『スーパーマリオRPG』のクッパが『かわいい』と話題になる理由を紹介してみる

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2023年11月17日に発売が予定されている『スーパーマリオRPG』ですが、スーパーファミコンのオリジナル版から27年ぶりのリメイクで、その発表に驚いた方は多かったのではないかと思います。

本作はこれまでのスーパーマリオとは一線を画したコミカルな演出が印象的で、リメイク版ではそれがどのように描かれているのか…今から発売が楽しみな今日この頃です。

これまでと一味違ったリアクションの『クッパ』

『スーパーマリオRPG』ではマリオの他にも4人のパーティメンバーがいて、オリジナルキャラクターの『マロ』と『ジーノ』のみならず、これまで共に戦うことがなかった『ピーチ』や『クッパ』まで仲間になるのはまさに前代未聞のできごとでした。

特にかつてキノコ王国を滅亡にまで追い込んだクッパがマリオの味方をし、表情豊かに喜んだり悲しんだりしている様子は、これまでの作品のイメージとまったく違うものだったと思います。

その描かれ方が相当印象深かったからか、調べてみると『スーパーマリオRPGのクッパはかわいい』という意見も多いようで、クッパのイメージ像をハッキリさせた作品としてものちのタイトルに大きな影響を与えています。

果たして『悪の大王』として君臨していたクッパがなぜ『かわいい』という印象になってしまったのか…、その理由を今回はいくつか紹介してみようと思います!

部下たちに見せる優しさと、垣間見える情けなさ

クッパはこれまでの作品でも『カメ一族』のボスとしてマリオの前に立ちふさがり、その圧倒的な力を持ってもともとキノコ族だった『クリボー』たちまで従えていました。

しかし過去作でクッパと部下たちの上下関係はあまり描かれたことがなく、ノコノコやパタパタたちがどのような気持ちでクッパに付き従っていたのかは定かではありません。

ところが『スーパーマリオRPG』はクッパのセリフが増えたことで部下に対する気持ちや、ちょっとした優しさが垣間見えるようになり、そこに何ともいえない『人間味』や『かわいらしさ』を感じる方は多かったようです。

例えば物語の序盤、クッパにさらわれたピーチ姫を救出するためマリオはクッパ城まで赴き、ワンワンに吊るされたシャンデリアの上で対峙することになります。

クッパのステータスは非常に高く、真っ向から戦っても効果的なダメージは与えられないものの、シャンデリアを咥えているワンワンの鎖を攻撃すればその支えが緩み、クッパも『ハナすんじゃないぞ!ぜったいハナすな!!がんばれ、ワンワン!』とかなり焦った様子を見せていました。

ここだけを切り取れば少々ボスとしての威厳がないようにも思えますが、その後『ブッキータワー』に閉じ込められていたワンワンを鎖から外してあげるときは『このコが ハズかしがっている。ちょっと むこうを むいてろ。』とマリオに告げ、意外にも細やかな配慮や気遣いができる一面も明らかになっています。

また、カジオー軍団の巨大な剣『カリバー』によってクッパ城を追い出されたクッパは、わずかな部下を率いてクッパ城の奪還を目指すものの、途中で脱落してしまったのか部下の数はみるみる減り、最終的にはクッパだけが残されてしまいます。

はぐれてしまったクリボーの『クリジェンヌ』やノコへいの『ノコヤン』とはその後『モンスタウン』で再会しますが、クッパ軍団を離れてすでに自分の幸せを見つけていた2人を咎めることはなく、『オマエは オマエの シアワセを さがすのダ! ゲンキでな!』とエールを送りました。

もちろん忠誠心の高い部下も多く、クリジェンヌはクッパを想って特別な装備品を用意していたり、カメックの『カメザード』はクッパを信じていち早くクッパ城に戻っていたり、ここまで軍としての結びつきが深く描かれたのはシリーズでも初めてだったと思います。

マリオに情けないところは見せたくないボスの意地

今作マリオとクッパには『カジオー』という共通の敵がいるため協力体制を取っていますが、もちろんクッパもマリオに対するライバル心は失っておらず、たびたび『マリオには負けたくない』というボスとしての意地が見られました。

例えば炭坑の町『ドゥカティ』ではマリオと合流する前のクッパ軍団が一時的に滞在していて、クッパ城を目指すものの旅路の途中で多くの部下が逃げ出してしまい、軍としての士気はかなり下がっていました。

しかしクッパは『いつでも どこでも、いちばんコワイのは ワガハイなのだ! そのワガハイが、シロから ふっとばされたなんて マリオのヤツに バレたら……… めちゃくちゃ カッコわるいのだ!!』と部下に言い放ち、絶対にマリオに弱みを見せたくない気持ちをあらわにしています。

