて、なおのことどのような目的で使われていたのか謎に包まれています。

もしかしたら厄災ガノンによる侵攻の真っ最中に、駐屯地の兵士が風化を免れるよう大切な装備品を箱に詰めて地面の中に隠していた…なんてこともあったのかもしれません。

かつてのハイラル王家を支えた重要な施設

というわけで今回紹介した『ハイラル軍駐屯地跡』は、大戦によって砦の大部分が破壊されているものの、その名の通りハイラル王家を支えていた軍の要所として機能していたようです。

本作では『ハイリア兵の鎧』など軍に支給されていたと思わしき防具がいくつか登場しますが、今やハイラル王家に仕える兵士ですら装備している人はほとんどおらず、100年以上が経過した今になっても軍を立て直すのは容易ではないことがうかがえます。

次回はこのハイラル軍駐屯地跡から街道沿いに東に進めば見えてくる『メーベの町跡』と『平原の牧場跡』を紹介しようと考えています。

この2ヵ所はマップには別々に表示されていますが、距離が近く、よく見れば町から通じる小さな道も作られていたので、その辺りも合わせて写真と共に紹介する予定です!

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