新作のマリオシリーズ本編でいつか復活してほしい『レアな変身』を6つまとめてみた

任天堂のゲーム
広告

どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

実は近頃ブログのネタにもなるかと思い、1990年代のレトロゲームを少しずつプレイしているのですが、今では『ニンテンドースイッチオンライン』や『ニンテンドー クラシックミニ』などで触れやすいのはありがたいところです。

私も小さい頃から家でスーパーファミコンをよく遊んでいましたが、『スーパーマリオワールド』や『星のカービィ スーパーデラックス』は当時親と遊んでいた記憶もあって、かつて熱中していたゲームを懐かしみながら進めています。

シリーズを重ねて増えたマリオの変身姿

そんなスーパーマリオシリーズも生誕から35年以上が経ち、数々のキャラクターやアイテム、ステージなどが生み出されてきました。

そしてアイテムには『ファイアフラワー』や『スーパースター』などマリオをパワーアップさせるものも多く、細かいものまで含めればマリオの変身も40種類以上にもなるようです。

『ファイアマリオ』『マントマリオ』などシリーズを通してメジャーなものから、近年では『プロベラマリオ』『ブーメランマリオ』『ネコマリオ』などなど…、記憶に強く残っているものも多いかと思います。

しかしその一方であまり出番の多くないパワーアップアイテムもいくつかあり…、言われて『そういえばあったね』と思い出すものもあるかもしれません。

というわけで今回は『またいつか復活して欲しいマリオの変身やパワーアップ』をいくつか調べて紹介しようと思います!

クリボーのクツを奪ってパワーアップする『クツマリオ』

1985年にファミコンで発売され一世を風靡した『スーパーマリオブラザーズ』ですが、その3作目に当たる『スーパーマリオブラザーズ3』では過去作より大幅なパワーアップを遂げ、キャラクターの数やBGMのバリエーションなども非常に多くなりました。

マリオのパワーアップも『ファイアマリオ』と『無敵マリオ』に加えて『しっぽマリオ』『タヌキマリオ』『カエルマリオ』『ハンマーマリオ』『地蔵マリオ』と、これまででは考えられないほど様々な能力とアクションが追加されています。

そしてその中でもちょっと特殊な変身が『クツマリオ』で、これは一般的なアイテムを手に入れるパワーアップとは違い、『クツクリボー』という敵を倒してクツを奪うことで見られる姿です。

ただ大きなクツを履いただけ…と思うかもしれませんが、これが想像以上に強力で、本来は踏めないようなパックンフラワーやトゲゾーを踏みつけて倒せたり、無敵のブラックパックンの上も平然と立てるようになります。

両足が大きなクツの中に入ってしまうので、普通には歩けず小さなジャンプを繰り返すような移動になり、それに慣れるまでは操作が少し難しく感じるかもしれませんが…、そのインパクトの強さから覚えてる方も多いのではないかと思います。

クツクリボーが登場するマップは5-3の1ステージだけで、それだけ貴重なパワーアップなのですが、その個性は近年のスーパーマリオシリーズに復活しても十分通用しそうです。

また、『スーパーマリオメーカー』シリーズではこのクツマリオが実装されているので、スーパーマリオブラザーズ3を触ったことがないという方も、マリオメーカーで触れてみるのは面白いかもしれません。


壁に反射するボールを投げられる『スーパーボールマリオ』

1989年に発売された『スーパーマリオランド』は、ゲームボーイで発売されその手軽さから日本でも400万本以上の売り上げを記録、今ではおなじみになった『デイジー』の初登場作品としても知られています。

舞台がこれまでのキノコ王国ではなく『サラサ・ランド』なのもあり、クリボーではなく『チビボー』だったり、ノコノコではなく『ノコボン』だったり、似ていながらも微妙に違う種族のキャラクターが多く登場しました。

アイテムもその土地柄からなのか『ファイアフラワー』ではなく『スーパーボールフラワー』が存在し、これを取るとスーパーボールを投げられる『スーパーボールマリオ』に変身できます。

これまでのファイアボールは地面を弾むように飛んでいくのに対して、スーパーボールは地面や壁を反射するように飛び回り、斜め下に発射する性質から目の前の敵に当てるのは少し難しいですが、狭い空間では非常に強力な攻撃手段になります。

これは技術的な面でいえば、この頃のゲームボーイではファイアボールを弾ませるという処理が難しく、代わりに処理の簡単なスーパーボールが採用された形なのですが、その独特な軌道は天井に張り付いている敵を倒せたり、偶然天井の裏に隠されたコインを取れたり…、思っていたのとは違う結果になりうるのも面白いところです。

