どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
かねてより『リメイクはまだか!』と言われていた『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』ですが、2021年2月27日に配信された『ポケモンプレゼンツ』にて、リメイク作となる『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が発表されました。
すでに発売されている『ソード・シールド』とはまた違い、DSで発売された当時の雰囲気を踏襲したデザインで、リメイク版『ゼルダの伝説 夢をみる島』のようなジオラマ感がポケモンらしくて非常に楽しみです。
図鑑で説明される『ほのおタイプ』のポケモン
そんな『ポケットモンスター』シリーズですが、最初のポケモン発売から今年で25周年を迎え、図鑑に登録されたポケモンもすべてで898種類まで増えました。
赤・緑の頃の151匹でも当時はかなり多いと思ったのですが…、これだけで積み重ねてきた歴史をちょっと感じるかもしれません。
そんなすべてのポケモンたちは毎回『ポケモン図鑑』で詳細が語られているのですが、それは日常的な生態や特徴だけでなく、時には思いがけない特別な能力などが解説されている場合もあります。
今回はそんなポケモンの中の『ほのおタイプ』に注目して、『ポケモン図鑑において本当に熱いポケモンは誰か?』をランキング形式で調べてみようと思います!
10位:体内に1400℃の熱を持つ『ヒヒダルマ』
ヒヒダルマは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』に初登場したほのおタイプのポケモンで、『だるまポケモン』に分類される『ダルマッカ』から進化します。
ソード・シールドにおいてはガラル地方の姿としてリージョンフォームした、こおりタイプのヒヒダルマもその人気の高さから印象深いかもしれません。
技の追加効果が出ない代わりに威力の高まる『ちからずく』や、HPが半分以下になると姿や能力が変化する『ダルマモード』という特殊な特性を持っていることもあり、高火力で優秀なアタッカーとして使われています。
ポケモン図鑑によると、ヒヒダルマはその太い腕から繰り出すパンチでダンプカーも粉々にするほどのパワーがあるそうですが、そのパワーを実現するために体内で1400℃もの炎を燃やしているそうです。
あくまで体内の温度を1400℃に上げているだけであって、それだけの温度の炎を吐ける…というわけではないのですが、ソード・シールドの図鑑によれば1400℃を上回ることもあるらしく、その攻撃力の高さもうなずけるポケモンになっています。
9位:怒ると1500℃の炎で焼き尽くす『セキタンザン』
セキタンザンは『ポケットモンスター ソード・シールド』から追加された『ほのお・いわ』タイプのポケモンで、ゲーム序盤で捕まえられるタンドンの最終進化系であり、キョダイマックスの姿まで用意されている本作の代表的なポケモンの1匹です。
見た目の通り石炭をモチーフにしたポケモンで、そのタイプの組み合わせからみずタイプに非常に弱いですが、水や炎の攻撃を受けると自分の『すばやさ』を最大まで上げられる『じょうききかん』という珍しいな特性を持っています。
ポケモン図鑑によれば普段は温厚な性格なのですが、鉱山を荒らす人間が現れると怒り狂い、1500℃もの炎で焼き尽くすと説明されています。
能力値だけを見るとそこまで攻撃が得意なポケモンではないのですが、それでヒヒダルマ以上の火力を持ったポケモン…といわれると少し意外かもしれません。
またキョダイマックスするとその熱量はさらに上がり、ダイマックスのパワーに煽られて2000℃もの炎が燃え盛るそうで、温度だけを見ると非常に凶悪なポケモンに思えますが…、かつて大寒波に襲われた時は巨大なストーブとなり多くの人々の命を救った、とも伝わっているようです。
8位:体内に1700℃の炎袋を持った『ブースター』
ブースターは今やポケットモンスターの顔ともなったポケモン、『イーブイ』に『ほのおのいし』を与えることで進化します。
かつては他のほのおタイプと比べて有用な技を覚えなかったりと不遇でしたが、近年では『フレアドライブ』など強力な技も習得し、そのもふもふとした見た目から愛用しているトレーナーも少なくありません。
そんなブースターはポケモン図鑑によると体内に炎袋があり、空気を体に取り込むことで1700℃にもなる炎を口から吐けるそうなので、これだけ威力の高いほのお技の習得も納得です。
ふさふさとした体毛はとても可愛らしく魅力的ですが、普段から体温は平均700~800℃、興奮状態になると900℃以上にもなるようで、なかなかトレーナーが触れ合うのも実は大変なのかもしれません。
