【スーパーマリオ】クリボーは本当にシリーズ最弱の敵キャラなのか調べてみた

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こんにちは、こんばんは、『みう太』と書いて『みうた』と申します!(Xアカウント

2023年に『スーパーマリオRPG』、2024年には『ペーパーマリオRPG』のリメイクがNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)にて発売され、昔を懐かしみながらプレイされている方も多いのではないかと思います。

RPGといえばレベル上げも重要な要素ですが、レベルが低くとも戦い方の工夫次第で切り抜けられるバランスに完成度の高さを感じるところです。

クリボーは本当に『キング・オブ・ザコ』?

そんな『ペーパーマリオRPG』には様々な敵キャラクターが登場しますが、『クリボー』に対してクリスチーヌが『ものしり』をすると『キング・オブ・ザコ』と説明されます。

これは前作『マリオストーリー』でも同様で、クリオも『ザコの中のザコ』とクリボーを説明しており、確かに初代『スーパーマリオブラザーズ』から代表的なザコ敵として登場しました。

クリボーといえば基本的に画面を歩くだけで、踏めば簡単に倒せる最弱の敵キャラ…というイメージも強いですが、本当にすべての作品においてキング・オブ・ザコと呼べるのかは気になるところです。

というわけで今回は、クリボーにキング・オブ・ザコの称号は相応しいのか、『クリボーより弱い敵キャラクター』をいくつか探してみようと思います!

明確にクリボーより弱いスーパーマリオRPGの『ノコへい』

2023年11月17日にリメイク版が発売された『スーパーマリオRPG』でもクリボーは登場しますが、やはりステータスは低く、基本的にアクションコマンドが成功すれば一撃で倒せるほどのHPしかありません。

しかし本作においてマリオが最初に出会う敵キャラクターはクリボーではなく、『クッパ城』を守る『ノコへい』で、彼らはマリオの侵入を食い止めるべく勝負を挑んできます。

ノコへいはアーマーで武装したノコノコのような見た目をしていて、素手による物理的な攻撃を得意としていますが、あろうことかステータスはまさかのクリボー以下であり、明確に『クリボーより弱いザコ敵』として登場しました。

リメイク版のモンスターリストによるとヘルメットで前がよく見えず、勘でパンチを繰り出していると説明されているので、どうやら身を守るための装備が裏目に出て弱体化していたようです。

こんな実力でクッパ城の見張りを任せて大丈夫なのか…?と不安にもなりますが、決してすべてのノコへいが弱いわけではなく、十分な実力を備えた『ノコへいレッド』という上位種も存在します。

また、クッパの部下であったノコへいの『ノコヤン』はジャッキーの道場で体を鍛え直し、なんと通常のノコへいの60倍ものHPを持っているので、クッパ城のノコへいは鍛錬がほとんどない状態だったのかもしれません。

触るだけで倒せるワリオランドの『クリクリ』

1989年にゲームボーイで発売された『スーパーマリオランド』は、1994年に『スーパーマリオランド3 ワリオランド』となり、その後も『ワリオランド』シリーズとして高い人気を集めました。

そんな初代ワリオランドでは、ワリオは自分のお城を建てるため海賊『ブラックシュガー団』の根城『キッチン島』に乗り込み、隠されたお宝や黄金像を持ち帰ろうと画策します。

キッチン島では海賊の一員だけでなく、数々の原生生物もワリオの前に立ちふさがりますが、最初に出会うであろう敵キャラクターが『クリクリ』です。

クリクリは『ただ歩き回る』という点においてクリボーと似ていますが、なんとクリクリは踏むのはもちろん、ただぶつかるだけでひっくり返ってしまうほど弱い敵キャラクターで、どうあってもワリオが負けることはありません。

