『ポケモンユナイト』に参戦したら面白そうな伝説・幻のポケモンを予想してみた

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どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)

2021年7月21日にリリースされた基本プレイ無料の『ポケモンユナイト』は、現在2周年記念のイベント真っ最中であり、テレビCMなども改めて放映されています。

2023年8月6日には全国の高校生が日本一を決める『ポケモンユナイト甲子園』が開催され、より一層の盛り上がりを見せているようです。

今後参戦が増えるかもしれない『伝説のポケモン』

そんな『ポケモンユナイト』は私もたまに遊んでいるのですが、2周年を記念して『ミュウツー / メガミュウツーX』が新たに参戦し、その圧倒的なパワーを持ってバトルに君臨しています。

正直なところその能力は他のポケモンと比べて一回りも二回りも高く、データベースによればミュウツーのいるチームが勝率8割近くを記録していることから、ちょっとやり過ぎではないか…とも意見が出ています。

※お互いのチームにミュウツーがいるミラーマッチは1勝0敗として計算した場合。

そんなポケモンユナイトは公式サイトに現在プロデューサーレターが公開されており、どうやら今後は『伝説のポケモンを少しずつ増やしていきたい』考えのようです。

2023年2月に追加された『ザシアン』、2周年に合わせて参戦した『ミュウツー』とどちらも大会で使用を禁止されるほどバランスの悪い調整だったので、この方針には少々不安がありますが…、ポケモンの個性を考えたうえで『参戦したら面白そうな伝説・幻のポケモン』を今回はまとめてみようと思います!

1匹4役?4つのフォルムを切り替える『デオキシス』

『ポケモンユナイト』には遠距離からの攻撃でダメージを与える『アタック』、距離を詰めた近接攻撃を得意とする『バランス』、高い耐久力と様々な技で仲間を助ける『ディフェンス』『サポート』、機動力を活かした奇襲で大ダメージを狙う『スピード』の5つのタイプがあって、いかにバランス良くパーティが組めるかが勝負に大きく関わってきます。

これらタイプは基本的にポケモンごとに最初から決まっていて、バトルの最中に変化するのは2周年を迎えた今となっても、スピードタイプの『ストライク』がバランスタイプの『ハッサム』に進化する程度です。

ポケモンの世界には1匹のポケモンでありながら様々なフォルムに変化し、それぞれ異なった役割を持つポケモンも少なくありませんが、伝説・幻のポケモンで考えればまず思い浮かぶのは『デオキシス』ではないかと思います。

デオキシスは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』に登場した幻のポケモンで、宇宙に飛来していた隕石に付着したウイルスが特殊な光線を浴び、まるで宇宙人のような姿のポケモンに変異したといわれています。

デオキシスの最大の特徴は『ノーマルフォルム』『アタックフォルム』『ディフェンスフォルム』『スピードフォルム』の4つのフォルムチェンジを備えていることに他ならず、原作においてもそれぞれに特化したステータスへ変化しました。

専用技『サイコブースト』を始めとしてなんとなく特殊よりなイメージがありますが、実際はどのフォルムでも『こうげき』と『とくこう』が同じ数値で、物理でも特殊も等しくこなせるステータスになっています。

ユナイトでは『ミュウ』が一定時間ごとに技を切り替えられるので、デオキシスをユナイトの世界で再現するのであれば一定時間でフォルムの選択肢が出る…という形になるかもしれません。

1つ目の技はすべてのフォルムで共通だとしても、2つ目の技がアタックフォルムなら『はかいこうせん』、ディフェンスフォルムなら『じこさいせい』…など切り替えて戦うのも面白そうです。

ポケモンを眠りにいざない悪夢を見せる『ダークライ』

『ポケモンユナイト』は純粋な技の威力はもちろんながら、最近では強力な近接攻撃を持った『ミュウツー』や『ウーラオス』、『ゾロアーク』などを止めるため、状態異常を付与できる技が注目を集めています

代表的なポケモンを挙げれば相手を凍らせて動きを鈍らせる『アローラキュウコン』や、エレキネットやエレキボールでの妨害が優秀な『ピカチュウ』などが改めて評価を高めているようです。

状態異常は基本的に原作のポケモン通りで『こおり』『まひ』『やけど』『ねむり』などがありますが、状態異常を得意とした幻のポケモンといえば『ダークライ』が挙げられると思います。

ダークライは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』に初登場した幻のポケモンで、まるで亡霊や死神のようなその見た目のかっこよさもあって当時から高い人気を誇っていました。

新月の夜に活動し、人々やポケモンを深い眠りにいざなっては悪夢を見せる『ナイトメア』という能力を宿していますが、この能力は本人の意思とは関係なく発動してしまうらしく、元来おとなしい性格のダークライは誰とも関わらず孤独に生きているといわれています。

原作における『ナイトメア』は特性として実装されていて、相手が眠り状態のとき最大HPの1/8ダメージを毎ターン与える強力なものでした。

相手を眠らせてこそ真価を発揮する特性となれば、専用技も相手を眠らせる『ダークホール』で、こちらはダークライの素早さから繰り出される命中率80%の睡眠技として猛威を振るい、事実2011年のルール改定以降は公式から禁止技として指定されているほどです。

しかし原作では使えないとしても、ポケモンユナイトにおいては十分実現できそうな技であり、相手を眠らせながらナイトメアでHPを削っていく立ち回りはかなり個性も強いのではないかと思います。

とはいえポケモンユナイトにおける状態異常は強すぎるとゲームバランスにも影響を及ぼしかねないので、技のクールタイムやダークライのステータスなど、その辺りの調整はかなり難しいのかもしれません。

カセットで様々なタイプのバスターを撃つ『ゲノセクト』

『ポケモンユナイト』ではゲーム本編と違ってタイプの相性がなく、例えば『ほのお』タイプのポケモンに『みず』タイプの技を当てても威力が上がったりはしません。

その代わり…といってはなんですが技のタイプは状態異常で表現されていることが多く、でんきタイプの技の多くは相手を一時的に鈍らせたり、ほのおタイプの技はやけどで継続的にダメージを与えたり、ポケモンの個性の一端を担っています。

基本的にユナイトにおけるポケモンは1匹につき2つまでしか技を覚えられないので、その組み合わせによって取れる戦術も変わってくるのですが、それぞれの技の特徴と相手のポケモンを考えて選択していく必要があります。

そんな中、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト2』に登場した幻のポケモン『ゲノセクト』は、様々な『カセット』を持たせることで専用技『テクノバスター』のタイプを変更して攻撃が繰り出せました。

カセットはほのおタイプの『ブレイズカセット』、でんきタイプの『イナズマカセット』、みずタイプの『アクアカセット』、こおりタイプの『フリーズカセット』と4種類あり、どのカセットを持たせるかによって戦略も変わってきます。

…実は『かえんほうしゃ』『れいとうビーム』『10まんボルト』を自力で習得できるので、アクアカセット以外のカセットはあまり使われていませんでしたが、『ポケットモンスター X・Y』以降はテクノバスターの威力も85から120に上昇し、決して侮れない攻撃力にもなったのは印象的です。

ポケモンユナイトにおいても、ゲノセクトはカセットを切り替えて戦うポケモンであれば個性が強そうですし、タイプの相性はないとはいえ、相手に与える追加効果が変化するだけでも十分差別化ができると思います。

みずタイプの技はあまり状態異常のイメージがありませんが、カメックスの『ハイドロポンプ』のように相手を押し出す技…なんてのも面白いかもしれません。

ちなみにプラズマ団に改造された影響もあってか原作における技範囲はかなり広く、『そらをとぶ』や『ニトロチャージ』、劇場版のタイトルにも含まれていた『しんそく』などまで覚えられるので、ポケモンユナイトにおいても参戦すればかなり個性的な立ち回りが可能となりそうです。

生命と再生を司り永遠の寿命を与えるといわれる『ゼルネアス』

伝説のポケモンとなると攻撃的なステータスのポケモンが比較的多く、『ポケモンユナイト』においても『アタック』『バランス』『スピード』での実装が主になっているように感じます。

となると『サポート』や『ディフェンス』に属する伝説や幻のポケモンはなかなか選出も難しそうで、実際に今のところサポートタイプの『フーパ』しか参戦は果たせていません。

サポートタイプは名前の通り、仲間への支援を得意とするポケモン…とされていますが、その内容は『ハピナス』のようにHPの回復を得意としていたり、『バリヤード』のようにバリアを展開して相手の行動を狭めたり、『ヤミラミ』のように身を隠して妨害に徹したり…多岐にわたっています。

そんな中『ポケットモンスター X・Y』では『ゼルネアス』という生命と再生を司る伝説のポケモンが初登場し、無限にも等しい生命エネルギーを分け与えることができて、実際にゲーム内でも様々な変化技を習得できました。

実際は『ひかりのかべ』などによるサポートより、1ターンのタメが必要な代わりに複数の能力をパワーアップできる『ジオコントロール』を軸にしたアタッカーとしての運用がメインでしたが…、図鑑を読む限りは他者に命を分け与えるサポートに適した説明のように思えます。

完全なサポート役というイメージは薄いものの、『いやしのはどう』や『ウッドホーン』といったHP回復に関係する技も多く覚えるので、ポケモンユナイトでも粘り強い耐久力と、ジオコントロールによる攻撃力を両立できそうです。

一方で味方への支援に特化したポケモンはバランス調整が難しそうでもあって、例えば『いやしのはどう』による回復量が多くなればハピナスのお株を奪う形になり、他のポケモンの個性を潰してしまうことにもなります。

ジオコントロールは本来ゼルネアス自身のステータスを強化する技ですが、ポケモンユナイトでは長いクールタイムと引き換えに味方の能力も強化したり、他のサポートとの差別化が重要になりそうです。

ゼルネアスは非戦闘時に力を抑えた『リラックスモード』になったり、力を使い切ると枯れ木の姿になって休眠したりという描写もあるので、高いステータスと引き換えに技を使いすぎると一時的なパワーダウン…なんて特徴もあり得るかもしれません。

ユナイトなら巨大な盾も十分に活かせそうな『ザマゼンタ』

2023年2月27日には『PokemonDay』を記念して『ポケットモンスター ソード・シールド』から伝説のポケモン『ザシアン』が参戦を果たしましたが、『伝説の英雄』と呼ばれるその実力を遺憾なく発揮し、『ポケモンユナイト』においても(嫌というほど)暴れまわりました。

ザシアンは野生のポケモンを倒したときに手に入る『エナジー』を消費することでより強力な技を繰り出せて、現在はバランス調整のアップデートにより弱体化されましたが、それでも依然強力なポケモンとして多くのプレイヤーが愛用しています。

一方でザシアンの対のポケモンとして原作に登場した『ザマゼンタ』は、今のところポケモンユナイトに影も形もなく、残念ながら現段階で参戦の予定もたてられていません。

原作においてもザシアンに比べてザマゼンタは攻撃性能が控えめで、決して弱くはないものの、ランクマッチでは1枠しかない禁止級のポケモンとして採用するか…というと、どうしてもザシアンの方が優先されがちでした。

しかし『くちたたて』を持たせた『盾の王』の姿であれば、バトル開始時に防御のランクが1段階上がり、その見た目の通り『てっぺき』『ワイドガード』など防御的な技も豊富に覚えるため、ポケモンユナイトでは貴重なディフェンスタイプに属する伝説のポケモンとして個性を確立できそうです。

基本的なステータスが高そうなのはもちろんとして、こちらでもザシアンの対として参戦させるのであれば、エナジーを消費して相手の攻撃を受けとめるような性能にもなるかもしれません。

原作において攻撃力も決して低くないので、ディフェンスでありながら攻撃にも参加できる万能なポケモンになるのでは…と期待できるのですが、やはりこの辺りのバランス調整はなかなか難しそうでもあります。

ザシアンはステータスにおいても技においても圧倒的なポテンシャルを持っている代わりに、持ち物の1つが『くちたけん』で埋まってしまうことや、攻撃にエナジーを使うことでゴールを決めにくいことでバランスを取っていたので、ザマゼンタも同様の仕様にはなりそうです。

ディフェンスタイプのポケモンは単体でゲームをひっくり返すのは難しいですが、相手の技を枯らせたり、こちらの攻撃の起点を作ったりと役割が多く、『ラプラス』や『カビゴン』のように序盤からHPの多いポケモンは安定感が強いので、ザマゼンタも参戦すればかなり重要なポジションに置かれるのかもしれません。

出てほしい気持ちが半分、不安な気持ちが半分

というわけで今回は『ポケモンユナイトに参戦しそうな伝説・幻のポケモン』を5匹挙げてみましたが、純粋な人気だけでなく、原作とは違った魅力が出そうなポケモンをチョイスしました。

個人的にはかつてパッケージを務めた『スイクン』や、時速300kmで走るといわれる『ガラルサンダー』辺りも参戦したら面白そうで、今後の発表にも注目が集まります。

その一方でプロデューサーレターを読むと『伝説のポケモンは意図的に強力にする方針』らしく、ザシアンやミュウツーがゲームバランスを壊すほど高いステータスを持っていたのもあり、それなら無理に伝説のポケモンを出して欲しくないな…というのも正直なところです。

すでに参戦を決めている『ゼラオラ』『フーパ』『マッシブーン』『ウーラオス』などは原作で特別なポケモンでありながら、ポケモンユナイトにおいては程よい強さに落ち着いているので、その辺りのバランスは最低限考慮して参戦してくれると嬉しいと思います。

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