どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の各地を紹介する『ハイラル旅行記』は今回で6回目を迎えますが、まだまだ中央ハイラル周辺のマップすら一部しか紹介できていなくて、世界の広さを改めて感じます。
今年中にもっと記事を…は前提に、そもそもクリアまでたどり着けるようペースを上げて遊ばなければと思う今日この頃です。
ハイラル城下町からほど近い『メーベの町跡』
地方 | 中央ハイラル |
位置 | ハイラル城下町から街道沿いに南東 |

本作の物語の起点となる『監視砦』からすぐ東方向には『メーベ草原』という草原地帯が広がっていますが、そこから街道に沿って南下すれば見えてくるのが『メーベの町跡』です。
地底へ通じる深穴が近いため、メインチャレンジの流れで偶然通りがかる可能性も高く、もしかしたら監視砦にたどり着く前に訪れていた…なんて方も意外と多かったかもしれません。
『町跡』と呼ばれている通り今や廃墟と化していますが、残されている町の中ではもっともハイラル城下に近く、自然に囲まれたのどかな町だったのではないかと想像できます。
旅人たちの安らぎの地になっていたと思わせる町跡

『メーベの町跡』は実際に訪れてみるとかなり小さな集落で、建物の数も少なく、そこまで多くの人が住んでいたとは考えにくい規模感です。
しかし中央ハイラルの街道沿いに作られた町であり、『ハイラル城』からの距離も非常に近いので、町人だけでなく旅人や行商人など、道行く人々の休息の地でもあったのではないかと思います。
およそ100年前の厄災ガノンが引き起こした大戦によって町は崩壊し、現在は家屋の床や壁などが残されているのみですが、じっくり観察してみれば至るところにかつての人々が暮らしていた名残も見られました。

中でも町のシンボルとして目立つのが中心に造られた井戸で、さすがに今や地下の水はほとんど枯れているとはいえ、かつてはこの小さな町の貴重な水源として重宝されていたのだと予想できます。
町としての機能は完全に停止していますが、それでも井戸を含めこれだけ多くの建物が形を残しているのは、耐久性に優れた石造りの建築様式によるところが大きかったのかもしれません。
思えばハテール地方の『カカリコ村』やヘブラ地方の『リトの村』では木造建築、ゲルド地方の『ゲルドの街』では砂岩による建築など地域ごとの特色がみられて、この中央ハイラルではレンガによる建物が主流だったようです。

大戦の被害が大きいとはいえ多少整備すれば拠点として使えそうですが、現在のハイラルにその余力は残っていないのか100年間放置されており、残念ながら復興の兆しは今のところ見られません。
数は少ないものの『ボコブリン』などの魔物も住み着いているので、かつてのハイラルの姿を取り戻すにはさらに100年近くの年月が必要になりそうです。
今となっては確認する術もありませんが、大戦が起こる前の平和なハイラルではこの『メーベの町』にどのような人が暮らしていて、どのような賑わいを見せていたのか…当時の様子が気になるところです。
町が運営していた?メーベの町から続く『平原の牧場跡』

『メーベの町跡』近くの街道を北側に少し進み、ぐるっと回り込むように南東に進めば『平原の牧場跡』と呼ばれる牧場の跡地にたどり着きます。
直線距離でいえば町と牧場は目と鼻の先で、実際にメーベの町跡の南側には牧場に続く細い道も残されていたことから、少なからず牧場の運営に町も関わっていたのではないかと思われます。
街道から続く牧場の入り口にはゲートとなる看板や管理者の小屋などが朽ちたまま残されており、純粋な酪農だけでなく、観光として一般のお客も入場できた可能性もありそうです。

牧場の中心には柵で囲われた広大な放牧地があって、今となっては動物の姿も見当たりませんが、かつてここで『シロヤギ』や『コッコ』などが飼育されていたとすれば、中央ハイラルの畜産を一手に担っていたといっても過言ではありません。
ゲーム内でも『フレッシュミルク』や『ヤギのチーズ』は自然に手に入ることがなく、お店から購入しなければならないので、ハイラルにおける酪農の重要度はかなり高いものといえます。
また、平原の牧場はハイラル軍の要所である『ハイラル駐屯地跡』とも距離が近いので、例えば兵士の移動に欠かせない馬の飼育をしたり、装備などにも使われるであろう羊毛や羽毛を採取したり…、ハイラル王家にとっても重要な施設だったのかもしれません。
中央ハイラルに残る数少ない町の跡地
というわけで今回は『監視砦』から南東に位置する『メーベの町跡』と、隣接するように建てられていた『平原の牧場跡』について紹介してみましたが、町としては小さくとも自然に囲まれた豊かさを面影に感じました。
特に『平原の牧場跡』は中央ハイラルに残された唯一の牧場跡地で、酪農を主な産業としていたとなれば、想像以上に大きな役割を担っていた可能性もありそうです。

次回は『監視砦』から西の『カロク橋』を渡った先、突き出た岸壁が特徴的な『終焉の谷』について紹介しようと考えていて、ようやくハイラル城周辺から少しずつ離れてきました。
やたらものものしい名前の谷ですが…、足元は悪いもののなかなか良い景色の場所なので、写真と共に紹介できればと思います。
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