『ポケモンSV』で進化やリージョンフォームして欲しい金銀世代のポケモンまとめてみた

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

発売から25年以上が経つ『ポケットモンスター』シリーズですが、2022年冬にはシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の発売も予定されていて、今から最初にどのポケモンを選ぼうか悩んでいる今日この頃です。

その前に終盤まで進めたもののクリアにたどり着いていない『ポケモンレジェンズ アルセウス』を終わらせなければ…と思っていますが、いよいよポケモンの総数も次で1000を超えそうで、初代からリアルタイムで遊んでいる身としてはちょっと感慨深いものがあります。

次にスポットが当たるのジョウト地方のポケモンなのかも?

そんな歴史の長い『ポケットモンスター』ですが、シリーズを重ねるごとに過去作のポケモンにも進化系が追加されたり、同じ種類でありながらその地方独自の姿に変化した『リージョンフォーム』が発見されたり…、昔は活躍が難しかったポケモンもたびたび強化されてきました。

カントー地方のポケモンは特に顕著で、進化前や進化後が存在せず、『メガシンカ』『キョダイマックスのすがた』もないポケモンは伝説を除けば『カモネギ』『ケンタロス』『メタモン』の3匹だけになっています。

ガラル地方のカモネギは進化するので、原種のカモネギも進化してほしいところではありますが…、初代ポケモンの151匹に関しては研究がかなり進んでいるようです。

そして次は金・銀世代のポケモンにスポットが当たりつつあって、『ポケモンレジェンズ アルセウス』ではジョウト地方の『オドシシ』や『リングマ』、『ハリーセン』の進化系に、『ニューラ』のリージョンフォームした姿などが登場しました。

スカーレット・バイオレットでも様々な地方のポケモンが登場すると思うのですが、今回は特に進化系やリージョンフォームを追加してほしいジョウト地方のポケモンを取り上げてみようと思います!

しっぽ側の頭部がより発達しそうな『キリンリキ』

図鑑No.203、くびながポケモンの『キリンリキ』は、ポケモンシリーズにおいて初めて登場した『ノーマル』『エスパー』の複合タイプで、本来エスパータイプの弱点であるゴーストタイプの技を無効化できる貴重なポケモンでした。

普通の頭だけでなく、しっぽ側にも頭があって、それをイメージしてか上から読んでも下から読んでも『キリンリキ』という面白い名前になっていますが、英語でも同じように『Girafarig』とどちらからも読める名前になっています。

特徴的な見た目とタイプを持っていて個性は強いのですが、残念ながら全体的なステータスはそこまで高くなく、『とくこう』と『すばやさ』が平均よりやや高い程度です。

技は『こうそくいどう』や『めいそう』から『バトンタッチ』するサポート型や、エスパータイプの技だけでなく『じしん』『かみなり』などを採用したアタッカー型などが考えられますが、近年ではより能力の高い同じ型のポケモンが多く、バトルで採用するには相応の工夫が必要になります。

一方で、くさタイプの技を無効化できる特性『そうしょく』を持っているので、くさタイプやゴーストタイプの技に合わせて繰り出せれば有利に試合を運べるかもしれません。

ポケモン図鑑によるとエスパータイプの不思議な力を使っているのはしっぽ側の頭のようで、進化するのであれば後ろ半分の黒い部分が発達するのではないかと思います。

しっぽの頭にも小さいながら脳があって、臭いや音を頼りに眠ることなく周囲を見張り、ときには忍び寄る敵に噛み付いて撃退するそうです。

ちなみに開発当初はキリンリキのタイプが『ノーマル』『あく』になる予定で、後ろ半分の色が黒いのはその名残らしく、リージョンフォームするならこの設定が復活…なんてのも面白いかもしれません。

恵まれたタイプを活かしにくい『デリバード』

図鑑No.225、はこびやポケモンの『デリバード』は『フリーザー』に続く『こおり』『ひこう』タイプで、ペンギンのような見た目からか金・銀では『こおりのぬけみち』に生息していました。

大きな袋のようなしっぽには集めた餌が入っていて、他のポケモンにも餌を分け与える習性があり、中には遭難した人間がデリバードから餌を分けてもらって助かった…という記録も残っているそうです。

じめんタイプの技を無効化し、こおりタイプの技をタイプ一致で繰り出せることから今なら『ガブリアス』に対しても有利ではないか…と思えるのですが、残念ながら全体的な能力値がかなり控えめで、実戦に投入するには厳しいのが現状です。

『すばやさ』の種族値は75と平均値なものの、他の種族値に関してはすべて『アンノーン』以下で、4倍弱点の『がんせきふうじ』などでもすぐやられてしまうのため、『カウンター』や『みちづれ』で意表を突いた作戦が必要になります。