ゲームボーイのマリオランドは画面が狭い分、ブロックに囲まれて閉鎖的なマップが多かったからこそ輝いた能力だったのかもしれませんが、使い方次第で本来は倒せない位置の敵を倒せたり、近年の作品でも登場すれば活躍できる場面は多いのではないかと思います。

ちなみにこちらも『スーパーマリオメーカー2』に隠し要素として実装されていて、そこで初めてスーパーボールを触った…という方も少なくないのかもしれません。


実はワリオの能力でもあるウサギモチーフの『バニーマリオ』

そんなスーパーマリオランドの発売から3年後、1992年には続編の『スーパーマリオランド2』が発売され、この作品は永遠のライバル?である『ワリオ』の初登場作品です。

マリオがサラサ・ランドにデイジーを救出に行ってる隙にワリオがマリオ城を乗っ取り、さらにマリオランドの住民を魔法ですべて手下にしてしまったことから、マリオは奪還のために各エリアを巡ってカギとなる6つの金貨を探します。

スーパーマリオシリーズには『タヌキマリオ』や『ムササビマリオ』、『ネコマリオ』など様々な動物をモチーフにした変身がありますが、このスーパーマリオランド2では『ニンジン』を取ると『バニーマリオ』というウサギをモチーフにした姿に変身できました。

バニーマリオになるとマリオの頭にウサギの耳が付き、ジャンプ力がアップするだけでなく、耳を翼のように羽ばたかせてゆっくり降下したり、空中での機動力に磨きがかかります。

他作品のしっぽマリオやマントマリオに近しいですが、あくまで空中をゆっくり降りられるだけで飛ぶことはできないので、そういった意味では他の変身より活躍できる場面は限られていたようです。

また、多くのステージの攻略がしやすくなる一方で直接的な攻撃手段も特に備えておらず、通常状態では使えたスピンジャンプが使えなくなったり、かえって敵を踏みつけての大ジャンプがしにくくなったりとデメリットもあったからか、バニーマリオに関してはこの作品以外に登場していません。

実はラスボスのワリオも何度か踏みつけてダメージを与えるとニンジンを取り、『バニーワリオ』に変身して襲い掛かってくるのですが、今思えばかなり貴重なワリオのパワーアップ…だったかもしれません。


高難易度ステージの定番だった『バルーンマリオ』

1990年にはスーパーファミコン本体と同時に『スーパーマリオワールド』が発売され、こちらも恐竜ランドを舞台にクッパにさらわれたピーチ姫を救出する物語ですが、のちのシリーズでは主人公も務める『ヨッシー』の初登場作品です。

本作では新たに『マント羽根』というパワーアップアイテムが追加され、操作にクセはあるものの自由に空を飛べる『マントマリオ』は多くのステージ攻略において役立ちました。

マントマリオとヨッシーに注目が集まりがちなスーパーマリオワールドですが、もう1つ『パワーバルーン』というアイテムも追加されていて、これを取るとマリオが膨らんだ『バルーンマリオ』に変身できます。

バルーンマリオは本当に空中に浮けるだけで、ある程度自由に動くことはできますが.移動速度が非常に遅く、攻撃する手段も加速する手段もありません。

能力を解除するには一定時間が経過するしかなく、むしろ中途半端な位置でバルーンマリオが解除されると奈落の底に落ちてしまうことも少なくないので、高難易度のマップに配置されている一種のギミック…のような扱いをされています。

使っていて楽しい能力…とは少し違うかもしれませんが、通常のアスレチックとは違った一風変わったステージがもし今後あるなら、バルーンマリオが復活するのも面白いのではないかと思います。

また、『スーパーマリオメーカー2』でも2020年4月のアップデートによってパワーバルーンが追加され、移植作である『スーパーマリオアドバンス2』を除けば、実に30年ぶりにバルーンマリオが復活しました。

こちらはスーパーマリオワールドのバルーンマリオとは挙動が少し違って、操作によって向きを変えたりボタン連打でじたばたと移動したりできるうえに、時間経過で変身が解除されることもなくなったので、この仕様をベースに本編に再登場…という形も良いかもしれません。


知名度に対して意外と登場作品の少ない『メタルマリオ』

ニンテンドー64本体と同時に発売された『スーパーマリオ64』では、スーパーキノコやファイアフラワーなどのアイテムが出てこない代わりに、『はねぼうし』『メタルぼうし』『スケスケぼうし』といった帽子を取ることで様々な姿に変身できました。