クリクリが槍を持った姿の『ヤリクリ』も登場しますが、こちらも槍にさえ気を付けて体にぶつかればひっくり返せるので、根本的にあまり強くない種族のようです。

ただし、これはフィジカルの強いワリオだからこそ蹴散らせているのであって、もしマリオがクリクリにぶつかったとしたら…ダメージを受けるのはマリオ、という可能性はあるかもしれません。

ヨッシーアイランドを代表するザコ敵『ヘイホー』

『スーパーマリオ』シリーズを代表するザコ敵といえばクリボーに他なりませんが、1995年に発売された『ヨッシーアイランド』ではクリボーよりも『ヘイホー』が数多く登場し、その後のヨッシーシリーズにおいても定番のキャラクターになっています。

ヘイホーもクリボーと同じく基本的に画面を歩き回るだけで、踏んで倒せるだけでなく、ヨッシーが舌を伸ばして飲み込めばタマゴの補給にもなります。

中には小さくジャンプしながら近づいてくる『ムーンサルトヘイホー』も存在しますが、普通のヘイホーと同じく簡単に倒せるので、マリオシリーズのクリボーと同等の強さといえるでしょう。

しかしヘイホーは作品によって強さがまちまちで、初登場作品の『夢工場ドキドキパニック』では踏むだけでは倒せませんし、RPG関連のタイトルでも基本的にクリボーより強いステータスを持っています。

ところがヨッシーアイランドに限っては少し特殊で、本作においてはヘイホーが弱いだけでなく、クリボーが『踏みつけても倒せない』敵キャラクターなので、明確に強さに差がありました。

とはいえここまで強さの逆転している作品は珍しく、竹馬に乗ったりアクロバットなジャンプをしたり、というヘイホーの多彩さを見れば、やはりクリボーの方がトータルでは弱い…といえるかもしれません。

小さいクリボーは普通よりも強い?弱い?

1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』にクリボーが登場してからもうすぐ40年になりますが、これだけ長い歴史ともなれば、『パタクリボー』や『ほねクリボー』など様々な亜種も登場しています。

通常とは大きさの違うクリボーも多く、巨大化した『でかクリボー』や『ボスクリボー』もいれば、サイズの小さい『ちびクリボー』や『まめクリボー』も存在しており、まさに多種多様です。

サイズが小さくなれば当然パワーも落ちており、『スーパーマリオ64』のちびクリボーはぶつかってもダメージがありませんし、『スーパーマリオ オデッセイ』のまめクリボーも帽子投げで簡単に蹴散らせます。

しかし作品によっては小さいからこそ厄介な能力を持っていることもあって、例えば『スーパーマリオブラザーズ3』のまめクリボーはパタクリボーによって空中からばら撒かれ、マリオにまとわりつくことで動きを制限してきました。

また、『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』ではちびクリボーの大群『ちびクリボーぐんだん』が登場し、うっかり近づいたが最後、袋叩きにされてマリオの体力はあっという間に尽きてしまいます。

『キング・オブ・ザコ』であるクリボーが小さくなったとはいえ、『小さい』という個性も活かせばマリオに対抗できる、という良い見本であり、むしろ苦手意識を持っている方も多いのではないかと思います。

強さだけで比べるなら他にもいるが…

というわけで今回はクリボーが『キング・オブ・ザコ』と呼ばれていることに関連して、『クリボーより弱い敵キャラクター』をいくつか調べてみました。

しかし、単純な強さで比べるのであればもっと弱いキャラクターも存在するのですが、キング・オブ・ザコとは『マリオシリーズを代表する』という意味も含んでいるので、やはりクリボーの右に出るものはそうそういないのかもしれません。

また、確かにクリボーは『スーパーマリオブラザーズ』において単純な横移動しかしませんが、そのクリボーにやられてしまったプレイヤーも少なくないので、キングの称号はその功績を讃えて…という意味もあるのではないかと思います。

これからもマリオシリーズを代表するザコ敵でありながら、どの時代でも油断はできない強敵として活躍を続けていくのは間違いなさそうです。

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