シリーズを重ねるごとに『ドリルくちばし』や『ダストシュート』などを覚えたり、少しずつ強化はされていたのですが、それでも特に不遇なのが隠れ特性の『やるき』で、これは通常特性の『ふみん』とほとんど同じ効果を持っているため、せっかくの隠れ特性が意味のないものになってしまいました。

モチーフは見るからにサンタクロースなので、その地方に合わせたリージョンフォームも作りやすそうなのですが、できればそれに加えて進化系もそろそろ追加して欲しいところです。

『ポケットモンスター ソード・シールド』のDLC『鎧の孤島』では『トリプルアクセル』や『ダブルウィング』といった強力な技まで覚えられるようになったので、種族値さえ強化されればバトルでの活躍も夢ではないと思います。

ちなみにスカーレット・バイオレットのモデルとなっているスペインでもクリスマスは重要な行事らしく、12月25日は祝日に定められていて、そこから約2週間後の1月6日まで続くそうです。

珍しさに見合った能力を持っていない『ノコッチ』

図鑑No.206、つちへびポケモンの『ノコッチ』は、金・銀の序盤の洞窟『くらやみのほらあな』に生息していますが、その出現率の低さから最後まで出会わなかった…という方も意外と多かったかもしれません。

全体的な能力はそこまで高くなく、そのあまりの珍しさからネットの普及していなかった当時『進化系がいるのでは…?』と噂されていましたが、20年以上が経った今になっても進化系は実装されていません。

タイプは『ノーマル』だけなので『かくとう』以外の弱点はありませんが、種族値はHP以外のものが平均値より低く、せっかくの『へびにらみ』など強力な技もなかなか活かすのが難しいです。

強みとしては特性『てんのめぐみ』のおかげで攻撃による追加効果の確率が2倍になるため、『へびにらみ』で相手をマヒさせてから『ずつき』や『いわなだれ』で怯みを狙う、いわゆる『まひるみ戦法』が可能ですが、今であればこれも『トゲキッス』の方が安定性が高いため、ノコッチを採用する理由にはなりにくいと思います。

おそらく幻の生物『ツチノコ』をモチーフにしているのもあって、非常に珍しいポケモンになっているのだと思うのですが、その背中には小さな羽が生えていて、図鑑によれば大昔は空を飛んでいたと主張する学者もいるそうです。

これを聞くと、むしろ400年前の世界を描いた『ポケモンレジェンズ アルセウス』に大空を飛ぶノコッチがいても良かったかもしれませんが…、実際に翼が大きく発達したノコッチが進化系として追加される可能性は十分あるかもしれません。

意外にも『はねやすめ』や『とぐろをまく』、『ダブルウィング』『スケイルショット』など面白い技を近年では覚えるようになっているので、やはり種族値さえ改善されればかなり面白い動きができそうです。

とぼけた顔が可愛らしいノコッチですが、背中の羽にドリル状のしっぽ、そして時には妖怪として扱われることもあるモチーフのツチノコなど…、進化のポテンシャルとしてはかなり高いものを持っているようにも思えます。

10000℃もの体温を持っているはずの『マグカルゴ』

図鑑No.219、ようがんポケモンの『マグカルゴ』は『マグマッグ』から進化した姿で、背中には岩でできたカタツムリのようなを殻を背負っています。

『ポケットモンスター ソード・シールド』で『セキタンザン』たちが登場するまでは唯一の『ほのお』『いわ』複合タイプでしたが、『みず』や『じめん』タイプの技が4倍弱点のため、少々使いにくい印象は拭えなかったかもしれません。

進化系のポケモンでありながら能力の合計値は控えめで、『ぼうぎょ』の種族値は120となかなか高いのですが、HPの種族値は50しかなく、その防御力をなかなか活かせないのが惜しいところです。

接触した相手をやけど状態にする可能性がある特性『ほのおのからだ』に加え、『おにび』や『じこさいせい』『あくび』『おきみやげ』など補助技は豊富なので、相手の攻撃に耐えられればサポート役はこなせると思います。

…が、実際は手持ちのタマゴが孵化するまでの歩数を半分にする効果が『ほのおのからだ』には含まれているので、孵化のためにマグカルゴを手持ちに入れていて、実際にバトルで使った…という方は少なかったかもしれません。

体がマグマでできているため、体温は10000℃にもなると図鑑で説明されていて、それは伝説のポケモン『ウルトラネクロズマ』以上の体温なのですが、『とくこう』の数値は80しかなく、残念ながら図鑑の説明は能力にあまり反映されていないようです。

背中の殻は溶岩が冷えて固まったもので、ちょっとした衝撃で簡単に崩れてしまうらしいのですが、もし進化するならより多くのマグマが固まって強固な岩になったポケモン…なんてのも面白いかもしれません。

そういえばスペインといえば『エスカルゴ』の料理も名物ですが、こういうところからリージョンフォームのヒントになっている…なんてこともあるのでしょうか…?