ところがその後も続々と部下の離脱は止まらず、ついにはクリジェンヌを始めとした幹部もいなくなってしまい、『ブッキータワー』ではタワーを見つめながら『ああ、アノころに もどりたい…。』と、かつてのマリオとの戦いを思い返すほど内心落ち込んでいたようです。

この現場にマリオが通りかかると、落ちぶれたことを知られたくないクッパはなんとか威厳を保とうとするものの、つい『ゲンキにシテタカ!』と言ってしまい、『ナニ イッテルンダ…』と自分にツッコむ様子はかなり印象的でした。

そしてクッパは『ワガハイは シロに カエルとするか!』と言い残しブッキータワーを離れますが、もちろん帰るべき城はカジオー軍団に乗っ取られているのでこれは強がりで、またしてもクッパのボスとしてのプライドを強く感じるワンシーンだったと思います。

その後マリオたちの仲間になってからも、カギのかかった扉があれば率先して体当たりでこじ開けようと名乗りを上げたり、キノピオたちになぜクッパとマリオが一緒にいるのか聞かれると『仕方なくクッパ軍団に入れてあげた』と説明したり、どうにか面目を保とうとする姿は確かに少し可愛らしくみえるかもしれません。

とはいえクッパは間違いなくカメ一族のボスであり、その実力は申し分なく、戦いの面においては有り余るパワーをいかんなく発揮して貢献してくれました。

マリオとはライバルでありながらアイテムを使ってもらえば『Thank you!』と返したり、『ぶんなげグローブ』ではクッパがマリオを敵に投げつけて共闘(?)したり、なんだかんだと仲良さげな雰囲気が見え隠れしたのもこの作品からだったようです。

これまでの作品では見られなかったオーバーリアクション

圧倒的な存在感と実力を持つクッパでありながら、本作で『かわいい』という印象を持たれているのは、これまでの作品ではあまり印象になかった大きなリアクションを見せるようになったのも理由の1つではないかと思います。

例えばマロの故郷『マシュマロの国』では、マロの両親を始めとした多くの人が『マルガリータ』によって幽閉されていて、それを助けるためにクッパは持ち前のパワーで扉を破壊しようとしますが、捕らわれている中の人たちのことを考えてやめるように止められてしまいました。

するとマロに指図されたことを『コンカイは トクベツに みのがしてヤル!』と許すものの、クッパはマリオたちに背を向けて『ワガハイの デバンが……』と涙を流し、せっかくの見せ場を奪われたことを悲しむ姿はどこか哀愁も感じます。

旅先においてはマロだけでなくピーチやジーノにも意見を正されたり、力ずくで解決しようとすると即座に否定されたり…ないがしろにされることも多く、ある意味『物語の疑問点を出してくれるキャラクター』として重要なポジションだったかもしれません。

特に印象的なのは物語終盤、カジオーたちが根城としている『武器世界』でカジオー軍の幹部『カチョー』がマリオワールドの征服を想像していると、クッパは『オマエラごときにカッテなコトはさせんゾ!』と言い放つものの、カチョーはマリオのことしか見ておらず、クッパは無視されてしまいます。

その後の『イヤ、マリオじゃなくて、ワガハイが シュヤクなんだってバ。』という言葉もやはりカチョーには届かず、完全に眼中には入っていなかったようで、その不憫さはこれまでの作品では見られない描かれ方でした。

他にも腕を振り上げて怒ったり、前のめりに大げさに倒れたりとオーバーリアクションが多く、その様子は見ているだけでも飽きません。

少しクッパには気の毒かもしれませんが、カメ一族のボスとして面目を保とうと奮闘するも空回りし、慌てふためく様子に注目してみるとまた一層親しみやすさを感じるのではないかと思います。

かつてはキノコ王国を滅ぼすほどの巨悪として描かれていたのが嘘のようで、このコミカルなキャラクター性がのちの作品に与えた影響は計り知れないほどです。

リメイク版ではどのように動くのか今から楽しみ

というわけで今回は『スーパーマリオRPG』におけるクッパが『かわいい』といわれている理由をいくつか挙げてみましたが、やはりセリフや感情表現はもちろん、いかなるときも身振り手振りを交えているのが大きな理由でもあったかもしれません。

スーパーファミコンの当時でもこういった動きが感じ取れていたので、様々な演出が強化されたリメイク版ではどのように描かれているのか、今から発売が楽しみです。

ちなみにこの記事を書いている2023年9月15日はちょうど前日に『Nintendo Direct』が配信され、ニンテンドースイッチ版『スーパーマリオRPG』の続報もいくつか明かされたタイミングでした。

どうやらパーティメンバーの組み合わせによって異なる合体攻撃まで新たに追加されているそうなので、クッパがマリオたちとどのような合わせ技を繰り出すのか…そちらにも注目したいと思います!

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