いずれもステージに隠されたスーパースターを集めるには必須のアイテムなのですが、そのインパクトは非常に強く、とくに『はねマリオ』はゲームのパッケージにも使われていたこともあって印象に残っていると思います。

これらの変身帽子は特定のブロックの中に入っていて、メタルぼうしが入った『緑ブロック』は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにもアイテムとして存在することから高い知名度を持っていますが、実際のメタルマリオは意外と本編にあまり登場しておらず、この『スーパーマリオ64』のみにとどまっています。

メタルマリオのゲーム内の効果はいわゆる『無敵化』で、敵キャラクターをものともせず突破できる力を身につけますが、それ以上に『毒ガス地帯を影響なく歩ける』『体が重いので水中に沈んで仕掛けを動かせる』など、ステージギミックの攻略にも一役買っていました

こういった特徴から今の作品でも十分活躍できそうなのですが…、変身アイテムがスーパーキノコやファイアフラワーのようなシンボル的なものではなく、マリオの帽子をモチーフにしたデザインなので、ピーチやキノピオもプレイアブルキャラクターになっている近年ではアイテムとして思ったより出しにくいのかもしれません。

また、アクションゲーム本編への出番は少ないですが、『マリオカート8』や『マリオスポーツ スーパースターズ』などではメタルマリオが単体で登場、マリオとは違った一個体のキャラクターとして扱われることも増えています。

近年では全身が金色の『ゴールドマリオ』や、メタリックになったピーチ姫『ピンクゴールドピーチ』も存在するので、『ベビィルイージ』『ベビィデイジー』のような感じでメタル化のキャラクターも増えていく可能性はありそうです。


バグから生まれた奇妙な変身『ガリガリマリオ』

マリオの変身は着ている服が変わったり、被っている帽子が変わったりするパターンが多かったですが、『地蔵マリオ』や『バネマリオ』のように、マリオの姿そのものが変わる変身も存在します。

そしてWii Uで発売された『スーパーマリオメーカー』では『ガリガリキノコ』という特殊なアイテムがあって、こちらはゲーム内のスーパーキノコが低確率で変化したものなのですが、取るとマリオが細長くなった『ガリガリマリオ』に変身できます。

これは開発中にマリオが細長くなってしまうバグがあったのですが、その見た目が面白く、ゲーム本編にもイレギュラーな要素として実装された経緯があります。

開発段階ではもともとのマリオのドットが縦に引き伸ばされただけでしたが、製品版ではこのガリガリマリオ用にグラフィックも書き下ろされ、八頭身でありながら猫背でガニ股なマリオはかなりシュールな姿をしています。

性能はちゃんとパワーアップしていて、通常のマリオよりも1ブロック分だけ高くジャンプ可能で、能力だけ見ればガリガリキノコはスーパーキノコより『アタリ』なのですが…、そのガリガリマリオの見た目は好みが分かれるかもしれません。

この変身は『スーパーマリオブラザーズ』のスキンのときしか登場しませんが、近年の綺麗な3Dグラフィックでこの姿になるようなことがあったら…、それはちょっと怖いもの見たさで見てみたいところです。

ちなみに続編の『スーパーマリオメーカー2』でもガリガリマリオは登場するのですが、こちらはマリオのパワーアップ状態ではなく、『つくる』モードに隠されたお遊び要素にとどまっています。

ゲーム本編に登場させるのは難しいのかもしれませんが、バグがきっかけが生まれたこの貴重な姿は、マリオメーカーシリーズだけでも良いから出続けて欲しいと思います。


個性豊かな変身は1つの見どころ

というわけで今回は『新作に出して欲しいマリオのパワーアップ』をいくつか紹介してみましたが、これだけ様々な姿に変身してきた…という事実に驚きます。

個人的にはやっぱりクツマリオが特に印象に残っていて、特定のステージでしか変身できなかったその特別感は『もっと他のコースでも使いたい!』と思った記憶があります。

空中での動きが得意というだけで『タヌキマリオ』『マントマリオ』『バニーマリオ』『ムササビマリオ』などいくつも種類があり、そのうえでどれも少しずつ違った能力を持っているのは、それだけそれぞれの作品に合わせたパワーアップを用意している…ということだと思います。

過去作のパワーアップをまた復活させて欲しいと思う一方で、ペンギンやネコなど様々な動物に変身したマリオの次の新しい変身は何なのか…それも毎回楽しみなところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました