どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
今もなお多くの人が楽しんでいる『ポケットモンスター ソード・シールド』ですが、ついに待望のリメイクとなる『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』や、まったく新しいアクションRPGとして開発されている『ポケットモンスター アルセウス』なども発表され、やっぱりポケモンに触れていない時期がないくらいだな…と感じている今日この頃です。
最近は私も仲間内でダイマックスアドベンチャーを遊ぶことが増えていて、また新しいパーティを作ってランクマッチも挑戦したいな…なんて考えています。
意外なところで関わっているポケモンとポケモン
そんな更なる広がりを見せているポケモンですが、最近では『New ポケモンスナップ』も発売され、自然の中に生息するポケモンの可愛らしさ、かっこよさを感じている方も多いと思います。
ポケモンがどのように生活しているのかはやっぱり気になるところですが…、これまでのシリーズでもポケモン図鑑にはちょっとだけ生態が書かれていたり、それを想像するのも楽しみの1つになっていました。
中にはまったく別の種族のポケモン同士が協力して生きていることもあるようで、そこにもポケモンの新たな一面が見えるのではないかと思います。
というわけで今回はポケモン図鑑を元に、『共生している意外なポケモン』を調べてまとめてみようと思います!
覚醒した『ヤドン』と、しっぽで生きる『シェルダー』
2匹のポケモンが一緒に生きているといえば、しっぽに巻貝のポケモンがくっついた『ヤドラン』が真っ先に思い浮かぶかもしれません。
ヤドンはもともと非常にのんびりした性格のポケモンですが、ヤドンのしっぽは水に浸すと甘みがにじみ出るようで、その気の長さも相まってしっぽでエサを吊り上げるのが得意だそうです。
そんなヤドンのしっぽにシェルダーが嚙みついたとき、ヤドンはヤドランに進化するそうですが、シェルダーはシェルダーでヤドンのしっぽが大好物らしく、その甘みをもっとすすろうとして巻貝状に変化したといわれています。
ヤドランはしっぽを使って釣りができなくなったのでしぶしぶ泳いでエサを集めるのですが、シェルダーはそのヤドランの食べ残しをエサにして生きているようで、シェルダーにとってヤドンのしっぽはかなり居心地の良い場所のようです。
ちなみに噛みついたシェルダーからは多少なりとも毒素が出ているようで、強く噛みつくたびにヤドンは一瞬なにかを閃くのですが、残念ながらすぐに忘れてしまうらしく、ヤドンにとってのメリットはあまりないのかもしれません。
なお頭にシェルダーが噛みついた『ヤドキング』はその毒素が脳を駆け巡り、ノーベル賞を受賞した科学者並みの知能を手に入れたと説明されているので、同じヤドンでもその影響に大きな開きがあるようです。
エサを分けてもらう『テッポウオ』とそれを気にしない『マンタイン』
2匹のポケモンがくっ付いているといえば、手持ちにタマンタとテッポウオがいることで進化する『マンタイン』も、ヤドランに並んで有名なポケモンだと思います。
進化前のタマンタはもともと人懐っこく穏やかな性格で、テッポウオの群れに混ざって泳いでいることも多いらしく、2匹が戯れながら水面を跳ねている様子を見るためのツアーも行われているようです。
マンタインはひれの部分にテッポウオがくっ付いていますが、それはは外敵から身を守るための知恵で、エサもマンタインから分けてもらい生活をしています。
マンタインはこれに対して特に気にしていないようで、むしろマンタインが襲われるとテッポウオも一緒になって戦うとのことで、お互いにメリットのある共生になっているようです。
ただ、ゲーム内におけるマンタインはテッポウオの技を使えたりはしないので、本当に一緒に戦ってくれているのかは…ちょっと疑わしいところかもしれません。
『イワーク』の通り道を利用する『ディグダ』と『クリムガン』
初代から登場する代表するいわタイプのポケモンといえば『イワーク』が代表的ですが、このポケモンは地中を時速80kmで移動しながらエサを探していて、大きな岩をも食らいながら勢いよく穴を掘り進みます。
イワークの通り道は大きなトンネルとなるのですが、そこはもぐらポケモンの『ディグダ』の住みかとなり、木の根っこなどかじりながら生活しているそうです。
ディグダ自身も集団でトンネルを掘り進む習性があるようで、それは大型のポケモンでも交通できるほどの大きさになり得て、クチバシティのはずれにある『ディグダのあな』が有名だと思いますが、こちらに生息しているポケモンはディグダとダグトリオだけなので、イワークの作ったトンネルとはまた違うのかもしれません。
そんなポケモンたちの堀ったトンネルは他のポケモンも入ることがあるようで、例えばほらあなポケモンの『クリムガン』はもともと狭い洞窟の中を好んでいますが、イワークやディグダの穴に侵入して獲物を狩ることもあるようです。
イッシュ地方の図鑑では『狭いトンネルを走りまわって、するどいツメで獲物を捕らえる』と書かれていますが、アローラ地方の図鑑では『獲物が通るのを静かに待っている』と書かれているので、生息地によって生態が微妙に異なることも考えられます。
ガラル地方の図鑑では『ほかのポケモンが掘った巣穴を 奪ってすみかにする』と書かれていて、もしかしたらイワークのトンネルもクリムガンの巣穴になっていることがあるのかもしれません。
捕まえた光輝く『メレシー』を大切に眺める『ガバイト』
ポケモンX・Yから登場した『メレシー』はほうせきポケモンに分類されていて、そのキラキラと輝く宝石の体は女性からも高い人気を誇っています。
地底の奥にはメレシーの群れと、その女王が住む『宝石の国』があるといわれていますが、2014年に公開された劇場版『ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー』でも生態が描かれていました。
あまり珍しいポケモン…というわけではありませんが、その美しさはポケモンの中でも人気が高いようで、例えば宝石の原石を巣に貯める習性がある『ガバイト』は、メレシーを捕まえて巣穴に持ち帰ってずっと眺めているそうです。
メレシーからすれば勝手にさらわれた…ともいえますが、太いキバで宝石をバリバリ食べる『ヤミラミ』はメレシーが大好物で、ガバイトはメレシーを狙うヤミラミを見つけると激しく怒って襲い掛かります。
メレシーからすればガバイトに身を守ってもらっていることになるので、野生のまま生きていくよりは、ガバイトに巣穴に連れて行ってもらう方が安全に暮らせるのかもしれません。
石を取り除いてくれる『イシズマイ』を大切に守る『カバルドン』
砂地に住んでいる大型のポケモンといえば『カバルドン』がイメージに浮かびますが、このポケモンは温厚そうに見えて意外と怒りっぽい性格で、自分の体に取り込んだ砂を巻き上げて攻撃してきます。
その砂を取り込むために背中にはいくつかの穴が空いているのですが、ここには稀に石が入ってしまうこともあるらしく、時として詰まって砂を吐けなくなってしまいます。
しかし、いしやどポケモンに分類されている『イシズマイ』は手頃な石に穴を開けて住みかにする習性があって、カバルドンの穴に詰まった石を取り除いてくれることから、カバルドンもイシズマイを大切に守っているそうです。
イシズマイは『ダンゴロ』や『タンドン』をも溶かしてしまうほどの液体を口から分泌できて、どんな固い石でも簡単に穴を開けられるので、カバルドンに詰まった石を取り除くのも苦ではないのだと思います。
また、自分の住みかにちょうどいい小石が見つからない場合はカバルドンの穴の中に住んでしまうこともあるらしく、もしかしたら実は『カバルドンを捕まえたら中にイシズマイもいた』なんてことがあり得るのかもしれません。
毒ガスを振りまく『ヤブクロン』とそれが大好きな『マタドガス』
初代から登場するどくタイプのポケモン『マタドガス』は廃棄物に含まれる毒ガスや雑菌が大好物で、それらのばい菌を吸収して生きています。
マタドガスはゴミから発生するガスを食べて大きくなる性質を持っていて、掃除をしない家に住み着いて真夜中にゴミ箱を漁ることもあるようですが、マタドガスの毒ガスをギリギリまで薄めると最高級の香水にもなるそうです。
そして『ゴミから出る毒ガス』といえば、ゴミぶくろポケモンに分類される『ヤブクロン』はまさにその通りで、ゴミ袋と産業廃棄物が化学変化を起こしたことで生まれたこのポケモンは、常にゲップのように毒ガスを吐き出して生きています。
この毒ガスは他のどくタイプのポケモンも好んでいて、『ベトベトン』はよだれを垂らしてやってくるほど魅力的なようです。
また、特にガラル地方のマタドガスはこのヤブクロンの毒ガスが好物なのですが、ガラルのマタドガスは大気の汚い成分を吸収しては綺麗な空気をフンといて吐き出しているので、結果的にはヤブクロンとペアにすることで環境も改善されているのかもしれません。
小さなポケモンが巣を作り過ごす『ドダイトス』
地面や大地をモチーフにしたポケモンは少なくありませんが、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』に登場した『ナエトル』の最終進化系『ドダイトス』も、たいりくポケモンに分類されています。
ポケモン図鑑によるとドダイトスの高さは2.2メートルとされていますが、それはあくまで横から見たポケモンの高さであって、背中の面積で考えればかなり広いらしく、そこには草だけでなく大きな木まで生えています。
図鑑にも『移動する森の正体は、水を探して住みかを移すドダイトスの群れ』と書かれていて、まさに大陸と間違われるほどスケールの大きいポケモンだったようです。
そんなドダイトスの背中は小さなポケモンにとっても安心できる場所のようで、背中で巣を作りを始め、中には一生をまっとうするポケモンもいるとされています。
具体的にどのようなポケモンが住んでいるのか…という名前は挙げられていませんが、イモムシなど小さな幼虫のポケモンや、『ナゾノクサ』のような大地に根付いたポケモンなどがドダイトスの背中に住み着いていたのかもしれません。
しかしドダイトスといえば原作においてもなかなか珍しいポケモンですが…、どのように群れで生活していたのか…はちょっと気になる部分だと思います。
困窮した人間にもエサを分け与える『デリバード』
『ポケットモンスター 金・銀』に初登場した『デリバード』は、はこびやポケモンに分類されていて、その赤と白の体の色合いはまさにサンタクロースを連想させます。
手に持った袋のような部分は実はデリバードのしっぽで、そのしっぽで自分で集めたエサを包み込み持ち運んでいるようです。
デリバードは自分の集めたエサを他のポケモンや人間にまで分け与える習性があって、過去にはデリバードにエサを分けてもらったおかげでエベレストを登り切った冒険家もいた、という記録が残されています。
誰にでもエサを分け与える心優しいポケモンではありますが、ただデリバード自身が雑食なこともあり、時として遭難した人に虫ポケモンを渡してしまうこともあるそうです。
また、そのエサは切り立った崖の先で待つヒナに与えるためのものでもあり、一日中常にエサを運び続ける姿が確認されています。
意外なところで見える関係性が面白い
というわけで今回はヤドランやマンタインを代表に、共生関係にあるポケモンをいくつかまとめてみましたが…、ポケモンも今や900に近い種類が存在するので、これでもほんの一部なのだと思います。
それでもヤブクロンとマタドガスの関係性などはその見た目からも納得できる内容ですし、一方でガバイトとメレシーはちょっと意外な組み合わせで、調べていてヤミラミがメレシーを食べてしまうことにも驚きました。
ポケモン図鑑にはほんの数行しか特徴が書かれていませんし、古いバージョンのものは今となってはすべて正しいのかも分かりませんが…、今後のシリーズでも地方によって新しいポケモンとポケモンの関りが見えてくるのかもしれません。
普通にゲームを遊んでいる上では特に気にも留めない、いわゆるフレーバーの部分ですが、共生だけでなくライバル関係や捕食関係などになっているポケモンもいるので、時間のあるときに図鑑をじっくり読んでみるのもなかなか面白いのではないかと思います。
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