原種にも何かしらの強化が欲しい『サニーゴ』

図鑑No.222、さんごポケモンの『サニーゴ』は『みず』『いわ』の複合タイプで、どの作品においても野生での出現率が低めに設定されている珍しいポケモンです。

『ポケットモンスター ソード・シールド』では原種のサニーゴが太古に絶滅してしまったものの、ゴーストタイプとして蘇り、進化系の『サニゴーン』も追加されました。

一方でもともとのサニーゴには未だ何も変化もなく、全体的に能力が控えめなのに加えて、ガラル地方のサニーゴと違い『しんかのきせき』も意味がないことから、少々不遇な扱いを受けています。

命中率が下がる代わりに威力が上がる特性『はりきり』のおかげで、『もろはのずつき』や『じしん』などによるパワープレイは可能なのですが、『すばやさ』の種族値が35とかなり低く、アタッカーとしても安定しないのがネックだと思います。

サニーゴ自身にとってはあまり相性が良くありませんが、『のろい』『じこさいせい』『ミラーコート』『だいちのちから』など有用な技を多く覚えられるので、他のみずタイプに遺伝させるため、親ポケモンとして育成する方は少なくないそうです。

『ちからをすいとる』や『かなしばり』といった補助技も非常に強力ですが、ガラルサニーゴの進化したサニゴーンはかなり『とくこう』が高かったので、差別化のためにも、より『こうげき』を高くした進化系が追加されると面白そうだと思います。

図鑑によれば綺麗な海でなければサンゴの枝がくすみボロボロになってしまうらしいのですが、スカーレット・バイオレットのPVを見る限り海は相当綺麗なようなので、野生で出現する可能性は大いにありそうです。

ホウエン地方のキナギタウンはサニーゴの群れの上に作られた街といわれているので、もしかしたら思ったより重要なポジションで登場…なんてこともあるのかもしれません。

実は臆病なフェアリータイプ『グランブル』

図鑑No.210、ようせいポケモンの『グランブル』は『ブルー』の進化系で、もともとはノーマルタイプでしたが、『ポケットモンスター X・Y』からはその分類名に合わせてフェアリータイプに変更されました。

見た目はまさしくブルドッグのようで、発達した顎と牙が目を引きますが実はかなり臆病な性格らしく、特性も『いかく』『はやあし』『びびり』とあまり好戦的な様子ではありません。

全体の能力はそこまで高くないもののHPと『こうげき』に関しては優秀で、相手の攻撃を耐えて強烈な一撃をお返しする…というスタイルが主な戦い方になるかと思います。

初登場時は同じタイプの『リングマ』の方が全体的な能力が高く、不遇な扱いを受けていましたが…、シリーズを重ねるごとに『インファイト』や『すてみタックル』『げきりん』など強力な技を覚えられるようになり、今ではアタッカーとしての活躍も十分可能です。

タイプはフェアリーになったことで『はがね』と『どく』が弱点になってしまいましたが、どちらにも『じしん』で反撃可能で、何より特殊攻撃を得意としたポケモンが多いフェアリータイプにおいて、物理攻撃を得意としているグランブルはなかなか貴重な存在ではないかと思います。

代わりに素早さの種族値は45とかなり低く、『ぼうぎょ』や『とくぼう』もあまり高くないので、相手の最初の一撃に耐えきれないことも多く…、進化でもう少し耐久力を補ってくれれば活躍の機会も増えそうです。

ポケモン図鑑によればその顎の力は非常に強力ですが、根本的に争うことが嫌いなため滅多に噛み付くこともなく、その見た目と性格のギャップから若い女性の人気を集めているそうです。

もともと怖がりなグランブルが進化するとどのような姿になるのか想像が難しいですが、進化を重ねるたびにその見た目の怖さと繊細な性格のギャップが広がっていく…なんてこともあるかもしれません。

新しい進化やリージョンフォームはワクワクする

というわけで今回は『ポケットモンスター 金・銀』世代に焦点を当てて、個人的に進化系やリージョンフォームしてほしいポケモンをまとめてみました。

純粋な進化だけでなく、『ハッサムとバサギリ』『サーナイトとエルレイド』のような分岐進化もあるかもしれませんが、ガラル地方にはジョウト出身のポケモンがやや少なかったので、スカーレット・バイオレットではまた会えると嬉しいところです。

何にせよ既存のポケモンの新しい姿はワクワクしますし、リージョンフォームに関しては『ガラル地方のマタドガスがフェアリータイプになったのはイギリスのフェアリー式蒸気機関車をモデルにしているから』…なんて面白い理由があったりもするので、最新作でもその地方に合わせたリージョンが追加されるのかもしれません。

一部のポケモンは進化させると『しんかのきせき』によって、むしろ進化前のポケモンの方が強くなってしまう…という事例もいくつか見られますが、金・銀世代はまだ正直バトルで活躍させるのが難しいポケモンも少なくないので、ぜひもっといろいろな進化系を増やしてほしいと思います。

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