1700℃以上もの炎は雑食のブースターの生態にも関わっていて、拾った木の実や手に入れた獲物をこんがりと焼いてから食べる習性があるようです。
6位:2000℃の炎を吹き出す肉体派『ガオガエン』
ガオガエンは『ポケットモンスター サン・ムーン』の御三家『ニャビー』の最終進化系で、近年では『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも参戦してることから高い知名度を持っています。
その見た目はまるでプロレスラーのようで、強力なパンチやキックなどの肉弾戦を得意としているので、あまり高い温度の炎を出す…というイメージはないかもしれません。
しかしポケモン図鑑によると様々な打撃を行った後に、へその辺りから炎を吹き出しとどめを刺すのですが、その炎は摂氏2000℃を超えるらしく想像以上の火力があります。
あくタイプらしく身勝手で乱暴な立ち振舞いが目に付きますが…、小さいポケモンを助ける優しさも兼ね備えていて、また自分よりも強いポケモンと戦うときこそやる気を出すといわれています。
しかしガオガエンの能力的には『とくこう』よりも『こうげき』の方が優れているので、やはりそのへその炎よりも鍛え上げた肉体を使った戦いの方が得意のようです。
6位:火口に住み2000℃の火の玉を放つ『ブーバーン』
ブーバーといえば初代ポケモンから登場する代表的なほのおタイプのポケモンですが、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』では新たにブーバーンという進化系が登場しました。
アイテム『マグマブースター』を持たせて通信交換…という特殊な進化方法から、なかなか手に入れられず図鑑が埋まらなかった方も多かったかもしれません。
ポケモン図鑑によると活火山の火口に住んでいるらしく、その腕からはガオガエンと同じように摂氏2000℃の火の玉を発射するそうです。
その炎は非常に強力で、火の玉を打ち出すときも熱量の高さからブーバーンの体がほのかに白くなるそうですが、獲物を捕らえるときはあまりの火力で丸焦げになってしまうため使わないといわれています。
その説明に違わず能力も『とくこう』が飛び抜けていて、アタッカーとして活躍できる上に、その腕からは火の玉だけでなく『ソーラービーム』や『きあいだま』、更には『10まんボルト』まで撃てるなかなか面白いポケモンになっています。
4位:進化前でありながら3000℃にもなる『メラルバ』
メラルバは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』に初登場した『ほのお・むし』の珍しい複合タイプのポケモンで、たいようポケモン『ウルガモス』に進化することでも知られています。
進化前のポケモンなのであまり対戦では使われていませんが、メラルバは太陽から生まれたポケモンと言い伝えられていて、その5本のツノからは最大で3000℃にもなる炎を吹き出して戦うそうです。
ソード・シールドのポケモン図鑑では、ツノの先から炎を出して天敵のポケモンを威嚇すると説明されていますが、ブーバーンやガオガエン以上の温度の炎で威嚇…というのは少しスケールが違うかもしれません。
なお進化後のウルガモスに関しては、ポケモン図鑑に温度のことは書かれていませんが、火山灰で地上が真っ暗になったときにウルガモスの炎が太陽の代わりになった…とも書かれていて、やはり規格外の火力を持っていたことが分かります。
メラルバの時点で3000℃もの温度を持っていたのであれば、いったいウルガモスはどれだけの火力になったのか気になるところです。
4位:3000℃もの炎を自在に操る『マフォクシー』
マフォクシーは『ポケットモンスター X・Y』に初登場したポケモンで、御三家の1匹である『フォッコ』の最終進化系です。
マフォクシーが出ているゲームはあまり多くありませんが、進化前のフォッコやテールナーは『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』や『ポッ拳』に登場しているので、知名度もかなり高いのではないかと思います。
『ほのお・エスパー』という珍しい複合タイプで、その杖の先端で燃える炎を見つめて精神統一することで未来を見通せるといわれていますが、戦いの際は超能力で摂氏3000℃もの炎を渦のように操るそうです。
『炎を操る』という説明なのでマフォクシー自身の体温が高いわけではないのですが…、それでもそれだけの温度の炎を創り出しているという点では、また他のほのおタイプと少し違うように思えます。
対戦においては攻撃したときに相手の持ち物を奪える『マジシャン』という珍しい特性を持っていて、『メガストーン』や『Zクリスタル』などに対しては効果を発揮しませんでしたが、それを活かしたトリッキーな戦い方も面白いかもしれません。
3位:仲間の為に6000℃の炎を吐くカエンジシ
カエンジシは『ポケットモンスター X・Y』から登場したシシコの進化系で、『ほのお・ノーマル』という一風変わった複合タイプを持っています。
ノーマルタイプが攻撃において有効になることは多くありませんが、ミミッキュなどのゴーストタイプの技を無効化できるという点で優れていました。
カエンジシはオスとメスで見た目が大きく違い、オスの最大の特徴である炎のたてがみは、もっとも大きい個体がリーダーとして群れを率いるそうです。
特性が『とうそうしん』『きんちょうかん』『じしんかじょう』という割にオスは普段ダラダラしていますが、強敵が襲ってくると我が身を顧みず仲間のために戦い、摂氏6000℃にもなる炎を吐き出して威嚇すると書かれています。
火口に住むブーバーンの更に3倍の温度となれば相当だと思いますが、カエンジシとしては肉は生で食べるのが好みで、やはりその炎で獲物を仕留めることはしないらしく、そのおかげで草原や森が火事にならないで済んでいる…のかもしれません。
1位:火口に住み体内に10000℃のマグマを蓄える『バクーダ』
バクーダは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』に登場したポケモンで、ドンメルから進化する『ほのお・じめん』タイプのポケモンです。
リメイク版である『オメガルビー』では、マグマ団の象徴的なポケモンとして扱われていました。
その見た目はまさに小さな火山のようなポケモンで、体の中には摂氏10000℃にも達するマグマが溜まっており、10年に1度大噴火を起こすことでも広く知られているそうです。
バクーダも主に火山の火口で生息しているとはいいますが、10000℃にもなるマグマが定期的に噴火してると考えると、実際はかなり厄介なポケモンなのかもしれません。
対戦においては利用率を高いみずタイプが大の苦手で、『あめふらし』を利用した雨パーティーも多かったためかなりの逆風でしたが、メガシンカを獲得したことで愛用しているトレーナーも少なくありませんでした。
より強力なマグマを体の中に蓄えているだけあってメガバクーダのとくこうはかなり高く、トリックルームと組み合わせたアタッカーとして使われていたようです。
1位:体そのものが10000℃の溶岩でできている『マグカルゴ』
マグカルゴは『ポケットモンスター 金・銀』から登場したポケモンで、ようがんポケモンであるマグマッグの進化系です。
背中には岩でできたカタツムリのような殻が付いていますが、これは実はかなり脆いようで、少し触っただけでも簡単に崩れてしまうそうです。
代わりに自分の体のほとんどが10000℃に達する溶岩でできていて、マグマに入ることで壊れた背中の殻も元の大きさに復元できるらしく、その『マグカルゴ』という名前に違わない生態を持っています。
温度だけでいえばバクーダと同じですが、その10000℃のマグマは常にむき出しになっているので雨粒に打たれるだけで蒸気がモウモウと立ち上がり、たちまち周りが見えなくなってしまうほどといわれています。
しかしそれだけの温度を持っていながらマグマを攻撃に扱うのはあまり得意ではないのか、能力値的には『とくこう』の値がかなり低く、進化系のほのおタイプの中では種族値ワースト1位であり、種族値の合計も進化前であるポニータと同程度しかありません。
『からをやぶる』や『おきみやげ』、『あくび』『ステルスロック』『じこさいせい』など効果的なサポート技はたくさん覚えるのですが、その能力値の低さからなかなか対戦では使われず、次回作などでは進化系が追加されてもいいかもしれません。
意外と温度に差のあるほのおタイプ
というわけで今回は『ほのおタイプ』に注目して、どのポケモンがどれだけ熱いのか…を調べてみました。
こうしてみると意外とその温度には開きあって、800℃といわれている『マルヤクデ』と比べるとバクーダやマグカルゴは10倍以上の差がありますが…、能力で見ればそこまで大差ないのも面白いところです。
しかしこれはあくまでポケモン図鑑に書かれているデータだけであって、実はこれ以上の熱を持つポケモンもいると思いますし、『エンテイ』や『レシラム』などの伝説のポケモンはいっそ記録できないほどなのかもしれません。
今回はほのおタイプでしたが、他のポケモンもタイプごとに分けて比べてみると新しい発見がありそうです。
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